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2024年3月の読書メーターまとめ

イシカミハサミ
読んだ本
15
読んだページ
5104ページ
感想・レビュー
15
ナイス
305ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月のお気に入り登録
1

  • 冬野

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

イシカミハサミ
朝井リョウ“ゆとり三部作”完成。 なにが怖いと言って、 朝井リョウが書くどの小説よりもフィクションのような内容ばかりなこと。 日本列島のどこかでは こういう生活をしている人とこういう生活を目の当たりにしている人が存在しているという事実がなによりもホラー。 今回もたくさん笑わせていただきました。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

イシカミハサミ

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4143ページ ナイス数:245ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/794442/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
15

イシカミハサミ
女性の二人暮らし。 ある日、二人は自殺した。 著者の恩田さんが実際に見た新聞記事を元に構成した物語。 フィクションパート、ノンフィクションパート。 交互に積み重なるエピソード。 二人には何があったのか。 混ざり合う虚実の世界。
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イシカミハサミ
これはこのシリーズでないと味わえない構成で、 このシリーズでないと成り立たないストーリー。 このシリーズの黒幕になるのかもしれない名前も登場。 いよいよ終盤かな。
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イシカミハサミ
内容はタイトル通り。 大奥を舞台にしたいわゆるお仕事小説。 大奥内の人間関係。 に、とどまらず市井の者との交わり。 ときには動物を通して。 自身のありさまを見定められている姿は どのようなものであれ美しい。
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イシカミハサミ
朝井リョウ“ゆとり三部作”完成。 なにが怖いと言って、 朝井リョウが書くどの小説よりもフィクションのような内容ばかりなこと。 日本列島のどこかでは こういう生活をしている人とこういう生活を目の当たりにしている人が存在しているという事実がなによりもホラー。 今回もたくさん笑わせていただきました。
が「ナイス!」と言っています。
イシカミハサミ
葉室麟さんが生み出した、 羽根藩、黒島藩のシリーズは読んだことがあるけれど、 架空の藩を舞台にした物語は外れない。 北陸にあると思われる神山藩が舞台。 物語を通して静かな雰囲気ではあるけれど、 たしかなうねりがあって、 そこで生きる人々の鼓動がある。 構成も緻密でミステリー的な読み方もできる。
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イシカミハサミ
ネタバレ第二部というのはこういう物語だったのか。 なんとなくの輪郭こそ読まされていたものの。 想像をさらりと飛び越えていく現実。 雪哉の物語として捉えるとちょっと悲劇的すぎるというか、 少女漫画のような展開にも見えてしまうので、 できるだけ多角的な視点から、 山内の物語として読ませてほしい、という気はする。
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イシカミハサミ
彩坂さんの作品は 導入の部分にちょっと引っ掛かるというか、 フィクションでもその設定は、と思ってしまって スッと物語に入れないところがあったりもするのだけれど、 この作品はその部分も自覚的なのかな、と思うような仕掛けがあった。 ミステリーしてる。
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イシカミハサミ
ちょっとタイトルは吹っ掛けすぎというか、 登場人物を表してはいるけれど、 物語を表したタイトルではなかった。 江戸末期を生きた数学者、軍人、官僚・小野友五郎が主人公。 主人公の人徳か歴史小説に珍しく、ほぼ全編の会話が敬語で、 よんでいて心地よかった。 面白いのは後世で高く評価されている勝海舟や福沢諭吉あたりが かなり作中で問題のある人物として描かれていること。 そういう人が妙に高い地位を得るのは今も変わらないな。
イシカミハサミ
2024/03/17 01:12

個人的には上の命令だから、という理由だけで 正確に軍を動かし、軍艦を買い付ける人間、 というのも十分に怖ろしい。 淡々と綴られるだけに、より恐怖を感じる。 そういった思想は日本特有のものという気もする。 本人としては“正しい道”と信じているところがなによりたちが悪い。 後の世のことになるけれど、 零戦の設計思想と似たところを感じた。

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イシカミハサミ
長い太平、江戸時代、その始まり。 武家の世界から公家の世界へと嫁いだ女人の物語。 公家にとって“奪っていく”だけの存在だった武家。 支配する側から下向したかたちになる、東福門院和子。 家を笠に着ることなく公家の社会に溶け込もうと努力する。 大きな歴史の流れの中で何かを変えたわけではないかもしれないけれど。 その時代を生きる人にとって、大きな支えとなっただろうと思う。
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イシカミハサミ
あやかしがタイトルに冠されたシリーズとしては、 原点回帰的な1冊。 ろくろ首の噂を起点に、 首にまつわる異変が続いていく。 その先にある大きな悪意と根岸肥前守の過去とのつながり。
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イシカミハサミ
キャロルにまつわる物語。 そして正式に……。 藍ちゃんのいいところもしっかり見せてもらえて、 “その後”についてもちょっと収録。 竹岡さんの作品は少なくても これくらいのエピソード量は必要だな。
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イシカミハサミ
編集者は筆者と読者を マッチングする仕事。 小野寺さんが本屋大賞でピックアップされていなければ、 このタイトルの本に手が伸びることはなかったかもしれない。 (小野寺さんを知ったのは「ひと」ではない作品だけれど) 1作品が売れても作者名が売れるわけじゃなかったり、 出版の苦しいところが描かれている。 最近の出来事にからめて、 やっぱり映像化はもっと原作者に還元のある形になってほしいな、と思ったり。
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イシカミハサミ
レーベルを間違ったかと思うくらい、 ちゃんとホラーだった。 日常系の短編ミステリーの名手、 という作者イメージで手に取ったから そこは大きなギャップがあった。 ちょっと角川文庫に毒された展開にはなっていたけれど、 まだ都合だけで話がすすんでいく、までの感覚はない。 本丸はまだ残っているので、続きにも期待したい。
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イシカミハサミ
場が温まってきた3巻。 これまでどおり1話完結の事件を解決しつつ、 規模の大きな話がすすんでいく。 覚えているよりも登場人物が多く、 ちょっと処理しきれないところもあるけれど、 時代と、舞台と、登場人物の、 それぞれが生かされた展開だった。 伏線はどんどん大きくなっている気がするけれど、 全て回収されるのか。
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イシカミハサミ
電撃文庫で発行されているあの作品で 自分の形式を発見したのか、 同じフォーマットで、 別のレーベルで、 別のことをやった作品。 ここまで潔い ご都合ヒロイン量産主人公というのもそうそう居なさそう。 こういうご都合主義は読んでいて受け入れられるかどうかがポイントだけれど、 西さんの生み出す展開はすんなり読み進められる。 そもそも物語の骨子が不条理だからかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/26(2409日経過)
記録初日
2017/10/06(2399日経過)
読んだ本
1091冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
349505ページ(1日平均145ページ)
感想・レビュー
1091件(投稿率100.0%)
本棚
14棚
性別
年齢
37歳
血液型
O型
現住所
奈良県
自己紹介

読む本はほぼフィクション。

ライトノベル・ミステリー・時代小説が中心。
漫画は嗜む程度に。

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