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2024年6月の読書メーターまとめ

ちょこ
読んだ本
11
読んだページ
3560ページ
感想・レビュー
11
ナイス
282ナイス

2024年6月に読んだ本
11

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちょこ
女性連続殺人事件を刑事、10年前の事件の被害者の父、記者等様々な人の視点で追った長編ミステリ。長いなーどうかなーと思ったけど飽きずに最後まで読むことができた。読み飛ばすこともなく、惜しみながら読めたのはやっぱり奥田英朗のリーダビリティの高さだよなあと思う。犯人は最後まで口を割らない。何を思い事件を起こし、どう日常へと帰っていったのかも明かされない。たぶん裁判は長引くだろう。逮捕して終わりではない。物語は閉じた、でもそこで終わりではない。そういう物語だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

ちょこ

こんなに読めたの久しぶりだ。コンスタントにこれくらい読めたらいいのにね。写真はローストビーフ丼&ハンバーグ丼。おいしゅうございました。 2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4190ページ ナイス数:381ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2024/5

こんなに読めたの久しぶりだ。コンスタントにこれくらい読めたらいいのにね。写真はローストビーフ丼&ハンバーグ丼。おいしゅうございました。
2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4190ページ ナイス数:381ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/709153/summary/monthly/2024/5
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
11

ちょこ
70才の照子と瑠衣の逃避行の話。元気出るなー。シスターフッドの物語は増えてきたが老女2人のってとこがいいよね。こんな風に年取れたらいいなって思うもの。照子も瑠衣も色んな事があってここまで生きてきた。決して平坦な道を歩いてきたわけじゃない。だけど、一緒に逃げようってしてくれる友がいてなんだかんだで生き抜ける2人は逞しいよ。照子と瑠衣に幸あれだよ。
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ちょこ
物語の世界にどっぷりはまるのはわかっても全然関係ない人間を巻き込んで小説の主人公をなぞりたがる気持ちは正直全然わからなかった。何か自分に酔ってるように感じちゃってね。悪い意味で自分を特別視してる感じが苦手だなあと思ってしまった。10代ってそういうものよって言われたらその通りなんだけどね。そういう意味ではnot for meだったのは仕方がないのかもしれない。10代で読んだらもっと物語に入り込めたのかなあ。
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ちょこ
しをんさんのエッセイはいつ読んでも面白い。植物に囲まれた生活をされてるのは知らなかった。しをんさんは緑の手の持ち主なのですね。私すぐに枯らしちゃうからさ…。旅の話好きだなあ。プラべはもちろんのこと、取材旅行等お仕事での旅もあって色んな所に行っているしをんさん。どの旅先も魅力的で読むと私もここ行きたい!ってなる。うまいよねえ。
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ちょこ
連続殺人犯になった教え子を止めるために殺した高島太一。その場面を目撃した同僚5人が同日に高島太一殺害を企てるが既に高島太一は瀕死の状態であった。このまま放っておくかそれともトドメを刺すのか。彼らは議論をする。会話劇で進むので舞台みたいだなあと思った。動機がやっぱりわかんないなあと思ったがこのワンシチュエーションで物語を進めてくことありきなのでそこまで大事じゃないんだろうね。アイデアは面白い。ただ会う合わないはあるかなあという感じ。
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ちょこ
作中作が出てくるのはよくある話だけど独立した1冊の本として出版されるのは珍しいなあと思う。世界観きっちり作り上げてて2冊でひとつの世界なんだと思う。『鈍色幻視行』も早いとこ読まないとなあ。耽美な世界で最初はうまく入っていけなかったけど追い上げすごかったわ。ぼんやりした読者だから仕掛けに気づかず、おおおっこういうことなのかーとなる。ラストをどう取るかは読者次第なんだろうなあ。語り手を信用していいのかどうかは読者に委ねられてるのかな。そんな気がした。
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ちょこ
湿度の高い短編10編を収録した短編集。ゾワッとして居心地が悪くなるような読後感なのだがそれ込みで私はこういうの嫌いじゃないなと思う。どことなく漂う、日常から5cmくらい浮いた感じがする読み心地だった。
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ちょこ
白麗高校シリーズ3作目。恩師の通夜に集まった彼女たちの今と高校時代を行き来しつつ物語は進んでいく。物語の舞台は少し未来のミラノの次の冬季五輪の年。新種目としてデュオが加わりフィギュアスケートにダンスとペアを足して2で割ってそこに新体操を加えたもので同性同士のペアでもよいという。どんな種目なのかちょっとワクワクしてしまった。卒業してもスクールカーストからは簡単には降りれない。降りたいのにいつまでも当時の気分でマウントしてくる人がいる限りは過去にならないから。ラストは思ってたよりキレイにまとまっていた。
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ちょこ
教育虐待を受けてる染野とネグレクトの星。2人は今の生活を抜け出すために復讐計画を練る。とにかく虐待描写がきつかった。98点取っても2点落としたことを責められ、100点取っても運が良かっただけと言われる。思ったような結果が出ないと罰を与えられ、睡眠時間は削られ殴られ鼓膜は破れる。控えめにいっても地獄でしかないがそれでも親の愛情をそこに見ようとしてしまうのが辛かった。2人は自分たちが搾取されてることに気づくがみんながみんな、そこに至るわけではない。今も辛い思いをしてる人たちが救われることを願う。
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ちょこ
『山女日記』に続いて登山をする女性たちの話。湊さんって本当に山が好きなんだなあと言うのが伝わってくる。4つの中では最後の往復書簡の話が好き。長い人生の中で起こったバブル崩壊やコロナ禍や震災が彼女たちの人生に影響を及ぼす。平成~令和を総括する話はもっと読みたいなあと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ちょこ
女性連続殺人事件を刑事、10年前の事件の被害者の父、記者等様々な人の視点で追った長編ミステリ。長いなーどうかなーと思ったけど飽きずに最後まで読むことができた。読み飛ばすこともなく、惜しみながら読めたのはやっぱり奥田英朗のリーダビリティの高さだよなあと思う。犯人は最後まで口を割らない。何を思い事件を起こし、どう日常へと帰っていったのかも明かされない。たぶん裁判は長引くだろう。逮捕して終わりではない。物語は閉じた、でもそこで終わりではない。そういう物語だった。
が「ナイス!」と言っています。
ちょこ
お金にまつわる6編の短編を収録した連作短編集。怖い、お金怖い…ちゃんとしないとね。まず初っ端がリボ払いの怖さについてなのだがこうやって具体的に数字出されるとよりリアルに怖いですね。ねずみ講や投資詐欺に奨学金返済とかどれもシビアな話ばかり。不動産投資は私はやっぱりちょっと怖いなあと思ってしまう。額が額だからなのと店子がうまいとこ入るとは限らないしね。築古中古物件を格安で手に入れての不動産投資とかもあるんだなあ。大家業はそれなりに気苦労も多そうだしセンスと相性も大事なんだろうね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/23(2917日経過)
記録初日
2016/09/24(2916日経過)
読んだ本
1132冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
324331ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1132件(投稿率100.0%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
主婦
現住所
愛知県
外部サイト
自己紹介

本を読むのが子供の頃から好きでした。ミステリを中心に読んでます。最近はめっきり読書時間が減ってしまってあまり読めなくなってしまったけど、素敵な本にたくさん出会えたらいいな。

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