遺体が入った棺が市内で次々と発見された。一連の殺人を繋ぐのは、内臓の一部が抜き取られ、人体模型の内蔵にすり替えられていたことと、棺の蓋に「地羊鬼」と書かれていたこと。新米刑事・八木沢は、オカルト事件担当の林原とコンビを組み捜査することに。呪術✕ホラー✕イヤミス✕サイコパスでなかなか面白かった。

遺体が入った棺が市内で次々と発見された。一連の殺人を繋ぐのは、内臓の一部が抜き取られ、人体模型の内蔵にすり替えられていたことと、棺の蓋に「地羊鬼」と書かれていたこと。新米刑事・八木沢は、オカルト事件担当の林原とコンビを組み捜査することに。呪術✕ホラー✕イヤミス✕サイコパスでなかなか面白かった。

火村・アリスシリーズ中編集。長すぎず短すぎずで電車で読むには丁度よかった。【①不在の証明(双子の話)②地下室の処刑(森下刑事が拉致される話)③比類のない神々しいような瞬間(ダイイング・メッセージ)④白い兎が逃げる(ストーカーの話)】

火村・アリスシリーズの長編。舞台は日本から飛び出し、火村とアリスはマレー半島へ旅行に。大学時代の友人が経営するホテルに泊まってゆっくり語り合う予定が、トレーラーハウスの密室殺人事件に遭遇。さらに立て続けに2件の殺人事件が起こり、帰国までのわずかな時間で火村は事件解決できるのか…推理がちょっとくどかったけど、飽きることなく読んだ。

火村・アリスシリーズ長編。珍しく序盤に殺人事件が起こったなぁ。地理トリック。最後の最後まで犯人がわからず、かと言ってえ？この人が！という驚きもなく、でも面白かった。

1年に1回は必ず読みたくなる本。ホラー短編集。『死人のテープ起こし』『留守番の夜』『集まった四人』『屍と寝るな』『黃雨女』『すれちがうもの』今回は文庫版を読んだ。文庫版の終章には、単行本の終章に加筆してあって、やったぁ〜！

また読んでしまった！2年に1回は読みたくなる。火村・アリスシリーズ1作目。クリスマスの軽井沢別荘で起こった2つの殺人事件。和やかなクリスマスパーティーと不可解な事件の対比がとても不穏で良い。またいろいろ忘れた頃に読むでしょう。