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2024年2月の読書メーターまとめ

れいあ
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感想・レビュー
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ナイス
714ナイス

2024年2月に読んだ本
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2024年2月のお気に入られ登録
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  • Kircheis
  • Kira

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

れいあ
ネタバレ100頁ちょっとの中編。パッと見、映画の入場特典ブックレットみたいな作り(正直ちゃっちい)だけど、内容はまさに津村さんで面白かった。何かの会社の代表者選挙の話(米国の大統領選みたい)。主人公の〈こばちゃん〉は予備選で敗退してしまった候補者の陣営にいたので、決戦投票は自分にはあんまり関係ないなあと気楽に思っていたら、醜聞合戦とか取り込み作戦にまきこまれちゃって考え方が変わってくる。〈こばちゃん〉の褪めた目と、一方で先輩を救出しに行く時の必死な所とかがよかった。そして、うどんを食べたくなった。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

れいあ

2024年1月の読書メーター 読書会に初めて参加してみました。普段読まない分野の本を紹介してもらって面白かったです。 読んだ本の数:29冊 読んだページ数:9624ページ ナイス数:395ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/830783/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
34

れいあ
ネタバレお菓子に物語を添えて提供してくれるストーリーテラーがいる洋菓子店〈月と私〉。執事のような出で立ちのハンサムで美声な語部さんが語るお菓子とそれを作ったパティシエールの物語が人々を勇気づけていく連作短編集。紹介されるお菓子がどれも美味しそう。近所で買えそうなのはフィナンシェくらいかな。シャルロットは見た目も華やかで美味しそう。令二くんは腹黒過ぎじゃなかろうか、あんなひどいことをしておいてこれから優しくすれば大丈夫と思える幼稚さが痛い。
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れいあ
ネタバレシリーズ5。金糸雀の衰弱の原因を求めに訪れた漁村では、八百比丘尼の一族が原因不明の病に倒れて次々と亡くなっていた。八百比丘尼っていっぱいいるの?とか、病気になるの?とか、不老不死って怪我とかもしないってことなんだろうか?とか、たくさんの〈?〉を抱えたままお話が進み、何とかつじつまの合う真相にたどり着いたけど何となくスッキリしなかった。最後の舟幽霊は恐くてよかった。ようやく月詠の目的が明らかになりそう。鬼人ってなんだっけ?前の巻を復讐しないと色々忘れちゃってるなあ。
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れいあ
ネタバレシリーズ16。パリで楽しく観光するはずが、ダーシーの秘密任務のお手伝いをすることになったジョージー。妊婦さんのスパイは珍しいような。でもジョージーは全くスパイに向いていないのにね、案の定任務中に殺人事件に巻き込まれてしまう。ナチスの不気味な噂がパリまで流れてきている。今まですごくイヤな女として書かれていたシンプソン夫人が、今回はジョージーを救出する面白い場面も。ちょっと高慢なところはあるけど、姉御肌で頼りになる感じでジョージーが妊婦なのをちゃんと気遣って、フランスの警部より好感度高かった。
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れいあ
ネタバレ続編。一葉は異動でウェッブ版の担当になったが、閲覧数アップの為再び恋愛相談を動物の求愛行動にこじつけて回答するというコラムで、色々な動物の求愛行動が紹介することに。今回は動画付き。求愛行動で大怪我をしたり、時には死んでしまうこともある動物が結構多い。特にハクトウワシは命懸けすぎるでしょ、オスだけでなくメス側も命懸けだし。一葉のがんばりに比べて椎堂先生は自分の変化に鈍感過ぎてヤキモキ。新キャラも面白い人が多かったので後日譚も読みたい。
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れいあ
ネタバレ特典SSや書籍未収録SSを集めた短編集第2弾。ショートショートと言っていいくらいの長さのものが多いので、全体のボリュームも本編より少なめ。本編ではどんどん下町の話題がなくなっていくので、下町の話が多めで嬉しかった。ベンノさんとカーリンにあんな裏話があったとは。本編ではあまり触れられない人がフィーチャーされてイラストも付くので〈あの人ってこんなだったんだあ〉という発見があって楽しい。いつも通り4コマ漫画がかわいくて面白い。
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れいあ
ネタバレ実体化した都市伝説と死闘を繰り広げる唐木田探偵社。闘う手段はお札や呪文じゃなくて、斬った張ったや銃の連射といった物理攻撃。〈えっ、怪異って殴て退治できるの?〉とびっくりする意外性のある設定。半分くらい戦闘シーンなので、ホラー的な怖さというよりアクション映画で血が飛び散ったり死にかけたりするのを見ている時に感じる恐さに近かった。主人公の〈僕〉だけ生い立ちがはっきり明かされなかったのが気になる。
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れいあ
ネタバレ最初、別々の短編かと思ったら、同じ世界の中の出来事だということが徐々に判明して、ある出来事を共有した人たちの〈現在〉のつながりが書かれていくのが面白かった。北原先生がかなりユニーク。自己評価も他者評価も冷静沈着なのに、一番無茶をする感じ。結の勢いで行動するところは実は北原先生似なのかもしれない。「汝、星のごとく」の続編とのこと。
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れいあ
ネタバレシリーズ5。子ども食堂に協力することになったスープ屋しずくの麻野親子と理恵。子ども食堂の運営者や利用者を通じて虐待や貧困、ヤングケアラーの問題などに接する内に、麻野自身の母子関係のトラウマも浮かび上がってくる。麻野さんとお母さんとの問題って何だったっけと、ぼんやりとしか思い出せないまま読了(妹が関係していたような…)。シリーズ1を読み直さないといけないなあ。虐待の色々なケースが取り上げられていて、この問題の複雑さや解決の難しさが浮き彫りに。重いテーマだが、スープを介して優しい雰囲気。
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れいあ
ネタバレ出版社移籍による完全版。表紙絵はいとういのぢさんの新作。子供×鷹央先生は意外に相性よかったなあとか、いろいろ思い出しながら読了。何となく新潮社版より文章が読みやすくなった気がする(気のせいかもしれないけど)。そういえば、鷹央先生のご両親って登場しないなあ、理事長だから出てきてもいいのに。書き下ろしSSはほんのオマケという感じ(すごく短い)。でも、鷹央と真鶴さんの姉妹仲がうかがえてほほえましかった。
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れいあ
ネタバレ長めの短編3編。3編ともダークファンタジー系。人間の醜さを突きつけられる。銀獣はそもそもどういう存在なのか、謎めいていてもっと知りたくなる。人同士を争わせて悦に入るのに使われた銀獣がかわいそう。復讐心に取り憑かれた灯台守りはギリギリのところで踏みとどまることができてよかった。魔女の館から脱出した女の子はこの後どう生きていくのかな。たくさんの女の子の魂を抱えたまま生きていけるのだろうか。
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れいあ
ネタバレ中編2編。幽霊(っぽい人)が出てくるのでファンタジー要素があると言えばあるけど、基本的には両作品とも爽やかな青春スポーツ小説だった。もし、新撰組が「斬るぞ」と叫びながら刀を振りかぶって走っているのを視ちゃったら、泣いちゃいそう。本当にありそうだから京都は恐い。標題作の方は爽やかな幽霊。「みんな―生きたかっただろうなあ」というセリフにしみじみ。シャオさんの〈アイヤー〉がかわいかった。
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れいあ
ネタバレ京極堂/百鬼夜行シリーズ。ノベルスサイズが懐かしい。オールスター出演で面白かった。別件に拘わっていたはずの登場人物たちがいつの間にかひとつ所に集合していく過程が映画みたい。関口先生が心もち前よりキリッとして活動的。榎木津礼二のお兄さんがあんな感じだったのが意外、もっと経営者然とした人だと思っていたのに。兄弟仲は良さそう。新キャラ(だよね?)の緑川のパートでそれまでの話が一旦整理されるのでわかりやすかった。帯に次回作のタイトル!今度はこんなに待たずに出るといいな。
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れいあ
ネタバレシリーズ第13弾、14冊目。ようやくチーノからロンドラへ帰国。ロンドラお留守番組とも合流したので、ほぼ全員が登場して賑やか(ジェイドさんだけ名前のみの出演)。お留守番組だった為、今まで出番の少なかったマイカくんが活躍して嬉しい。今回は魔物ではなくて魔術が相手。鏡による呪いなんて、お伽噺っぽくて面白かった。次で完結。ジェイドさんは、いよいよ戻ってくるのかな(そうじゃないとロジャー兄さんがかわいそう)。
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れいあ
ネタバレ取次栄三2。短編4編。栄三郎・新兵衛二人の過去が少し明らかになった。親子の情にしんみりしたり、新兵衛に会いたくて始めた筈の剣の修行に真剣に励むお咲を健気に思ったり、又七と駒平の肉親よりも固い絆にホロリとしたりした。標題作は頑固一徹に見える職人二人が実は甘えん坊なだけじゃないかというオチが面白かった。変な意地は誰の為にもならない。
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れいあ
ネタバレタイトルと表紙の感じから正統派警察小説だと思い込んでいたが、陰陽師とか鬼道衆とかと警察が手を組んで警視庁の結界修復と事件捜査を行う話で面白かった。警察の人たちがオカルト設定に結構あっさりと馴染んでいくので、すいすい読めた。〈鬼龍光一〉シリーズというシリーズもので他に5冊既刊らしいので他のも読んでみたいな。別著者の作品(やっぱりオカルトっぽい警察もの)で警視庁本部庁舎が特別な形をしているという記述があって、どういう形かわからないでいたのが本書の説明と表紙絵で腑に落ちた。伝記小説界隈では定番の設定なのかな。
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れいあ
ネタバレラプラスの魔女シリーズ第3弾。父親を殺された陸真と友だちの純也の中学生コンビが探偵のようなことをする内、円華と知り合う。シリーズ再登場の人物も出てくるが、この少年二人の活躍が結構なボリュームなので、前2作を読んでいなくても大丈夫だと思う。円華が成長していて(随分丸くなった気がする)感慨深い。情報管理社会やAIによるビジネス変容、法律と正義の関係など面白いテーマがたくさん出てきた。少年二人の変わらない友情もよかった。
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れいあ
ネタバレ新シリーズ。〈うちの旦那が甘ちゃんで〉シリーズと似た関係(相惚れのお役人夫妻)だが、隠密同心の妻がお奉行の庶子且つ実は柳生の里で訓練を受けた殺し屋だというのが本書の特徴。凄腕の殺し屋なのにお猪口2杯で酒乱になって翌日記憶がないとか、家事全般が壊滅的で裏長屋のおかみさんたちから〈お嬢さま育ちって感じ〉とキャアキャア言われちゃうところは抜けていてかわいらしい。なんの躊躇いもなくサックリと暗殺を行えるところは恐ろしい。
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れいあ
ネタバレロンドン近郊の港町ウィスタブルを舞台にしたシリーズ第2弾。主人公のパールはレストランと探偵事務所の経営者で地元に顔が利くのと、若い頃に警察の訓練を受けたことを武器に事件を調査するのだけど、結構押しが強いにも拘わらず意外と感じがいいキャラクターなので気に入っているシリーズ。今回はクリスマスシーズンの温かい雰囲気があってよかった。マクガイアとの関係は近づいたことになるのかな。原作の方は今年シリーズ10が出版されるようなので、邦訳もこのまま続けて出してほしい。
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れいあ
ネタバレ100頁ちょっとの中編。パッと見、映画の入場特典ブックレットみたいな作り(正直ちゃっちい)だけど、内容はまさに津村さんで面白かった。何かの会社の代表者選挙の話(米国の大統領選みたい)。主人公の〈こばちゃん〉は予備選で敗退してしまった候補者の陣営にいたので、決戦投票は自分にはあんまり関係ないなあと気楽に思っていたら、醜聞合戦とか取り込み作戦にまきこまれちゃって考え方が変わってくる。〈こばちゃん〉の褪めた目と、一方で先輩を救出しに行く時の必死な所とかがよかった。そして、うどんを食べたくなった。
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れいあ
ネタバレ本好きの下剋上5-11。今回も盛りだくさんで一気読み。フェルディナンドが大暴れで大活躍。マインと違って、フェルディナンドの場合は大暴走に見えてもちゃんと計算して動いているので魔王。魔王対神様の闘いは恐かった、絶対そばに居たくない。マインの記憶はまだ戻らないよう、下町の家族の記憶はすっぽりなくなっているのがわかったけど、前世の家族のことはどうなんだろう?別世界から転生したのは覚えているみたいだけど(コピペとかミルミキサーとか言ってるし)。次回完結!
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れいあ
ネタバレアミの会アンソロジー第6弾の文庫化。6編。〈嘘と約束〉というテーマ通りの作品ばかりなのに、それぞれがまったく異なるアプローチの作品になっている。本当にバラエティー豊かで読み比べる甲斐が大いにあった。どれも面白かったが、特に気に入ったのは二作品。松尾由美「パスタ君」、タイトルがいい。パスタ君が嘘を吐いた理由は切なかったけど、パスタ君の奇想天外な嘘は結構愉快だった。大崎梢「いつかのみらい」、正体不明の〈おばさん〉は不穏で正体不明のまま終わってしまうにも拘わらず後味がいい。
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れいあ
ネタバレ続編。北町の諸色調掛同心・澤本神人(じんにん)と町名主勘兵衛の奉公人・庄太のコンビが活躍する連作短編集。普段は食べ物のことばかり考えていて、お調べには不熱心な庄太が意外なところで博識を披露して神人の推理のきっかけになるのが面白かった。娘(実は姪)の多代ちゃんが賢くてかわいかった。大岡越前のドラマとかでよく聞く〈江戸払い〉は絶対朱引きの中に入っちゃいけないもんだと思っていたのに、通り抜ける体をとれば(草鞋を履けばいいらしい)、入り放題というのに驚いた。
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れいあ
「絵で見るおふろの歴史」の著者。主に町人の衣装と生活を紹介。水彩でささっと描いた風の簡略化されたイラストなので、細かいところを確認するのには向かないが、特徴がよく伝わってくる絵なので当時の雰囲気がよくわかる。人物単体だけでなく町の風景や部屋の中にいる人々が描かれているのがとても良い。みんな結構ダラダラ/ズルズルっとした着付けで、現代とは随分違うんだなあという印象。振売りの装いコーナーが、派手で奇妙な衣装ばっかりで面白かった、こんな人たちが行き交う往来はさぞ騒がしかったことだろう。
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れいあ
編著者は「お江戸ファッション図鑑」の監修をしていた先生。浮世絵と実際の着物の写真から江戸時代のファッションの流行や服飾技術、身分制度を繙いていて面白かった。〈江戸後半は細身長身が流行してた〉というくだりで紹介されている絵が7頭身どころか8.5頭身くらいで、ちょっと変な感じの身体バランス。浮世絵というと顔が大きいイメージだったので意外。着物の写真はどれも豪華で素敵。
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れいあ
ネタバレ江戸のファッションを浮世絵を元に解説。浮世絵が少女漫画風に描き直されていてかわいい。前半が町人・武家のファッション、後半が役者・芸者・遊女のファッションという構成。後半の方が充実している印象。元の浮世絵を検索して見比べながら鑑賞(結構元絵に忠実)。持ち物や意匠の解説も細かくついていて当時の流行とかが分かって面白い。特にヘアスタイルはグレイヘアの絵で髪の流れがよくわかる工夫がされているのがいい。江戸後期、特に歌川国貞の絵が多い。前期・中期が少ないのは、状態の良い浮世絵があまり残っていないからなのかな。
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れいあ
ネタバレ色々なアンソロジーに収録されている作品を集めた短編集。8編。最近、割とアンソロジーを読んでいたので既読の作品が数編。最後にゾッとする系が多かったが、挫折から立ち直るような元気をもらえる作品もあった。標題作は、何となくホテルを舞台にしたハートウォーミングな話かと思っていると、のっけから見事に裏切られる。「迷宮の松露」のタイトルにもある松露はお菓子もキノコも気になった。どこかこの辺で売ってないかな。モロッコも行ってみたくなった。
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れいあ
ネタバレ四部作の4、完結編。3で異国に旅立ったので、4では異国が出てくるかと思っていたのに、帰国のシーンからスタートでちょっと肩すかし。異国を見聞してこれからの生き方に迷いながら前に進む二人の物語は面白かったけど、何となくフワフワっとしたまま大団円へ突入。異国での航海の様子があったら、二人の戸惑いや覚悟をもっとリアルに感じられたと思うので、そこは残念。
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れいあ
ネタバレ四部作の3。桜子と小龍太の二人は、柳橋どころか江戸を遠く離れ海路長崎へ。江戸を追われる理由も分からず着の身着のまま逃げたはずなのに、人脈があってポーンッとお金も出してくれる強い後ろ楯がいるお蔭で随分楽にサクサクと長崎に着いちゃったな。その当時の日本の地方の様子も知りたかったけど、どこにも寄港せず江戸から長崎まで行けちゃう船だから、遠くから見るだけだったのが残念。最後、フェルメールが意外な絡み方をして、とうとう海外へ。鎖国中なのに行って帰って来られるんだ。ヨーロッパまで行くのかな。次巻で完結予定。
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れいあ
ネタバレシリーズ7。今回もホロリとする話、胸が痛くなる話、ほんわか温かい気持ちになる話で、カフェで読んでいたのに泣いてしまった。やっぱりこのシリーズは家で読んだ方が良さそう。ちびねこ亭で生者が死者に会うパターンは毎回同じで、こちらも心構えができているはずなのに、どうしてか泣けてきちゃう。佐久間眼鏡店さんが再登場(3回目かな)。みそピーナッツはよくおやつにしていたけど、千葉の郷土料理とは知らなかった。櫂くんと琴子ちゃんがバイト以外でお出かけ。
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れいあ
ネタバレシリーズ5。犬上さん新人時代編2。イヌガミくんがすごく青春している。図書館に配属された年上の新入市役所職員の教育係に抜擢てしまった犬上くん。いつものネガティブ思考で相手に嫌われ見下されていると思い込みギクシャクするところも、読み終わってから振り返るとまさに青春のヒトコマ。おはなし会や出張ブックスタートだけでなく、図書館を居場所にしている子を見守ったり、図書館のお仕事って多岐に渡るのんだなあ。年に一度の全館一斉蔵書点検でウキウキと張り切る犬上くんに共感、ちょっとお手伝いしたい。
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れいあ
ネタバレ番外編2。本編のサブキャラ目線の短編5編。難波は本当にいい奴だなあと、しみじみ。嘘を聞き分ける能力がある為、常に人と一定の距離を保ってクールに構えている遠山さんが実はお猫さまの僕だったとは。しかも社員からも結構好かれている所長みたいだし、だいぶ印象が変わった。健ちゃんの彰良先生への愛が深い。彰良先生にとって家族以上に家族なんだろうな。異捜はこれからもっと絡んでくるのかな。御崎禅もゲスト出演しないかな。
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れいあ
ネタバレシリーズ10。今回取り上げられているのは岡本綺堂「怪談一夜草紙」。岡本綺堂好きなので嬉しい。すっかり売れっ子作家になった李奈だけど、売れっ子になったらなったで、売れない作家だった時とは違うモヤモヤを感じているところが、実際もそうなのかなあと思わせる。帆夏ちゃんの扱いがかわいそう過ぎるとかいろいろ思っていたのが、最後にメタ設定のメタ設定みたいなのが出てきて煙に撒かれた感じ。次回はシャーロック・ホームズが取り上げられるみたいなので楽しみ。
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れいあ
ネタバレおけら長屋の住人たちがおけら長屋にたどり着くまでの前日譚。金太は最初っから金太だった!しかも守り神!神社の女の子の霊感がすごすぎてもっと見たい。島田の旦那は父子で同じように過酷な体験をしていたとは。殿様と玉姫の馴れ初めはちょっとおとぎ話っぽいけど、殿様のお忍び癖が昨日今日でないことがよくわかるエピソード。万松の二人は何か想像した通りといった感じ。作者による第一幕のハイライト解説もあって、すぐに第二幕が開幕しそう。
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れいあ
ネタバレ「ばけもの好む中将」シリーズのスピンオフ。宣能の友達の雅平が次々と怪異に遭遇してしまう連作短編集。あやかし好きの宣能は全く本物の怪異に遭遇できないのに、〈今源氏〉とも噂される色好みで怖がりの雅平はあっさり真怪に襲われて、どっちもちょっとかわいそう。恐ろしさのあまり失神しながらも前向きに突き進む雅平が笑えるドタバタラブコメ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/22(2340日経過)
記録初日
2018/01/01(2361日経過)
読んだ本
2893冊(1日平均1.23冊)
読んだページ
821621ページ(1日平均347ページ)
感想・レビュー
2893件(投稿率100.0%)
本棚
25棚
自己紹介

ミステリーとファンタジーが好きです。

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