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2024年4月の読書メーターまとめ

かなで
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545ナイス

2024年4月に読んだ本
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2024年4月のお気に入られ登録
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  • えみちゃん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かなで
ネタバレ大学三年生となり、大学院へ進学したい気持ちと金銭的な問題があり、一旦同じ能力を持つ遠山の事務所でバイトすることにした尚哉。その間も第一章『ミナシの家』、第二章『消えた少年』と事件は絶えず。→絶望する人間の行いと、人間の行いが希望となる話が入り混じり、今巻も良かった。高槻祖父、高槻母にも『代償』という言葉で人生が縛られている気がする。あと高槻の中の『もう一人』は、彰良は【窓】であり、彰良が人間に絶望したら『もう一人』の世界に戻す。また人間の理で動くものではないから、死ぬレベルでしか守ってくれないのも判明。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

かなで

先月はあっという間に終わって、疲れた。しかしながら平安時代の大河ドラマにハマり、一喜一憂もしています(笑)今年こそ何か成し遂げたいなあ…ということを12月まで言っていそうです(笑) 今月もよろしくお願いします! 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:5029ページ ナイス数:410ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/722933/summary/monthly/2024/3

かなで
2024/04/02 08:18

>おさるだんごさん、コメントありがとうございます。大河ドラマは長いですからね…!しかもかなり今は辛い展開なので、飛び飛びで充分な気も…( ˆ꒳​ˆ; )今月もよろしくお願いします!

かなで
2024/04/02 13:32

>みかづきさん、コメントありがとうございます!みかづきさんも大河仲間!私もドロドロとした権力争い大好きです(笑)一条天皇と定子様の描写が『あ〜、これは惚れてまうやろ…』と思いました(笑)でも、後の東三条院様が眉をひそめていたからここもドロドロとした争いになるのかなと今からワクワクします!今月もよろしくお願いします!

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2024年4月の感想・レビュー一覧
22

かなで
ネタバレ密入国した女性たちは損傷した部分を補いながらシビュラシステムに迎えられる。そして公安局局長へと成る。彼女たちが目覚めるのはアニメ1期最終回、常守朱がこの部屋の電源を〜の際。それも一瞬で、シビュラシステムに呑み込まれていく。最後まで救いはないけれど、やっぱり一期は面白いよな〜と納得。シビュラシステムは最大公約数の幸福を世に与えるため捨て去ったもの=槙島聖護だったように思う。それを狡噛慎也に伝えたのが、あの時代を行きた征陸のとっつぁんだったのも良い。意志を捨て去った人間はどこへ向かうのか、考えさせられる。
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かなで
ネタバレ2巻よりさらに遡ったシビュラシステム黎明期の話。免罪体質の公安局のひとりと、裏切られたテロリストの少女視点から描く今巻もかなり救いはない(そもそもこのシリーズに救いというものは存在しない…)。ベッカム氏はそもそもシビュラシステムの核を知っていてこの惨劇を繰り広げたのか、気になる。泉宮寺やら1期アニメに登場した人も出てきて、あ〜それが繋がるのか…と納得。あと驚いたのは、2020年の東京オリンピックがこの本でも中止(実際は延期)になっていたこと。すごい。
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かなで
ネタバレ同士討ち事件のあと、犯罪係数が100を超えた征陸は潜在犯『堕ち』した。それでも妻の冴慧は征陸を訪ねてくるが、潜在犯を抱える家族は決してこの世界では受け入れられないことを互いに知っていた。そんな中、巌永という女性監視官が征陸の前に現れ、執行官への道を示す。八尋を確保するために、そして家族との再会を果たすために征陸は執行官となるが…。→公安局局長がこの時代からすでにシビュラであったこと、また巌永もその一部であったことで終わりを迎えているのが衝撃。そして、アニメ1期に繋がるという感じ。とっつぁんかっこいいよ…
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かなで
ネタバレ征陸智己が警察官で、まだ警察庁と警視庁が存在していた頃。アニメではすでに厚生省の一強だけど、まだシビュラシステムが確立されていない頃の話。→機械化が進み、最大公約数の幸福が優先されれば人口は減っていくという世界は決して他人事ではない。それを征陸の目線で苦しみながら、読者も変革する世界を追体験する。自らが掴みとった(と思っていた)未来は、絶望でしかないとき、犯罪係数や色相が濁らない人はいないと思うし、もし私がこの世界に生きていたら一発『潜在犯』になりそう…。
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ネタバレ今回は燕側。角抵の人気力士だった父が病死し、安史の乱に巻き込まれた呉笑星。戦のせいで変わってしまった人や世間の辛さや、幼馴染であった史思明の嫡男、史朝義と変わらぬ交流を持つことで、人として代償と成長をしていく。→安史の乱の終わり方から、ハピエンではないことは確かだったけれど、朝義と笑星、娘の星羅の最後の夜は涙を誘う。誰もが『戦のせいで変わってしまった』から、朝義と笑星は代償を支払いながらも『戦を終わらせる』ことができた。黒蛇こと朝義の双子の弟朝鳥が、兄を思うが故に兄を死なせたところがこのシリーズ、らしい。
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かなで
ネタバレ導入部分で1巻は終了。web版があるみたいでそちらも合わせて読んだが、言葉の暴力ってあるよなあというあまりスッキリしない終わり方にモヤモヤ。幼馴染の元婚約者のほうが良かったのでは?と思った。そこが番契約の怖いところなんだろうけれど、ヒーロー兄がかなりヤンデレだった。しかし、あまりに自業自得すぎてヤンデレ感も微妙。web版と書籍は異なる部分があるみたいで、終わり方も変わるかもだけれど、ヒーロー兄の呪いが強すぎて仕方がなかったとはいえ、ヒーロー言葉ベタすぎるし、使用人達の態度も酷すぎる…。
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かなで
ネタバレアニメで分かっていても、宜野座親子の別れは辛い。狡噛慎也と常守朱の、運命の選択が分かれる部分も切ない。ある意味、人間の思考を奪われた、止まった近未来社会なんだろうけれど、AIが発達していった末の世界はこんな感じになりそう、もちろんシビュラシステムみたいに免罪体質の犯罪者が数百人集まった知能ではないけれど。このあとのアニメは見てないから小説で追うか悩む(賛否両論あるみたいなので…)。そう考えるとやはり槙島は、言い方が悪いけれど魅力的な犯罪者だったのだろう。ある意味、あの世界で一番人間らしい生き方ともいえる。
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かなで
ネタバレアニメ第一期のみ視聴済。本は読んだことがなかったので読んでみたら、やっぱり面白い。シビュラシステムにより恋愛も仕事も全て定められる世界。厚生省が力を持ち、公安局により重大事件(ドミネーターによって処罰される)を扱う監視官常守朱。シビュラシステムによりどんな仕事にも適正があった朱だったが、執行官狡噛慎也との出会いにより、シビュラシステムに『支配された』世界に疑問を持ち始める。→といいつつ、好きなのは敵方の槙島な私です…。好きな声優さんしか出ていなかったからかとにかくハマっていたなあ…。
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かなで
ネタバレ絵が変わっている気がする…?内容は変わらず、世の中の不思議な現象には名前がついているというもの。文字だけよりも絵や写真があると覚えやすいのは『画像優位性効果』、損しかしないのに今までかけた金額が大きいため続けちゃう『コンコルド効果』、目をぎゅっとつぶるとないはずの光が見える『眼内閃光』、所謂ステルス値上げは『シュリンクフレーション』など。1回戦は良かったのに2回戦で大スベリしたロッチ現象や、ラストエリクサー症候群など、一部の界隈でしか理解できないものも記載されていた。
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かなで
ネタバレ兄が死ぬ予兆を言葉にし、他人には見えない霊とも話す伯爵令嬢のジャンヌは、修道院へ暮らしていたところ、姉であり女伯爵のマリーズに呼び戻される。いわく、自分の代わりに結婚し、男の子を産めと。しかし、国中の霊と話して、書物にも乗っていない本物の歴史を知りたいジャンヌはそれから逃れようと、姉の秘密を探るが…。→貞操観念のない姉と幽霊が見える妹の、互いに微妙に心配してるところは良かったけど、ヒーロー役が姉と身体の関係があって、なんというか別の『姉妹』になるのは良いのか!?続きが出てもこれが引っかかり続けると思う…
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かなで
ネタバレ性別関係なく王位継承権がある国の第一子のヒロイン。異母弟妹たちに、継母殺害未遂容疑をかけられ、王位継承権を剥奪され政略結婚として北の大地にある国へ嫁ぐことに→溺愛はないので注意。異母弟妹へのざまぁもなく異国から来た王女が自らの努力で周囲を味方につけていく話。ヒロインが終始迂闊で、正直王位継承できなかっただろうな…感。でも輪にかけて異母弟がお察しなので、祖国属国未来エンドなざまぁってこと?父の助け方も微妙だし、戴冠式までもう少しというところで、犬ぞりする…?急に犬ぞりの話になってついていけなかった。
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かなで
ネタバレ前回から比べるとかなりヒロインもヒーローの恋愛は甘め。両親の死因や『吸血鬼』と呪い(因習に近い?)なども判明した今巻→きれいにまとめた感があるからこれで完結かと思われる。ただ、両親の死にはもっと深い陰謀みたいなものがあると思っていたので肩透かしはあったかな。 いまいちよく分からなかったのが、ヒロイン父には不治の病があって、本当は家族全員楽に死なせて上げるつもりだったってことなのかな?同意を得て安楽死を与えているつもりの薬屋さんがヒロイン父に対して同意を得ようともしなかったのか、そこを深堀してほしかったかも
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かなで
ネタバレ大河ドラマから特集。読み友さんのレビューから。 大和和紀さんから入り、のめり込む様に中学生の頃、様々な現代語訳を読んだ身としてはこういう雑誌で興味を持つのは良いと思う。ただ、源氏物語の男はみんなサイテーという結論が出てしまっては源氏物語を読もうと思う人はいないのかなあとも思う。『女は生まれながらにして罪深いもの』の感性だから、現代の女性から見れば男尊女卑はなはだしい。それでもあの時代にこれだけのキャラ設定と男尊女卑への皮肉などを描いた源氏物語の筆者が女性の紫式部だったことを、私はとても誇らしく思う。
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かなで
ネタバレ過去の人面疫と永安人との対処により、謝憐は精根尽き果てようとしていた。それと同時に仙楽国の命運も。『神』が国の盛衰に関わったから人面疫が流行したと至った謝憐に、変わらず紅紅児と思われる少年だけが謝憐を信じていた。そして、ついに運命は定まる。そして、時代は戻り、今までなにくれと手を貸してくれていた風師青玄から白話真仙について相談を受ける。→情緒ジェットコースター。地師が飛昇時に殺されていて、実は黒水沈舟が成り代わっていたなんて事実、風師じゃなくとも辛い。謝憐の元信者、現鬼の子の父は誰なんだ…?(続)
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かなで
ネタバレ【酷評注意】二大女房の話というので期待して読んでみると、かなりがっかり?というか残念な解釈の仕方がされているので注意。紫式部の日記と紫式部の解釈が合わなかったのが一番読みづらいのかな…。怪異事件もあり、どこに落とし所をつけるんだろうと思っていたら、どこにも着地点はなく、平安時代要素はあまり感じられず…。和泉式部も出てくるけど、むしろ和泉式部で書くべきだったのでは?と思うキャラ設定だった。ストーリーもかなり薄く、結局何が書きたくてこれを書いたんだろうと、首を傾げざるを得ない。作者好きだったので本当に残念。
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かなで
ネタバレ大学三年生となり、大学院へ進学したい気持ちと金銭的な問題があり、一旦同じ能力を持つ遠山の事務所でバイトすることにした尚哉。その間も第一章『ミナシの家』、第二章『消えた少年』と事件は絶えず。→絶望する人間の行いと、人間の行いが希望となる話が入り混じり、今巻も良かった。高槻祖父、高槻母にも『代償』という言葉で人生が縛られている気がする。あと高槻の中の『もう一人』は、彰良は【窓】であり、彰良が人間に絶望したら『もう一人』の世界に戻す。また人間の理で動くものではないから、死ぬレベルでしか守ってくれないのも判明。
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かなで
ネタバレようやく初代アザゼル=大賢人、大賢人の同じ遺伝子を持つアザゼルということが分かった今巻。→すでにストーリー上は前のシリーズで読んでいるのに、毎度ラピス族の来世を語るシーンは泣いてしまう。誰一人悲観的なことは言わず、来世にしたいことを語る。たった一人の命を守り、ひいては『大地の鍵』を守るために。死というとんでもない絶望を前に、決して『フラグ』とかではなく、来世に希望を描けるのは多崎先生しかいないのではないか。だから多崎先生の本は好き。この本は過去の復刻版なので、このまま八百万の神に問う、まで続きますように。
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かなで
ネタバレ天祐の家で発見された、やらかし元皇族『華佗』が作った書。すでにボロボロだったが、修復して辛うじて読める場所もあったことにより猫猫が歓喜の奇声…ではなく声を上げるところから始まる今巻。華佗の書からまさか帝の病にまで発展し、虫垂炎と診断されるが、開腹手術が必要となり、大臣たちからの反対もさることながら、手術日前日、帝と阿多から呼ばれる壬氏と猫猫。そこで語られた内容とは。→阿多は、壬氏の言葉こそ帝に言ってほしかったんだよな、無二の親友だからこそ。無理に形を変えたくない、それならば手放すと言い切る壬氏様格好良い!
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かなで
ネタバレ小国の第二王女ソフィーナは、大国の王太子フェルドリックから求婚される。幼い頃の初恋の君だったが、美貌の異母姉を選ぶと思っていたソフィーナは、その申し出に舞いがっていた。しかし婚約パーティーの際、フェルドリックが人目を避けながら、ソフィーナの外見とソフィーナの生国の力を削げると側近と話しているところに出くわしてしまう。明らかな政略結婚に、幼い頃から夢見ていた皆に祝われながら幸せそうに互いに見つめ合う結婚式は脆くも崩れさったのだった。→互いに罵り合い、ヒロインが人知れず傷つくストーリーは二度と読まないと誓った
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かなで
ネタバレ後宮の烏と同じ世界で、周辺国で起きる大蛇の『海神』の短編集。領主も、その領主の花嫁も海神の託宣によって決まる。託宣は離れ小島に住む巫女王のみが聞ける仕組みで、その島には海神に選ばれた女しか住めない。→4編の短編集。巫女王と海神の因縁があって、巫女王は十四歳あたりの見た目から一切老いないし、海神が謝っていることからなにかがある模様。でも巫女王も前は人間らしいことは判明してるので次巻も読みたい。後宮の烏ともどこか繋がるのだろうか?
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かなで
ネタバレ司祭の不可解な死から修道女の連続殺人事件にまで発展する今巻。一見して傷が見当たらない司祭と修道女の死、そこから続く残忍な殺され方の修道女連続殺人。そして、2人の『クロティルド』。タイトル回収は事件の結末とともに。→2人の異端の『クロティルド』が存在するため、とにかくややこしいが、今回も面白かった。危険な修道院にいるマリー=アメリーのために、大雨による川の増水が起きている中、それでも飛び込んだジャン=ジャックの恋心が特に良かった。元王族(現公爵家の未亡人)と、前王の嫡子(ただし本人は知らない)のロマンス(続
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かなで
ネタバレ医師のアンノ先生とフォトグラファーのユキ先生による合作というに相応しい今巻。安楽死や再生医療、移植についてまで現代医療のなにもかもが詰め込まれている。ついに四百年前のドーチェの死をディドウスに話したリョウたち。明確な答えはなかったものの、『生きている』ことから赦され、その後もディドウスの診療に当たるが、ついに、ディドウスに恐れていた病が降りかかる。→心筋梗塞からのカテーテル治療が妙に『はたらく細胞』感があった。それでリョウは盲いてしまうけど、ディドウスが血を分けてくれて目は復活。だけどリリは留年する(続)
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/23(2776日経過)
記録初日
2016/11/01(2798日経過)
読んだ本
1915冊(1日平均0.68冊)
読んだページ
540713ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
1582件(投稿率82.6%)
本棚
6棚
性別
血液型
A型
自己紹介

◎アイコンはPicrewの「もっとももいろね式美少女メーカー」様からお借りしています。

◎本は実際に購入したり、図書館本だったりします。シリーズで追いかけてるものは購入していることが多いです。

◎好きな本
①はるおかりの先生の後宮シリーズ
②桃春花先生のマリエル・クララックシリーズ
③小田菜摘先生のなりゆき斎王、平安あや解きシリーズ
④小野不由美先生の十二国記シリーズ
⑤多崎礼先生の書籍全般
⑥古宮九時先生のUnnamed Memoryシリーズ
他にも、茉莉花官吏伝、竜騎士のお気に入りなど。

◎漫画の感想もぼちぼちありますが、本の感想より自我がでがち。お気をつけください。

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→2024/2以降多忙のため、全てはお返しできないかもしれません。

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