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2023年5月の読書メーターまとめ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読んだ本
33
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感想・レビュー
19
ナイス
696ナイス

2023年5月に読んだ本
33

2023年5月のお気に入り登録
3

  • 紫陽花
  • オカヤン
  • OHモリ

2023年5月のお気に入られ登録
3

  • 轟直人
  • オカヤン
  • OHモリ

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
コミック https://bookmeter.com/books/19825412 読後に。収容所での時間の流れそのままに、細かいエピソードがいっぱいしたためられている。後書きに吉岡忍氏が「せっかちな書き手なら、収容所当局の過酷で理不尽で緩慢な様子を掻き立てる。捕虜同士の対立やいさかいを繰り返し書く。だが、それは捕虜たちの実感とは、たぶんずれていくのだろう」という箇所に膝の皿を割る。絶望の底に微かに光る希望、それが人々を生きながらえさせたってのはアウシュヴィッツの「夜と霧」にも通じるものがあるか。その光→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/21 07:14

→を途絶えさせないように、軽やかな人柄で人々を力づけ続けたのが山本幡男という人。彼に救われた人が彼の遺書を日本に届け、そして著者もまた頭を垂れるような丁寧な執筆となったかのように感じました。

が「ナイス!」と言っています。

2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

図書館で借りた本を期限までに読むだけで精一杯、レビューを書く時間がなかったのは事務所の引っ越しをしていたからです。昨日オープンしました。お店をやっているという感覚を初めて持つことができました。マチカドホケン室です。どうぞ、よろしゅうに。神戸にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

図書館で借りた本を期限までに読むだけで精一杯、レビューを書く時間がなかったのは事務所の引っ越しをしていたからです。昨日オープンしました。お店をやっているという感覚を初めて持つことができました。マチカドホケン室です。どうぞ、よろしゅうに。神戸にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
が「ナイス!」と言っています。

2023年5月の感想・レビュー一覧
19

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
75歳の(多分)リタイア後の男性が自らのぬいぐるみ遍歴と愛を語るもの。モフモフという言葉の素晴らしさから、なぜぬいぐるみは女子供のものなのかというジェンダー論まで、御高説を賜ることができる。以下は本書にk関係ない私の戯言です。おっぱい星人って言葉あるじゃないですか。泣いた赤ん坊をあやすにはお父さんではダメ、お母さんのおっぱいでないと。おっぱいを必要とするのは男女限らず赤ん坊なのに、男性だけが大人になってもおっぱいに執着するのはなぜなのか。女のおっぱい星人だっていてもいいじゃないか、って話ですが、ちょっと→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/30 08:54

→前に女性がおっぱいパブに行ったという体験記がありまして。やっぱおっぱいって偉大なのですね。それと同じで(ここに持ってきたかった)ぬいぐるみをモフることの多幸感、これは老若男女を問わないのでは。日本の「カワイイ」という概念は、強くあらねばならないという縛りからの解放のように思います。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
「かぶきがわかるねこづくし絵本」とありますが、絵本と挿絵の違いは何かと考えさせられました。私がイメージするところの絵本というものより断然テキストの質量が大きいし、挿絵というには絵のボリュームもでかい。なんだ、テキストも絵も情報量満タンのアート本ではないですか。もしもこれが絵本のコーナーにあったら、絵本を求めない人の目には触れないことになってしまう。初心者向けの入門書として、大人にアピールしたらいいのにな。と、文楽初心者でした。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
深刻な問題もなく、お料理と日々のちょっとした気持ちの動きが綴られている。生の小松菜、やってみよう。ヨシ君とテツ君の生活から、自分が好きなことやるためにはお金って大事って思わされる。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読友さんのご感想から表紙に惹かれて。アリス館も私の中ではハズレのない出版社。「ことばアソート」というたいそう魅力的なシリーズのようで、続編を探したけど残念ながら今のところこれだけみたい。どうにも取っつきの悪かった短歌、こんなに馴染めたのは初めて。グータラして帯に紹介を任せます、「東直子の厳選短歌・楽しく学べるドリルページ・歴史・作り方・技法などなど、短歌のエッセンスをぎゅ〜っと詰め込みました♬」って。短歌に季語がいらないことも知らなかった私を許してください。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
Twitterにさんざん耽溺しておきながら「怒られ」を知らなかったの恥ずかしいぃ〜!うちのお客さんで「怒られる」ことに過剰反応するのがお悩みって方がチラホラなので、その参考になるかなと思って手に取ったのだけどかなり違ってた。これはほんま893に向き合うには有効な本だと思います。893には893のルールがあるから、それに乗っ取って相手の怒りをどうするかってことには著者の貴重な経験から具体的な対策が講じられているけど。世の中には理屈もへったくれもない、893よりタチの悪い人がいるということです。肝に命じよう→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/25 11:47

→とと思わされたのは、「本当に恐ろしいのは怒られることではなく、怒られた時に”心にもない言動を取ってしまうこと”それが自分への失望になること」でした。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
コミック https://bookmeter.com/books/19825412 読後に。収容所での時間の流れそのままに、細かいエピソードがいっぱいしたためられている。後書きに吉岡忍氏が「せっかちな書き手なら、収容所当局の過酷で理不尽で緩慢な様子を掻き立てる。捕虜同士の対立やいさかいを繰り返し書く。だが、それは捕虜たちの実感とは、たぶんずれていくのだろう」という箇所に膝の皿を割る。絶望の底に微かに光る希望、それが人々を生きながらえさせたってのはアウシュヴィッツの「夜と霧」にも通じるものがあるか。その光→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/21 07:14

→を途絶えさせないように、軽やかな人柄で人々を力づけ続けたのが山本幡男という人。彼に救われた人が彼の遺書を日本に届け、そして著者もまた頭を垂れるような丁寧な執筆となったかのように感じました。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
ついね、「ちくわのちーさん」って言っちゃうんですよ、チーさんじゃなくてわーさんね。己の形状ではできないことばかり目指すちくわ、しかし最後にはちくわとしての自分を欠いてはなし得ないことによって、己の存在意義を認めるという、たいへん深いお話でした。
えか
2023/05/20 11:39

うどんはうーやんでしたからね、仕方ないですよね。近藤さんをどーさん、斉藤さんをとーさん、って呼ぶようなもんですから、僕もちーさんって言っちゃいます。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/20 11:46

はっ!関東はマック、関西はマクドみたいなもの?(違)

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
アンパンマンのうどん版。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
野生動物保護区とか国立公園とか、それは動物の保護のためではなくお金持ちの観光の場としてだけのもの。野生動物との生活の均衡を破られたがために動物にしっぺ返しを喰らうって図式は、アイヌにおけるヒグマも。ゾウは神だった。ヒグマも神だった。神も怒るのだ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
まあ私も60過ぎてるんでつい手にとってしまった本ですが、ほら、サライとかありますやん、あんなん読んだら60過ぎたらみんな蕎麦うって作務衣着なあかんのか、老人ホーム入ったら童謡とか懐かしのメロディーを合唱せなあかんのか!とうんざりするに近しいものを本書でも感じてしまいまして。良い文章の条件という項でおすすめとして津村記久子と川上未映子が紹介されてて、「芥川賞や直木賞を受賞した若手、中堅作家が書いたエッセイ」「60代の読者にはもう少し上の世代の作家を、と考えてみましたが、むしろ若い作家のほうが興味を引くので→
九曜紋
2023/05/19 21:11

今どきの60代って昔とは違って外見も内面、感性も若者に負けないくらい若いんだよ!と著者に説教垂れたくなるヘビィメタ好きの私です(笑)

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/19 21:33

サザエさんの波平が54歳ですもんね! https://news.yahoo.co.jp/byline/horiikenichiro/20220914-00315069 昨今の60代は間違いなく30歳は若いですよね!!

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
国語の教科書で読書に目覚めたという方が多いですが、そんな本です(どんな?)。人が失ってはいけない感情の一番は「せつない」だ、そう思わせるお話ばかり。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読友さんのご感想にひかれて。本当に書けたのでびっくり。著者のショートショートという形式への揺るぎない愛を感じました。アイデア出しのやり方はビジネス書などでもよく紹介されてるけど、これはなんか俳句に近しいものを感じましたねえ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
特集「静かに消えゆく昆虫たち」に背筋が寒くなる。農作物の75%を受粉する昆虫、彼らがいなければ人間は生きていけない。食物連鎖の頂点に立つ驕りのツケがいよいよ見えてきた。ドイツでは昆虫の生物量が27年間で76%という激減。日本で絶滅した昆虫は4種とのこと、この数字を少ないと思ってはいけないだろう。AIチャットボットにホームレスについて尋ねた回答の差別意識満載感、炙り出されたものがあるねえ。この回答が当たり前だと皆が受け取るようになったら怖い。「希望前線」、路上生活をされてた方が失踪宣告により戸籍を失ってい→
がらくたどん
2023/05/16 14:08

「AIチャットボットにホームレスについて尋ねた回答の差別意識満載感、炙り出されたものがあるねえ。」まだまだ、差別的な文脈忌避とかの「建前フィルター」みたいなのが行きわたっていない状況なんでしょうかね。もしかして、巷説に登りやすい偏見・誤解・差別を生のまま炙り出すならボット君が無邪気・無防備な今が一番かも。でも、結果を見たらドン引きしそうではあります( 一一)

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/16 14:15

建前フィルターまで使い分けることができたらすごいですね。ボットが集めたソースではなく、ボットが作ったものしか知らないと、自民党や維新にばっか投票するような人間が形成されるのか(激違。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
震災後の石巻の物語。石巻は作者の故郷だそうで。震災がきっかけでいじめを受けている女子高生がカフェのマスターとの出会いで歌うことに目覚める。最終巻はプロ歌手となってマスターに会いにいくも、カフェなど存在していなかった、マスターとの日々は幻だったというとこで終わり。女子高生にベッシー・スミスを歌わせるなどブルース色プンプン。タバコにコーヒーにお酒にブルースといつの時代の話だよってとこに震災という現在が滑り込んでくる。人の現在は過去の上に成り立っているということ、そして生きていくためには辛い現実から目を逸らす→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/16 08:35

→幻も必要であるのかと思わされました。傷ついた人の再生の物語としてオススメ。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/16 09:06

幻は震災の地で多く見られる「幽霊」の話につながるものもあるのだろう。此岸と彼岸を結ぶもの。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
スクールカースト下層の女の子が、音読が上手ということをきっかけに演劇の道へと進む。カーストに囚われる母と、愚直な努力を尊ぶ父、そして親ガチャ勝者の従姉妹と絶妙な設定なのだけど、絶妙すぎてのめり込めなかった。数をこなす作者にはテンプレというか仕様書みたいなものがあるんだろうな、と思ってしまった汚れた心の私を許してください。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
発達障害と診断される子が激増していることに「それってホントに発達障害なの?」と首を傾げている人には納得の内容。何年前のことか失念したけど、子どもの平均身長が目に見えて低くなった時があり、それは塾通いで就寝時間が遅くなったこと、つまり睡眠時間の現象と因果がはっきりしたとの報告があった。脳の発達過程の説明で「寝る子は育つ」は真理であると納得させられる。発達障害もどきとはつまり、睡眠不足ゆえにたどるべき発達過程をたどることが出来ていない状態。寝たら治る。寝ないでいたら後天的な発達障害となる。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
これは原作を読まなくては。20230521追記→原作 https://bookmeter.com/books/433542 を読んだらコミック化されたこの作品がいかに丁寧に原作を掬い上げているかがよくわかった。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
このシリーズ名、「いのちを大切にされない地球の子どもたち」。こたえるね。
えか
2023/05/04 14:22

ゲームをやっていて、ゾンビを“死ね、死ね”と殺しまくっている、日本の子供達もシリーズに入れた方がいいかも。どこかの村が襲撃されて、子供達が連れ去られた、というニュース、今もスーダンで戦闘が激化していますが、そういう場所で必ず出てきますものね。ロシア兵に連れ去られたウクライナの子供達も、どうしているのでしょう、少なくとも、ロシア側の思想や歴史を詰め込まれるわけですし、本当にこたえますね。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2023/05/04 15:38

えかさん ほんと。花が好きだったら花をむしりとるゲームなんてできないとおもいます。人を殺すゲームは、何を殺したくてしてるのか。殺したいのが自分だったら悲しすぎます。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
さすが近田春夫を連載陣に擁していた文春、GS特集の充実ぶり。スターバンド黄金時代、昭和の時代に熱くなっていた音楽に再度のめり込み、サライ(雑誌)の世界に入り込めない人は感涙ものか。歳とったらみんな蕎麦うって作務衣きなきゃいけないってことないよね。
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ユーザーデータ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
160お気に入られ10月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/01(5167日経過)
記録初日
2010/10/03(5165日経過)
読んだ本
4759冊(1日平均0.92冊)
読んだページ
963364ページ(1日平均186ページ)
感想・レビュー
3528件(投稿率74.1%)
本棚
11棚
性別
職業
自営業
現住所
兵庫県
外部サイト
URL/ブログ
http://connectron.love/
自己紹介

母が本を読みながらゴハンを食べる人だったので、私も本がないとゴハンが食べられない人になってしまいました。

2大あがめる物書きさん
・小田嶋隆センセ(東京まで講座うけに行ってました)
・重松清さん(コタツの上のみかん1個からでも滂沱の涙のストーリーにするその力、爪の垢が欲しい)

仕事:気持ちと身体のモツレをほどきます。「気持ちが治れば身体が治る,身体が治れば気持ちも治る」がモットー。気持ちと身体の2つのベクトルからお悩み解決のお手伝い。

気持ちツール:NLP/ビジョン心理学/四柱推命/易/タロット 

身体ツール:氣鍼医術(鍼灸/経絡治療)

持病:多発性硬化症(特定疾患)

聞くもの:70年代ブリティッシュロックから始まり、パンク、ニューウェーブ、マンチェ、ブリットポップと一貫してイギリスもの。国内ならコレクターズ 、グルーヴァーズ 、カーネーション、モンスターロシモフ 、ワイルドチルン、PIGGS

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