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2025年1月の読書メーターまとめ

blue-brass
読んだ本
9
読んだページ
2780ページ
感想・レビュー
9
ナイス
48ナイス

2025年1月に読んだ本
9

2025年1月のお気に入り登録
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2025年1月のお気に入られ登録
1

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2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

blue-brass
このサイトのお陰。またまたお気に入りの作家が出来てしまった。どないしょ。「おいおい、読む時間あるのかよー」と騒ぎ出した積読達に「うるせーな」と返し、昼めし食ったら本屋にGOだ。巻末の「瓦版」によるとシリーズは完結。オイラはスピンオフの特別巻から読んだのか。道理で時折「?」になったわけだ。それを埋める意味もあるが、もっとこの人の文章に痺れていたいぞ。「雨を免れた一日が終わろうとしていた」、「抜き身の刃の上を歩いて生きてきた」だって。退紅、煮茶、雪花、義山、早桶、心星、誓文払い・・何じゃそれと調べるのも楽し。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
9

blue-brass
第8節に山本夏彦翁の「女に参政権はいらない・・男にもいらない。制限選挙でたくさんだ」との引用があって、ふと浮かんだ妄想が「投票資格審査」制度の導入だ。「軽佻浮薄で流されやすい大半の国民」のうちの一人であるオイラなんかは国の事をよく考えもせずに1票を投じちゃうから、与えちゃいけないヤツに判定されるな・・なんて。小学校の英語に週2時間も要らん。国語に時間をかけるべきと著者の主張にもろ手で賛成なのだが分かった! 82万人の外国人労働者受け入れを皮切りに英語でWelcomさせようというわけだ。政府もなかなかやる。
が「ナイス!」と言っています。
blue-brass
このサイトのお陰。またまたお気に入りの作家が出来てしまった。どないしょ。「おいおい、読む時間あるのかよー」と騒ぎ出した積読達に「うるせーな」と返し、昼めし食ったら本屋にGOだ。巻末の「瓦版」によるとシリーズは完結。オイラはスピンオフの特別巻から読んだのか。道理で時折「?」になったわけだ。それを埋める意味もあるが、もっとこの人の文章に痺れていたいぞ。「雨を免れた一日が終わろうとしていた」、「抜き身の刃の上を歩いて生きてきた」だって。退紅、煮茶、雪花、義山、早桶、心星、誓文払い・・何じゃそれと調べるのも楽し。
が「ナイス!」と言っています。
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館長をしているという「日本の神話」伝承館とやらを検索している中で著者が15年も前に亡くなっていたことを知った。2000年代に入り、占領政策のWar Guilt 広報計画が広く知られるようになった頃の本書の発刊。買ったはいいが20年も積読。今読み終え、改めて気になったのが書名だ。「誰も教えてくれなかった」事とは何なのか。巻頭緒言で語っている、「日本神話」が幸せに生きることへの道しるべになる、ということか? 著者の願い思いが浮かんでくる。次々と生まれ登場する神々とその名。そこだけは正直いって読みづらかった。
が「ナイス!」と言っています。
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大老襲撃後は全日本道路地図を脇に置いて京へ向おうとしている鉄之助の現在地を確認しながら読み進めたが、そんなことをしているのはオイラぐらいか。幕政改革の蹶起をうながしたい鉄之助。盟約を結んでいる鳥取・薩摩への旅は当てが外れて同志の召捕、斬首。自身も全国指名手配でつてを頼り匿ってもらう逃避行。那須岳の三斗小屋ってあの煙草屋じゃん。水原といやぁ白鳥が飛来する瓢湖。行ったことがあったっけ、と地図帳は開きっぱなし。路銀を提供した櫻岡なる人物にも興味がわいてくるわで読書は楽し。書架に目をやれば未読の吉村昭本が17冊。
が「ナイス!」と言っています。
blue-brass
夢枕獏著「大江戸釣客伝」を読んだら、吉良上野介の描かれ方がドラマと異なる人に思えたので、人物像を修正するつもりで「確かな史料に基づい」ている本書を読んでみたが、やっぱり内匠頭にしてみれば「イヤな奴」だったようだ。切りつけられても殿中であることを弁える上野介は61歳。家庭にあっては婿思いの良き義父だった、ということか。人はいくつか顔があるからね。それにしても内匠頭。もう若造でもないいい歳の35、饗応役の特別な日、しかも殿中そんなことをしたらお家断絶、家臣はどーなるってブレーキかからん?ま、人の事は言えんが。
が「ナイス!」と言っています。
blue-brass
逃げる勇気と力。それは掛け替えのない「守るべきもの」から生まれる、と受け止めました。それって自分にとっては何だったのか、と過去を振り返ってみると・・向いてないと思いつつ「逃げず」に仕事を続けたら自分なりのスタイルが確立できていたし、「逃げた」わけじゃないけど面倒な人から遠ざかるうちに気にしなくなってて、どうやら守っていたのは「自分自身」のようだな。ボケ防止の取組みも1日8000歩の運動習慣も「自分の為」。それって迷惑をかけない「家族の為」でもあるね。周辺国の企みと関係筋の対応に憤るのは「国の為」と再確認。
が「ナイス!」と言っています。
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細谷氏の「解説」を面白く読み、最後の頁。「本書は2013年5月に講談社より・・」の次に「なお、本作品はフィクションです。」とあって、何だこの一文は。当たり前だろ、要るかこれ。当時の資料を集め多くの出版物を読んで著者が描いた物語とうすうす分かった上で読んできて、読み終えたおいらはそこからタイムリープ。現実の世界に戻ってきたばかりで頭の中は直前まで現場に居合わせていたほかほか状態。そこへホントの話じゃないからねと釘を差すこの文は、どうだい楽しく読めたでしょとでも言いたげだ。編集者がニヤリとしている顔が浮かぶ。
blue-brass
第5巻に進む前に話を整理しておこうと登場人物のやりとりを矢印で図にしていると、思い出した。もう50年近く前のことだが就職が決まって勤め始めた頃、親父がお前のところはないか?と聞いてきた。リペットだよ、という。金属加工に使う部品の名前としても間違っているが、親父の云わんとしていることはすぐに分かったもののスルー。本書に登場する人たちとは桁がまるで違うが、昔からのやり方というものをしてくるのへ割礼を受けるがごとく目の当たりにしたそんな時代があった。ああ、ため息が出る。正義面して読めん。五十歩百歩。今もある?
が「ナイス!」と言っています。
blue-brass
藤沢周平の「漆の実のみのる国」だったか、米沢藩の財政を圧迫した一因に吉良上野介の負債を肩代わりした話があったが、本書では主人公の義父として登場していた。下巻の目次に「松の廊下」の章があったのでこれは読まないわけにはいかなくなった。悪役のイメージが変化するかもしれない。冒頭に出てくる土左衛門の正体も明らかになるのだろうか。釣り針を使わぬ釣りの「投竿翁」らしいが。それにしても著者の本は読みやすい。改行しまくりの文体は清明と博雅を彷彿とさせる。その対極は野坂昭如の「火垂るの墓」。読みづらさを今年は克服できるか?

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/16(2896日経過)
記録初日
2013/08/13(4207日経過)
読んだ本
528冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
161368ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
242件(投稿率45.8%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

書くことは脳の活性化にいいらしい。
だから、レビューを書くようにしている。

その本の「紹介」やら「概要」を、みなさんうまく書いている。
後発の私が書いても2番煎じで、出番はない。
その代わりとして「いいね」をポチっとやっている。
 
ならば、何を書こうか?

その本にまつわる情報を調べたり、
自分の現在や過去を重ねてみるうちにあら不思議。
書くべきことが浮かんでくる。
この「出力」がボケ防止になる(と思い至った)。
 
読書は、それを楽しむことにある。
その為には、内容を理解することが大事とノートを用意する。
登場する人物や出来事の関係図を書きながら読んでいく。

地名が出てくれば、地図帳を開き位置を確認するし、
正直、面倒に思うが難語句が出てくれば辞書を引く。

そうやって読む時間を楽しんでいるわけだが、
しばらくすると、すっかり忘れてしまっているから情けない。
ま、いっか。
  
本は5~6冊を同時進行で読んでいる。
もちろん、その習慣には欠点がある。

日を開けてしまうとやばい。
わけがわからなくなっている。
話の筋やら設定やらの確認をすることになる。

その記憶の再生やら修正も脳にはいいかもしれない。

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