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2024年10月の読書メーターまとめ

だっぱら
読んだ本
7
読んだページ
2065ページ
感想・レビュー
7
ナイス
163ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月のお気に入り登録
3

  • hiro
  • ひな
  • かの

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • しょくじゅう
  • hiro

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

だっぱら
本作には何人かの母親が出てくるわけだが、子を思う母の愛にしては歪みすぎている母の愛が描かれている。息子の死をきっかけに悲しみに沈むあまり、偏執的な行動に走っていくいづみ、女性に対し奔放すぎる息子の本質を見ようとせずに、息子の嫁を疑うようになる智恵、両方とも怖い。最後の最後でイマイチハマりきらなかったピースのゆくえがまた衝撃の種明かし。なかなか後味の悪い読後感でイヤミスの範疇なのかなぁ、と。気になったのは、駐車中のトラックに自転車でぶつかって死亡というところ。動いてるトラックの方が現実味あったのではないか?
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

だっぱら

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1570ページ ナイス数:170ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/7361/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

だっぱら
漫画『テルマエロマエ』の作者による食のエッセイ。貧乏でしょうがない時はもちろん私にもあった。大学生の頃は本当に金がなく、友人から恵んでもらった小銭をかき集めて小麦粉を買い、それを水でといてフライパンで焼いたものに醤油をかけてくっていたことがある。あれほど貧相な食い物もそうないと思うが、先輩はそれを『貧乏焼き』と読んでいた。おふくろの味の話題があった。おふくろの味として思い出すのは、甘い味付けの卵焼きと、マカロニがギュウギュウにつまったマカロニグラタンと油揚げの中に卵を入れて甘辛く煮たやつだなぁ。お腹すいた
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だっぱら
子どもの頃は西武ライオンズのファンだった。森監督率いるライオンズは憎たらしいくらいに強かった。そんなライオンズの中軸は、秋山、清原、デストラーデのクリンナップで、とても花があった。一年目からスタメンに定着し活躍しまくった清原の姿、巨人との確執の末日本シリーズで思わず涙をこぼした姿、巨人で苦しむ姿、オリックスでの大手術と引退。どれも記憶に残っている。薬物による逮捕や、その近辺の半グレのような姿には驚いたしがっかりした。自分を取り戻し、指導者として帰ってきて欲しい。息子と共に戦う清原JAPANが見たいぞ!
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だっぱら
本作には何人かの母親が出てくるわけだが、子を思う母の愛にしては歪みすぎている母の愛が描かれている。息子の死をきっかけに悲しみに沈むあまり、偏執的な行動に走っていくいづみ、女性に対し奔放すぎる息子の本質を見ようとせずに、息子の嫁を疑うようになる智恵、両方とも怖い。最後の最後でイマイチハマりきらなかったピースのゆくえがまた衝撃の種明かし。なかなか後味の悪い読後感でイヤミスの範疇なのかなぁ、と。気になったのは、駐車中のトラックに自転車でぶつかって死亡というところ。動いてるトラックの方が現実味あったのではないか?
が「ナイス!」と言っています。
だっぱら
世の中には、どうにも他言語ではニュアンスが伝わりにくいものがある。(その最有力は、北海道弁の「いずい」だと思っているのだが)この本は世界のそんなことばを集めたものだ。日本語からも「ボケっと」「侘び寂び」「積読」「木漏れ日」が採集されていて興味深い。確かに、侘び寂びなんて日本人でもうまく説明できないかも。いろいろ気に入ったことばがあったけど,いちばんのお気に入りはヒンディ語のJUGAAD。最低限の道具や材料でとにかくどうにかして問題を解決することってとても大事なことだと思った。足りないから工夫するのが大事。
だっぱら
2024/10/22 12:12

ちなみにポルノグラフィティの「サウダージ」ってなんだろうと思っていたら、ここに答えが!

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だっぱら
元検事の弁護士(いわゆるヤメ検)の佐方貞人が主人公。ぼんやりしてそうで実は切れ物という、ある意味ありがちなキャラ造形。殺人事件の公判と、7年前の交通事故が同時に語られていく。「被告人」「被害者」という表記にこだわっていて、なんでだろうと思いながら読み進めていたが、終盤で「えっ?」となる仕掛けが。完全に引っかかりました。罪は真っ当に裁かれるべきという信念に基づいて、隠された真実を詳らかにしていくのが見事。被告人にとっては「試合に勝って勝負に敗れる」という結末に。生き残った関係者に、救いがありますように。
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だっぱら
引きこもり(ヒッキー)とハッカーが縦横無尽に活躍するお話。ハブになっているのは、カウンセラーのJJこと竺原。結局、JJはどうなったのか、明確には示されないけど、きっとそう言うことなんだろうな、と。引きこもりは社会のお荷物なんかじゃなくて、そのピーキーな才能を生かすプロデューサーがいればものすごい力を発揮すると言うメッセージはアツイ。そして、それはジェリーフィッシュで表される、欠落を持つ障害者(タイムもそうかも)も同様であると言いたいのだろう。みんな違ってみんないい。みんなが自分の個性を武器に戦えばいい。
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だっぱら
ネタバレ素人が投稿したボツ原稿を乙一がリメイクする、という「乙一小説再生工場」から生まれた短編集。それ故に、いつもの乙一と比べると、残虐な表現は少し抑えめで、白乙一というか、中田永一風味の作品が多い印象。「コンビニ日和!」はあとがきにもコントのようと会う表現があったけど、成人週刊漫画誌の読み切り作品のような読み味だった。「ホワイト・ステップ」は、雪面だけの邂逅から導かれる奇跡に胸が熱くなった。さすが乙一というべきか、さすが小説家というべきか、物語を作り上げるには、技術が必要なのだな。乙一の書いた技術論も気になる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/17(5880日経過)
記録初日
2008/06/16(6003日経過)
読んだ本
1181冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
392798ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
1164件(投稿率98.6%)
本棚
45棚
性別
血液型
B型
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

好きな作家さん(順不同思いつくまま)
辻村深月
深緑野分
三浦しをん
森実登美彦
有川浩
村上龍
村上春樹
塩野七海
浅田次郎
伊坂幸太郎

おもしろかった本
バッタを倒しにアフリカへ(前野ウルド光太郎)
赤と青のエスキース(青山美智子)
ローマ人の物語(塩野七海)
ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
コインロッカーベイビーズ(村上龍)
5分後の世界(村上龍)
ソフィーの世界(ヨースタイン=ゴルデル)
数学ガール(結城浩)
ナイフ(重松清)
夜のピクニック(恩田陸)

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