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2024年10月の読書メーターまとめ

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読んだ本
9
読んだページ
2560ページ
感想・レビュー
8
ナイス
94ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ今まであまり考えたことはなかったけど、自分って何者なのか言葉で説明するのは難しい。かけ直した電話で「どちらの小川さまですか?」と聞かれて途方に暮れる場面がなぜか印象に残った。そのことを「哲学的難題を出される」といって僕は何者なのだろうかと悩む小川さんをちょっと面白く感じてしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

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ネタバレ面白かった!行方不明の5歳児が1週間の間で出会った4人の男女。みんなそれぞれの事情があって読み応えがありました。谷島さんと真人がアニメの歌をデュエットするところがよかった。岬さんの意外な過去がわかるシーンは思わずニヤっとなってしまった。痛快でした!読む前は暗い話かと覚悟して読んだけど、読み終わった後はスッキリ。最後の真人の言葉に救われた気分。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレまず帯が気になり、表紙のデザインもオシャレで惹かれました。グラフィティの知識ゼロだったけど面白かった。街中のラクガキとかを目にした経験はあるけど、グラフィティはアートか犯罪か?第2部のTEELのグラフィティライターとしての時間と、仕事をしている時間の差がリアルに思えた。
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ネタバレ畑野智美さんの文章を読むと、なぜか心が落ち着く感覚になる。淡々としているんだけど寄り添ってくれている感じ。この作品の主人公の鳴海くんにも同じような印象があって、自分がみんなと違うと悩んでいるから人に対しても絶対にからかったりおかしいと思ったりしない。『誰の話を聞いても「おかしくない」と伝えるのは、自分がそういってもらいたいからだ。ーでも、1人で生きていきたいわけではない。わかり合えるような誰かと出会い、一緒に生きていきたい』この言葉にすごく共感。
が「ナイス!」と言っています。
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万城目学さんの作品を読むと京都に行きたくなる。三月の局騒ぎの女子寮の雰囲気がとてもよかった。建物の名前が薔薇壺、棕櫚壺ってお洒落!「想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ」万城目さんらしい少し不思議な世界を堪能できました。
が「ナイス!」と言っています。
 ri
中山七里さん、初読みでした。各章に鬼の〜とタイトルがついていて、この鬼ってそれぞれ誰のことだろう?と考えてしまった。閉鎖的な村でコロナ禍の緊張もあり、余所者を排除しようとする人たちと、自分の住む村が嫌いで都会から来た麻宮に憧れる主人公。村が嫌いなんじゃなくてそこに住む人達が嫌いなのでは?という言葉にハッとした。
が「ナイス!」と言っています。
 ri
ネタバレ今まであまり考えたことはなかったけど、自分って何者なのか言葉で説明するのは難しい。かけ直した電話で「どちらの小川さまですか?」と聞かれて途方に暮れる場面がなぜか印象に残った。そのことを「哲学的難題を出される」といって僕は何者なのだろうかと悩む小川さんをちょっと面白く感じてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレタイトルからしてどういう事??と読む前からワクワク。チクワによって起きた悲劇を3つの視点で書いていて、視点が変わるごとに二転三転していくのが面白い。内容はとてもホラーなのに、それがチクワのせいというので怖いんだけどどこか面白さも感じてしまって、「チー、クー、ワー!」には思わず笑ってしまった。読むとチクワを覗きたくなります。でも、怖いから覗けない、、しばらくはチクワを見るたびにこの作品が頭に浮かぶだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ1人でいることが楽で、できることなら1人で生きていきたいと思っている蒼。そんな蒼に寄り添ってくれる冬子と米田が凄くいい。2人がいてくれたおかげで、蒼も救われた部分がたくさんあったと思う。関さんの「特別なのはあなたじゃなくて、あなたの友達」という言葉にもなるほど!となった。相手の聞かれたくないことは聞かない、したくないことをさせない気遣いが身についている冬子はすごいと思う。お母さんとの関係も最後の雪かきの場面で少し希望が見えるような、小さな灯がともったような読後感でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/24(5206日経過)
記録初日
2006/08/01(6690日経過)
読んだ本
767冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
234122ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
127件(投稿率16.6%)
本棚
0棚
性別
職業
専門職
現住所
岡山県
自己紹介

社会人になり読む量は減りましたが、時間を見つけてマイペースに読んでます。
図書館で借りて読むことが多いです。

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