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2025年2月の読書メーターまとめ

明石
読んだ本
21
読んだページ
5118ページ
感想・レビュー
7
ナイス
59ナイス

2025年2月に読んだ本
21

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

明石
物語(フィクション)としては感動したけど、肝心の話の運びがすれ違いコントみたいになってるのが滅茶苦茶嘘くさい。裏切りをなした人間を何かにつけて許そうという寛大さも嘘くさい。これを「実話」とわざわざ序文に記した作者は、一体どれほど嘘をつくことに自分を慣らさねばならなかったのだろうかと考える。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
7

明石
中村文則でしか掘り下げられない場所が人間にはおそらくあり、だから人は(少なくともわたしは)この作家をこれからもこの作家を読むことになるのだろうと、ページをめくりながら思った。
が「ナイス!」と言っています。
明石
正直、舐めていた。流行っているからというだけの理由で……
が「ナイス!」と言っています。
明石
多和田葉子の作品に出会えたことは、2025年の大きな収穫(早くも)のひとつになるかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
明石
天才。
が「ナイス!」と言っています。
明石
天才すぎ。好き。
が「ナイス!」と言っています。
明石
深刻なPMSに苦しむ女性と、原因不明ののパニック障害で日常生活もままならない男が、互いに手を取り生きていく。どんな難題を抱えた人にも居場所はあって、どんな平凡な人間にも隠れた才能があり、どんなに淋しい人生にも輝ける一瞬間がある。お伽話にも似たそんな人間讃歌的な側面が、瀬尾まいこのおそらくは限界を示していると思った。本作品が「文学」ではなく「小説」にしかなり得ない要因なのだろうとも。文学の方が小説より高尚だなんて言うつもりはないけど、それにしても、人生を肯定するほどに小説が安易に映ってしまうのはなぜだろう。
が「ナイス!」と言っています。
明石
物語(フィクション)としては感動したけど、肝心の話の運びがすれ違いコントみたいになってるのが滅茶苦茶嘘くさい。裏切りをなした人間を何かにつけて許そうという寛大さも嘘くさい。これを「実話」とわざわざ序文に記した作者は、一体どれほど嘘をつくことに自分を慣らさねばならなかったのだろうかと考える。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/23(3157日経過)
記録初日
2015/08/01(3514日経過)
読んだ本
1092冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
300976ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
419件(投稿率38.4%)
本棚
1棚
現住所
京都府
自己紹介

【好きな作家】
アニー·エルノー、ポール・オースター、村上春樹、高橋源一郎、カート・ヴォネガット、レイモンド・チャンドラー、田中康夫、ウディアレン、ジェイ・マキナニー、大江健三郎、吉田修一、リチャード・ブローティガン、村上龍、フィリップ・ロス、T. カポーティ、森見登美彦、太宰治。(多分好きな順)

幼い頃から本の虫……というわけではなく、18歳の時に出会ったモームの『月と六ペンス』と、サガンの『悲しみよ、こんにちは』に感銘を受け、海外文学の虜になりました。西洋史を中心に歴史も大好き。

害のないエンタメ小説も嫌いではないけど、基本的な好みは純文学寄り。最初の1冊が気に入るとその作家の本ばかり読んでしまうので、できれば(広く浅くより)狭く深く読んでいけたらと願ってます。

【2024年に読んだ小説の私的ベスト10(暫定)】
❶性的人間 / 大江健三郎
❷スクイズ·プレー / ポール·ベンジャミン
❸サースティ / 田中康夫
❹われらの時代 / 大江健三郎
❺犯罪小説集 / 吉田修一
❻愛がなんだ / 角田光代
❼カルメン / メリメ
❽ゴリオ爺さん / バルザック
❾テレーズ·デスケルウ / モーリアック
➓テレーズ·ラカン / ゾラ

【2023年に読んだ小説の私的ベスト10】

❶ 肉体の悪魔 / レイモン·ラディゲ
❷異邦人 / カミュ(再読)
❸アドルフ / ベンジャミン·コンスタン
❹シンプルな情熱 / アニー・エルノー
❺さようなら、ギャングたち / 高橋源一郎
❻69 / 村上龍
❼血の収穫 / ダシール・ハメット
❽アムステルダム / イアン・マキューアン
❾クラッシュ / J.G.バラード
➓ソルジェニーツィン短編集 / ソルジェニーツィン

【2022年に読んだ小説の私的ベスト10】
❶ストーリー・オブ・マイライフ / ジェイ・マキナニー
❷これでおあいこ / ウディアレン
❸カンガルー日和 / 村上春樹(再読)
❹ブライト·ライツ、ビッグシティ/ ジェイ・マキナニー
❺ソビエト旅行記 / アンドレ・ジッド
❻ガラスの動物園 / テネシー・ウィリアムズ
❼モデル·ビヘイビア / ジェイ·マキナニー
❽痴人の愛 / 谷崎潤一郎
❾悪童日記 / アゴタ・クリストフ
➓収容所から来た遺書 / 辺見じゅん

【2021年に読んだ小説の私的ベスト10】

❶母なる夜 / カート・ヴォネガット
❷芝生の復讐 / リチャード・ブローティガン
❸ロング・グッドバイ / レイモンド・チャンドラー
❹ミスター・ヴァーティゴ / ポール・オースター
❺父の遺産 / フィリップ・ロス
❻モンキーハウスへようこそ / カート・ヴォネガット
❼チャップリン自伝 若き日々 / チャーリー・チャップリン
❽闇の中の男 / ポール・オースター
❾ガラパゴスの箱舟 / カート・ヴォネガット
➓黒猫・アッシャー家の崩壊 / エドガー・アラン・ポー

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