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2024年9月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
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感想・レビュー
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2024年9月に読んだ本
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2024年9月のお気に入られ登録
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2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
幼い頃からハイスペックであったが故に、独特の人生観と行動原理を身にまとってしまったヒロインが周囲に奇異の目で見られながらも、周辺に影響を及ぼしていく。地域愛の要素もあり。SFやライトノベルが苦手な人でも楽しめる涼宮ハルヒ、という印象。実際、文体はその方面に近く、するする読める。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

論文が出た。今日はいい日だ。 https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsfoodscitech.4c00579

きさき
2024/09/27 08:09

おめでとうございます🙂

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
29

たこい☆きよし
紙の本で再読。電子書籍でも拡大して絵のタッチの細部は確認できるけど、普通に紙で読むと立体の捉え方のうまさ、魔物の生々しい描写、キャラクターたちの表情の表現が際立つ。オークの妹、すごいいいやつじゃん、とか、カブルーのサイコっぽさとか、あと、ギャグも紙で読む方がよりおかしい(笑)。ちょっと電子書籍の限界を実感した。このあたりは慣れると差が縮まったりするんだろうか。
たこい☆きよし
2024/10/01 01:17

同じものの電子書籍版を拡大してみて、解像度が低くて描線がすっかり潰れているのを再確認。ペンタッチが細かいものほど差が顕著だ。電子書籍のプラットフォームにもよるだろうけど、一定以上に解像度をあげられないので、割り切るしかない。

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たこい☆きよし
ポーランドの本を新刊も古書もテルアビブの書店からしか入手できない時代があった、というのが初めて知る事実で驚き。これは『ソラリスの陽のもとに』がロシア語版からの翻訳だった背景でもあったりするのだろうか。パレスチナの元々の住民の構成、イスラエル入植側の背景など、武力行使の源流が現在のウクライナを含む地域にあった、ということが複数の学問を組み合わせた結果として浮かび上がってくる。
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たこい☆きよし
物語の中に入りこんでからはまるで地獄めぐりのような不穏な展開が続く。とはいえ、同じ読書体験をした人どうしの連帯、という点では本についての物語、一種の読書会小説とも言えるかもしれない。
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たこい☆きよし
これもまあ、アニメの方から入って原作へ。掘り出したての原石のような『鬼滅の刃』と比べると、マンガとしての完成度が高すぎるくらいの印象。アクションもギャグもハマっていて安定感を持って楽しめる。
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たこい☆きよし
高木さんの本気、どんどんだだ漏れ? もう、家に遊びに来て欲しくてたまらない?
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たこい☆きよし
『エマ』『シャーリー』の雇い主とめっちゃ仲がいい使用人たちのような関係性を大正時代を舞台に描く、みたいな感じ。当時の家屋、台所、服装などへの執拗な描写(特に軍服と装備を着用するシークエンスとか)のフェティッシュさもよき。12歳の許嫁、姫子をストイックに見守る文治さんには男でも惚れそうだ(笑)。当時の名古屋の雰囲気もちゃんと考証してそうでいい感じだが、設定から、この時代の後にはいろいろありそうで、どの時代まで描くのかも気になる。
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たこい☆きよし
過去話との連携のさせ方も含めてほんわか。しかし、中学から安定した人間関係の中でまとまってる。この調子だと次の世代も?
たこい☆きよし
上巻はいいところでおしまい。その、読者と本の関係が変わるシークエンスもいいけど、出来心で盗んでしまった本を読むのが止まらなくなる、その感覚がわかるような、息もつかせぬエピソードの連続。その部分が魅力的であるのが肝だろう。
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たこい☆きよし
100期生が文化祭で演じる作中オリジナル作品『リプリング』が丸ごと番外編として楽しめる親切設計。作者の初期作品が下敷き、とのことだけど、交通事故で現代から18世紀にスリップしたオペラ歌手が歌うはずだった曲の作曲家とあれこれするストーリーに、いかにも男役2番手なキャラクターの配置など、本家で舞台化してほしいくらいの演目。これがどう演じられるかを読むのが楽しみだ。
たこい☆きよし
紙で再読。テレビやパソコンのRPGでコマンド一発みたいな蘇生を迷宮の呪いと定義するこの作品中でも、この巻は、このパーティらしいほのぼのっぽい雰囲気の中で、そのおぞましさを描き切った、という印象を強くした。
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たこい☆きよし
無料だったので読んでみた。まあ、人事と経理の皮算用では現場のことはわかりませんよ、というのは(コスプレ以外では)SE業界以外でも「あるある」だろう。引き継ぎ書で現状維持はできても、当該の業務を引き継ぎできるところまで整理できるスキルは引き継げませんよ(笑)。あと、これさえやっておけば、というシンプルな引き継ぎすら維持されずにカオスになった、ということも…
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たこい☆きよし
ネタバレ冒頭から文体の人称に微妙な違和感があったけど、ちょっと読み進めて納得。萩尾望都「半神」を連想させる結合双生児の設定をさらに進めて、身体が一見一体、そのため他の臓器だけでなく脳までつながっており、意識も時に混交するという表現だった。後半に行くほど、その混交文体が効果をあげていく。別の意味で珍しい誕生症例の父と伯父の設定はピノコっぽい? その伯父の逝去から四十九日までの物語。しかしまあ、これはなるほど、芥川賞っぽい。
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たこい☆きよし
表紙の書影が出てから、誰? と思っていたんだけど、わかってびっくり。本書が描いてきたようなあれこれは、世代を超えた普遍的な案件をものだと示すエピソード。しかしそうか、今20代の若者の親世代ということなら、事務仕事はブラウン管モニタのパソコンでやっていてもおかしくはないんだな…。
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たこい☆きよし
電子書籍にて。やっぱりこの原作とこの絵柄のマッチングは最高だ。クロノスジョウンターあたりも、この絵柄で読んでみたくなる。
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たこい☆きよし
このあたりはだいぶアニメでも観た覚えがある。ローカルではよくあるカップルネタのジンクスのあるスポットをめぐるカップル未満の二組それぞれのリアクションから、意識しあってるけど告白に至らないそっちの二人との絡みから、西片もだいぶ自覚し始めてるのが微笑ましい。高木さんのひとり言がラストエピソードの肝。やっぱりコミックスにした時の配置かなり意識して構成してると思う。
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たこい☆きよし
『小さいおうち』の変奏曲とも言える一冊。お家ではなくてかつて森だったかもしれない大木が残る一角。男の子はその小さい森でひみつの友だちと遊んでいたが、ある時、再開発に手が…。
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たこい☆きよし
表紙の通り煉獄さんの一冊。テレビシリーズ、劇場版、と待たされることなくテンポよく読むとつながりの印象が変わるところもちょっとあり。遊郭編の導入で次巻に続く。しかしこうしてみると、アニメ版もずいぶん話が進んだものだ。
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たこい☆きよし
この巻から無限列車編。煉獄さんはいいですなあ(笑)。うまい。うまい。
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たこい☆きよし
蜘蛛戦の後始末から柱大集合、治療と特訓、下弦一人残して虐殺まで。下弦の印は片目にしかないとか、初めて知った設定、アニメでは敢えて言及してないのかな。
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たこい☆きよし
大団円の巻。第一部からを振り返る巻でもあり。最初から王として異世界に召喚されながら結果的に社会の底辺を見るところからスタートした『十二国記』と比べると、最初に底辺からスタートして世界の理の選ぶ王に下剋上する本作は、ある意味『十二国記』以上に過酷だったかもしれない(その要素は、主人公の行動が好転に向かう展開でだいぶオブラートにくるまれてはいるが)。最後の3巻分はそこまでの物語内の時間を読者も振り返って目頭が熱くなる箇所があちこちに。ともあれ、マラソン完走。これで他の本が読める(違)。
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たこい☆きよし
蜘蛛の話が終結。アニメは戦闘シーンだけじゃなくて、かなり膨らませてあるのがわかる。とはいえ、戦闘のシークエンスの組み方やそれを見せるコマ割りのよさも目立つ。ラスボスとの対決はアニメの方を観ているとちょっと淡白にも感じるけど、ある意味まだ物語序盤なので、このくらいの緊張感で十分とも思える。
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たこい☆きよし
紙の本で再読。やっぱり読みやすいし、画面で見ていると見落とすようなコメント書きとかにも目が行きやすい。今回はウンディーネとカエル(笑)。魔術学校のエピソードで語られるダンジョンの設計と運営の話は、今読んでいる『本好きの下剋上』にも通じるかも。そういえば、あっちも異世界の魔法植物や魔獣の料理法を開発する話でもあるな(笑)。
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たこい☆きよし
幼い頃からハイスペックであったが故に、独特の人生観と行動原理を身にまとってしまったヒロインが周囲に奇異の目で見られながらも、周辺に影響を及ぼしていく。地域愛の要素もあり。SFやライトノベルが苦手な人でも楽しめる涼宮ハルヒ、という印象。実際、文体はその方面に近く、するする読める。
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たこい☆きよし
なるほど、世界に意図的なルールが仕込まれていて、その創造主がいる異世界で、そのルールの範囲で世界、社会を変えていけるか、という点では、『十二国記』の要素もあったんだな、というのがここ2巻ほどで明確になった。そのルールが忘れられたり、無視されたりすることで世界そのものの存立危機にある、という要素も近いかもしれない。
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たこい☆きよし
地味にクリスマスプレゼントをわざわざ公園遊びで渡しに来る彼が今後の伏線か(笑)? しかし夢に見るサンタさんがアレですか(笑)!? まんまだよ(笑)。
たこい☆きよし
魔王が本当に悪辣な魔王だった(笑)。それにしても、神様たちが大迷惑だ(笑)。まあ、このあたりの生々しさはギリシャ神話の神様みたいなものか。
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たこい☆きよし
表紙のとーちゃん、予想以上に強い。相手が規格外だったのが不運。とはいえ、今回は入手できた情報があって、事前準備できていて、なおかつ突発事態への対応を強行したり、本編中では「気がついたらあっちも片付いてた」程度の描かれ方だったけど、いろいろ間一髪が重なっていて、緊張感が切れない。トラウマ描写のあたりは、けっこう読んでてビクビクものだったので、ホラー的観点でもクオリティ高いかも。
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たこい☆きよし
世代的にテレビアニメには間に合っていなくて白黒作品は再放送もなく、ロマンアルバムとビデオ時代前の放映時音声のLPレコードくらいしかなかった。先日Youtubeでようやく本編を観たけど、想像以上に名作だった。このコミカライズ版は初回だけは雑誌で買ってコミックス化を待っていたもの。マンガの電子書籍読みが増えている中、紙で買いたかった一冊。期待以上の仕上がり。全編涙なしに読めなかった。今の時代、ガンガン読まれて欲しい。それにしてもこの後のアニメいろいろ、辻真先脚本作品がいかに自分の血肉になっていたことか…
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たこい☆きよし
魔獣狩りでも模擬戦でもない国対国の戦闘はそういえば初めてか。前半のクライマックスは救出劇、そこからの未知のテクノロジーを持つ敵の追撃戦。魔法世界なので本来はなんでもありなところ、この世界のルールの中で成立できる危機感とそのクリア方法の立案、そこにストーリーとキャラクターを絡めていく語り口がうまい。イラストもいい。表紙にもいるハンネローレ、一気に存在感出た(笑)。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2542日経過)
記録初日
2015/01/01(3615日経過)
読んだ本
1768冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
325934ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
1768件(投稿率100.0%)
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