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2023年1月の読書メーターまとめ

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読んだ本
15
読んだページ
4918ページ
感想・レビュー
15
ナイス
76ナイス

2023年1月に読んだ本
15

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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コナリーの扱うテーマは常に最新。今回の話は映画やドラマのよう。あまりにも急いでページをめくりすぎ……読み終わって虚脱状態。面白すぎて言葉がない。次回作は本作の直接の続編になるそうなので、今から楽しみ(でもボッシュが心配~)
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2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

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paxomnibusさんの2022年12月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2006ページ ナイス数:51ナイス ★paxomnibusさんの2022年12月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/830488/summary/monthly/2022/12

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2023年1月の感想・レビュー一覧
15

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まず文章が分かりにくい。当たり前の様に専門用語を使いながら何の説明もないのに後の章でシレッとその単語の説明が出てくる。だったら「○ページ参照」と注をつけといてよと何度も思った。その説明も分かりづらい。「ざらめ雪①としもざらめ雪②」では「しもざらめ」か「としもざらめ」かすぐに判断できないではないか!そしてそれらの雪の描写は写真があっても実際に見た事がなければピンと来ないだろう。これらは実地で教えを受ければすぐに理解でき実践できる内容なのだろう。それをそのまま書いて「教本」とするには無理がある。とても惜しい
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ネタバレ文章が上手いので全部読んでしまったが、登場人物に魅力が感じられないのが残念。 推理小説というにはプロットが弱すぎるのでは。動機もわからないではないが、読者を納得させるための深い描写に欠けている。そのくせメインキャラの男のストーカー行為だけ熱心に書き、クズみたいなコイツが最後に幸せを引当てたような形で結末に持っていくのはちょっとどうかと。始末の付け方も安易だし、エピローグもありふれてる。そして著者、札幌については詳しくない。詳しかったら「札幌大学 理学部」なんて絶対使わないもの。まあ時間つぶしにはなった。
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子どもの頃「サッカーは女子にはできない」と言われていたが、それは男がそう思わせたかっただけだった。本書には現代社会が抱えるジェンダーギャップの全てが描き出されている。「男」の社会に「女」が参入しようとする時如何に叩かれるか。無視され、罵倒され、女には無理だとチャンスを奪い、徹底的に潰しに来る。それを凌げば今度は成果を奪い手柄を横取りし、利益が上がれば搾取に来る。 何故かなでしこジャパンが優勝した大会のみ触れられていないのだが、代わりに巻末に訳者による日本女子サッカー小史アリ。道を拓いてくれた先人達に深謝。
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カールの不愉快さと偏見がギャグのレベルまで昇華されてようやく面白くなってきた。アサドの活躍も増えて楽しみ。本作には新興宗教や宗派がいろいろ出てきて統一教会の名前もある。近頃読んだばかりの『豚の死なない日』にはシェーカー教徒の教義を厳格に守る父親が素朴で大変美しくえがかれていたが、『時ありて』では自ら教祖となった登場人物の胡散臭さが描写されていた。本作では牧師など宗教の指導的立場にある者のそれを利用した支配の様子が克明に書かれていて、親の信仰のせいで限定された生活しか送れない子ども達の辛さが浮かび上がる。
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SFという触れ込みなのだが、その部分は薄くて、身勝手で虚弱な古書店主が周囲に迷惑かけながら自分探しをだらだら続けるみたいな作品だった。ディレッタントというにはダサすぎるが、薀蓄は披露される。以前見た映画が内容理解に役立った。『ブックセラーズ』(古書店主の生態)『ディバイナー 戦禍に光を求めて』(ガリポリの戦い)『イミテーション·ゲーム』(WW2における英軍の研究施設や情報秘匿)『ハンティング·パーティ』(ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争について)『ロングウェイ·ノース』(帝国時代のサンクトペテルブルクの様子)
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いかにもアメリカ人好みの作品。寡黙だけど実直な父とその息子。気立てがよく家事に長けた母と良き隣人。シェーカー教という新興宗教の教えにそのまま従う廉直な生き方。物がないのは「持たない」ためで、貧乏だからではない……と言いつつ貧乏な暮らしの辛さややるせなさを描き出し、それに対して不平不満を言わず、悲しみを乗り越えてこそ一人前の男になれるという、50年前にその50年前を舞台に書かれた本だから今から100年前の話。書かれた時点ですでに郷愁と憧憬でしかない。美しい生き方ではあるが西部劇では悪党の餌食にしかならないね
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近頃日本でも話題の元妻に子どもを簒われたと逆恨みしてストーカーと化す父親の話かと思ったら……。30年近く前に書かれた本なのでさすがに古い。何が違うって、警備や人との関わり方が今よりずっと甘いのだ。まだアメリカに無邪気さと隣人愛が残っていた頃の話なのだろう。クリスマスプレゼントが交換されて様々なものに代わっていくのが「藁しべ長者」みたいで楽しかった。
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「そんなに偽装殺人多いのか!」と驚いて読んでみたらタイトルの真意は「周囲の圧力によって自殺に追い込まれる人がとても多い。他殺も同然と言えるケースさえあるのに自死では警察は捜査してくれない。死に至るまでの詳細を調べ、明かにすべきではないか」というもの。確かにそうだ。頻繁な暴力、死ね死ねと言われ続る、無言でも執拗ないやがらせ等から逃れるために死を選ぶ人はいる。「日本経済のために高齢者は集団自決すべき」等という世論が高まりでもしたらいたたまれなくなって死を選ぶ高齢者が続出するだろう。それは最早他殺でしかあるまい
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なんで読もうと思ったのか忘れたが、本書に描かれる水木しげるののほほんとしているようでそうでもないマンガ家生活は「特捜部Q キジ殺し」を読む合間の気分展開として最適だった。本書を平行して読んでいなかったら「Q」は途中でブン投げていたと思う。本書は丁度NHKで「ゲゲゲの女房」ドラマ化が決まった頃の上梓。ドラマの最後の方に出てきた画業60周年謝恩会の様子がまえがきで語られる。ドラマとはまた違った水木しげるの姿がありありと浮かび上がってくる。筆者は煙に巻かれているようで、実はしっかりと水木を観察していたのが分かる
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映画『RRR』を見たので。最初にIMAXで見たのは公開2日目の10月22日だったがそれから3ヶ月たった今もまだ上映中。ちなみに昨日はドルビーシネマで見てきた(通算5回目)。で、本書がどれだけ映画理解に役立ったかというと、登場人物の名前の由来以外はほとんどないのであった。まあ、温故知新という意味ではよかったかな? 若い頃にこの手の本はたくさん読んだはずなのに、ほとんど覚えてないという事実の方がショックだったが。入門書としてはよくできているのではないでしょうか。
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以前に映画を見て内容を知っていたせいもあるが、とにかく読み続けるのが大変だった。カール・マークはとにかく不愉快だし、人種ネタのいろいろも昔はユーモアとして笑えたのだろうが現在ではジョークにしても不謹慎としか思えない。それ以上に上流階級の屑野郎共の人を人とも思わない不遜さに嫌気がさす。それでも彼らはよくいるタイプではあるのだが、キミーとなるともうお手上げ。常識というか常軌を逸し過ぎてて、存在感ある描き方をされていても尚、ムリがあると思った。アサドとローセがいてくれてまだ助かった。続き読むのどうしようか悩み中
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paxomnibus
巻物から冊子へ←獣皮紙はパピルスより丈夫で両面使えたから。羊皮紙は高価なので紙幅を取る丸字は不経済と圧縮されゴシック体に。基本となる"o"の横幅で1行の文字数が決まるため字体に応じて本のページ数が変わり、価格に反映される。羊皮紙の本が重い表紙で挟まれ錠までついているのは厚さが均一でないページを平坦に保つため。羊皮紙には書く前にガムサンダラックというにじみ止めの粉をかけた。筆記後の吸い取り紙代わりの砂というのは間違いらしい。ミニアチュールは「細密画」の意。特に小さな本の事ではない。シェルゴールドは容器が貝殻
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コナリーの扱うテーマは常に最新。今回の話は映画やドラマのよう。あまりにも急いでページをめくりすぎ……読み終わって虚脱状態。面白すぎて言葉がない。次回作は本作の直接の続編になるそうなので、今から楽しみ(でもボッシュが心配~)
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
コロナ禍のLAPD。BLMの影響で警察組織から職業意欲が失せている描写に驚いたが、読み進める内に納得。何かして問題にされるよりも何もせずにやり過ごす方がいいという気持ちは理解できる。警官も人間だし、しかも高給なわけでもない。仕事に命をかける必要なんかない。そんな中ではさすがのバラードもモチベーションを保つのは難しいだろう。それを変節と呼ぶか前進と受け止めるか、或いは単なる方向転換なのか。でも事件が起これば結局バラードは突き進むのだ。今回も常に頼もしいボッシュが相棒になってくれる。なんだかんだでいいコンビだ
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paxomnibus
本シリーズ、TVで3作目と4作目を見て、感動すべきシーンである事は分かるのにそれまでの経緯が分からないため全く感動できず呆然としたのだった。その後1作目から見直して、主人公のカールが何故あんなにいつも不機嫌なのか納得し、感動ポイントまでちゃんとモチベーションをあげていったのも分かった。で、5作目から主役が代わるというので今の内に本も読んでおこうと思ったのだが、何に驚いたってアサドが刑事でもなんでもなくていわゆる雑用係にすぎないって事。あれ? 私、そこ見落としてた? これはそういう問題も扱う作品だったの?
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/21(2532日経過)
記録初日
2018/01/05(2548日経過)
読んだ本
619冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
191438ページ(1日平均75ページ)
感想・レビュー
611件(投稿率98.7%)
本棚
77棚
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