高校生の青春物語の開幕。一部の優秀な生徒がクラス分けすら指示できるという非現実的な学校、科学好きであることを隠そうとする不可解なヒロインなど、ちょっと引っかかるところはあるけど、文章は上手く面白いと感じた。

今回から登場したセナとは割とウマがあったご様子。姪っ子、職場の後輩、スイレンよりも脈があるのでは。それにしてもスイレンは早くも影が薄くなっているような。

今回はダンジョンから離れた小話集。本編の進行から解き離れて作者の趣味全開。

転生モノのはずが前世の記憶には頼らずに強くなる主人公。どれだけモテてもハーレムを忌避する主人公。軽口を叩きながら熱いセリフとバトルを繰り広げる主人公。前世でどんな人生を歩んでいたのか気になる。

すべての謎や人間関係の拗れが一気に解決する、まさに最終巻に相応しい1冊だった。おそらく読み返すことはないだろうけど、途中で挫けず読み続けて良かったとは思わせてくれた。

高校生の青春物語の開幕。一部の優秀な生徒がクラス分けすら指示できるという非現実的な学校、科学好きであることを隠そうとする不可解なヒロインなど、ちょっと引っかかるところはあるけど、文章は上手く面白いと感じた。

核兵器廃絶が軽いノリで実現するとは。

本編エピソードの隙間を埋める小話集。単独で評価できるものではないが、二次創作的な楽しみ方ができる。

無自覚に他人のメンタルを救う主人公。また一人犠牲者（？）が…。