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2024年10月の読書メーターまとめ

真理そら
読んだ本
38
読んだページ
11993ページ
感想・レビュー
27
ナイス
1599ナイス

2024年10月に読んだ本
38

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

真理そら
智恵子、栞子、扉子の女三代と鎌倉文庫所蔵の貴重な本をめぐる物語。夏目漱石の初版本が中心なので懐かしく読了。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
27

真理そら
20代から始まって、この作品では40代になってすっかり大人になった涼子さん。猪突猛進な姪まで登場してきて少し母親目線にもなってしまった涼子さんに読者は少し寂しい気がするのである。
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真理そら
安定の藤井作品、安心して読める。表題作は男のロマンだけれど、女には通じない悲しい物語ですね。
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真理そら
続編を読んだ後に1作目を読んだが支障なく読めた(と思う)甘栗クンはじめ珍しい苗字の人が登場するが、確かに山田とか佐藤という姓では成立しない物語かも。巻き込まれてしまった高校生探偵の人探しをしつつ、亡くなった父への思いも溢れる優しい話。なのにハードボイルドタッチな文体なのがおもしろい。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
景子と新太郎の物語と「あなたにお茶と音楽を」の物語のふたつを読み終えた気分でちょっとしたお得感がある。今回の新太郎クンは圧力鍋を手に入れてご機嫌だし、イラストレーターとしての仕事も一歩踏み出した感じがある。瞳ちゃん登場でマンネリ感がないのが良い。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
完結編っぽくあれこれの事情が明らかになるし、問題も片付くし、シリーズがこの先続くのかどうか心配だ。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
氷の女王に昇格した?景子さんと新しいキッチン(夫妻は家を購入したので)で上機嫌な新太郎クン。この巻は二人の仲良しイチャイチャ描写のかわりに新太郎クンの料理の説明が増えている、いろいろ参考になるのでこの方向の方が好きかも。なんだかなあ…と思わせる「眠れる殺人」が好き。景子さんの下で働きたいと思っている鑑識の女の子登場。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
これがたぶんシリーズ第二弾かな。タイトルに凝った8つの短編。相変わらず事件は陰惨だがか軽く心地よい読後感。熊犬と少年と景子さんのひそやかな交流が優しい「熊犬はなにを見たか?」が好きだ。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
「トミーとタペンス」シリーズ的なかわいらしさのあるシリーズ(私見ですけど)。冷徹な捜査一課の京堂景子とイラストレーターで年下の夫・新太郎が難解な事件をサクッと解決する安楽椅子探偵モノ。短編集なので読みやすい、こういう昔懐かしいスタイルのミステリーもいいなあと思いつつ読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
梶よう子、坂井希久子、篠綾子、山口恵以子、蝉谷めぐ実、藤原緋沙子の6人による短編集。シリーズ物の1編もある。「残り香(篠)」は練り香、作者らしく有名人やそこそこのクズ男も登場して楽しく読める。「針の歩み、糸の流れ(山口)」は仕立屋のお仕事小説としては楽しいが、恋物語としては寂しい。「うわなり合戦(蝉谷)」は思いがけない結末に、女は強いと感じさせてもらえる。6編とも満足気分で読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
2作目から読んでしまった。が、問題なく楽しめた。高校生探偵の甘栗君は人探しの依頼をなんとなく受けてしまう。巻き込まれながら「幻の女」を探すハードボイルドタッチの青春ミステリー。チャンドラー風に締めてあるのにも笑える。名古屋在住の人ならもっと楽しめるんだろうなあ。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
シンデレラストーリー、身代わり婚、出生の秘密、京都、大正という要素に「甘いものはひとを幸せな気分にする」ということで大正時代にあった洋菓子をめぐる物語が合体してサラッと読める。楽しく読んだけれど祇園以外では舞台が京都であることがいまひとつ生かされていない気も…。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
シリーズ2作目、お初さんの魅力は1作目の方があったかも、この作品では少年たちが魅力的に描かれている。あさの作品を読むたびに思うこと。サクッと読めるけどどんより暗いな~、これが情念というものかな~、肌に合わないな~。そして、なぜか次々と読んでしまう、これを中毒性と言うのかも、つい読ます魅力に負けて作者の作品を手にしてしまう自分が不思議だ。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
これでシリーズ完結かな。作者のアルビレックス愛がダダ漏れなのがおもしろい。青森市条高校サッカー部の作品から読み始めたので聖夏など部員にもなじみがあって楽しく読了。ずっと不思議なのは優雅の経済基盤。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
優雅は10分間で十分と思えるほどの活躍ぶり、こんな選手にフルタイムで走り回られたら相手チームはどうすればいいのやら。知力を使った作戦とその結果が作者の夢のサッカーを思わせて楽しめる。優雅に対する父親の態度はもう少し何とかならないだろうか、とも思うがそういう性格なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
新章スタートですか。優雅たちは3年生になった。サッカー部は前年の活躍のおかげで新入部員が多いし、マネージャー希望の女子も多い。優雅にはリハビリのための監視役的専属マネージャーもついている。サッカー選手としても人間としても回復?していく優雅。とにかく最後の2分間はサッカー好きなら落涙ものですね。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
スポーツ小説なので高校選手権の過密日程に苦しみながらの試合描写を楽しく読んだ。赤羽高校は廃部の危機を脱出できた。優雅がガラスのファンタジスタなのはきっと家庭の事情で体を作る食事がいい加減だったからかなと思ってみたり…。はじめから父母がいない「かわいそうな子供」だったため人間らしくなかった優雅が少しずつ感情を取り戻していくのが良い、友は偉大だ。ここでファーストシーズン完結かな。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
作者のサッカー愛がひしひしと伝わる丁寧なサッカー用語ほかの解説付きで楽しく読了。優雅の故障は治らない、主人公がボールに触らないまま話が進展するのがおもしろい。青春小説らしく恋愛要素も絡まり、優雅が美しい少年だということが発覚。
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真理そら
新潟県の私立高校サッカー部を舞台にした小説。綾崎作品に名前はよく登場する舞原世怜奈が監督するこのサッカー部は古豪だが近年成績がふるわず廃部の危機にある。天才サッカー少年の高1・高槻優雅が主人公なのに、再起不能なほどの故障をしているという設定が珍しい。退部しようとした優雅は世怜奈のそばでアシスタントコーチ的な役割で部に留まることにした。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
智恵子、栞子、扉子の女三代と鎌倉文庫所蔵の貴重な本をめぐる物語。夏目漱石の初版本が中心なので懐かしく読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
自分の母親としての資質に悩む母親、アクセサリー作りという大好きな趣味を家族以外の誰にも知られたくない男子高校生、久しぶりに会った特別な友達が輝きをなくしている気がして悩む「平凡な」女性、男が出勤したら会社が倒産していて、帰宅したら恋人が通帳も家財道具もすべて持って出て行っていた、死ぬしかないと思ってたどり着いた「喫茶とまり木」…という女性バージョンではありがちな設定だが…。それぞれ楽しく読め、0話「きみのとまり木」から5話「僕らのとまり木」までのつながりも楽しい連作短編集。
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真理そら
作者の新シリーズ。安定の捕物帖、あの手この手で楽しませてくれる。女っ気が足りない気がするのでお松さんの出番をもう少し増やしてほしい気がしないでもない。
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真理そら
ネタバレこんなに有名な作家さんなのに「初めまして」なのはなぜだろうと思いつつ坂木司さんの解説にひかれて購入。和菓子の魅力も伝わるが製菓学校での青春群像劇として楽しめる。理系で研究者への道を歩もうとしていた涼太が和菓子に惹かれる動機が理屈っぽくておもしろい、周囲から浮きそうで浮かない涼太が魅力的。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
ネタバレ祝・アニメ化決定。このシリーズは実写化は無理だろうしイラストでなじみの鷹央ちゃんのイメージがピッタリすぎるし。長野の山奥に建つ洋館、そこに住む天才とその美しく若い後妻。執事、メイド、料理人、弁護士、死期の迫る当主の遺産をめぐる前妻の3人の子供たち。美しい後妻に招かれて鷹央小鳥舞の3人が訪問したときから惨劇は始まってというような本格派っぽい設定が楽しめる。ま、強すぎる愛は鷹央じゃなくても怖くて面倒だと思うよね。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
ネタバレ熱帯夜に発見された凍死死体。この死体の扱いのまずさが尾を引く結果に…。それにしてもこんな親を持ったばっかりにひどい人生でしたね、と言いたくなる顛末。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
リボン、スクラップブック、ボールペン、クリップ、奉書紙の5点(5編)。今回は思い入れのある文具ではなかったが、物語そのものがドラマチックだった。スポーツの中でバレーボールにはほとんど興味のない自分が残念に思えた「スクラップブック」。「ボールペン」がじんわりと感動的。「奉書紙」は良子ちゃんが母親似であること、その母親が竹久夢二風の美人であることなどが分かり、最初にイメージしていた良子像とずいぶん違うことが分かった。次回は甘い雰囲気も見られそうな結末でした。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
優等生の果南と転校してきた元天才ピアニストの透子の一種の友情物語。透子が転校してきたことで疑問なく優等生だったはずの果南は自分の中の醜い感情に気づいてしまう、担任教師に頼まれた以上透子に関わらざるを得ない果南が不憫だが、そこまで言うか?というような言葉を吐く姿に唖然としつつ読み進む。剣道部のシーナ、陸上部の佐川という二人の男子以外の同級生の言動が最後まですっきりしないので消化不良気分で読了。
が「ナイス!」と言っています。
真理そら
望月兄弟も双子だと良かったのに、、と思ったり5浪ってあんまりだろうと思ったり、末っ子だけど一浪くらい許してもと思ったり、複雑な気分で読み終えた末っ子の読者である。このシリーズとしては報われない人が二人もいたので読後感は寂しい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/08/19(3018日経過)
記録初日
2016/08/19(3018日経過)
読んだ本
4706冊(1日平均1.56冊)
読んだページ
1411456ページ(1日平均467ページ)
感想・レビュー
2728件(投稿率58.0%)
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