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2024年10月の読書メーターまとめ

MOKIZAN
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感想・レビュー
20
ナイス
1079ナイス

2024年10月に読んだ本
20

2024年10月のお気に入り登録
1

  • shio

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MOKIZAN
地方の土地、風土を基材に、そこに関わる人々の思いを綴った短編集(今作は4/5が西日本だった)。継がれることなく、忘れ失せてしまったような地のそれを、ただただ知りたがったり、知ってもらいたかったり、島国ではあっても、海路にて異国とかかわり続けてきた標を知ったり。故きを温ねて何チャラよりも、どこかこの星に弄ばされているような時間の経ち方。なあ~んもの白滝村にも、そんな営みがあったのか。。。それにしても参考文献の数が。
ダミアン4号
2024/10/11 22:51

ポチッと…とても気になってます(笑)

MOKIZAN
2024/10/12 04:20

ダミアン4号さん、実在する地の物語ですから、こっちもしっかり読んじゃいますよ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

MOKIZAN

プロ野球史上初、リーグ4位からの日本シリーズという罰当たりなことを仕出かすどこぞのチーム(全ては南場オーナーの念力の賜物です)。地元ありあけ様が緊急コラボです。。。でもこの箱から出てきそうなのって、チャンピオンフラッグならぬ、"ハクション大魔王"って感じ。そもそもこんなケース何時から用意していたんだ?

プロ野球史上初、リーグ4位からの日本シリーズという罰当たりなことを仕出かすどこぞのチーム(全ては南場オーナーの念力の賜物です)。地元ありあけ様が緊急コラボです。。。でもこの箱から出てきそうなのって、チャンピオンフラッグならぬ、"ハクション大魔王"って感じ。そもそもこんなケース何時から用意していたんだ?
おつぼねー
2024/10/25 09:48

こんなパターンになると毎度CSの是非が浮上して来ますが、ルールはルール。応援してます。by罪作りなことを仕出かしたどこぞのチームファン

MOKIZAN
2024/10/25 11:00

おつぼねーさん、これも一重に鯉の瀧行、荒行のおかげです。 小久保監督の前で青学生を取り続ける広島、7年も続ければ満願で、きっとご加護があるでしょう。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
20

MOKIZAN
人物像特定の件なんかは面白いとは思えたんだけど。二人の共通の興味="罪"の始まりが、ゼネレーションギャップのおっさんには理解できなくて、勿体ない感が強い。(私らの代に例えるなら、仮面ライダーカードの”当たり”かなあ)。最後も体よくまとめてるんだけど、二人とも浮足立っているように読めた。次作も読んではみたいなあ。
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MOKIZAN
何十年ぶり(私ら高校生の時から書いてるもんなあ)に読んだ著者本。作風の根幹は変わってないのかなあ。風刺もスパイスもワクワクも無くのっぺり。何ともなぁです。
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MOKIZAN
2児の母でもある女性探偵の短編集。本業の依頼に留まらず、実生活の中でも腑に落ちきれない物事を、習性的に詰めてしまう性(さが)。ある程度まで詰めたところで、自分を含めて誰にとってのより良い事実、明るい先が見えてくるわけでも無いけど、解を求める。著者のプロフィールでは文系学部の方らしいけど、作品の雰囲気って理系作家さんの作品を読んでるようなんですよね。関心を引くなあ。
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MOKIZAN
2014年刊。四大卒から十余年、一人の女性の軌跡。とても気持ちのいい作品だった。前半分は世相の取り込み分もあってか、グレー色なトーンだったけど、職業プロへの自覚を強める程に、頼る時には頼っても、周囲に引きずられることなく、断つべきことには、自らの言を持って断つ。砂丘に映える風紋のように、世間からの風は変わっても、その居場所で自分のことを表現できる、そんな人になって行けそうに感じた。
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MOKIZAN
「読むほどにプラトニック純度が上がる」らしい。ストーリーよりもイメージに浸かっていることが大事なんでしょう、週末前の夜、一気に読み終える。案の定、私のそれはとうに化石化していたよう。
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MOKIZAN
高校野球京都大会での危険球始末のストーリー。当事者二人の気と視線を前向きにさせようとする、周囲の人達のことは、分かりやすかったけど、当の二人のとくに心情面での描写は弱くて、これで前へ進むのかなあって感じでしたけど。この世代って自己主張のことばも、行動表現も乏しいから、こんなもんなのかも。
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MOKIZAN
9人のアスリートインタビューと、大学の先生との対談記事。当人たちを包む社会空気は「諦め」と「弁え」。まだまだ聞けない、話せないことが多いでしょう。それでも更に若い世代のカミングアウトが増えていることに、変わってくれるだろう期待感(この国は周回遅れなるとの予測済み)も、持っているよう。同性との性行為が全くイメージ出来ない還暦あたまには、思いようが無いことが多かったのも正直なところ。
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MOKIZAN
表題通りの手間を請け負う会社。実際あるんでしょうね。世間全体コミュベタになっているし、公ごとにして逆恨みされたり、ケガ負いたくもない、「君子危うきに・・・」です。ストーリーの作りは、依頼者が言うことが全てじゃなさそうなミステリー風味に仕立てられていた。結末も全話が四方めでたし、じゃなくしてあるところが逆にありそうで良かったと思う。
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MOKIZAN
第一話に溢れる、実態なく他人様の感覚が支配するカタカタ言葉に圧せられた職場、それでいて画期的な変化も風通しの改善も無い、上意下達を基とする社内風土。まあ、疲れますわなあ。仕事がらみの時間の端に創り出せた自分だけの時間、ONとOFF。それは心が探し求めた自分を護る時間あり、落としどころを模索しているようなところ。同調してもらえる人を探すのも、相談するのも厄介ごと。自分がハマる時間を創り、落とし込むのがいいってことですね。
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MOKIZAN
西浜というよりも"鵠沼"(これじゃ読んでもらえない)物語。民宿の経営継続が主題のような帯だったけど、半分過ぎまで地場の高校生の男女のあやが中心。終盤のメインテーマは予測できた展開だった。プロフィールを読んでも、著者がどのような方なのか、イメージ出来なかったけど、とても読み易い文章で、粗筋としては正に昭和のホームドラマだった。
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MOKIZAN
この作家さんは、よく実在の名前を使うなあ。今作は四部構成の「転」あたる部分が無く、なが~い序論のような本論と、片手にも満たない結論といった構成。すら~っと読み切れる。。。(白けるネタ)本作では、材木座海岸に打ち上げられたものの漂流元として、逗子海岸近辺も候補に挙げられているけど、あの周辺は海岸浸食の状況からして、潮流は明らかに西→東、逗子・葉山から西進してくる可能性は低いと思うんですけど。
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MOKIZAN
図書館本、シリーズ本とは知らなかったけど、気にしないで読み切れた。日本一過酷な消防署への登用試験に臨む、各地精鋭の消防士、その中の明らかにスタッフ未達な女性消防士が主人公。フィクション本なので、結果はまあ。消防士の組織も絶対的タテ社会、一つの逸脱がどれ程の犠牲を伴うかなので、しょうがないけど、その人選根拠が適性ではなくて、点数だっていうのが、どうも虚しい。我が身を賭する職場で真理とされていること、「自分を護れない者が他人を護ることは出来ない」、それはこの職でも同じ。続編あるのかなあ。
mayu
2024/10/17 12:08

八王子シリーズって言うのかな?わたしは、なっちゃんシリーズと呼んでるので分からないですが、『炎の塔』『波濤の城』『命の砦』これは、順番通りがいいですよ。消防士さんなんで、色々ありますので。

MOKIZAN
2024/10/17 13:22

塔・城・砦から絆 いかにも新モードですね。

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MOKIZAN
同じ日が繰り返される。そうさせるのは都合のいい未来を迎えたい願望か、起きてしまったことを打ち消したい厭世反応か。無自覚のまま、事実に傷つく自分を恐れて時の垣根を構える。少しずつのほころびから、やがて世間と同じ時間に立ち居合わせた時、新たな視点、ステップを自覚する高校生のおはなし。自分にはちょっと波長が、、、だった。
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なかなかの殺人凶器です。手記の章がわりと丁寧に告白調で書かれてあったので、調書良く読めましたが、次章の対決話の章は、恐らく著者の意図通りに解釈できず、勝手に決め込むなよ状態。サスペンスというよりも、思い込めることが大事な作品だったと思う。
が「ナイス!」と言っています。
MOKIZAN
地方の土地、風土を基材に、そこに関わる人々の思いを綴った短編集(今作は4/5が西日本だった)。継がれることなく、忘れ失せてしまったような地のそれを、ただただ知りたがったり、知ってもらいたかったり、島国ではあっても、海路にて異国とかかわり続けてきた標を知ったり。故きを温ねて何チャラよりも、どこかこの星に弄ばされているような時間の経ち方。なあ~んもの白滝村にも、そんな営みがあったのか。。。それにしても参考文献の数が。
ダミアン4号
2024/10/11 22:51

ポチッと…とても気になってます(笑)

MOKIZAN
2024/10/12 04:20

ダミアン4号さん、実在する地の物語ですから、こっちもしっかり読んじゃいますよ。

が「ナイス!」と言っています。
MOKIZAN
品川駅港南口の"聖堂"、東京都立芝浦屠場に勤めていた方による、お仕事の説明。屠場に納められる生物は、使用目的があって、そのために作られたもの。その概念は生産物ではなくて製造品。「いただきます」は人々の労働の成果への感謝。この仕事を理解するための必要な視点とされいる。そうは言ってもと思いながら、ブロイラーしかり、SPF豚しかり、その外観は私たちが子供の頃、養畜舎で目にしてきた生命体から変わり果ててしまってますよね。確かに「作られたもの」とも見受けてしまう。中身は著者の信念が感じられる、血の通った良書です。
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MOKIZAN
【横浜ネタについて】いちょう団地・笹山団地・子安駅界隈、昭和の横浜人にはたまらない選地。いちょうの多国籍化、高齢集落化した笹山(隣の竹山)、内容とは関係無いけど両団地をはじめ、公営団地住民の高齢少子化で、造成時に併せて開設された団地内小学校の多くは閉校・隣校に統合されている、YOKOHAMAでも。子安側の大口通商店街も白色系を基調にしたままシャッター街化しつつあるし。自分らの同学年が多くいた当時と比べて、夕暮れているんだよなあ。。。城ヶ島も、かのづけ丼屋もとうに閉業、今もこんなに店開いているのかなあ。
が「ナイス!」と言っています。
MOKIZAN
タイトル中の"底"の文字と、カバーイラスト(少しは口角あげてよ)から著者の暗めパターンのストーリーかと思っていてたら、スッキリしていた。転勤族の父親に付き合わされ、転校してきた高校生を起点にした展開。見せられるもの、られないもの、話せること、出来ないこと、何かを返すべきか、受け流すべきか、矢鱈と悩むんですようねえ。優劣抜きでこれからも走りたいと互いに願う、限りある時間の中での付き合い。
が「ナイス!」と言っています。
MOKIZAN
海を共通情景にしたとのこと。別に関係無さそうな作品もあるし、それぞれが何かしらでラップしているようでもあったけど、気にすることも無い、もの静かな短編集。人の生き様はタイドグラフ、テンション高かったり、低かったり、それでも海辺に佇んでいる間は、なあ~んか空っぽになる。時を経ればどれ程記憶に残っているのか、ちいさなどこかにあったような物語。海辺を離れれば、また鬱陶しい日常に振り回される。
が「ナイス!」と言っています。
MOKIZAN
将棋タイトル戦もの。トーンは熱くなり過ぎず読み易い。今をときめく申し子に挑む中年の星、そうなるとやはり判官びいき的な展開。星に輝かせるべく支援する申し子に敗れし者たち、自ら折れた者。そういえばタイトルの"天使"って誰のこと?小説に登場する"伝説の棋士"って、往々にして升田幸三氏がモデルになっている。なぜ大山康晴、中原誠両永世名人じゃあないんだろう。読み終えた気分はいいです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/05(2670日経過)
記録初日
2016/03/08(3185日経過)
読んだ本
1849冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
439846ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
1792件(投稿率96.9%)
本棚
24棚
性別
血液型
O型
現住所
神奈川県
自己紹介

文芸書よりもノンフィクション等現代もの優位。歴史ものはほとんど読んでません。その為、読み友さんの感想でも失礼ながらほぼスルーです。つまらなかったら多勢を気にせず「つまんね」と出来るだけ理由付きで。ストーリー以上にその環境、志向に反応することも間間あり、ツッコミが荒い。素直に行きましょう。

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