特集・日本全国最恐心霊スポットツアー

児童書作家・フリーライターの岡島康治・藤崎康夫による、俗信を科学するコラム集成本。総ルビで小学生でも読める啓蒙書。間違ったことはまず書いてないけど、内容は薄味。

なぜかタイトルが副題の「くびだけだよ」になってしまっているが、正確には『恐怖通信 鳥肌ゾーン』４・くびだけだよ、です。

参考文献を見ると20世紀中盤のアメリカのジョーク集（角川文庫の『ポケット・ジョーク』シリーズなど）のジョークを再録・改変しているらしく、「女はバカ」「女の価値は美醜とカラダ」「ホモは恥」といった価値観のジョークが満載。2005年によく出せたもんだと思う。

​高槻市の図書館・おはなしボランティア・ＮＰＯで作る「「子どもの文化」ネットワーク」がまとめた民話集の別冊。本編に入りきれなかったものを私家本として刊行。2011年刊。

​高槻市の図書館・おはなしボランティア・ＮＰＯで作る「「子どもの文化」ネットワーク」がまとめた民話集。2010年刊。

心霊スポットでの怖い読者体験。冒頭3作品は描き下ろし。残り6作品は2004年刊『コミック怨霊地図』の再録。

東京放送（現ＴＢＳ）で1972~73年ごろ放映された15分番組「日本のまつり」のプロデューサーが書いたお祭り紹介本兼取材記。取材の様子よりも祭への思い入れが勝る本になっている。制作の時報映画社は資料が少なく謎が多いらしく、ネット上で何人もが飼料発掘と考察を試みている。