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ネタバレコアなバイオハザードネタや、最盛期のニコニコ動画で流行ったネタがこれでもかと詰め込まれた第4巻。まさかセミショバグのネタをここまで擦ってくれるとは予想できなかった。

世界最強の魔女、始めました　～私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます～(4) (SQEXノベル)坂木持丸,riritto

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あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2025/02/24

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ギブスンにインスパイアされた舞台設定をベースに、様々なアクション映画やSF小説等のエッセンスを詰め込んだ傑作サイバーパンク。百合とサイバーパンクの親和性は高いように思えるが、何しろ作品数が少なく、かくいう私も趣味で小説を書いていた頃はしばし自給自足を試みたものだった。モヤモヤした気持ちを抱えながら過ごすこと数年、本書の刊行は私にとって望外の喜びとなった。読みたかったものが読める。夢に描いていた世界がそこにある。そのような至福のひとときをもたらしてくれる一冊。

ガンナー・ガールズ・イグニッション Case1.フェイタル・インシデント (オーバーラップ文庫)山口隼

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あらすじ・内容

ナイス ★2

コメント(0)2021/04/21

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仕事を辞めて以降、タブレット端末を使用する時間が日に日に増えていく事に危機感を覚え、自戒の為に読了。テクノロジーとの正しい距離感を見つめ直すには最適の本だと感じた。本書についてグーグルで検索すると、サジェストに「要約」などと表示されるあたり、利便性の高いデバイスがいかに人々を侵食しているか実感させられる。技術の発展は大いに喜ぶべきことだが、その恩恵を最大限に享受する為にこそ、一定の制約を設けるべきなのだろう。

スマホ脳 (新潮新書)アンデシュ・ハンセン

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あらすじ・内容

ナイス ★30

コメント(0)2021/03/27

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短編集という体裁をとってはいるものの、それぞれの話が密接に絡まり合い、一つの芸術作品として成り立っているという印象を受けた。　終始、ハルの一人称によって語られていた本編とは対象的に、章ごとに異なる視点で綴られる本作ではより群像劇としての側面が強く、それぞれのキャラクターの心情を深く掘り下げつつ、シナリオ的には不完全燃焼で終わった本編を補完していく。　本作の読了後に本編を再読すれば、また違った印象を抱くことだろう。　高い完成度とともにキャラクター達の鮮烈な感情が読み手の心を深く抉る傑作。

JKハルは異世界で娼婦になったsummer (ハヤカワ文庫 JA ヒ 5-2)平鳥コウ

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あらすじ・内容

ナイス ★5

コメント(0)2020/11/20

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読むのに非常に時間が掛かった。文章が読みにくいとか、学術的に難解であるというわけではない。ただ、一気に駆け抜けてしまうのではあまりにも味気ないと思い、気が向いた時に、深夜の静寂の中で数ページずつ読み進めるのが私にとっては最も心地の良い読み方だった。レビューの一つ一つに監督の思いが染み渡り、書評集という形式をとった自伝やエッセイと言っても差し支えはないだろう。彼が日頃接してきたものの全てがゲームに反映されていることは、この本を読んでいてひしひしと感じたし、その源流に触れると言う体験に、格別の感動を感じた。

創作する遺伝子僕が愛したMEMEたち (新潮文庫)小島秀夫

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あらすじ・内容

ナイス ★4

コメント(0)2020/04/21

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藤井太洋の描くヴィジョンにとにかく圧倒される。現代社会に根差すサスペンスであり、また重厚な人物描写が映える群像劇でもある。ITへの深い造詣や最新ガジェットの活用を織り交ぜ、リアリズムとSFの狭間を駆け抜けた傑作。十年後や二十年後の社会がどうなっているかはわからないが、ともすれば時間に追い抜かれるだけで魅力を失いかねないテーマを据えた本作が、その時の我々の目にはどう映るのだろうか。

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫ふ 58-1)藤井太洋

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あらすじ・内容

ナイス ★12

コメント(0)2020/03/16

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ネタバレ話も中盤に差し掛かり、一層スケールアップした印象の第4巻。惜しくもチルドレンの生存には至らなかったものの掘り下げには成功し、web版では見せ場もないうちに退場したフウィスにも活躍の機会が与えられたので、バランスはとれたと言える。次巻からは終盤に向けて話が急転していくところだが、プロジェクト・リヴァーサルや浮遊都市東京の存在により、web版にはなかったオリジナルストーリーが展開されると思われる。

「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい 4 (GCノベルズ)kiki

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あらすじ・内容

ナイス ★3

コメント(0)2020/02/07

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現在プレイしているタイトルで伸び悩み、打開策を模索していたが、本書をきっかけに自分のスタンスが落ち着いてきたように感じる。視点レベルでの話は頭ではわかっていても実際のプレイに落とし込むのはかなり難しいが、着眼点を変えたことで新たな伸び代を見つけることができたように思う。感情が勝負にとって邪魔になるのはプレイする上で痛感していたが、時として勝利の喜びすらも乱れに繋がりかねないというのは何とも皮肉。長く続ける上で勝敗そのものは重要ではなくなるが、その精神性に至るのは必然と言える。