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牙生えかけのサイコ
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ネタバレ内容をすっかり忘れた僥倖に見舞われ再読。教師と警察それぞれの妻が消え、捜すうちにとある新興宗教に辿り着き…やー、どうしてこんなアクの強い内容忘れてたんだか。アクも悪、主人公2人の悪行も、自分たちの不甲斐なさを歪んだ男性優位思想で蓋するところも、いい感じにクズで全く同情できません。そのスタンスが最後までブレないのも高評価。何勝手に第二の人生始めてんじゃい。トリックとしては、ちょっとズルない?と呟きたくなりますが、2人の視点が交互に展開する構成なので語られない部分があるのも仕方ないか…話運びはやっぱり上手い!
0255文字
牙生えかけのサイコ
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再読。初めて読んだどんでん返し系の作品が本作だったのはつくづく幸せでした。当時はグロにもさほど耐性がなく、もう色んな方面でショックの連続砲火を浴びました。殺害方法がサイコキラーのそれで、描写も生々しいので、読んでるこっちの体のあちこちがヒュンヒュンします。息も絶え絶えに読み進め、ようやく出口…と思いきや最後に特大のご褒美(という名のグロ)がこんにちは!今となっては怪しい箇所やこの表現フェアかしら?と思う部分もあれど、ネタが分かっていても(分かっているからこそ)再読したくなるスリリングで大好きな一冊です。
0255文字
牙生えかけのサイコ
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再読。人間の怖さ愚かさ×どんでん返しの手法=ただでさえ後味ゲッソリなのに輪をかけて嫌な気持ちになっちゃう大好き!です。5篇の短編集で、どれも違うパターンの辟易さに『再読しようとは思いません』と心に誓うのですが(これみなさん思うはず…被っても許されようとは思いません)、話運びの巧みさにうっかりまた手に取ってしまう芦沢マジック…特に目撃者の話はこっちの胃が痛くなってきてほらだから言わんこっちゃない!と思わず机に湯呑みを叩きつけ案件。育児の話も身につまされる…。表題作はちょっと希望があってそれもまた良きです。
0255文字
牙生えかけのサイコ
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ネタバレやわらかくやさしい文章にほのぼのとくすぐられていると、気付いたら全身アザだらけのボッコボコにされてた感じです。読み終える頃には装丁の愛らしさもむしろ怖い。あひるの代わりはいくらでも。では賑やかな子供達の代わりは。初孫の代わりは…。全編通して5秒に1回「えっ?えっ…?」て呟いてた気がします。おばあちゃんも怖い。母屋に勝手に入ってたり足腰強いこと隠してたり…いやよく考えたら赤の他人か…。そして子供の純新無垢さがフルスイングで殴ってくるのがまた。良くも悪くも子供だけが嘘を吐かない。こんな読後感初めて…!
牙生えかけのサイコ

自分では気付けなかった作家さん。masaさん教えてくれて本当にありがとう!むらさきのスカートの作者さんなのですね、スルーしてしまってました…とにかくありがとう!!

10/04 00:47
masa

今村さんは日常に溶け込み潜在してしまう怖さを描かせたら随一ですよね。好みにあったようで良かったです。「こちらあみ子」もざわざわしますよ!やっぱり生きてる人間が一番怖い!

10/04 06:42
0255文字
牙生えかけのサイコ
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再読。彼の書く浮浪者と殺し屋とゲス野郎が堪らなく好きな私としてはご褒美な一冊。様々な人生を歩む7人の死(実際の死人はさらに多いよ!)を、時に清々しく時に吐き気を催す邪悪をもってお見せしてきます。この歳になると子供が絡む話は本当にしんどいのですが、夢先生の書きぶりが余りにも徹底的なのでいっそ美しい。登場人物たちの死はその殆どにおいて同情も共感も持てず、あらまあ大変なこと…とチロルチョコのバラエティパック然とした死に様詰め合わせを楽しく読みましたが、嫌われ者とからっぽは格別。特に後者のオチは震えました語彙力ぅ
0255文字
牙生えかけのサイコ
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とにかく頭突き&いつでも快便可能な拗らせ男子修次くんのお騒がせな純愛()…俺は悪魔になるんだ!て言いながら、鬼畜の所業を重ねる修次くん…でもすーぐに激しく狼狽しちゃうの…も〜、余りにもやれやれ、でも新堂先生だからな〜と良い意味で苦笑しつつ(良い意味ってすげー便利!)。動機もね、半分もしないくらいにすぐ想像つきます。白新堂先生はきっとこれがしたいんだろなー、と。だから内容なんて無いよ!白にも黒にも意味などなく最早スケルトン新堂な一冊。悪虐というか悪ギャグだよね先生?新堂先生ーっ!?と途方に暮れながら読了。
0255文字
牙生えかけのサイコ
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今年もいっぱい刺されました。でも、本作の彼に比べたら…。寝起きの男を突然襲う、蚊、蚊&蚊。煙の如く部屋中ビッシリ蚊地獄。理不尽極まりないサイコ展開なのに何だかゆる〜く読めてしまうのが椎名節。むしろこの語り口だからこそ狂気がよりバクハツ的に感じられるのかしら。独特の呟きスタイル?が落語を聴いているみたいにぬるぬる流れていくのに、たまーに鼓膜破られるよなクセ表現がクセになります。『顎這い寝戻り工法』て何よ。うどんも急行もゆる狂ってて最高ですが、海や波にしんみり、読書公社がまた愉快でどの話も好きですねびいびい。
masa

懐かしい。全然覚えてないから読み返そうかな。

10/01 19:56
牙生えかけのサイコ

読み直すにつけ、以前は気付けなかった物悲しさに出会えるのが好きです(^^)

10/02 07:34
3件のコメントを全て見る
0255文字
牙生えかけのサイコ
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ネタバレ比嘉姉妹シリーズ5作目、などらきに続いて短編第2弾。今回もこの短いページ数にホラーとエンタメが詰め込まれていて徹夜読書となりました。(こいつやっぱり)嫌だなあ〜、(こんなラストは)嫌だなあ〜、と、稲川御大が如く読み進め。特に今回はきちんと解明されない結末が多く、想像するほど怖さと嫌悪感のビッグウェーブに飲まれて大満足です。『鏡』の野崎夫妻とかさ…。しかし表題作、臙脂色のジャージ上下にエプロンで正座し陳謝する琴子姉さまに全部もってかれました。琴子姉さまどんどん人間らくしなってるある意味ホラーです大好き。
牙生えかけのサイコ

全然関係ないすけど、私の中で琴子姉さまは松たか子じゃなくて『HELLSING』のロリカードなんだよな…小柄、黒髪、手袋、人外の強さ、ってのが連想されて…。

09/29 03:08
0255文字

読んだ本
133

積読本
88

読みたい本
110

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/01/14(3017日経過)
記録初日
2016/11/09(3083日経過)
読んだ本
133冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
44583ページ(1日平均14ページ)
感想・レビュー
133件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
自己紹介

どんでん返し・イヤミス・エログロをエネルギーに生きていました。
妊娠出産を経て嗜好が変わってしまったというか、牙を抜かれたというか。
最近は育児に慣れてきて、少しずつ牙が生えてきたので、
ヤバめの積読をぼちぼち切り崩す今日この頃です。

読み返したり、新たに読んだものをコツコツと記録してみます。

ナイス☆はレビューの内容もそうですが、読了お疲れさま!といったニュアンスも含めて押させていただいています。

読書メーターを始めて、知らなかった作家さんや素晴らしい作品に出会わせてもらってます。
みなさんに感謝<(_ _*)>

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