読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

@nk
読んだ本
2
読んだページ
640ページ
感想・レビュー
2
ナイス
214ナイス

2024年10月に読んだ本
2

2024年10月のお気に入り登録
7

  • KAZOO
  • 倫敦バス
  • shikada
  • 憩
  • 藤
  • 阿部義彦
  • kokada_jnet

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • KAZOO

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

@nk
思えばこれまで、子どもも含め、移民ルーツの人たちの隣に何度も座っていた。彼らのルーツ(Roots:起源)など関係なく付き合うことができていると思っていたのだが、彼らのルーツ(Routes:経路)こそが大切なものであり、理解するまではいかなくとも(そもそも理解しきれるとも思えない)、そこをしっかり知ることができているのか、何度も自問自答した。だからこそ読み終えた感覚を、なかなか言葉にできなかった。/一方で、私の暮らしに直接かかわらない移民ルーツの多くの人たち。そんな彼らの声を耳にしていたとしても、
@nk
2024/10/21 14:05

いわゆる「大きな主語」として語られているものとして、実際には何も聞けていない、知り得ていなかったことに気付かされた。/このような本を個人的に“放心本”と呼びたい。自分の根底が揺らぐような、普段の暮らしの要素が一変するような、そんな本。(声高く、多様性や多文化共生といった言葉が扱われている昨今。そこへ切り込む書として、凪良ゆう『流浪の月』や朝井リョウ『正欲』、猪瀬浩平『野生のしっそう』、はたまた岩本悠『流学日記』までもが脳裏によぎる読書体験でもあった。)/

@nk
2024/10/21 14:05

20代の頃、島之内へは何度も足を踏み入れたことがあり、著者の玉置さんとは先日のイベントで挨拶程度にお会いした。読み手が何かしら動き出したくなるような「反動」を生んでくれたら──と本書にあり、まさにそうなりそうな予感が強いのは、今もたまに自転車で島之内を通るから。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

@nk

9月は鉄道紀行と絵本の計2冊。そして(ようやく読メに登録されたため)5月に読了済の感想を1つ。7月下旬の転居に関する諸々は概ね落ち着いついたものの、いかんせん仕事に追われ読了本は少ない。が、季節的なこともあり読みかけ&積読の本は増え続けている。そして今月も増えそうな予感しかない…。写真は、とある本のイベント。読んでいる本の著者に会うというのは、また一味違う赴きがある。9月はそれが2度もあったhttps://bookmeter.com/users/743009/summary/monthly/2024/9

9月は鉄道紀行と絵本の計2冊。そして(ようやく読メに登録されたため)5月に読了済の感想を1つ。7月下旬の転居に関する諸々は概ね落ち着いついたものの、いかんせん仕事に追われ読了本は少ない。が、季節的なこともあり読みかけ&積読の本は増え続けている。そして今月も増えそうな予感しかない…。写真は、とある本のイベント。読んでいる本の著者に会うというのは、また一味違う赴きがある。9月はそれが2度もあったhttps://bookmeter.com/users/743009/summary/monthly/2024/9
yumi..✽
2024/10/03 08:59

以前のレビューからですが、くどうれいんさんにはお会いされましたか?確か、サイン本をレビューされてたようでしたが。ぜひ、会ってみたい作家さんのひとりです。本のイベント、とても楽しそうです♪

@nk
2024/10/03 13:29

yumi..さん、こんにちは。お会いしました! なんというか、エッセイそのものでした(当たり前かもしれませんが) 今は新刊が出たところなので、いろんなイベントをされてるようです。そちらでも機会があればいいですね✨🌱  本のイベント、行きたいのがまだまだあります〜

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
2

@nk
1990年前後に書かれた9つの短篇。その多くに描かれるのは昭和30年代を生きる少年。いずれ大人になり世間を知る。表題作からなるこの新装版の表紙こそ、そんな彼らを象徴する姿なんだろう。きらびやかなことばかりではなく、受け入れ難く、目を逸らしたいことにも出くわす。逃げ場がないことを知り、見えない壁に拳を打つこともある。解説で森絵都がいうように、生きるとはつまり、そういうことなのだ。/知った場所も多く描かれていて、戦後の街並みを思い浮かべながらの再読了(約6年ぶり)。今回は特に「駅」がよかった。
@nk
2024/11/01 12:14

たぶんこの短篇集は、また手にとってしまうと思う。

が「ナイス!」と言っています。
@nk
思えばこれまで、子どもも含め、移民ルーツの人たちの隣に何度も座っていた。彼らのルーツ(Roots:起源)など関係なく付き合うことができていると思っていたのだが、彼らのルーツ(Routes:経路)こそが大切なものであり、理解するまではいかなくとも(そもそも理解しきれるとも思えない)、そこをしっかり知ることができているのか、何度も自問自答した。だからこそ読み終えた感覚を、なかなか言葉にできなかった。/一方で、私の暮らしに直接かかわらない移民ルーツの多くの人たち。そんな彼らの声を耳にしていたとしても、
@nk
2024/10/21 14:05

いわゆる「大きな主語」として語られているものとして、実際には何も聞けていない、知り得ていなかったことに気付かされた。/このような本を個人的に“放心本”と呼びたい。自分の根底が揺らぐような、普段の暮らしの要素が一変するような、そんな本。(声高く、多様性や多文化共生といった言葉が扱われている昨今。そこへ切り込む書として、凪良ゆう『流浪の月』や朝井リョウ『正欲』、猪瀬浩平『野生のしっそう』、はたまた岩本悠『流学日記』までもが脳裏によぎる読書体験でもあった。)/

@nk
2024/10/21 14:05

20代の頃、島之内へは何度も足を踏み入れたことがあり、著者の玉置さんとは先日のイベントで挨拶程度にお会いした。読み手が何かしら動き出したくなるような「反動」を生んでくれたら──と本書にあり、まさにそうなりそうな予感が強いのは、今もたまに自転車で島之内を通るから。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/05(2854日経過)
記録初日
2016/10/01(2981日経過)
読んだ本
397冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
109788ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
388件(投稿率97.7%)
本棚
11棚
性別
年齢
43歳
職業
専門職
現住所
大阪府
外部サイト
自己紹介

記録のために読書メーターを始めて約7年。
たくさんの本と出会うことができました。
そんな出会いのひとつ、宮下奈都 著「神さまたちの遊ぶ庭」を読み、
山村留学に憧れたのが2019/1月。
そして2022/4月から1年、鹿児島の離島で暮らしました。
(2023/4月に大阪へもどる)

時間があればとりあえず本屋へ向かいます。
本に呼ばれるというのは、本の声を聞き取れること。
いつも本はそっと話しかけてくれている。
最近そう思うようになりしました。

登録やコメント等は、どうぞご自由に

2023Ranking
https://bookmeter.com/users/743009/bookcases/11979748
2022Ranking
https://bookmeter.com/users/743009/bookcases/11886358
2021Ranking
https://bookmeter.com/users/743009/bookcases/11777790
2020Ranking
https://bookmeter.com/users/743009/bookcases/11644941
2019Ranking
https://bookmeter.com/users/743009/bookcases/11505313
〜2018Ranking
https://bookmeter.com/users/743009/bookcases/11368401

------
※2024/1/2更新

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう