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2024年8月の読書メーターまとめ

mayu
読んだ本
11
読んだページ
3800ページ
感想・レビュー
11
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2024年8月に読んだ本
11

2024年8月のお気に入り登録
1

  • ゆん

2024年8月のお気に入られ登録
3

  • たかひろ
  • ゆん
  • maachan

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mayu
うわぁ、後味悪ぅ。が率直な感想だけど前作を楽しめた人には良いかもしれない。颯一と共にいた古民家カフェで事故が起こる物語はヤバい奴×ヤバい奴=絶望、そんな図式が浮かぶ内容だった。この前読んだ辻村さんの「闇祓い」を思い出す。自分の願望の為なら手段を選ばない人間たちと巻き込まれていく善良な人たち。先が気になって読ませる勢いはあるよ、あるけどどんどん嫌な気持ちになってしまって余裕のある時に読んだ方が良い本なのは確かです。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

mayu

あんまり読書が進まない夏☀7月BESTは「横浜コインランドリー2」今月はもう少し読みたい!!まだまだ暑い日が続きますが今月もよろしくお願いします(⁠´⁠ε⁠`⁠ ⁠)2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3146ページ ナイス数:401ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/715413/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
11

mayu
家事や育児を妻に任せっきりの旦那、何を考えているかわからない息子や息子の学校での他の親との距離感にモヤモヤした気持ちを抱える希和。彼女の中にはちゃんと言葉があって、感じている事もあるけれど感情を言語化する事が難しい。そう感じながら、周りの目も気になりながら、自分の言葉を持ちたいと少しずつ言葉を伝えようとする希和の姿に心が震える。「がんばりすぎないでね」という言葉がなんの救済にもなっていないって、確かになぁって思った。子育てや夫や子供の学校に悩んでいる沢山の人の救いになる様な一冊だと思う。
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mayu
香北つかさの私設ファンクラブ「ファミリア」を取り仕切る「家」のメンバー美知代の物語から始まる3人の連作短編。軽い気持ちで読み始めたら、自分と近くにいる他者を比べるそれぞれのコンプレックスにあちこちから痛い所を刺されてくっ…となるヒリヒリ感に襲われる。誰かと比べて自分が優位である事を求め続ける美知代のあの感じ!!少なからず他者と自分を比べて優位を感じた事がある人にはぐさりと刺さる。誰だって特別でありたいし、誰しも感じた事があるのではないかという感情をついてくるから嫌なのに読んじゃう癖になる一冊。
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mayu
あぁ…やってくれますひ香さん。出てくる様々な小包をうっとおしく感じる人、羨ましく感じる人、小包同様十人十色。義理母からのケーキ屋で買った賞味期限が過ぎた生ケーキが野菜と共に送られてきた小包を思い出しながら、母親の小包って個性が出るよねぇ〜(苦笑)なんて思いながら読んでいたら予想外に大号泣です。えぇ、声が出てしまう程の号泣。小包は受け取る相手への想いの詰まった箱なんだよねぇ。母は良くも悪くも子の事をずっと考えているんだよねぇと私の小包への捉え方に変化を与えた一冊。
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mayu
重い題材を扱うイメージがあって気になりつつも中々手が伸びなかった初読み作家さん。面白かった!!謎に包まれた美人、野依美鈴がやっているYouTube「ブレイクニュース」が取り上げるのは虐待、中年の引きこもり、冤罪、パパ活、外国人差別にSNSの炎上とどれも身近に潜む問題ばかり。エンタメの中にあるこの時代の問題をビシビシと提示していく所にハラハラしつつ、しっかり読み応えがある連作短編集。美鈴の「自分が弱いから、無能でないかと怯えているから、人を差別する心が生まれる」という言葉が印象に残った一冊だった。
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mayu
染井さんは新刊を楽しみにしている作家の一人。読んでいると毎度額に手を当てて「あ"ー」と叫びたくなるのだけど、今回も序盤から繰り広げられるコロナ禍のさまざまな出会いに「あ"ー!!」が止まらない。コロナ禍をきっかけに日常が崩れていく3人の物語。もう絶対ヤバイよっていう雰囲気に3人がジワジワ侵食されて読む手止まらず。3ヶ月という短い間にどんどん状況が狂ってくるし、止まらないし、どんどん加速してタイトル通り滅茶苦茶!!日常がめまぐるしく変化した3人の清々しいぐらいに無茶苦茶で滅茶苦茶な一冊だった。
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mayu
私は地下が苦手だ。特に小さな地下の飲食店とか怖くて仕方がない。それは生き埋めになったらどうしようという不安が沸くから。だからこんな山奥の地下建築(ボロボロ)なんて悲鳴ものだし、更には水が迫ってくるなんて怖すぎる(ちなみに水も苦手)読んでいる間まるで地下にいるかの様な閉塞感と息苦しさが付き纏う。なんで殺人が起きたのかずっと浮かぶ疑問の答は全然浮かばなかったなぁ。なるほどなぁ〜と答えがわかった時納得してしまうけど、後味の悪さはなんともいえない。ミステリーやクローズドサークル好きにはたまらないだろう一冊。
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mayu
警察×オカルト。前回「豹変」を読んで面白かったので他のもと思って、選んだけど鬼龍シリーズ5作目らしい。今回は高校で生徒が教師を刺す傷害事件を発端に、オカルト的都市伝説の様な現象が広がっていく。少年課の富野も力を覚醒させていきそうな雰囲気が漂ってこれからが楽しみ。鬼龍や孝景のキャラが好きなので読みたいなと思うんだけど、個人的にはあんまり性的な感じが強くない方が読みやすいと感じているシリーズ。
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mayu
恋に溺れる蘭花と友情に溺れる留利絵。同じ出来事を描いているはずなのに、視点が違うと捉え方や見方の相違が溢れ出す。読み終えて浮かんだのは「支配欲」蘭花の彼を独占したい支配はわからなくもないけど、留利絵の蘭花に向けた気持ちはもはや恐怖の域。解説で山本さんがぞっとし、泣きたいほど痛く感じたと語る部分に激しく共感した。ほんとに自己愛の強さとそれに気づかない認知の歪みが痛くて仕方が無い。でもこれだけやってあげたのに感も全くわからないでもないからモヤモヤするのだろうな。いやー、涼しい顔では読み終えられない一冊。
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mayu
インパクト大な装丁と気になるタイトルでまんまと買うよねぇ。ちくわから始まりちくわで終わる。頭の中がちくわちくわちくわちくわちくわちく…となって気づくとちくわの事を考えている自分がいる。スーパー行ったらこの本を思い出す程のちくわの連発におかしくなりそうになるけれど、どんどん狂気が加速していく第一章が一番面白かったかもしれない。進めば進むほどグルグルする。ぶっとんだ設定は嫌いじゃないけどちょっと消化不良だったなぁ。でも思いもよらぬ設定を描く作家さんの印象を強くする一冊だった。
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mayu
うわぁ、後味悪ぅ。が率直な感想だけど前作を楽しめた人には良いかもしれない。颯一と共にいた古民家カフェで事故が起こる物語はヤバい奴×ヤバい奴=絶望、そんな図式が浮かぶ内容だった。この前読んだ辻村さんの「闇祓い」を思い出す。自分の願望の為なら手段を選ばない人間たちと巻き込まれていく善良な人たち。先が気になって読ませる勢いはあるよ、あるけどどんどん嫌な気持ちになってしまって余裕のある時に読んだ方が良い本なのは確かです。
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mayu
中々にインパクトの強いタイトル。春来、夏枝、秋生、真冬、40代独身男女の物語。勢いで何かをやれる歳でも無く、かといって身体が動かない訳でもない、将来の不安は絶えず浮かぶそんな世代だよなぁと思う。彼、彼女らが向き合うのは中々にヘビーな現実。中でも真冬の人生には胸がギュッとなるけれど、それぞれ自分に向き合って人生を楽しむコツみたいなものを見つけられて良かった。時には腹が立ち鬱陶しく感じる関係性だけど、こんな友達がいたらなんと心強いだろうと思う。同じ40代には刺さるだろう一冊。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/20(3352日経過)
記録初日
2016/07/13(3451日経過)
読んだ本
942冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
314787ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
883件(投稿率93.7%)
本棚
20棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
自己紹介

心躍る一冊を常に探している。

伊坂幸太郎が好き。
だけど作家こだわらず色々読みます。
新刊文庫を楽しみに生きています。

本の世界にひきこまれる、その瞬間が好き。
不器用な私の読書日記。

あなたのオススメの一冊教えて下さい(ひっそり)沢山の本と出逢いたい。

お気に入りはお気軽に
広がれ読書の世界✧◝(⁰▿⁰)◜✧

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