ネタバレ婚約者のために短大の入学金を使ってしまった母親の元を去り、妹を育てながらおそば屋さんの仕事を始めた理佐。おそば屋さんは水車でそば粉を挽くが名物で、そば粉の調整を担っているのが、頭の良いヨウムのネネ。 そば屋の夫婦、先生、近所の人、ヨウムの愛情、親切に囲まれて育つ二人。 気が付けばまちで育って40年が経つ律。自分が受けた親切を周りに恩返し。 震災に見舞われても親切の循環は続く。

ネタバレ婚約者のために短大の入学金を使ってしまった母親の元を去り、妹を育てながらおそば屋さんの仕事を始めた理佐。おそば屋さんは水車でそば粉を挽くが名物で、そば粉の調整を担っているのが、頭の良いヨウムのネネ。 そば屋の夫婦、先生、近所の人、ヨウムの愛情、親切に囲まれて育つ二人。 気が付けばまちで育って40年が経つ律。自分が受けた親切を周りに恩返し。 震災に見舞われても親切の循環は続く。

ネタバレ赤ちゃんはよく風邪をひき、病院に連れて行ったけど、それも健康保険があるから。保険も住民票もなければ、自分で愛情を持って見守るしかない。 不倫相手の女に拐われて一緒に暮らした恵理菜。希和子に育てられ続けるのと本当の家族に戻るのとどちらが幸せだったのか？ 小豆島に渡る前に希和子とすれ違ったのに気が付かなかったのは切ない現実。 一番悪い秋山が大した罰を受けない世界は許されるのか？

ネタバレバブル期に書かれたエッセイ集。 女子高校生の遅刻についての文章が面白かった。 ムザムザと遅刻の印をつけられてたまるものか。 脱兎のごとく道を横切り隣家の塀に飛びつき、それをつたって学校の塀の中に飛び降りる。 昭和の管理教育が残る影響を受ける我々の世代が読んだら面白いけど、今の若い子には伝わらないのかも？

ネタバレお医者さんと小説家の二刀流をこなす知念実希人さん。 小説を読んでいる間、僕はその世界に入り込み、外国、無人島、海の底、恐竜時代の地球、宇宙の果てなどの色々な場所を冒険しわくわくさしたりどきどきしたりする体験をたくさんすることができました。 のめりこみ、時間が経つのも忘れて本を読んだ少年が、読書の魅力を教えてくれる。 面白くないわけがない。

ネタバレ家族葬専門葬儀社、芥子実庵で働く人、関わる人に降りかかる人間の生と死のドラマ。 今まで死んだ者を出したことのない家の芥子の実。 死は誰しもに訪れ、誰しもがそれを迎え入れなければならない。芥子の実は、どこの家にもない。 相手の幸せを考える時間も大事。 自分の中のそれくらい、を相手に押し付けちゃだめ。 心は決めていた。 自分らしく生きていこうって決めたんだ。 誰も責められない。 人生は難しい。 真奈ちゃんの幸せな人生を願いたい。

ネタバレギリシャ正教の聖地アトス。女性の入山は禁止されていて、異教徒はビザがいる。アトス三点セットのギリシャコーヒー、ウゾー、ルクミは食べてみたい。でもカビの生えたパンはやだ。 トルコのパンが美味しいとは知らなかった。バター、トマト、チーズとチャイ。最高の組み合わせ。　 村上さんは言う。 旅行というのは本質的には、空気を吸い込むことなんだ。 心に響いた。 トルコに行くならマルボロを持って行く。マルボロじゃなくてはいけない。 ユーモアのある文章。