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2022年7月の読書メーターまとめ

くたくた
読んだ本
20
読んだページ
8518ページ
感想・レビュー
20
ナイス
1214ナイス

2022年7月に読んだ本
20

2022年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くたくた
今回、角川に移籍?しての再版。嬉しい特別書き下ろしは『小綬鶏』。コジュケイといわれても判らなかったのだが「ちょっと来い」でわかった。アイツかあ。姿は見たことがないけど、鳴き声には馴染みがある。そういえば、最近、というか今住んでいる町では聞かない。滅多に飛ばない鳥だったとは。別名を「警官鳥」というそうだ。鳥の写真を専門にするカメラマンが及川のパートナーとして登場、ちょっと良い感じです。及川って、どんどん良い奴になっていく気がする。
くたくた
2022/10/10 07:46

よん。って可愛い。

るい
2022/10/10 08:11

sorry,二段組ですね。あれは、恐怖なのです。

が「ナイス!」と言っています。

2022年7月にナイスが最も多かったつぶやき

くたくた

22冊は記録的といえど内10冊はコミック。栗本薫祭りが思わぬ方向に転じて、かつての人気作家の凋落を追認するはめに。人間の品位は努力し続けることなのかも知れない。と思う今日この頃。それでも愛しい登場人物達よ。栗本手持ち後3冊(+同人誌。どこまで読むかなあ。)1年の折り返し地点で、読んだ本は56冊(コミックを除く)。2022年6月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 ★読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/718808/summary/monthly/2022/6

Millet.K
2022/07/01 12:51

ブログが読み応えありすぎて毒書時間減ってるよ笑、もうね安心して「身も心も」歌唱に励む!

くたくた
2022/07/02 12:53

あ、スマヌ。Milletさんの企画は「キャバレーを見届けろ」だったね。失礼(^^ゞ 薫を笑えぬ凡ミス。

が「ナイス!」と言っています。

2022年7月の感想・レビュー一覧
20

くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画15。ずっと「隼」だったサブキャラが何故か「準」に、「花咲」サンが「花井」サンになってるよ。いい加減なことで。編集長(御夫君)は何をなさってるのかな? やっと渥美の執着から解放されたと思ったのに、ピアノデュオを続けている高瀬が微妙に束縛男っぽくなってきて鬱陶しい。その高瀬とのデュオライブに来た透のリクエストで歌った『朝日のあたる家』の絶唱で、聴衆が色気に当てられて変な気分になる副作用が発生、さらに別れを切り出した金井には自殺すると脅迫して金井を激しく困惑させる俊一サンであります。
Millet.K
2022/07/31 11:01

かずほの洗礼名だったのかそれなら納得。あれれ?『黄昏のローレライ』では、父は有名作曲家でコンダクターの結城隆久、長兄が有名チェリスト結城圭一、次兄が有名作曲家・修二、姉がソプラノのプリマかずほ、ということでつまり結城滉は三男で末っ子設定。

くたくた
2022/07/31 14:17

あ、私の記憶の方が怪しいです。たぶん、Milletさんの方が正しいと思う。ちょっと、調べに戻るのがめんどくさかたの。ごめん。なんかねえ、今作はちょっと「気持ち悪さ」が募る感じ。このまま残りの作がどんどん気持ち悪くなったらイヤだな。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
今回、角川に移籍?しての再版。嬉しい特別書き下ろしは『小綬鶏』。コジュケイといわれても判らなかったのだが「ちょっと来い」でわかった。アイツかあ。姿は見たことがないけど、鳴き声には馴染みがある。そういえば、最近、というか今住んでいる町では聞かない。滅多に飛ばない鳥だったとは。別名を「警官鳥」というそうだ。鳥の写真を専門にするカメラマンが及川のパートナーとして登場、ちょっと良い感じです。及川って、どんどん良い奴になっていく気がする。
くたくた
2022/10/10 07:46

よん。って可愛い。

るい
2022/10/10 08:11

sorry,二段組ですね。あれは、恐怖なのです。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
『アンブロークンアロー』『アグレッサーズ』に加え今回の『〈改〉愛蔵版』もハードカバーだったので手持ちの『グッド・ラック』のみ文庫本、になってしまった。もういっそのこと『グッド・ラック』も愛蔵版を出してほしい。さて、もう何回目かの再読かわからんが一応読了登録しておく。書き下ろしは19ページのみ。新人パイロットの零とスーパーシルフの雪風との初フライト。だがしかし、ちょっとストーリーは後付けっぽいと思った。なんとなく「妖精の舞う空」の前日譚っぽくない、というか。フライトオフィサがバーガディシュ少尉だしな。
くたくた
2022/07/26 23:40

そのほかには、『ぼくのマシン』単行本未収録のインタビューなど。

HMax
2022/07/27 03:58

大昔過ぎて、どんな内容だったか全く覚えていません。 実家の本は全て処分されているので、どこかで再読したいです。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
おい。そこで止めておけよ。と人ごとながら、(いやショートショートながら)自分の脳内で、佐藤の肩に手をかける。な、そこまでにしておけよ。それ、間違いだからな?いや、夢オチかもしれんぞ。
H!deking
2022/07/23 14:57

ありがとうございますー!

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画14 『トゥオネラの白鳥』までの展開には合理性があるのか検証する。写真家渥美の陵辱行為で心身共に傷ついてPTSDが再発し、A-SEXが不能となった俊一が、先日自分を助けて介抱してくれた透の自宅を訪れ、元高級男娼のテクを駆使したSEXカウンセリングを施してもらう。一巻から通しで読んで、英二、金井、透とSEXシーンを書き分けている薫サンは流石だ、との結論に達した。透のSEXシーンの描写は美しいと思う。結局これが栗本薫の本領なんだろうなあ。ここまでのところでは、まだ透は登場したばかり。
くたくた
2022/07/17 14:11

透は島津を失ったばかりで、島津の残したマンションに引きこもり状態。寂しさのあまり、島さんの後追いで自殺したいとも考えるが、”良を待っていなければ”と、孤独な時間を耐えている。透が“出所してきた良に捨てられて” ”俊一の愛人になって” ”良は天才じゃなかった” と毒を吐くようになるのは、今後の続刊の発行を待たないといけないようだ。と、いうわけで『トゥオネラの白鳥』までの展開に合理性があるのかどうかの検証は、今回は未達となった。

くたくた
2022/07/17 15:11

私的総評。①思う存分SEXと活劇を描いているためか、脳内垂れ流しぐだぐだモードが相対的に減って非常に読みやすくスピーディー。同時期の商業出版本より遥かに面白い。②俊一と英二、金井の泥沼三角関係は、5巻ぐらいまでは目も当てられないくらい身勝手で酷いと感じるが、以降読んでる方も慣らされてしまい、なんとなく納得させられてしまう。英二が「家族」、金井が「愛人」かつ英二が金井を男として尊敬し、金井が英二をやはり男として一目置く状態となり、なんとなく一妻多夫的に安定。③ところどころ思慮の浅い表現や展開が散見される。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画13 検証『トゥオネラの白鳥』の展開には合理性があるのか!? 俊一が写真家渥美に強姦される(四度目)。ショックで正気を失って街を徘徊していた俊一を、たまたま飲んでた風間と透が保護。透の自宅に避難させて透が俊一を介抱する。俊一はショックで一時幼児に退行。俊一から事情を聞き出しながら、透の方も最愛の人に先立たれてしまった寂しさ・虚しさを吐露。なんとなく特別な関係に。ちなみに時点は島津の死後3〜4ヶ月後・・・・ってことになってるが、本人自作の年譜によれば
くたくた
2022/06/25 10:30

島津の死後2年目くらいでないとおかしい。だがしかし、この時点で良が出所していないのもおかしい。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画12 ついつい面白そうなところから読んじゃったシリーズ12冊目。基本的にはめっちゃ面白い。《神の苑》教団撲滅の最終仕上げ。潜伏した金井との束の間の逢瀬。狂人渥美の横恋慕に対してはニヒルな黒田の活躍。キャラの動きが活発な分、薫サンの脳内ダダ漏れグダグダトークが最小限なのがなにより良い。万里小路父と俊一の交流や語らいはハートウォーミングで、束の間の幸せがとても微笑ましく、渥美との胸クソな暗闘と交互でバランスも悪くない。
くたくた
2022/07/12 01:34

だがね、たった一人で世界に向こうを張ってきた、天才と努力の人だったはずの俊一が、突如として血統故に才能に恵まれた高貴な人になってしまう。それも鼻高々に。俊一が恥ずかしげな風情でしかし自慢げに父のことを周囲に漏らす様がとても大人の男には見えず、ゴシップ好きの中年女みたいだ。俊一が“誰も知らないけど、この偉大なピアニストが僕の父なんだ”、って心密かに想ってる分には一向に構わんが、それを友人知人に言いたくてしょうがない、っていうのがとにかく気持ち悪い。薫サンの姿が背後霊のように透けて見える。コワいよぉ。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画11。シリーズ11作目。波瀾の西日本ツアーから東京に戻った久々の休養日。矢代俊一が実の父であるピアニスト万里小路俊隆を初めて荻窪の自宅に訪れた。二人で奏でたピアノとフルートの一音一音が、親子の空白の時を埋めてゆく。まったくSEXがからまない、静かで豊かな音楽家父子の時間の描写です。母の不貞の証拠であったゆえに母に愛されなかった幼少時の、心の傷を癒やす穏やかな時間。万里小路父と俊一息子が、似たもの親子なのが微笑ましい。設定がベタすぎるけど、話自体は間奏曲って雰囲気でよかった。
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画10巻目。淫教《神の苑》撲滅にむけた仕掛けと同時進行で、全国ツアー後半戦が始まる。野々村の指示で風間が俊一の護衛役に加わり、金井と黒田は《神の苑》を潰す本隊として行動。緊張の最中、西日本へのツアーを開始する俊一だが、そこに、写真家渥美が風間を騙して俊一のホテルの部屋に襲来し、俊一を陵辱し、ビデオを写真まで撮る。俊一は心理的なショックと、怪我を抱えたまま、ジャズ・ミュージシャンの執念で、岡山のステージに臨む。ステージの幕間で高熱を発して倒れる俊一だが、
くたくた
2022/07/12 07:46

ピアニストの晃一に、ステージに懸けるミュージシャンの心得を説く俊一がなかなか格好よい。総じて、音楽シーンは良い。ジャズ演奏の描写の善し悪しは、私には実際のところは分からないのだが、素人目には、雰囲気がすごくよいように見える。なお、俊一に惚れるまいと、心を戒めていた風間が、ついに俊一を独りで看病するハメになり、絡め取られる。こんなこと良のときにしょっちゅうあったから、的に俊一の世話をやく風間が、つくづくと気の毒。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画9。金井が突然失踪し、俊一は失意のあまり心神喪失状態。そんな俊一が不憫で英二がせっせと世話をやく。この恐るべき二股状態に、遂に慣らされた自分も恐るべし。《神の苑》教団も、サディスト渥美も、俊一を巡って本気の実力行使にでて、翻弄されるばかりの俊一。金井を護るために、なんとか教団の情報を得ようと、渥美の紹介で野々村老に引き合わされるが、それを“弱み”とみられて、渥美が強引に愛人関係を迫る。ツアーの長野でついに教団に襲撃されての大立ち回りで金井と再会し、いよいよ物語も佳境に差し迫る。
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画8/栗本薫の同人出版「矢代俊一シリーズ」既刊本のラス1。ついに読み切ったので順番に並べ替え中。この巻から淫教《神の苑》暗闘編(勝手に命名)スタート。俊一との恋を全うしようと金井は妻子を長野の実家に送る。しかしその実家は新興宗教団体に乗っ取られようとしており、金井の妻子も教団に取り込まれ、金井は命を狙われることになってしまった。そして魔の手は俊一にまで迫り、焦った金井は俊一に別れを切り出す。ちょっと金井の思考が例によってぐだぐだダラダラして、
くたくた
2022/07/17 13:16

またしてもマリアだ、キリストだ、って言い出したりするところが一気に興醒めだったりはするけれど、そこはまあ、かるく読み飛ばそう。しょうがない、薫サン、ほかに語彙がなさそうなんだもの。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画7 一人で参加した北海道のジャズフェスの会場で、俊一は金井と会う。3泊4日の邂逅で身も心も溶ける俊一、金井の激しいSEXで何かの変化が俊一におとづれる。そんな最中に俊一の母が自宅で足を骨折して入院。俊一は母を病院に見舞い、同行した英二を、一生を共にするパートナーであると紹介。母は俊一が不倫の子であること、本当の父は著名なピアニストだったことを明かす。骨折手術の麻酔事故で母は帰らぬ人となり、俊一は焼香におとづれた客の中の一人の老紳士が自分の実の父であると確信する。
くたくた
2022/07/16 17:43

ラス2になりましたね。なんだかんだ言って、楽しんでることは否定しません。きっと書いた当人も楽しかったんだろう。『キャバレー』の矢代俊一がこうなり、『死はやさしく奪う』の金井恭平がああなる、その2点さえ納得もしくは無視、もしくは自分の中でなにかに昇華できさえすれば、十分に楽しめるエロ本+音楽本+冒険活劇(ちなみに活劇になるのはこの巻以降)でございます。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画・シリーズ6冊目。今作は次の激動までのインターバル、波乱の幕間ってところ。俊一がとにかく英二は手放したくないし、金井のことは喉から手が出るくらい欲しい、ってもの凄い欲深な三角関係を形成し、そのテンションに耐えきれなかった英二が暴行に走り、体調を整えきれなかった俊一がライブの途中で貧血でぶっ倒れる。ついでにサド写真家渥美の手による写真集企画が始動し、渥美の魔の手が俊一に伸びつつあり。例によって薫の筆力でなんだか良いものを読まされたような気にさせられるが、結構酷い内容ではないかと。
くたくた
2022/07/10 20:22

ブログのレビューは、今のところ読んだところから埋めておりますが、全部埋まったら1から14までの順で並べ直す所存です。そういえばそろそろ15が出るんじゃないかな?

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画5。早瀬関連エピはでここで一区切り。「矢代俊一グループ」が第4次だったり第3次だったりして、作者の相変わらずのルーズさが光る。さて1巻から5巻までをまとめてみる。①俺はミューズの女神に貞操を捧げてるんだ。 ②俺にはミューズの女神がいるんだ!だけどエロスの神もいるらしいぞ。 ③あれ、ミューズの神殿ってエロスの神も同居可能じゃね? ④なんだかエロスとミューズって一体だったみたい。 ⑤もう、ミューズどこにいるかわかんないけど俺恋しちゃったし、赦してくれるよね? っていう感じですかねえ。
くたくた
2022/07/09 11:43

一応シリーズ1から5までで、レビューをまとめてあります。→ https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2022/07/blog-post.html 何にせよ毒皿です。 この一週間、ずっとKindleの字面を追いかけてるので、頭が痛い。でもここまできたので、続きもいきます。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画4。ちょっと毒が強いです。この皿。早瀬がエイズだったことで俊一もHIV陽性に。検査結果が出るまではSEX禁止と言い渡されてるにもかかわらず、感染の可能性を英二に話した後もやっぱりSEXを抑制できない俊一。なんかHIVの扱いが軽々しく、ドン引きする。黒人の描き方もそうだけど、センシティブな事柄の扱いのずさんなことときたら、ちょっと耐え難いレベル。そして、俊一が英二に開発されちゃったんで性欲が抑えられなくなったという金井も、めちゃくちゃキモい。
くたくた
2022/07/17 15:38

その金井に、おれもお前のHIVに付き合うぜ💗とディープなキスをされて、恋心が兆してしまう俊一が超絶キモーーーーーイ!!!  いいや、その心理は理解できない。とにかくシリーズ中もっとも気持ち悪い一冊です。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画3。前作読んで、性愛を描いて性愛以上のものを書きたかったんだろうとは思ったが、やはりその「性愛以上のもの」が陳腐。ついでにいうと「性愛」が「性愛」になってない。エロにもポルノにもなっていない。濡れ場が濡れてない。まったくそそられない。読んでる自分が不感症になった気がする。・・・と先には書いたのだが、つまり、俊一と英二の濡れ場が濡れない、ということらしい。あとの方読むと、金井との描写はちゃんとエロかったんだよね。書き分けてるのか薫サン。さすがのテクニシャンだぜ。
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画2。目指せ『トゥオネラの白鳥』。誤解を怖れずに書くと、やおいの本領発揮なこの話、ノリも流れも出来も、先日読んだ『嘘は罪』よりも数段上な気がする。好きなことを好きなように書いてるからなのか。性愛を書いて、性愛以上のことを書きたいのは良く分かったが、性愛の上位互換が相変わらずの「マリア様」、他にはないのか薫サン。俊一に逆恨みする早瀬が俊一を誘拐/レイプ。黒人キャラの扱いが酷い。だれか止めろよ。
が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【毒を喰らわば皿まで】企画1 検証:『トゥオネラの白鳥』の展開には合理性があるのか!? 栗本薫の自キャラ同人シリーズ第一作。台湾マフィア事件の後遺症でPTSD/対人恐怖を患い病弱化した“姫”こと矢代俊一が、トラで出演したライブで英二と晃市に出会う。コミック『コイシラズ』原作。でもまだ、俊坊は男っぽいと思う。ちなみに41歳。
くたくた
2022/07/05 19:27

ええと、読むべき?

Millet.K
2022/07/05 22:17

特には。↑上記にまとめ済み。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
下巻に入り、一瞬ハードボイルド路線か?風間センセかっこいー!となったがそれほどでもなかった。結局の主題は「嘘の歌」は歌えないということ。薫サンが自分が書きたいもの(だけ)を書きたいのだ、という思いを託したものか。しかしボイストレーニングは必要だし、歌いたくとも音痴では駄目なように、文章を世に出すのだって、世が認める水準で出す必要はあるわけで。良いところもある作品だと思う反面、薫サンの作家としてのあり方が作品を裏切っているような気がする。それが一番厳しい道なんだという風間のセリフを薫サンに捧げたい。
Millet.K
2022/07/05 09:01

うなぎさんのが好きな理由は、逃避行中に良が「オレ歌いたい」って言ったのをきちんと実現してくれたことしかも二人で歌うなんて! 『時空を超えた島さん』読んできた!たしかにほのぼの〜

くたくた
2022/07/05 19:31

もし叶うなら「二人で歌う」シーンを見たかった、という読者の欲を叶えてくれる二次創作ですよねえ。と、いうか私は透に歌わせたいんだなあ。薫サンは透に歌わせることには全く関心なさそうだったし。当の作者による二次創作は作者の欲求全開ですね。でもちゃんと書きたいことを書いてるだけあって、商業出版している作品より出来が良い気がするのは、多分気のせいではないな。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
風間が主人公のスピンオフ、とはいえ「東京サーガ」の立派な一員。ストーリーはなかなか面白く、薫サンの脳内からだだ漏れる栗本とも風間とも判別しないグダグダ無限ループの冗長過ぎる語りさえなければ、傑作、少なくとも佳作にはなったんじゃないか。だが字は細かいし、この厚さの上下巻になるようは本ではない。良は拘置所、自分は地位も名誉も無くしてドブの底に沈んだような風間が思いもかけず出会った人間達。独りは天性の絶対音感と共感覚を持った少年。そしてもう一人は漆黒の美形のヤクザ。その名も黒須さんの百花繚乱の刺青を見てみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/05(2967日経過)
記録初日
1980/01/01(16425日経過)
読んだ本
1268冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
374524ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
974件(投稿率76.8%)
本棚
44棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://koko-yori-mybooks.blogspot.com
自己紹介

翻訳SFとアクション、エスピオナージ、戦争、歴史&ミステリーを好んで読んでます。苦手は恋愛もの、日本人作家のもの、短編。
なので、時代小説以外は日本人作家さんはあまり読みません。

日本人作家さん作品は、ストレートに言葉が自分の中に入り込んでくるのに言語感覚にどこか自分とは違う感じがすることが多くて、やや苦手です。翻訳本にある彼我の距離感が丁度良いです。自分の周りにあるもろもろの事柄は、小説より奇なり!というものが多いので、日本もので胃にこたえそうな現実感ありありなヘヴィーな本は敬遠してます。
紙の本が好きです。基本的には新本を求めることにしていますが、翻訳小説は簡単に絶版になってしまうので、Amazonマケプレと近所の古本屋さんの利用率は高めです。図書館も嫌いじゃないですが、一度読んだ本はずっと手元に置いておきたい派です。
読書メーターを始めて、読書に幅が出てきました。
読書傾向の似た方と繋がりたいと思い、過去に読んだ本も登録してます。積読本が事実上1000冊を超えた今日この頃、いつか読み終わる日を迎えられるのだろうか。。。。
月に10冊、年に100冊くらい読めればいいな、と思っています。それでも積読消化に10年以上はかかる。速読の皆様がうらやましい今日この頃。
今後ともよろしくお願いいたします。

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