読書メーター KADOKAWA Group

2026年7月の読書メーターまとめ

のれん
読んだ本
22
読んだページ
7298ページ
感想・レビュー
22
ナイス
479ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2026年7月に読んだ本
22

2026年7月のお気に入り登録
1

  • gachin

2026年7月のお気に入られ登録
1

  • gachin

2026年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のれん
ネタバレザラノベ主人公と化しつつも主題の恋愛には入り込めない温水は流石。今作は負ける理由に進路(社会)を掲げることはままあったが、今回は一歩踏み込んでいる。 地元を出ていきたい故に彼だけを見れなかった放虎原と、彼だけを見るがゆえに地元に縛る小春。桜井が中途半端だったのは罪悪感やら恩ではなく、小春の「女」を恐れていたように思う。その真っ直ぐでドロドロした念を受け止めれば初恋を忘れてしまうように思えたから。男は初恋も愛も捨てられないので、「なるようになった」といえるだろう。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。

2026年7月にナイスが最も多かったつぶやき

のれん

電撃文庫の新刊がついにほぼ900円台、少し多め(300頁)の文庫で1000円の大台に乗った。おそらく今年中に他レーベルも追随するだろう。インフレの波に嘆くわけにはいかないが、もし敢行数が減り多様な少数作品が削られるような未来は避けてほしいところだが……

のれん
2026/07/17 12:28

中小では刊行点数にも既に影響が出ているんですね。本という利益が上げにくい製品構造上、やむを得ないのかもしれません。エンタメ作品に限ってですが電子化に一縷の望みを託したいところです。

えすてい
2026/07/18 10:24

その電子書籍も、配信されてるのは9割以上は漫画だし、伸びも鈍化してそろそろ頭打ちになってきたというようだし(書店・読書分析本の中で著者が電子のこれ以上の飛躍的な伸びには懐疑的だったものもあった)。電子との相性の悪いマニアック・マイナージャンルを出してる中小出版社は足掻き苦しんでるだろうなあ。その倒産した出版社だけど、社長曰く親の遺産や子供の進学費用も取り崩して経営にあてたけどそれでもダメだったとか(真偽は不明)。もともとこの出版社は単価が高いけど粗製乱造が酷かったものもあったしなあ。

が「ナイス!」と言っています。

2026年7月の感想・レビュー一覧
22

のれん
ネタバレやや後ろ向きな男女が全く正反対の「食べる興味が薄い」を通じて繋がる。ファンシーな出会いから、一転SF調になるところは前作同様。しかしSF科学者たちの群像劇像を減らし、あくまで青年と女性の出会いと変化に絞ったのは良かった。 冷却に対する永久機関という原理が説明できない荒唐無稽なものだからこそ、クッキーの潰れやら台詞から考察する内容は(強引だが)面白かった。願わくばそれで実験するシーンが欲しかった所。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレオカルティズムとロマンシズムを貫いた劇作家にて詩人であるイェイツを通して欧州ナショナリズム(とファシズム)を語る。 個人的な見解に言わせれば詩文学に傾倒しており、政治/歴史学の見解はなかった。やはり文学では著者の感性が大きな起点となるだけでなく、その推測に関しても引用されるため、門外漢には納得がいく場面はあまりない。 イェイツは自身の主張が単なる反英国(独立主義)の柱にされることも、反近代主義に担ぎ上げられることも拒んでいた。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ近代にて拡大したコーヒー物流を通して世界史を総括する。こういう大きな歴史は現代では大味すぎるきらいはあるが、西洋では根強いように思う。それは帝国主義というものが、当然のごとく自国経済のために他大陸経済を操作して運営されていくものだからだろう。コーヒーという酔わずに頭を覚ます飲料を飲むために、近代保険業モデルが活用され、アフリカ産業が固定化される。独における生産供給モデルの敗北がファシズム思想に一役買ったかは疑問だが、嗜好品の大規模化(経済が消費者を作る)が歴史を作る点は近代経済の特徴と言えるかも知れない。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレシンプルなタイトル回収のためのストーリー。余計な小展開を挟まない、タイトルから想起させられる宗教ホラー原典映画をイメージさせるホラー描写、自らの過ちを認めたうえで信念に再挑戦するテーマ。レーベルが好む非常に読みやすい物語。個人的には敵の能力が単調かつ主人公の再起方法が提示されただけに予想のつかない感覚はなかったのが残念。終わり方がプロローグっぽくシリーズ化を見据えているのが分かる。弱点克服を果たした主人公に次の悪魔はどう対処するのか、次回以降の展開は別の意味で気になったり……
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ衝撃巻。なんせ本作の目的が達成できなくなってしまったのだから。落胤を押される前に卒業する、というのができなくなってしまった。 あとがきで全部説明していたが、戦力としても人格としてもマトモに成長してきた戦士に勘違いネタで押し通すのもムリがある。名誉を失い、オークの常識からみて死よりも辛い目にあってでも、彼は愛を手に入れようとするのか。本作のテーマの昇華が迫るだろう。そしてゼルのヒロイン化は止まらない。ガチで女になってるのビビる。なんちゃってマスコットで終わると思ってたわ。少なくとも正妻はこの娘で決定です。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレザラノベ主人公と化しつつも主題の恋愛には入り込めない温水は流石。今作は負ける理由に進路(社会)を掲げることはままあったが、今回は一歩踏み込んでいる。 地元を出ていきたい故に彼だけを見れなかった放虎原と、彼だけを見るがゆえに地元に縛る小春。桜井が中途半端だったのは罪悪感やら恩ではなく、小春の「女」を恐れていたように思う。その真っ直ぐでドロドロした念を受け止めれば初恋を忘れてしまうように思えたから。男は初恋も愛も捨てられないので、「なるようになった」といえるだろう。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ今回もギュウギュウに詰め込んだ愛の物語だった。今までは百合一辺倒だったが、今回は親子愛が大きく取り上げられている。どんな感情にも喰うことが交じる鬼と、どこまでも罪がついてまわる狐。二人は自分がイヤであるが、自分の血に誇りを持っている。なぜならこんな自分を愛してくれる相手がいるから。 どんなに離れたほうが良いと思っても、結局愛しているの一言のために彼女らは出会うのだ。トップオブリリー(時事ネタ)の名を冠しても良いであろう。 今回は怪異ネタの縦横無尽さは少し減らしていたが(読者側には助かったが)次回は如何か。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ理想化された理念を掲げ私心を殺すガガと、権力野心もなくひたすら現実的な縄張りを広げるジャンジャック。この二人が主従を結べたら理想の国家からは遠いかも知れないが近づける大帝国を築けたかも知れない。しかし、この二人が最終的に見ているのは自らが愛した女である(本作でそうでないヤツはいないが)。その女が罪を懺悔したとしても殺戮を肯定しつづける限り相容れることはない。 ジャンジャックとラギーの決着は次回に持ち越しか。大団円というなの全滅にどう光を差し込むのか。作者の集大成を期待したい。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ年単位のタイムループという設定をどう活かすかと思いきや、主要キャラまとめてタイムループ。戦力が圧倒的差すぎて倒せない、でも結構機転でなんとかするので、軍勢とか政治的な背景は見て取れなかったのは残念(そこまですると戦記ものになってしまうのは分かるが)。 タイムループ自体は相手が使ってくるのも王道だが、それをして絶望と言わしめる敵はなんなのか、なにが彼らのループを阻むのかがイマイチよくわからんかった。年単位だからかループ自体の繰り返しの対比とかもないのは若干単調だった。発想は良いと思うのだが……
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ序盤で、いや物語開始前に倒されたキャラがここまで跡を引くキャラになるのも珍しい。レッケンベルというあまりに王道ゆえに異端な騎士を倒したことで、主人公は異端の「主人公」になれたというべきか。IFルートの正しい種馬扱いなのがその証左。今回の衝突は彼が騎士たちを集め駆ける主人公になる始まりなのかも知れない。 あの騎士を倒しのなら迫りくる騎馬民族の災害を打倒してみよ。偉業を為すことが伝説の始まり。これもまた王道である。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレやりなおしもので、前回と現在の主人公の態度が真反対になってるのが対比として読みやすかった。 理不尽や戦災にたいして慈悲を求めた結果、死に至ったので、毅然とした抵抗や攻撃を許容する姿勢は現代的なのかもしれない。 しかし殺人や先制攻撃を許容するような誘導を感じさせる点はサスペンスのスパイスが効いている。果たして命を尊ぶからこそ悪魔になる思考は自分たちだけのものなのか。その行為は自らに帰ってくることはないのか。テーマの変遷について期待したい。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ本作が賞受賞の新人とのことだが、いい意味で教科書的な一作だった。機械の少女と心通わせる旅の少女。旅の目的である母を巡って機械の少女と世界の秘密が明かされる。 オーソドックスな展開でありつつも、描写がうまく、特に原付や船で空を飛ぶアクションシーンの体言止めはカメラ視点が上手く、情景を浮かべやすかった。どこかで文章経験があったのではないだろうか。 全キャラが恋愛に主を置いて世界の命運かけているところはテーマ的にまぁしょうがないのだが、そういった甘い動機に犠牲を強いるというスパイスは物語を引き締める。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ前巻以上に複合的なアンチメタミステリとして昇華されている。私なら本作のタイトルの翻訳は『(全世界を騙す)虚構か(愛する人に課す)犠牲か』になるだろうか。現実の近代科学社会と相対した魔術世界であるが故に、敵の『平等で合理的な科学社会』という虚構の動機が信じられてしまう。 そうやって二重三重に隠されたキャラの動機が次々と開封されていく所が本作の魅力なのだろう。 キャラとしてみると二転三転するキャラの語りにぶつ切れ感を感じてしまう。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ本著を文化史系の歴史書として読み始めたので、当初は意味不明の1冊としか読めなかった。 歴史的事実を抽出してモデル化し、合理的説明を加えて歴史的解釈を提示する現代論法を本著は「陸路の思考」と一蹴し、「水辺の思考」を提示する。 すなわち大西洋海岸を通じ、アレクサンドリアとさえ繋がったアイルランド文化には聖パトリックよりも前に初期キリスト教による修道院文明が根付いていたとする。(1/3)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ日本の都市開発の基本モデルとなった電鉄の田園都市モデルが実は初期構想ではなかったと説く。私鉄は幅広い構想を提示しており、専らは神社仏閣への参詣にあったという。 江戸時代から続く参拝文化から発展し、泡のように現れる玉石混交の実業家たちによって鉄道は延びた。 面白い見方だし、欧米と比較して確かに日本の宗教は俗世絡みなイメージが強い。しかし最終的に通勤通学、田園都市モデルに塗りつぶされたというのはどうだろうか。(1/3)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ今作は敵も味方も毎回一新しつつ、そのヒロインの可愛さに注力している。今回殺してはいけない縛りがあったとはいえ、主人公勢に勝ったという点が面白い。人類にとって思考を繋いだ同一人物化こそ最も生存率が高い姿。他者を持たなければ最高効率による目標を計算することは可能であり絶対的な目標も数値化できる。だがそれは裏を返せばそれは、他者がおらず不確実性もなく、絶望を直視せねばならないということでもある。 今作は終末は避けられない未来であり、全てのキャラに絶望が待っている。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレマシューの元仲間たちが集結して締まりが出てきた。今作に出てくる女たちは皆基本的にマシューの元カノ感が出てたが、マジモンの元カノ出てきたと思ったら、未練たらたらで笑った。これでヤレヤレとか言いつつ、メチャクチャ距離詰めんのすげぇ。こういうのがモテるんだろうか。 ただ今までもギミックバトルは多かったが、今回は特に条件づけが多くて(しかも後出し)、そこまでメリハリのあるゲーム感があるわけではなかったのが残念。女性陣の献身性がひときわ光る作品(というか作者性だろうか)なので、これからもそこに期待したい。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ新キャラも出てきたが、締めにとりかかっているのはかわらないようだ。最終決戦のまえにこの世界が如何に終わっているかを説明したあたり、今作の終わりに人類滅亡の線も入っていることを意識せねばならない。 人類は信仰することを辞められないし、それによって敵を迫害することも永続する。絶望から希望を提示できるか。主人公とアルコーン(神の代弁者)の関係が一つの答えを作れるのだろうか……こんなに続けんでもええやろという感想がでるのは否めないが。 ラストは盛り上がったし、ミタマのええとこ見せてほしいぜ。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレこの作品のパロディ先は多すぎるが、物語的には『ウルトラQ』が主流と思って良いのだろうか。前回もそうだが基本敵の変態的な思想とそれにまつわるイメージが文学的で鮮烈。彼は子が求めた巨人の偶像として熊(怪物)になった。故に彼を倒すのは同じく巨人の偶像たる巨大ロボットだ。もちろん壁をぶち破るビークルモードから変形するのは当然だ。それは子供の夢だからだ。ヒーローにそれを辞めて良い理由などない。己の幸せより素晴らしい家族より、己と同じ愛を持つ敵を討たねばならない。それが悪と同じ思想を愛し続ける唯一の贖罪なのだ。
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ異色の一作。海洋防衛しか考えていなかった「弱小」アメリカ陸軍が如何にして制空権獲得のために航空戦力を整えていくか、航続距離の成長がアメリカの大衆と空を近づけていくかという前半はある意味アメリカ帝国のタイトル通り。 しかしWW2以降の爆撃信仰からの挫折(ベトナム戦争)と誤解を招く信仰の復活(湾岸戦争)、からの失敗(9.11、イラク戦争)は大統領の個人史がかなり考察されており、見方は面白かったが、史学としてはかなり異色だった。(1/2)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレ平家物語と太平記という日本史上最大の2大軍記物語を史学研究史を踏まえた考察をする。 印象的なのは2冊の史学的価値のある資料としては戦闘・装備方面にあるということ。例えば源平時代と言えば一騎打ちだが、当時の理想化された一騎打ちの文章から農兵を動員した集団戦法が源平時代には当然となっていたこと。 南北朝では攻城戦が主流となったことから職業軍人である馬上武士や弓兵が最重要戦力であることは変わらず、野伏や悪党(この単語も著者はほぼ使わないが)が華々しく活躍してわけではないこと。(1/3)
が「ナイス!」と言っています。
のれん
ネタバレウイスキー系ブロガー著者が執筆するウイスキー評論。味の系統ごとに分けつつ、品種ごとに2頁かけて味覚チャートにストレート、ロック、ソーダ割りそれぞれで飲んだ印象が書かれており、大分著者の感性寄りではあるが非常に比較がしやすい。 個人的に好きなアイリッシュについてはバスカーとジェムソンぐらいで残念だが、ジャパニーズウイスキーとスコッチについてはかなり豊富。恐らく日本で手に入れやすいものを中心にしていると思われる。タイトルに偽りなしといえよう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/06(3513日経過)
記録初日
2017/02/06(3513日経過)
読んだ本
3369冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
963710ページ(1日平均274ページ)
感想・レビュー
3277件(投稿率97.3%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

静かにゆっくりラノベやら娯楽小説を読むのをモットーとしております。

たまに変な方向に走ることもあるけれど、大抵趣味だから仕方ない

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう