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氷上 英廣(1)ジャック ル・ゴフ(1)野矢 茂樹(1)津島 美知子(1)太宰 治(1)吉野 源三郎(1)中山 元(1)カミュ(1)12%氷上 英廣12%ジャック ル・ゴフ12%野矢 茂樹12%津島 美知子12%太宰 治12%吉野 源三郎12%中山 元12%カミュ著者グラフ上位10名
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くまさん
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タイトルが素晴らしい。坂本龍一さんは私たちを自由にする。「人民のための音楽」、自然と共振する音楽、つまり誰にも開かれた音楽が志向され作られ奏でられているからだろう。青年時代から、YMO的なもの、映画音楽との出会い、そして近年のアルバムまでの歩みが静謐な語り口で辿られている。静かに奏でられるピアノのごとくに。およそアイデンティティなるものを必要としない境地にいたったこの知者の言葉と音色は、色褪せることなく輝きつづける。
0255文字
くまさん
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「ツァラトゥストラは三十歳のとき、故郷を捨て故郷の湖を去り、山に入っていった。そこで彼はおのれの精神と孤独を満喫し、十年もの間、倦むことがなかった。だが、ついに彼の心中に変化が起こり、――ある朝、曙の光とともに起き、日向に出て、太陽にこう語りかけた。「大いなる天体よ。あなたの光で照らされる者たちを、もしあなたが持たなかったとすれば、あなたの幸福とは何だろうか……」」。この一節で始まる物語の新訳。三〇代の指針であり、読むたびごとに新しい生命力と意味と深淵とを感じる。
0255文字
くまさん
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自分も他者も、動物たちも、「アンドロイド」ではないとは限らず、本当の感情を持つかどうか分からないという、第三次大戦後の世界。生殖権を剥奪された特殊者の存在、新興宗教のそれらしい教え、何かを殺さなければ生き延びられないという不条理。驚くほどリアリティがあるが、その謎を問うことなく、「そうなっているんだ」とためらいもなく受け入れてしまうことこそ、危険であることをほのめかす。アンドロイドと人間の境界に揺さぶりをかけるSF的想像力。
0255文字
くまさん
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「きみが今も持っている大切な本で、買った日付が一番古いものは何?」少し思い出すのに時間はかかるけれども、この文庫です、と答えられる。手紙は現在の読み手に宛てられている。著者の本と勉強と家族とをめぐる回想、狂気や希望や晩年についての言葉が、窮境に陥りそうになる自分を鼓舞してくれる。まずは読むことに徹すること、そしてしっかり生きましょう!と。「「狂気」によつてなされた事業は、必ず荒廃と犠牲を伴います」(渡辺一夫)。座右の言葉としたい。
0255文字
くまさん
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ペラン神父への手紙が、逡巡や葛藤や実感をそのまま書き留めたかのようで、心を揺さぶられる。キリスト教への理解がなければ読解は困難をきわめるけれど、「神への愛のために学業を善用することについての省察」をはじめ、注意力を向上させるということはどういうことなのかを、具体的に掴んでいく手がかりが得られた。貴重な読書の経験となった。訳者にも感謝。
0255文字
くまさん
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水の中なのに「晴れ」が訪れるときがある。詩と絵と論文と小説と現実に生きる地平を行き来する「新しい人」であり、ムージルとグリム兄弟を研究していた稀有な文学者。
0255文字
くまさん
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「難解な明快さ」と「明快そのものの難解さ」も、綱渡り状態で進む文章という現象の明晰な把握である。そうとしか表現できないことがある。あるいは、そう言ってもまだ足りない何かが残る。「言葉の死」とその再生、言葉の意味の果てにある無意味、詩や俳句や短編や散文をめぐる洞察には何度も目を開かれる。古井由吉さんの語りには艶と優しさ(とそれゆえの恐ろしさ)があった。
0255文字
くまさん
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2021年度にもっとも感動した小説のひとつ。
0255文字

読んだ本
320

積読本
15

読みたい本
32

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/06/21(3233日経過)
記録初日
2017/10/30(2737日経過)
読んだ本
320冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
89899ページ(1日平均32ページ)
感想・レビュー
137件(投稿率42.8%)
本棚
0棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

社会人7年目。1991年生。編集→修行中。関心は哲学、倫理学。文学部倫理学専攻卒。2024年3月再開します。レビューを拝読しており、大変勉強になっています。この場を借りて感謝申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

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