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2024年9月の読書メーターまとめ

ごはんたべたい
読んだ本
68
読んだページ
19561ページ
感想・レビュー
19
ナイス
174ナイス

2024年9月に読んだ本
68

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ごはんたべたい
ステイゴールドを巡る日高や浦河の人たちの群像劇。基本的には装蹄師の兄ちゃんが主役の視点となるハードボイルド風味の群像劇なのだけれども、そこの真ん中にいるのは確かに競馬産業であり、それを取り巻く人たちの悲哀と歓喜なのである。競馬を中心として読むと確かに噎せ返るほどのハードボイルドドラマ(しかも結構都合のよい展開が続く)に食傷はするだろうけれども、個人的にはそのような切り口で競馬を描くという試みに成功していると思える。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ごはんたべたい

なんといっても葉真中顕「鼓動」。読んでいて自分と重ねてしまい、涙が止まらなくなった。あとは「俺ではない炎上」「新版ビールの図鑑」「偉人画報三峯徹」あたりが興味深い。あと、コミックでは「恋する小惑星」と「あだち勉物語」が完結おめでとうございます。/2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:63冊 読んだページ数:19401ページ ナイス数:197ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/75342/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
19

ごはんたべたい
行動力で周囲を引っ張るのは良いのだけれども、今回は普通に危険なことに他人を軽々しく巻き込んじゃってるんでは?事故にならなかっただけで、という感覚が強い。
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ごはんたべたい
全てが終わった後の救世主が普通の人として幸せになるには?という命題にストレートに向き合えている。とても良いと思う。
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絵柄もあるが基本的に出てくる登場人物が全員肯定的/否定的、どちらの意味でも全体的に幼い。ただその幼さ故に色々と悩むことはあるよね、ってところを見せてくるのは面白い。
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ごはんたべたい
明らかな奇書であり、読む人の立場によって評価が変わる一冊。まず一応にも医療、福祉の一端で働いている者としては、このような発想が出てくること自体が、現場のことを知らない人で、欧米出羽守そのものだよな、というのが感想。例えば芸術や医療、福祉を中心にした国づくりをするにしても、それは輸出産業である製造業や農業、水産業などがしっかり動いていなければ、その資金がどこから出るの?という話でしかない。豊岡がうまくいっているように一見書かれているけれども、それも豊岡に一定の製造業の拠点があるから。
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ごはんたべたい
これは競馬に関わる人でも馬主の人たちを中心にした話。よってお金持ちばかり出てくるので、自然、お前らいい生活してんな!!って感じになる。もう少し競馬の面白さとか泥臭さがほしかったかもしれない。
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ごはんたべたい
後書きを読むとこの漫画がなんでこんな筋書きというかしっかりとした骨子がないのかがよくわかった気がする。ぬるめたもそうだけど、その場で書きたいものが先にあって、そこからの話の筋が勢いだけで作られてるのかな?とも
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ごはんたべたい
色々な理由があって犯罪に手を染めた人たちとそれを支える自立支援施設や協力企業の人たちのお話。初手の依存症的な下着ドロの人のお話はもう目に見えた破滅でその通りに進むのだけれども、その後に衝動犯で殺人をやった人や、クレプトマニアの兄ちゃんがふとしたきっかけでそれぞれの罪や問題に向き合い、更生していく過程を見るのは心が温まる。彼らと我々を隔てる物ってなんだろう?と思えばそれはプレパラートシートより薄い何かであるわけで、少しの失敗をした人たちをどのように受け容れるか、ということの大事さを語ってくれる作品。
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ニシンに関してはタラとは違い産業や資源としての観点での歴史が中心。そのため戦争の原因になっていたり、乱獲による資源枯渇と回復に向けた取り組みについてが多く割かれている。
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タラと人類というか西欧圏の人たちの関わりの歴史。流れ流れて干しダラがナイジェリアで「アグバとオクポロコ」という料理になってたりしてるのは興味深い(というか美味しそうだった)。
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ステイゴールドを巡る日高や浦河の人たちの群像劇。基本的には装蹄師の兄ちゃんが主役の視点となるハードボイルド風味の群像劇なのだけれども、そこの真ん中にいるのは確かに競馬産業であり、それを取り巻く人たちの悲哀と歓喜なのである。競馬を中心として読むと確かに噎せ返るほどのハードボイルドドラマ(しかも結構都合のよい展開が続く)に食傷はするだろうけれども、個人的にはそのような切り口で競馬を描くという試みに成功していると思える。
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ごはんたべたい
どれもこれもロードマップを作れどうまくいかないことばかりなのだなあ、とは思う。全体に国が縮小していく中で何を残し何を選ぶか、というところは大事になってくんじゃないのかなあ。これは本書で取り上げられた鉄道に限らず、公共インフラとされるもの全般で。
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ごはんたべたい
本邦のウィスキー産業のスタートは、今なお売ってるサントリーホワイトが端緒であること。戦後から長い間定義のはっきりしない密造酒と変わらない物でもウィスキーと呼んでよかったという不明瞭なルールがあったこと。それでも真面目に作り続けたニッカやサントリーなどの大手メーカーによって、再評価からのブームが起こったこと。そして新興メーカーによる個性的なウィスキーがつくられ始めていること。これらを総覧するような内容。色々と知っている人には見覚えのある内容ばかりかも。
だんぼ
2024/09/10 20:15

オールドうまいよね。

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ごはんたべたい
いくつかは既読してたものだった。平山夢明「或るはぐれ者の死」は、ホラーとかサスペンスというジャンルにはまらないとってもイヤなお話。わかってもらえない恐怖が取り返しつかないところでやっと本人の預かり知らないところで認識される、っていう構造は社会のどこにでもありふれる恐怖の一つだよね。
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ごはんたべたい
これから災害に遭って復旧不可能と判断された鉄道路線インフラはどんどんなくなっていくのでしょうね、というところ。ただし国防やサプライチェーンの面からJR北海道のいくつかの路線(宗谷本線、石北本線、根室本線)は残すべきでは?というのはその通りであり、それこそJR北海道は国有化してでも残すべき状況なのでは?とは思う。中露が不凍港欲しさになにやるかわからん、というのは、残念ながら事実だろうしね。あと函館本線の小樽からニセコまではそれこそ中東のお金持ちに買わせて観光鉄道として運営するとかできないのかしら。
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ごはんたべたい
ナチ親衛隊と突撃隊の違いや沿革については「ほうん」と唸る。そりゃトップダウン式の軍隊(官僚組織)だと、命令に背くことは出来ないけれども、それでもやったことの責任は取らないとだよね、ということがこれでもかこれでもか、と。それにしても社会ダーウィニズムの考え方がどこから出てきたとか、ナチスドイツにカソリック(バチカン)が支援を出し、逃走経路を作っていたとか、その辺の反省点が未だに欧州は出来ていないよな、という思いはある。そんな糞の理屈でしか動けていない輩どもに死刑は野蛮、とか言われる筋合いはないな、と思う次第
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ごはんたべたい
良くも悪くもガガガ文庫の新人賞っぽい作品。江波光則の初期作品にとても近いような作風や展開なのだなと思えた。
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ごはんたべたい
本社と成田空港がテロに遭うとかでああこれゲーム世界内での話なんだな、って思う。でもまあ瑠奈お嬢様が動かしてる規模の予算とか権威って、もうあり得ない額、下手をすれば国家予算よりも上の金額を動かしているわけで、そりゃ狙われることもあれば取り入って傀儡国家を作らせようとする人も出てくるよね、という話ではある。それにしても架空近代日本史をやってるのに、現実の世界で更にわけのわからないお話が起こってるのは色々と話作りの上で大変だよね、って思ったりはする。主に中露なんですけれども……。
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ごはんたべたい
また変なのが増えた……
ごはんたべたい
2024/09/01 23:10

異世界人三人目は荒木村重の子孫なのか……。確実に反乱は起こしてたと思うんだけれども、一族郎党根絶やしにされなかった、黒田官兵衛による和睦が受け容れられた世界線なんですね(ってことはあの異世界、本願寺は滅びてねえか?)

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ごはんたべたい
この関係性で気持ち悪いとか偽善だとか倫理観がブチ壊れてるとかそういう風に言えるのは簡単だと思うし、実際にそういう部分も大いに含まれている。ただ、俺には若さ故に不器用で他人を信じられない人々のお話であったように感じる。一歩変わればサスペンス劇場になりそうな種は撒かれてしまったわけで、この続きがあれば彼らがどうやって自分たちを自分たちとして受け入れるか、を見たい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/09/22(5262日経過)
記録初日
2010/09/22(5262日経過)
読んだ本
5891冊(1日平均1.12冊)
読んだページ
1755273ページ(1日平均333ページ)
感想・レビュー
2274件(投稿率38.6%)
本棚
36棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/_kamur0mi_yu
自己紹介

基本的に二重で買うのを防止するためにやってます。興味を持った物から適当に雑多に。ラノベからSF、ミステリや新書。コミックではきらら系中心。

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