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2024年9月の読書メーターまとめ

蒼
読んだ本
15
読んだページ
4717ページ
感想・レビュー
15
ナイス
633ナイス

2024年9月に読んだ本
15

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

蒼
桜木さんの作品なのに何か物語世界に入り込めないもどかしさを感じつつたどり着いた最後の一編で、ああここに桜木紫乃ワールドがあったと安堵の思いで読了。ミワが自身の出自への思いを語る一言一言が真っ直ぐに心に落ちる思いがするが、それはアイヌ民族の歴史を知らない内地の若輩者の傲慢さなのかもしれないという思いも同時に湧いてくる。ただ最終編前の5編で安定しなかったミワの輪郭が、くっきりとした姿となって見えた事が嬉しかった。
ダミアン4号
2024/09/20 19:00

南部せんべい…まんま『小田くん家は南部せんべい店』っていう本ありますよ!これ面白かった!南部せんべいの食べ方アレンジとかやってみたいなぁって(笑)

蒼
2024/09/21 05:32

ダミアンさん、おはようございます。「小田くん家は南部せんべい店」読みましたよ!白せんべいに七味バターが私のイチ押しです❤️

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

蒼

おはようございます。生活環境激変のせいか図書館再開館したにもかかわらず読書がすすみませんでした。本を読むゆとりが欲しい。細々ではありますが読んでいます。今月もよろしくおねがいします。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1815ページ ナイス数:491ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/754162/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
15

蒼
楽しいコメディドラマを見たような気持ちで読了。ヤンキー風言葉使いの美容担当シキと、鋼鉄女史風メイドのミラとの会話がテンポ良く読んでいて楽しい。そして吸血伯爵の人生楽しんでこそなんぼ風の生き方(揶揄い?)に潰されていくヒロインを虐げた人々の姿に溜飲が下がった。
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蒼
楽しいですね😃 定番だけど、善悪がハッキリしているのでストレスフリーでスルスル読めてしまいました。
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蒼
この世は理不尽と不公平で出来ていると思う。子供を産み育てることのできない、親になれない、なってはいけない男と女がいると思う。そして神とは人の為に何かを成すものではないと思っている。だが「渡辺さん」は何を思いクリスチャンになり毎朝何を神に祈っていたのだろうか。己の後悔の懺悔だろうか?自分のせいで苦しい生活を送るざるを得なかった人々への贖罪だろうか?「一生懸命生きて、約束をずっと守って」「渡辺さん」を救った悲惨な14年を生き抜いた少女の言葉に、少し心が軽くなった私は捻くれ者だな。
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蒼
面倒な拗らせキャラは出てこず、父親と共に領地経営に頑張る主人公令嬢が報われる物語はするする読めて楽しかった。欲を言えば立て直し公が令嬢に惹かれる様子をもう少し深く描写して欲しかったかな?でも変にべたべたせずにこれはこれで良かったのかな、、、、。
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蒼
「工作員にとって幸せは毒」ランコムの言葉を跳ね返すようにビクトリアは愛する夫と娘との生活を守る為に戦う事を決意する。夫ジェフも娘ノンナもビクトリアを守る為に戦う事を躊躇わない。ヒリヒリする緊張感の中何としても幸せになってと強く願う。守雨様、どうか幸せにしてあげてください、お願いいたします。
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蒼
浩太郎良い漢だったね。無事成長していたら光希と共に良い大人になれただろうに。光希の後悔を少しでも薄めようとずっと見守り続け、一生懸命守り続けて最後「じゃぁな」ってもう涙が出て仕方なかったよ。きっと生まれ変わって光希とあらたに生き直してほしい。それが Get a Life ! 人生を取り戻せ! だよね。
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蒼
ノンナを自分自身を護れる女性に育てようとするビクトリア。愛すればこそ生き抜いてほしいと自分の持つ技術を教え込む姿は、ある意味母親ならではか。遊びながら他国語を教えるビクトリアに、現実の言語教育にも応用できるのではと、門外漢の浅知恵で思ったり。ビクトリアが家族を得て幸せな生活を送れたらとは思うものの、そうはすんなりとはいかないんだろうなぁ。
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蒼
改めて作者守雨さんの物語の構成の巧さに心酔した。工作員という言葉に、現実の大陸の国々や太平洋の向こうの大国を想像したりするけど(現実の工作員の実態は知る由もないが)、組織から脱走し渡った先の国で幼い子供を引き取って育てるビクトリアの度量の深さと、自分の身を守る生き方を教え込む姿が、とてもカッコよくて背負ったモノの暗闇を吹き飛ばすような爽快さがあった。ジェフとの幸せな暮らしが無事に続きますようにと願い、次巻を開いてみたい。
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蒼
桜木さんの作品なのに何か物語世界に入り込めないもどかしさを感じつつたどり着いた最後の一編で、ああここに桜木紫乃ワールドがあったと安堵の思いで読了。ミワが自身の出自への思いを語る一言一言が真っ直ぐに心に落ちる思いがするが、それはアイヌ民族の歴史を知らない内地の若輩者の傲慢さなのかもしれないという思いも同時に湧いてくる。ただ最終編前の5編で安定しなかったミワの輪郭が、くっきりとした姿となって見えた事が嬉しかった。
ダミアン4号
2024/09/20 19:00

南部せんべい…まんま『小田くん家は南部せんべい店』っていう本ありますよ!これ面白かった!南部せんべいの食べ方アレンジとかやってみたいなぁって(笑)

蒼
2024/09/21 05:32

ダミアンさん、おはようございます。「小田くん家は南部せんべい店」読みましたよ!白せんべいに七味バターが私のイチ押しです❤️

が「ナイス!」と言っています。
蒼
炊き立て新米の塩結び、この世で1番のご馳走だと思う。まぁ日本人に生まれてこそなのかもしれませんが。今回はちょっとハラハラするエピソードで少々不安が募りましたが、二三の不安は母親なればこそといったところでしょうか。ただラーメン店が軌道に乗りつつある時の妊娠って、あれだけ情熱を持って開店した割には少し無防備すぎやしないか?まぁ次回作の展開に膨らみを持たせるための伏線かもしれないが、なんか安易な方法とったかなとやや腰が引ける思いで読了した。
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蒼
ラーメンは今や国際食となりつつあるけど、インスタントだろうと生麺だろうと家で作るラーメンこそが日本食だと思う。もやし、にんじん、玉ねぎキャベツ、キクラゲ、野菜てんこ盛りのラーメン、それこそがラーメンの存在意義、そんな物語とはかけ離れているだろう感想を思った読書だった。インスタントでもカップでもラーメンが食べたくなった読後感だった。野菜たっぷりのラーメン、大好きです😘
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蒼
ミステリーのようでありホラーのようであり吉原廓話のようであり、ややとっちらかった感なきにしもあらずではありましたが、紅花花魁や読売屋庄司、置屋夫婦達が胸の内に隠しているものはなんだろうと人気女形清之助の眼線で物語を追いかける読書だった。幼女すずのファムファタールっぷりに自分の背後に何かを感じる気がする読書でもあったけど🥶
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蒼
深川の料理茶屋「千川」で料理人として働くきよは、店主やその息子の料理長や同僚達に恵まれ、女料理人をなかなか認めようとしない江戸文化の中にあってその才能を発揮して働く。嫁いびりの酷すぎる鬼姑から身重のお嫁さんを支えようとする息子達を助けたり、吉原に売られそうになった少女を千川で働く道筋をつけたりと、料理以外のところでも大活躍。料理が美味しそうなのは当然として、きよを取り巻く人々の心根が心地良い。いつか千川から独立するのだろうけど、まだもう少し千川での活躍が読みたいと思いページを閉じた。
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蒼
読書力(そんなものがあるかどうかわからないが)落ちてるなぁと諦めて途中下車。荻原作品なのに何故か物語世界に入り込めず完敗。森の中で迷子になってしまった自閉症児が無事帰れだことだけで良しとページが進まなかった。
FOTD
2024/09/09 19:45

私も先日、まったく入れなかった本がありました。読書力が落ちてるんでしょうかねぇ。 https://bookmeter.com/reviews/121670436

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蒼
久々に緊張感のある小路幸也さんの世界を堪能した。バンドワゴンの世界はもちろん好きだが、磯貝さんが纏うキリリと張り詰める空気感も好きな自分は失踪人が抱える事情は気になるが、磯貝さんの心情や人に対する心もちとかもっと読みたくて読み終えるのが惜しくてついゆっくりゆっくり読んだ。当然今後の磯貝さんの活躍に期待大です。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/21(2806日経過)
記録初日
2017/03/05(2822日経過)
読んだ本
1699冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
496322ページ(1日平均175ページ)
感想・レビュー
1699件(投稿率100.0%)
本棚
93棚
性別
現住所
青森県
外部サイト
自己紹介

主に読む分野 心理 推理 刑事 医療 主に読む作家 小路幸也さん 伊坂幸太郎さん 帚木蓬生さん 篠田真由美さん 柴田よしきさん 乃南アサさん 等々偏ってます。でも読書メーターを始めて大幅に作家さんの数が増えました。

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