ネタバレ登録の方の履歴で知って。 　チェコからオランダに移住したある一家が、手持ちのアームチェアを修理に出したところ、座面から鉤十字スタンプいっぱいの書類が出てきたために「ナチのために仕事はしない」と突き返されてしまう。ただしこの椅子はかつてチェコの中古家具店で購入したものなのでこの一家とは全く無関係。 　その話を聞いた歴史学者の筆者が、書類を預かり、内容を辿ってある将校グリージンガー、とはいえ中央幹部ではなく地方役所勤めのSSの存在とその日常を形としていく経緯をまとめたもの。

ネタバレ登録の方の履歴で知って。 　チェコからオランダに移住したある一家が、手持ちのアームチェアを修理に出したところ、座面から鉤十字スタンプいっぱいの書類が出てきたために「ナチのために仕事はしない」と突き返されてしまう。ただしこの椅子はかつてチェコの中古家具店で購入したものなのでこの一家とは全く無関係。 　その話を聞いた歴史学者の筆者が、書類を預かり、内容を辿ってある将校グリージンガー、とはいえ中央幹部ではなく地方役所勤めのSSの存在とその日常を形としていく経緯をまとめたもの。

ネタバレあ、そういや出てたと気づいて。 微妙に新キャラ増えているのはネタがちょっと苦しいのかな。巻末に募集していたし。 ネコあるあるは相変わらずかわいい。 あとイヌーマン兄妹の関係が素敵だ。妹ちゃんに幸せになってほしい。ところでイヌーマン、登場時と比べてかなり頭が働くようになって、機微もわかる感じになっているけど、ドクター・ニャーに何か盛られて実験されてないかな？

ネタバレ以前母用に実家に中古本をamazonから送ったが「字が小さい」と読まれなかったもの。確かに小さかった^^; 元は昭和41年の短編集で、ごく初期のものが収録されているらしく、初読も多くて楽しめた。 金庫：冴えない事務員達が詐欺の話に夢を見る。全額が判明することはなく、数百万は不明金が出るものだ。捕まるのも計画の内、その差額が元からの目当てだとしたら。黒い血の女：悪女(というか強/怖すぎ女)の、趣味の悪い雑誌に載っていそうなお話。ここまでくると楽しい。

ネタバレ母の時間潰し用に以前実家に(amazonから中古を)送った本を持帰って。このシリーズ(プレミアム・ミステリー)ってちょっとマイナー作を集めている印象。1965～6年連載。目次で連作短編かと思ったら長編だった。江戸時代(十二代将軍なので後期)が舞台。 　夜釣りに出た屋根職人と船頭が、船から落ちて死体となって発見された。二人とも泳ぎは達者なのになぜ？と調査を始めると、川底に豪華な細工の女煙管が沈んでいた。身分ある女性に贈られたものに違いないのだが。

ネタバレ「渡された場面」は既読なので「渦」目当て。1976年3月～1977年1月日経新聞連載。 折込小冊子がご本人の「着想ばなし」メインで得した気分。ご自身の元に届いた手紙がきっかけで、それは導入部にほぼそのまま使ったとのこと。 (正直なところ、高視聴率テレビドラマ原作もいっぱいある売れっ子作家に出すのはわかるけれど劇団主催者に出すのは不思議な内容)

ネタバレ2015年作品。図書館棚で見かけてなんとなく。読み始め「流行りの？作中作ものか…」と思うが、1941年12月6日のアメリカで映画鑑賞の途中ふと気がつくと1942年の1月にタイムスリップし、古い知人からも識別されなくなって、奇襲をかけた敵国の者として差別に曝される日系人主人公の設定に、日本人としてと、現在の世界情勢との重なりを感じて気を惹かれる。そこからは作家の卵の日系青年に送った担当編集の女性による方向修正の手紙と、それによって進む太平洋戦争下での日系スパイと朝鮮系アメリカ人ヒーローの対決パルプスリラー、

ネタバレ先日ウェブで公開されていた某漫画を読んでいて、石川啄木が人間性に難ありで実名登場して笑ってしまい。 文学界のク〇゛度ランキングでオールタイム独走1位を誇るのではと思われる彼だが、児童向けの伝記本を発見してどう書かれているんだろうと野次馬的興味で手に取る。小学校中学年用。 　前書きにある『啄木は、「詩人は一にも人、二にも人、三にも人だ」と、いいました』にまずうける。いや君がそれを言うか。真偽はわからないけど。