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2024年5月の読書メーターまとめ

ケ・セラ・セラ
読んだ本
21
読んだページ
1343ページ
感想・レビュー
21
ナイス
809ナイス

2024年5月に読んだ本
21

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ケ・セラ・セラ
小惑星追突、地球滅亡まで1ヶ月のカウントダウンへ。世界の終焉が告げられたとき、人はどんな心理状態に陥りどんな行動を取るのだろう。章ごとに語り手を変えた作品。「残り一ヵ月という宣告を受けると、地球よりも先に人間が壊れはじめる」あぁ。荒れ果ててどんどん悲惨でえげつなく崩壊していく世界、人々。全てが終わるその状況下で、皮肉にも気づき手に入ることもある。どちらが幸せなのか。それなのに、それだから、彼らが眩しく愛おしい。お母さんの静香さんがすごくカッコいい。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
2024/05/07 20:31

自分だったらどうなるだろうって考える1冊でした(*^-^*)

ケ・セラ・セラ
2024/05/07 21:21

自分がそこにいるような、夢中で読んでしまいました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ケ・セラ・セラ

出勤日が増え、尚且つ読書タイムだった通勤時間が減り、体調管理のため睡眠優先で夜読書が減り、そんなこんなでびっくりするほど読書量が減った4月(T-T)。 絵本「ちびねこチュチュ」には可愛くて癒されました♡今月もよろしくお願いします。🍀🎏🍀 2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:756ページ ナイス数:651ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/785702/summary/monthly/2024/4

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
21

ケ・セラ・セラ
冒頭、夕暮れ時を「おひさまが ちかづいてきたので」って表現に早々に掴まれてしまう。夕暮れの風景をこんなふうにとらえて「みんな おうちへ かえりましょう」とうながす。私も夕焼け小焼けの空の下にいるよう。夕焼けのオレンジ色が美しい。だんだんあたりが暗くなる。詩的でとても素敵な作品。読後、表見返し、裏見返しの色のチョイスに、思わず溜め息。
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ケ・セラ・セラ
泳げるようになったのは小学校も中学年くらいになってからだったなぁ。そもそも顔に水がかかるのが苦手で、潜ったときの、あのぽこぽこ、ごぽごぽする感じも好きになれず、もがくように泳いでいたな。さてこの作品、溢れる擬音が爽快感を表す。こんなふうに水と戯れられたらさぞかし楽しいだろうな。猛暑、水は気持ちいいよね。
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ケ・セラ・セラ
相変わらずキュリオの誘いは面倒くさいなぁと思いながらも断れないクマのべべ。今回はキュリオがジャングルで出会ったオウムの王子の願い、お嫁さんを見つける手伝いをしに行く。走って歌って踊って、またまた残念ながらべべだけ見届けることができずのお決まりの展開。いつだって当たり前のようにべべを巻き込むキュリオだけど、何だか憎めないんだよね。キュリオのママが作ったクッキーは美味しいし、次作も楽しみな終わり方だし、良しとしましょう。
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ケ・セラ・セラ
表紙、見返しの繊細で愛らしい動物たちにやられてしまう。建築家のネズミのヘンリエッタが手掛けた家の数々。それぞれの生活に適した素敵なデザイン。世界中から依頼が来るという、要望以上の出来の家。どれも考えに考え抜かれていて、その完成度に惚れ惚れ。もはや芸術。そして意外なのがラストのヘンリエッタの家。居心地の良い家が一番ですね。
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ケ・セラ・セラ
家具の下に転がり落ちて気付かれず忘れ去られた物たち。家族と毎日触れ合っていたのに、引っ越しでは置いていかれたドアノブ。彼らの心の声が実にリアル。木片や、赤青鉛筆、裏返しになった靴下の心模様まで。短編5話。物言わぬ彼らも実はこんなふうにいろいろ考えたり感じたりしているのかもしれない。そんなふうに思えてくる。赤青鉛筆は胸に沁みるし、ボタンの話は我が家でもきっとあるあるだな。少々心苦しい。つくも神とはちょっと違うけれど、この視点は楽しいね。
かお
2024/05/24 18:49

タイトルで面白そうな予感!ストーリーも奥が深そうですね☺

ケ・セラ・セラ
2024/05/24 19:16

身の回りのさまざまな物が、こんなふうに思っているのかもね、そんなお話です。(^^)

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ケ・セラ・セラ
お弁当の周囲に人、人、人。半端なく巨大弁当のようです。表紙を捲ると見返しにはウォーリーを探せ的なお誘いが。わけわからん人たちも沢山紛れ込んでるし。そもそもこの巨大弁当の食材、一体どこから手に入れたのか⁉︎ もう何でもあり。こりゃどんな山神さまが現れるのかと思えば、この脱力感よ。そしてそこからのオチ!とにかく隅から隅まで、ずずずぃーとお楽しみあれ。いやはや全部読むのに見るのに時間かかるわ。
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ケ・セラ・セラ
海辺の村で生まれ育った少年。漁をする人々を見てきて、自分も将来は海に出て逞しい漁師になりたいと思っている。少年の父が営むのはパン屋さん。そのことに違和感を感じていた少年。漁村ゆえ漁業に関わる仕事をする人が多いけれど、当然そこにある暮らしのためにはさまざまな他業種がある。疲れた漁師たちが美味しそうに食べるパンを、誇りを持って焼く父。どの職業もそれぞれ意味があり、人との繋がりがある大切な仕事だという気づき。海辺の町で育った作者の絵は、海や空の色が抑えられていながら、自然の荒々しさも感じられます。
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ケ・セラ・セラ
バレエを練習する少女たちを描くドガさん。ある日、チュチュの入った少女のバッグを間違えて持って行ってしまいます。ドガさんを追いかける少女が出会うモネやルノアールといった印象派の画家たち。描かれた絵には元になった作品があり、巻末に紹介と解説つき。名画から生まれた作品。楽しく絵画に触れられます。
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ケ・セラ・セラ
「たいせつなことを正確にずっと先まで伝えたい、そういう思いから文字が生まれ、書いた文字をのこすために本というものが作られるようになったのじゃ」カエサルくんが、本が今の冊子の形になるまでを教えてくれます。まずは文字の誕生から、パピルス紙で作った巻物。つぎに羊皮紙で作った冊子、写本、そして紙の登場、印刷へ。日本でも中国からの木版印刷術や仏教の伝来により、巻物から蛇腹折、そして冊子本が広まっていきます。長い年月をかけて今の本の形が出来上がった工程が、易しい語りでわかりやすく書かれています。オススメ。
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ケ・セラ・セラ
ネタバレ子育てを任されたネコのナナから見たら、狩りはヘタだし後ろ足だけで歩くユイちゃん(人間)は、ちっともネコらしくない出来損ないのネコ。小さかったユイちゃんにいろんなことを教えてきたナナだけど、歳をとって様子がおかしくなってきた。大きくなっていく女の子と、歳をとっていくネコ。「ほんとうに こまった 子だよ。いつに なったら いちにんまえに なれるんだろう。あしたも あさっても そのつぎも、あたしが おけいこ してあげないと だめみたいだ」きゅんとしてしまう。凛としたナナ目線の語りはユーモラスで、だけど切ない。
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ケ・セラ・セラ
『ガンピーさんのふなあそび』の淡い挿絵とのんびり穏やかな雰囲気そのままに、ガンピーさんがアフリカで出会った親を亡くしたサイの子どもとのお話。チャーリーと名付けられたサイの子どもは、町の子どもたちと仲良くなり、道路脇の草を食べる仕事をしながら、ガンピーさんと幸せに暮らしている。楽しいお話のようだけど、人間の身勝手な行為を思うと胸の奥がざわざわとやるせない。ジョン・バーニンガムさんの遺作。
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ケ・セラ・セラ
「うふっ」が楽しかったのでこちらも。動物たちの愉快な4ページマンガ。1話目の犬の父子の「ほね」からもうサイコー(笑)。トラとシマウマの「えをかく」も好き。シュールで笑ってしまうのもあればほのぼの系も。高畠さんのこういうの好きだわー。
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ケ・セラ・セラ
ネタバレ月に腰掛け釣り糸を垂らす動物たちの表紙の可愛いこと。あら、ウサギの着ぐるみを着た子がいたのね。眠れない夜に起きた不思議なこと「空から星が降りて来たんだ」。釣り糸を垂らし引き揚げると、おやおや他にも眠れない子がいたようで。キラキラ、キラキラ、星と遊ぶ夜。そのうちだんだん瞼が重くなってきて…。韓国の作家さんの作品。韓国でも月にはウサギが住んでいるのね。
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ケ・セラ・セラ
ネタバレひと口にカエルと言ってもいろいろな種類がいて、もちろん大きさも様々で。アマガエルとウシガエル。互いに気になりながらも、なかなか声がかけられません。思い切ってちょっと距離を縮めて、思い切って声をかけて。違いなんて関係ない。同じ景色を一緒に見つめる存在。黒井さんの描くカエルの瞳は生き生きキラキラ。ところで「ともだち ともる」の「ともる」ってどんな意味漢字があてはまるのでしょう。
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ケ・セラ・セラ
共働きの両親。毎日同じ繰り返しの夏休み。兄弟は東京を離れ、お母さんの田舎に行くことになりました。田舎の子と友だちになり、自然の中で過ごす毎日。ぐちゅぐちゅのボコボコのどろどろになりながら、クタクタになるほどたくさん遊んで、たくさん食べてたくさん眠って。はたさん描く子どもは、いつもとっても生き生きしています。魔法のような夏。東京暮らし、両親共に東京生まれの私には憧れです。
が「ナイス!」と言っています。
ケ・セラ・セラ
小惑星追突、地球滅亡まで1ヶ月のカウントダウンへ。世界の終焉が告げられたとき、人はどんな心理状態に陥りどんな行動を取るのだろう。章ごとに語り手を変えた作品。「残り一ヵ月という宣告を受けると、地球よりも先に人間が壊れはじめる」あぁ。荒れ果ててどんどん悲惨でえげつなく崩壊していく世界、人々。全てが終わるその状況下で、皮肉にも気づき手に入ることもある。どちらが幸せなのか。それなのに、それだから、彼らが眩しく愛おしい。お母さんの静香さんがすごくカッコいい。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
2024/05/07 20:31

自分だったらどうなるだろうって考える1冊でした(*^-^*)

ケ・セラ・セラ
2024/05/07 21:21

自分がそこにいるような、夢中で読んでしまいました。

が「ナイス!」と言っています。
ケ・セラ・セラ
かめのハリーは遊ぼうと思って友だちを待っているけれど、皆んなハリーの問いに答える暇もなくあっという間に行き過ぎてしまいます。ゆっくりゆっくり、ハリーと一緒のペースでハリーと遊べる友だちがいました。ゆっくりゆったり過ごす時間。友だちと過ごす時間。波長の合う友だちっているものです。こちらもいい時間をもらいました。
Frederick
2024/05/06 18:37

亀なのにハリー!

ケ・セラ・セラ
2024/05/06 18:40

😆「名は体を表さず」

が「ナイス!」と言っています。
ケ・セラ・セラ
初出は1969年。まど・みちおさんと堀内誠一さんの最強コンビ。竜巻で飛ばされママと仲間たちとはぐれてしまったぞうのこバナ。泣いてはいられない。バナと共に飛ばされたアリとの冒険旅が始まります。まどさんの言葉がとにかく心地よい。バナの歩く擬音モッコモッコが可愛い。巻末に「ぞうさん」「かわいいかくれんぼ」「おつかいありさん」の歌詞あり。子どもと歌いたいですね。
うとうと
2024/05/07 06:52

すごい!いいですねー。

ケ・セラ・セラ
2024/05/07 09:03

まどさんが地元に住んでいらしたようです。可愛い歌ですよ🎵

が「ナイス!」と言っています。
ケ・セラ・セラ
「つるわるつ」から始まりどんどん増えていく、前からでも後ろからでも読める回文。寝る前に読んだら夢に出てきそうな押しの強さ迫力。トマト、怖いよぉ。
が「ナイス!」と言っています。
ケ・セラ・セラ
ネタバレペク・ヒナさん新作はアニメのセル画手法を用いた作品。いろいろとチャレンジされていますね。光の加減や奥行きが見られて面白いです。ちょっと先に卵から生まれたにいちゃんカエルが主人公。お腹を空かせたオタマジャクシの弟妹たちのために大奮闘。「にいちゃん、こっちも!」「ぼくにも!」「わたしも!」。ヘトヘトのにいちゃんカエルが見た夢は?『天女銭湯』でも出てきたヤクルト再登場。にいちゃん、お疲れ様でした。長谷川さんの「しゅわっちょ はっ!」は名訳です。
が「ナイス!」と言っています。
ケ・セラ・セラ
ネタバレ他の人と違うことを考えているときや、何かに夢中になっているときに浮きやすい、という一平くん。そんな一平くんが同じように浮いてる子を見つけます。2人で浮いたらフワフワウキウキ。浮いてるってネガティヴイメージだけど、案外そうでもないみたい。胸の中に風船があるみたいって表現もいい。実は皆んなも風船を持っていて、少しばかり浮いていて、上手に操縦すれば自由になれるらしい。校長先生がいい味出してる。こんな大人、いいな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/13(2504日経過)
記録初日
2017/08/03(2514日経過)
読んだ本
2405冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
210687ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
2405件(投稿率100.0%)
本棚
14棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

単行本は持ち歩きには重いので、鞄の中にはいつも文庫。文庫化待ちの気になる本多数。話題の本、映像化の話を聞いて興味を持った作品の原作など読んでいます。絵本、児童書も一般書と並行して何かしら読んでいます。

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