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2022年5月の読書メーターまとめ

yszk
読んだ本
7
読んだページ
2685ページ
感想・レビュー
7
ナイス
768ナイス

2022年5月に読んだ本
7

2022年5月のお気に入り登録
2

  • かんやん
  • tokotan

2022年5月のお気に入られ登録
5

  • かんやん
  • よよ
  • remon
  • ジョー
  • 寿司さん(もっと違う本も読みたい)

2022年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yszk
ネタバレ図書館で目について。別の本を読んでいたが、別の方より予約が入ったのでこちらを先に読了。2020年作品。テレビ司会者・バラエティで活躍している人の作品らしい。 イギリスの引退者施設(多分高価)に住む悠々自適の老人たちが趣味で迷宮入り事件ファイルを読み込み推理しているクラブを楽しんでいると、開発業者とその周辺の建設会社関連に続けて死者が。施設の前身の修道院の墓の移転に関わる話だったので、宗教的、地上げ的な見方も出てきて…。賞も受賞していて高評価なのだけど、自分には今一つだった。
が「ナイス!」と言っています。

2022年5月にナイスが最も多かったつぶやき

yszk

不謹慎だが、現在の流れでクルコフ氏の「カタツムリの法則」(ペンギンの憂鬱の続編)の邦訳が出ないかなぁと検索したところ、『作品としての出来が今一つ』という評価があってちょっと落胆している。翻訳担当の方が訳す気がないとのことらしい。キャッチ22続編パターンか…。イギリスの書評では「ミーシャがなかなか出てこない」ことにケチがついているらしい。そこは違うんじゃない?一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/667029/summary/monthly/2022/4

ケイ
2022/05/01 21:16

私も不謹慎厨ながら、出るのではないかと期待していました。そういう事ですか

yszk
2022/05/02 14:19

ケイさん、他にも同じことを感じた人がいて大変嬉しいです。不謹慎だけど(くどい)。

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2022年5月の感想・レビュー一覧
7

yszk
初期短編集とのこと。1950~60年代に女性向け雑誌に掲載されたものが多い。 作品もそうだが、今井真理さんによる解題と解説が興味深い。クイズ形式で、最終ページの数行を虫食いにする掲載方式なんてあったんだ…。イラっときそう。チュウリップに昔「女性にだらしない男性」(花(鼻)の下が長いから)という意味があったらしい。へぇ。 アカシヤの花の下:悲しいけれどノスタルジックな話。何度も書かれているところを見ると、佐藤愛子さんが美少女だったのは本当なんだろうね(今ウィキペディアをみたら作り話かもだけど)。
yszk
2022/05/31 16:26

さすらい人:これは巧く書かれていて、きつい話。筆者が勝手に女性を決めつけて半ば断罪しているようなところが効いている。 ふるい遠い愛の物語:この元となった話はその後?かな、実話ではなく書簡体小説の開祖的なものと判明したらしい。とりあえず仏蘭西男はクズ(偏見)。 デニーズ嬢:私にはいまだにピンとこないが、遠藤氏の描く「悪」の原型。仏蘭西男はこれくらいの相手じゃないとだめなのかもね。 秋のカテドラル:価値判断の基準を失った状態で留学中の日本人青年だからこそ感じたのかなぁ、な話。

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yszk
ネタバレ いわゆる単行本未収録集。昔単行本を読んだけど覚えていない。 マン島の黄金は観光客呼込みのため企画した宝探しゲームの手掛り発見用話なので、この話の中では財宝の場所はきちんとはわからないのね。ただこの話から推理した人がいて、実際の手掛りより前に財宝は発見されたとのこと。あと島外からの観光客のみが参加できることにしたためか、様々な妨害工作が起きたりちょっと殺伐とした状況だった模様^^;
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yszk
家に落ちてた家族購入本。水の生物が結構好きなので楽しい。 昔図鑑で見たけど、そして多分実際に磯でも目に入っていたのだろうけどわかって見たことは多分ないなぁ。 ところで結婚の縁起物のカイロウドウケツ(これもカイメンの一種なんだって)、実際にはどんな感じで飾られるんだろう。検索したけどお土産屋でのエビ入り雑な売られ方ばかり出てきた。廃れつつある習慣のようだけど。 そしてそのカイロウドウケツの構造をモデルに作られたビルがイギリスにあり、強度と換気効率の両立を成り立たせているらしい。
yszk
2022/05/23 23:21

(カイメンがモデルなのにガーキン(きゅうり)とあだなされていると筆者は残念そう) 後半はカイメンの生物学的特徴や他の生物との共生やかかわり方。特にうまい共生関係なのがホウオウガイとのもので、カイメンに埋まって貝は保護され、カイメンは貝の起こす水流で効率的にエサを取ることができる。 そして突然無関係だがその写真(カイメンの表面に、ホウオウガイの細いスリットがぎっしり浮んでいる)を見て、自分はこういう「物体の中に他のものがぎっしり詰まってそれが表面に一部表れている」ものが怖いのだと自覚した。

yszk
2022/05/23 23:22

そしてカイメンを加えて口を保護しながら海底のエサを探すイルカ、頭いいな。

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yszk
ネタバレ先日『ケイトが~』を読んだ作家で、こちらの方が有名作品のようなので手に取ってみる。 感情移入できないキャラばかりで、誰が死んでも別にいいや、というか早く誰か死ね、と読んでいると半ばに確かに驚きの展開が。これには笑った。 ただそちら側の実行犯達が頭悪すぎでイライラする。そこからの展開は結構お約束。うまく作ってあるなぁ、とは確かに思った。 一応理由づけはされているけど、あの人が義侠心的なものを感じちゃうのはキャラとして違うんじゃないのかなぁ……
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yszk
ネタバレ ずっと気になっていたが、フランスの小説だったのね(苦手意識あり)。しかもアカデミー・フランセーズ・グランプリというごつい名の賞を受賞していた。1967年作品。訳者あとがきによると「小説という手段を使って哲学する」作家とのこと。ひえ。  フライデー側からのロビンソン・クルーソーという触書きだったが、視点はあくまでも第三者とロビンソンで、フライデーはその行動を観察/描写されている感じ。
が「ナイス!」と言っています。
yszk
ネタバレ図書館で目について。別の本を読んでいたが、別の方より予約が入ったのでこちらを先に読了。2020年作品。テレビ司会者・バラエティで活躍している人の作品らしい。 イギリスの引退者施設(多分高価)に住む悠々自適の老人たちが趣味で迷宮入り事件ファイルを読み込み推理しているクラブを楽しんでいると、開発業者とその周辺の建設会社関連に続けて死者が。施設の前身の修道院の墓の移転に関わる話だったので、宗教的、地上げ的な見方も出てきて…。賞も受賞していて高評価なのだけど、自分には今一つだった。
が「ナイス!」と言っています。
yszk
ネタバレ1930年刊行の短編集。既読だが忘れ去っていたので新鮮に読めた。サタースウェイト氏は善良で裕福な俗物(世間には実際より俗度が高いと思われている)の高齢男性。鑑賞眼が的確で芸術のパトロンとして知られ、本人は人間観察が趣味。招かれたパーティや館で男女間の感情を巡る問題が発生しそうなとき、どこからともなく友人クィン氏が現れ、サタースウェイト氏に謎を解かせる。探偵役が示唆する触媒という設定が面白い。1930年にこんなの書くなんて凄い…。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/03/30(3107日経過)
記録初日
2016/02/07(3159日経過)
読んだ本
1097冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
351789ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1068件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的には『ガープの世界』の掃除婦のように、「次がどうなるか」知りたくて読んでます。

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