骨子としては、まず日本人のお金観の歪みを指摘することから始め、多くの人々が「お金を増やすこと」に固執し、老後の不安に苛まれている現状を批判的に分析。お金の歴史や役割を掘り下げることでその本質的な価値を再考し、単にお金を増やすことではなく、適切に使うことこそが人生を豊かにする鍵であると主張。本書の特徴は「お金を減らす」という逆説的なアプローチを取っている点にある。多くの金融関連書籍が資産運用や貯蓄の増加に焦点を当てる中、本書は90歳までにお金を使い切ることを提案。

風景が美しいわけでも、猫の表情がわかるわけでもなく、ちょっと中途半端か。図書館の内容紹介は『住宅地の狭い急な階段、横断歩道、ブロック塀の上…。路地を歩けば、いろんな猫が“おるね”“おるね”。あなたは何匹の猫を見つけられる？　猫のいる日本の風景写真を多数収録。ＳＮＳ投稿を基に書籍化』。

染色家のことは全くと言って知らないが、染色の美しさを感じた。図書館の内容紹介は『草木の色を蚕からとった糸に染め、紬織による表現の道を一途に極めた染織家・志村ふくみ。染織と文筆の２つの仕事を通して、芸術と魂の真理を追い求めてきたその生涯をたどる』。

同じジャンルの衣装が時代ごとにならんでいるか、同時代の衣装で括ってあるかすれば、もっとわかりやすい気がした。図書館の内容紹介は『有職故実を風俗史学として開拓した江馬務の原点となった「歴代風俗写真集」１～17を復刻。鎌倉時代武士甲冑姿、江戸時代中期婦人旅装など、大正期に実施された扮装写生会で撮影された写真と解説を収録する』。

いずれも甲乙つけがたい。図書館の内容紹介は『時短家電覚えるまでに長時間　モテ期きたロマンス詐欺が押し寄せる　ＡＩに認知の薬勧められ　頑張った何をやったか忘れたが　公益社団法人全国有料老人ホーム協会主催「シルバー川柳」の入選作、応募作を収録』。

猫よりも風景に目が行くが、風景写真としてはさほどのインパクトを感じない。図書館の内容紹介は『世界遺産、セレブなリゾート地、有数の絶景スポットでも、ネコはのんびり我が物顔でくつろいでいる。世界37カ国、絵になる旅先で出会った幸せな猫たちの写真が満載』。

季節の微妙な変化がわかる写真が嬉しい。図書館の内容紹介は『気象予報士＆空の写真のフォトグラファーが、空を彩る様々な雲の話や、四季折々の気象現象のメカニズム、季節感豊かな滋味深い言葉について、１月１日から12月31日まで366枚の写真とともに綴る』。

聖書の概要を何となく理解することはできるが、図版が小さいため絵画はあまり楽しめない。図書館の内容紹介は『天地創造から最後の審判まで、聖書の壮大な物語の重要ポイントを、「最後の晩餐」などの絵画や地図、系図などを用いて図解するビジュアル入門。物語の全容を51の場面で描いたピクトグラム、豆知識も掲載』。

タイトルどおりで、生成ＡＩの様々な使い方が紹介されており、諸々ヒントになる。図書館の内容紹介は『仕事の効率が上がる、生活の質がアップする、リスキリングに役立つ、タイパが高まる…。ＣｈａｔＧＰＴをはじめとする生成ＡＩを、ビジネスや暮らしで便利に使いこなす活用ワザをわかりやすく紹介する』。

身近なキノコを色と形で識別できるように工夫されているが、素人が採集するのは怖いものがある。図書館の内容紹介は『キノコ観察をこれから始める初心者に向けて、直感的に分かりやすい色と形に注目して、身近なキノコを調べられる図鑑。和名、漢字名、学名、科・属名、毒性の種類、見つかる季節、生育環境などを、解説とともに掲載する』。

うつわ、かご、布、南部鉄器、日本の民藝品をうまく取り入れた生活様式を紹介。自宅で実現できるとも思えないが、眺めるだけで楽しい。図書館の内容紹介は『シンガーソングライター・山崎まさよしが、民藝の街「会津」で出合った心に触れるものづくりを特集。ほか、日常の中に民藝品を取り入れ丁寧に暮らす人たちや、民藝の最新情報などを紹介する。民藝品＆温泉ＭＡＰ付き』。

フリーダ・カーロの独自のスタイルや彼女の人生に影響を与えた出来事が詳細に解説されている。所見の作品も多く、興味深い。図書館の内容紹介は『メキシコ革命前夜に生まれ、激動の20世紀前半を生きた女性画家、フリーダ・カーロの作品集。障害による身体の不自由や浮気性の夫との関係など困難に満ちた人生に迫りながら、時にその苦難を描出した魂の絵画表現に肉薄する』。

日本の各種植物がビビッドにわかって面白い。図書館の内容紹介は『牧野富太郎の感化を受け、明治40年頃から病没する昭和16年まで、おびただしい数の植物画を描いたとされる山田壽雄。現存する原画の中から山田の作品と特定できるものの一部を選び、時代別にまとめる』。

映画の名カメラマンの作品を紹介。カメラマンごとにどのような作品をとっていたのか眺めるというのも面白い。図書館の内容紹介は『国を超え、時代を超え、越境を繰り返しながら数多くの映画史に残る名作を創り上げてきたカメラマン。1920年代から現在までに活躍した名カメラマン（撮影監督）を厳選し、その仕事ぶりとバイオグラフィを紹介する』。

美術史をざっと追うにはありがたいが、資料がモノクロのイラストのため、元の作品をしらないとピンと来ないものも多い。図書館の内容紹介は『先史美術から現代アートまで、世界を読み解く美術史の必須教養がざっと学べる！　美術がなぜ生まれたのか、どのように進化し、変化したのか、その美術の本質と特徴を図解したイラストやポイントを掲載し、見開き２頁で解説』。

知っている画家や作品も多いが、著者ならではのトリビアもあちこちに散りばめられていて面白い。図書館の内容紹介は『大画家マサイスはなぜ醜女の肖像を描いたのか？　名画の気になる疑問を山田五郎が愉快に解説する。ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「山田五郎オトナの教養講座」で西洋絵画について語った動画を書籍化。動画のＱＲコード付き』。

江戸時代から現代に至るまでの東京の変貌を、同じ場所から撮影した写真を通じて紹介。特に、古写真と現代の写真を並べて掲載することで、東京の変化を一目で理解できるようになっている。図書館の内容紹介は『江戸・明治・大正・昭和－。東京はいかに変貌したのか。東京を撮り続けて40年の写真家が、「定点写真」という手法を用いて、破壊と創造の首都を比較紹介する。451点の写真を収録』。

変わった形の切手や特殊な素材で作られた切手、異物が添付された切手など、世界中のユニークな切手を集めた図鑑。切手のユニークさを視覚的に楽しむことができる。図書館の内容紹介は『ひし形や六角形の切手、特殊な材質・印刷の切手、ダイヤモンド添付切手、レコード切手…。世界各国の変わり種切手を、写真とともに広く紹介。専門コレクターでも楽しめるよう、マニアックなアイテムも取り上げる』。

日本各地にかつて存在したレトロ建築の名作を紹介。異国情緒あふれる建物や、日本独自の伝統と融合した建築物など、失われた建物の写真とともに、その歴史や背景を解説。建物の美しさや独自性を視覚的に楽しむことができる一方、これらの建物が存在しないことに寂しさを感じる。図書館の内容紹介は『かつて存在した丸ノ内ビルヂング、満鉄社員住宅、明治大学本館講堂、大丸心斎橋店、朝鮮総督府本庁舎…。日本・満州・朝鮮に建設された43の傑作近代建築をジャンルごとに紹介する。建築用語の基礎知識も掲載』。

エルメスのスカーフの美しさに魅入られる。エレガントという言葉が十分に当てはまる。図書館の内容紹介は『エリザベス女王やグレース・ケリーなど、セレブにも愛されたエレガンスの象徴ともいえるエルメスのスカーフはどのように作られているのか。時代を超越する「カレ」の独自性と美しさの秘密に迫る』。

日本の呪術の歴史とその文化的背景を探求。古代から現代に至るまでの呪術の発展を、具体的な事例や写真を交えて紹介。特に、安倍晴明やいざなぎ流などの著名な呪術師や呪術流派に焦点を当て、その実践や儀式の詳細を解説している。日本史における10大呪詛事件の説明も面白い。図書館の内容紹介は『日本史の底流で脈々と受け継がれ育まれてきた呪術。時には表舞台で政治も動かす呪術の歴史を、古代から現代まで写真とともにたどる。日本史に秘められた10大呪詛事件、諸星大二郎の描き下ろし漫画なども収録する』。

タッチはラフに見えるのだが、精緻な絵画という印象を受ける不思議な画風。図書館の内容紹介は『映画のワンシーンのような物語性を感じる、無二の情景を描き続ける油彩画家・岩本和保の初期作から代表作までを厳選した初画集。ノスタルジックで観る者の心を浄化する絵の秘密に迫る「50問50答」も収録』。

見出しだけで笑えるし、懐かしい。細かなところはともかく、子どもの本質はさほど変わらないのではないかとも思う。図書館の内容紹介は『ファミコン、ミニ四駆、ビックリマン…。昭和ノスタルジー漫画「しなのんちのいくる」の作者が、スマホもインターネットもなかった昭和後期～平成初期の子ども時代の思い出を綴る。あの頃の記憶がよみがえるイラスト付き』。

そもそも書店で木曽路のガイドブックをあまり見かけないのだが、中途半端なガイドブックよりはその土地の文化が理解できるし、風景も目にクッキリと浮かんでくる気がする。図書館の内容紹介は『島崎藤村の生涯を「馬籠」「破戒」といった８つのキーワードで辿りながら、山深い木曽の絶景と藤村ゆかりの宿場を豊富な写真で紹介する。「千曲川のスケッチ」の舞台、小諸もガイドする』。

骨子としては、まず日本人のお金観の歪みを指摘することから始め、多くの人々が「お金を増やすこと」に固執し、老後の不安に苛まれている現状を批判的に分析。お金の歴史や役割を掘り下げることでその本質的な価値を再考し、単にお金を増やすことではなく、適切に使うことこそが人生を豊かにする鍵であると主張。本書の特徴は「お金を減らす」という逆説的なアプローチを取っている点にある。多くの金融関連書籍が資産運用や貯蓄の増加に焦点を当てる中、本書は90歳までにお金を使い切ることを提案。

ちょっとした川原や海辺でも、きちんと観察する眼を持てば、そこは宝庫になる。図書館の内容紹介は『ガーネット、サファイア、水晶、オパール、トルマリン、コハク…。水辺で見つかる色とりどりの岩石・鉱物を、見比べやすい原石のままの姿で紹介する、石探しガイドブック。全国24か所の採集スポットガイド付き』。

それぞれお顔の雰囲気は異なるが、確かにどれも拝みたくなる美しさを感じる。

自分には上級すぎるが、マスターできれば素敵とは思う。図書館の内容紹介は『人気画家が水彩画の描き方を徹底解剖。勢いのある線による躍動感のある表現、混色方法、花や風景を描くときの注意点などを紹介。刷毛や平筆など筆遣いの基本や具体的なモチーフの描き方も伝える。動画のＱＲコード付き』。

絵を描く時の参考資料になるのだろう。図書館の内容紹介は『軍服から紳士服へと至る男性服の変遷を紐解く、オールカラーイラストの服飾史図鑑。資料の少ない後ろ姿や着用方法、徽章・階級章なども紹介する。2016年以降の陸上自衛隊とアメリカ宇宙軍の制服等を追加した増補版』。

子ども向けではあるが、写真にインパクトを感じる。図書館の内容紹介は『極北のホッキョクグマ、アフリカのマウンテンゴリラ、インドのベンガルトラ…。見て感じる、読んで学ぶ、生き物たちの写真集。「朝日小学生新聞」連載を加筆し書籍化』。

風景のなつかしさに惹かれる。図書館の内容紹介は『淘汰の波を乗り越えて生き残った歴戦の勇士たち。昭和62（1987）年４月１日の国鉄分割民営化から平成12（2000）年までの14年間の、ＥＦ５８残党の生き様を写真で辿る』。

さすが写真のインパクトが強い。図書館の内容紹介は『130年におよぶ時代・場所・境遇を横断して、世界の驚くべき多様な女性を描きだす。「ナショナルジオグラフィック」が記録してきた写真コレクションから400枚を収録。現代の女性パイオニアたちのインタビューも掲載』。

個々のブランドにもう少し馴染みがあれば、もっと楽しめると思う。図書館の内容紹介は『ヨーロッパの歴史ある窯が生みだす「洋食器」。その歴史から、美術様式、18世紀に誕生した名窯、近現代に生まれたデザイン、楽しみ方までを、豊富な写真とともにわかりやすく解説する』。

桜島の迫力に魅了される。図書館の内容紹介は『一枚の絵はがきをきっかけに、鹿児島の桜島をおとずれた風景写真家の著者は噴火の迫力に圧倒されます。そして思いがけず、火山がつくりだした水の風景にであい…。桜島の噴火の様子と、土地の人々の話などを紹介します』。

カラフルだから幸せかどうかはわからないが、確かに良い色で、かつ良い表情ではある。図書館の内容紹介は『インド、ミャンマー、バングラデシュなどで出会ったのは、日々を笑顔で暮らす人たち。そこには鮮やかな色が満ちていた－。小さな村で暮らす人々とふれあい、地に足の着いた日々を鮮烈に切り取るカメラマンによる写真集』。

経済指標の見方は基本的なものと思うが、構成は面白い。図書館の内容紹介は『デフレ経済からインフレ経済への大転換が起ころうとしている今、相場の大局観は経済指標で手に入れよう！　投資家やビジネスパーソンに向けて、経済指標の読み方、使い方を解説する。景気を読む手がかりとなる企業等も紹介』。

各神話や伝説のエピソードに基づき、それぞれの物語の雰囲気やテーマに合った配色を提案するものだが、自分がそのエピソードに対して持つイメージとはだいぶ乖離があるような気がした。図書館の内容紹介は『世界各地で伝承されてきた「神話と伝説」をテーマにした配色アイデア集。剣士、妖精、魔法使い、モンスター、武器などのイメージ作品とともに、配色パレットの色玉、配色の具体例等を紹介する』。

平成22年６月５日（土）～７月11日（土）に目黒区美術館で開催された展覧会の図録。小堀宗慶の創作活動とその美的感覚を紹介。そもそもその存在を知らなかった。

銭湯を中心とした建物内部のスケッチという趣向そのものが楽しい。図書館の内容紹介は『画家・塩谷歩波の初作品集。日本各地の銭湯や入浴施設、飲食店やオフィス、娯楽施設、有名建築などを訪ね、アイソメトリックと呼ばれる建築図法で建築の魅力とそこで過ごす人々の表情を描いた作品を収録。インタビューも掲載』。

人生の終末期に向けた準備を個人で行うためのガイドラインを提供。具体的には、財産の整理、医療や介護の選択、葬儀の準備、そして心の整理といった多岐にわたるテーマを扱い、読者が自分自身の人生を見つめ直し、より良い未来を築くよう促す。著者の実体験や具体的な事例を交えた記述が非常に説得力を持っている。

きちんと押さえておきたい文法。基本とは言え、これらが使えればある程度は話せるようになるのではないかという気がした。図書館の内容紹介は『中学１年～３年の間に習う基本文法をひとつひとつ練習し、英語が「話せる」ようになるためのテキスト。書き込み式のトレーニング進捗表あり。ＭＰ３形式の音声ファイルをダウンロードできるＱＲコード付き』。

終活、相続につき、初歩的な内容。ただし、失念してしまっているような事項も多く、参考になる。図書館の内容紹介は『終活のプロが、あらゆる相続で使える遺言書作成のポイントをマンガと図でわかりやすく解説する。さまざまな文例や、遺言書とあわせて行う相続準備なども収録。遺言書作成に役立つデータのダウンロードサービス付き』。

鎌倉、奈良、京都の四季折々の寺社と花の歳時記を写真と文章で綴った作品。古都の美しさと季節の移ろいを感じることができる。写真と言葉との組み合わせもすばらいい。図書館の内容紹介は『鎌倉・円覚寺のスイセン、奈良・平城京跡、京都・花尻の森のツバキ…。古都写真家・原田寛が写した四季折々の古都の寺社と花の美しい写真に、上野佳子による季節の「ことのは」を添えた夫婦共著のフォトエッセイ』。

世界各地を旅しながら見つけた美しい景色や豊かな文化を紹介。アニメの世界のような街並みやアラビアンナイトに誘われる市場など、行ってみたくなる場所が満載。図書館の内容紹介は『アニメの世界のような街並み、泊まれるお城…。国際機関職員の夫婦が、11の国の美しい景色を厳選し、国・スポット情報とともに紹介する。撮影地の地図を確認できるＱＲコード付き。データ：2024年３月現在』。

1960年代の日本各地に存在した地方私鉄の情景を記録。時代の空気感を捉え、地方私鉄が持つ独特の魅力が描き出されている。当時の風景や人々の生活がわかり、それも興味深い。図書館の内容紹介は『1960年代は、鉄道のバス路線への切り替えが急速に進められ、次々と地方私鉄が消えていった。当時の地方私鉄44路線の魅力的な情景を写真で紹介する。「鉄道模型趣味」連載に新編等を加えて再編集』。

漫画やアニメーションのキャラクターの感情表現を豊かに描くための技法を紹介。自分が利用する可能性はまず無いが、興味深い。図書館の内容紹介は『漫画やイラスト、アニメーションなどすべての表現の基本となる、人物の豊かな表情の描き方のコツを紹介。喜怒哀楽といった基本的な表現だけでなく、男女の年齢別・性格別にさまざまな作例を掲載。新章を追加』。

アラル海とツバルという二つの異なる水にまつわる環境問題を取り上げるもの。アラル海は干上がり、ツバルは沈みつつある。考えさせられる。図書館の内容紹介は『世界で４番目に大きかった内陸湖・アラル海が干あがっている。一方、ひとつの島国ツバルが沈んでしまうかもしれない－。地球に何が起きているのか、わたしたち一人ひとりに何ができるのかを考える本』。

西遊記の魅力を大人向けに再解釈した作品。昔の記憶がよみがえり、なつかしさを感じる。図書館の内容紹介は『玄奘三蔵が、孫悟空や猪八戒らのお供と数々の苦難に遭いながら天竺（インド）を目指す物語「西遊記」は、なぜ時代を超えて愛されるのか。大人になった今、あらためて読み返したい「西遊記」の世界をビジュアルに案内する』。

アジサイの種類や栽培方法等を豊富な写真とともに紹介。図書館の内容紹介は『アジサイの植物学的な基本知識やルーツを紹介するとともに、多彩な顔を持つアジサイの図譜、アジサイと人とのかかわり、栽培や手入れの方法、さまざまな楽しみ方などを掲載。全国のアジサイ名所もＱＲコードとともに収録』。

自分が役立てることは無いとは言え、様々なテクニックの効果の違いを見比べるのは面白い。図書館の内容紹介は『イラストの描き方のひとつ「アニメ塗り」にフィーチャーし、特徴などを紹介するとともに、ＣＬＩＰ　ＳＴＵＤＩＯ　ＰＡＩＮＴの基本的な使い方も解説。６人のイラストレーターによるイラストメイキングも掲載』。

年金に関する最新の情報や、適切な受給方法、節税対策などを具体的に解説。ただし、あくまでも基礎的なもの。ところどころ、落とし穴的なところが役に立つ程度。図書館の内容紹介は『資産寿命を延ばす年金暮らしのゆる家計術、老後の収入を増やすこれからの働き方、節約より節税になるお得な制度など、年金生活で少しでも得する方法を紹介する。年金だけでも入れる老人ホームなども収録』。

世界各地のパッチワークの技法や、その背後にある文化と伝統を紹介。それぞれの文化が映し出されているような気がする。図書館の内容紹介は『フランスのクルトポワント、メキシコのファルダ、インドのカンタ、日本のどんざ…。さまざまな布や柄、色を組みあわせて衣服や小物に仕立てるパッチワーク。世界中33か国の文化に根ざした技法や実用例を写真で紹介する』。

照会されているものは、概ね類書で見かけたことがあるものばかり。図書館の内容紹介は『浮世絵の基礎知識をはじめ、江戸の日常、風景、食、歌舞伎、吉原、猫を描いた浮世絵作品を、カラー写真を用いて英語と日本語でわかりやすく解説。用語集、訪ねてみたい美術館も収録』。

類書でも見かける初歩的な内容。自分が失念している事項もところどころ出てくるので、それなりに参考になる。図書館の内容紹介は『税務署に指摘されない生前贈与、相続対策のキホンのキホン、自分でできる贈与税申告の仕方、贈与税と相続税との関係など、2024年からのルール変更後の内容を踏まえて生前贈与や相続税対策を図でわかりやすく解説する』。

字の多い絵本という印象。絵は美しい。図書館の内容紹介は『不朽の名作が、いま新たによみがえる－。江戸川乱歩の小説「押絵と旅する男」と、しきみの描き下ろしイラストの珠玉のコラボレーション。小説としても画集としても楽しめる一冊』。

現代の課題を網羅的に知ることができる。図書館の内容紹介は『世界は、流動化する国際情勢をどう見極め、何に備えるべきなのか。日本は、少子高齢社会が深刻となる中、これからのグランドデザインをどう描くべきか。日本と世界の未来に向けて、136名の専門家が語る』。

プロンプトを考える際のヒントが多数紹介されており、有益。図書館の内容紹介は『ＣｈａｔＧＰＴの能力は、プロンプトの質に大きく左右される。「文章作りを効率化する」「悩みごとや人生相談の相手に」「エクセルの関数・数式の自動作成」など、さまざまなシーンで使えるプロンプトをテーマ別に紹介する』。

カラフルな家を配色見本にするというのは面白い。図書館の内容紹介は『甘いお菓子のようなピンク色の家、目の覚めるようなビビッドカラーの町…。１４の色で世界を見る配色アイデア図鑑。世界中に残る美しい色合いの家や、愛らしい町並みの配色イメージを紹介する』。

地図が主体なのでやむを得ないが、写真が小さいのが少し残念。いろいろなタイプの列車に乗りたくなってくる。図書館の内容紹介は『日本の鉄道路線を地域ごとに分けて収録。実際の旅行で役立つよう、新幹線・有料特急などの路線・運行情報が一目でわかる特急路線地図、主要なバス路線も掲載する。折込みの路線図ポスター付き。データ：2024年１月現在』。

「最先端のクリエイティブを閲覧する資料」「イラストレーター、デザイナーを探す企業担当者のガイドブック」「学生などクリエイターを目指す人の指標」として利用できる本。ポップなデザインの数々を眺めていると、ワクワクする。図書館の内容紹介は『日本の第一線で活躍するさまざまなジャンルのプロクリエイターの作品をまとめた仕事ＢＯＯＫ。イラスト、グラフィックデザインなどの作品を、クリエイターのプロフィールとともに紹介する』。

お手軽でありがたい。図書館の内容紹介は『眠りをさまたげる“目のこり”をほぐせば、ぐっすり眠れる！　ふとんの中ですぐできる、顔の３か所をひねって揺らすだけのセルフケアのやり方をわかりやすく解説する。睡眠がさらに深くなるコツなども紹介』。

生活改善に向けての一つ一つの指摘が納得できる。ストレッチは、そもそも不眠対策だけでなく、ストレス対策等としても十分に役に立つ。一気には難しいが、生活習慣の見直しにつなげたいという気になった。図書館の内容紹介は『靴下をはいたまま寝ない、あお向け「大の字」で眠る…。睡眠のメカニズムを解き明かしながら、日常生活の中で不眠の悩みを解消する方法や、ぐっすり眠れるようになる簡単なストレッチなどを紹介する。チェックリストあり』。

名前は知っていても、実はどういう会社なのかほとんど知らなかった。設立の経緯や今後の方向性等、なかなか興味深い。図書館の内容紹介は『東京タワー、東京ドーム、スーパーカミオカンデ、サッカーの聖地「カンプ・ノウ」などを手がけた世界最大級の設計者集団、日建設計。縛られ嫌いの3000人が自由に動く不思議な組織の実像を紹介する』。

こういう草も食用なのだと驚きつつ、毒のあるものと間違えるリスクを考えると、やはり食べる気にはなれない。図書館の内容紹介は『ヨモギ、タンポポ、ハコベなど、身近な場所に自生する野草や雑草を食材として楽しむためのガイドブック。豊富なカラー写真で野草を紹介し、それぞれの植物について、採取する際の注意点、食べ方や料理法などの情報を掲載』。

手入れがなかなかたいへんという気はする。眺めるだけなら良いのだが。図書館の内容紹介は『インドアグリーンを満喫！　育てやすく、手に入れやすい観葉植物100種と、枯れにくいエアプランツ、多肉植物、塊根植物、サボテンを紹介します。観葉植物の育て方のポイントや楽しみ方、上手な水やり＆植え替えなども掲載』。

シンプルで使いやすそう。図書館の内容紹介は『シンプルな構造で機能性に優れたシェーカー家具。18世紀末にシェーカー家具が生まれた背景や歴史、デザイン、構造などについて数多くの写真と図面と共に詳しく解説。椅子やラック等の製作工程も連続写真で紹介する』。

マンション住民が大災害時に避難所に行かず、自宅で安全に過ごすための具体的な方法を、「籠城」という視点から解説。マンションだからこそ必要な防災対策、各家庭での事前準備や緊急時の行動手順、マンション防災会の組織作りや活動内容、発災対応マニュアルの作成方法、訓練の進め方など、実践的な内容が盛り込まれている。自分のような小規模なマンションへの住民向けではないが、考え方は十分に参考になる。

既に比較的有名な話もそこそこあるが、意外なもの、そこまでは知らなかったものという話も多く、雑学として楽しめる。図書館の内容紹介は『ベルリンの壁は「ドイツを分断」していなかった？　「脳のシワ」と賢さは関係ない？　当たり前だと思っていることのなかには、「意外な勘違い」が潜んでいた！　知識のポケットをひっくり返す、93のサプライズ雑学を収録』。

各ケースはともかく、ＮＧ集は参考になる。とは言え、夕方に襲ってくる眠気への対処は難しいのだが。図書館の内容紹介は『“体内リズム”に沿って行動計画と生活習慣を見直せば、睡眠の質が良くなる！　睡眠パターン（クロノタイプ）と働く時間ごとに、体の調子や仕事でのパフォーマンスを今よりも良くする睡眠のとり方を紹介する』。

笑いが免疫力の向上や自律神経の調整、体幹の強化、気分の改善など多くの健康効果をもたらすことを強調し、特に、日常生活で笑う機会が少ない現代人に向け、笑いを意識的に取り入れる方法として、笑いとヨガの呼吸法を融合させたエクササイズメソッドを紹介。笑いを意識的に取り入れることは難しいが、笑い呼吸法、笑いと瞑想の組み合わせ等は、リラックスあるいは腰痛防止等にも通じるような気がし、必ずしも笑いがともなわなくても良いのかもしれない。

「彦根城を歩く」を中心に再読。現地写真や古地図、地形図なども豊富で、彦根城の歴史的背景とその変遷、城下町の形成と発展の経緯等がよくわかる。琵琶湖畔の低湿地を開拓して作られた城下町であり、武家や足軽の屋敷が今も残り、江戸時代の町割りが受け継がれているとのこと。図書館の内容紹介は『城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪。７は、泰平を象徴する機能的な町・彦根の見どころを、古地図や絵図、古写真、地形図などを掘り起こしながら徹底解説する。データ：2023年６月現在』。

日本美術における特定の図像やモチーフに対する疑問を取り上げ、それらの背景や意味を探るもの。麗子像の怖い顔の理由や、足のない幽霊の起源、釈迦の托胎とキリスト教の受胎告知の類似点など、具体的な事例を通じ、作品の背後にある物語や文化的背景を理解することができる。図書館の内容紹介は『観音にはヒゲがある？　なぜ絵巻は右から左へみる？　写生画が写実ではない？　絵画や仏像などの様々な疑問・謎を図像解釈学（イコノロジー）から探り、日本美術の新しい楽しみ方を提案する。８トピックを追加した増補改訂版』。

芸の細かさ、ユニークさに圧倒される。図書館の内容紹介は『動物同士の交流が１枚の小さな葉っぱの上に繰り広げられる、リトさんの葉っぱ切り絵。陸・海・空のいきものたちそれぞれの特徴にフォーカスした、71作品＆ストーリーを紹介します。作り方解説動画のＱＲコード付き』。

素敵だが、どれだけスペースがあれば良いのだという印象で、自分とは別世界。著名な洋館は興味がある。図書館の内容紹介は『大人だからできるエレガントスタイルをテーマにした暮らし＆リフォームの情報誌。VOL.19は、クラシックでエレガントな住まい５軒を紹介。ブランドジュリエに学ぶパリのようなインテリアなども収録』。

最新の税制改正に対応した生前贈与に関する実用的なガイドブック。相続税と贈与税の改正点を詳細に解説し、賢く生前贈与を行うための具体的な方法を提供。内容は、改正された暦年課税と相続時精算課税の仕組み、改正された相続法と相続税法のポイント、生前贈与の基本的な仕組み、不動産や金融資産を活用した具体的な贈与対策、事業承継を考慮した生前贈与の方法等。

人生の後半における紙類の整理術を紹介。銀行や保険、年金、不動産などの重要書類から、日常的に溜まるレシートや郵便物、さらには思い出の詰まったアルバムや日記まで、幅広い「紙モノ」が対象。これらの紙類を整理することで、生活の質の向上、将来の不安の軽減にもつながる。人生の後半になると、紙類が増える一方で、それらを適切に管理することが難しくなるとする。これに対し、紙類を「見える化」し、重要書類をカテゴリーごとに分けて保管することで処分するテクニック等が述べられている。

それぞれの絵画の配色イメージは面白いが、イラストへの適用にはちょっと無理がある気がした。図書館の内容紹介は『世界の名画を「カジュアル＆ポップ」「モダン＆クール」など配色イメージ別に分け、名画の配色をモチーフにしたカラーパレットと、デザイン、イラストの配色例を紹介。名画の印象や表現したいイメージから配色を探せる』。

スマホでの撮影方法や営業中の店舗での撮影ポイントなど、現代のＳＮＳ時代に即したアドバイスが豊富なのだが、自分にはやはりまだレベルが高いような。図書館の内容紹介は『焼きたてフィナンシェのエッジ、カヌレの光沢感、しっとりとしたジェノワーズ…。スイーツ狂いで元料理人のカメラマンが、スイーツ写真の悩みを解決！　カメラの基礎から、光の扱い方、スタイリングまで幅広く解説する』。

日本各地のフェリーや旅客船の魅力を紹介。豪華客船である必要は無いが、大型のフェリーで長時間の旅というのも魅力がある。図書館の内容紹介は『大阪＝別府航路に新たに就航した、国内初のＬＮＧ燃料フェリー「さんふらわあ　くれない・むらさき」のパブリックスペースやキャビンを紹介。ジャンボフェリー「あおい」、天長フェリー「ロザリオ・カーム」なども取り上げる』。

季節に合わせた庭づくりのコツなど、具体的なアドバイスが満載なのだが、そもそも庭がという話。図書館の内容紹介は『暖地の沖縄でガーデニングショップを営む著者が、暑くて長い夏でも楽しめる庭づくりのアイデアを紹介する。ガーデナー６名の庭実例、気候変動に対応した庭仕事カレンダー、暑さに強い植物66種類も収録』。

大正浪漫の時代へと誘われるような感覚を味わえる。図書館の内容紹介は『大正時代のタイポグラフィの名著「図案化せる実用文字」「絵を配した図案文字」を合本復刻。タイトル文字、ロゴデザイン、キャッチコピーなど、大正時代の商業広告文字デザインが満載。新しいデザインのヒントとなる一冊』。

相続に関するトラブルを未然に防ぐための具体的な方法を提案。著者は、司法書士・行政書士として数百件の相続相談を受けてきた経験を基に、家族間の円滑なコミュニケーションの重要性を強調。家族会議を通じて相続に関する問題を事前に話し合う（どのような財産があり、それを誰に引き継がせるかを明確にする等）ことで、将来の手続きをスムーズに進めることができ、トラブルの芽を摘み、安心した余生を送ることができると述べる。内容は初歩的だが、気を付けておきたいちょっとしたこと等が紹介されており、案外役に立つ。