
晩年には身体はボロボロ、歯も欠けて視力も弱り、それでも何人もの女性と関係を持っていたという。明らかな政策の失敗も周りは誰も毛沢東を批判できない。おぞましい晩年。
対して日本は、村社会や相互監視、誰かに見守られていたいという感覚が強く、欧米式の個人情報保護の概念よりも、中国のデジタル毛沢東主義のほうが親和性が高いのでは。日本的なデジタル天皇制みたいなものを作るべきでは。本書の後半は終末論的な色合いが濃くなり、善と悪の世界最終戦争がすぐに始まるだろう、悪の権化トランプ当選で世界は破滅に向かっている、デジタル真珠湾攻撃に備えよ!と盛り上がっており、やはりアメリカ人はこういう世界観が好きなのだなーと再認識する。怖い国である。
台湾が親日と言われるゆえんは、米中に板挟みの国際政治の中で日本がそれなりに台湾への理解を示してきたことや、近年になり観光ビザの緩和で訪日観光客が増えたことが挙げられる。逆に、台湾が自分達は中国人とは違うと認識が広まったのも、台湾に大量に押し寄せてくる中国人観光客を目の当たりにしたことが原因という話もある。
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