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2024年3月の読書メーターまとめ

むっちゅ
読んだ本
14
読んだページ
1186ページ
感想・レビュー
13
ナイス
373ナイス

2024年3月に読んだ本
14

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • ぶぶ ひこ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

むっちゅ
つくづく思う。私って本当に人の目ばっかり気にしてるな。みんなが白い服を着ている中で一人だけ赤い服を着るなんて、金輪際できない。そのくせ密やかな自己顕示欲もあって、一見すると白みたいだけど実はほんのりピンク、だったら着てみたかったりして。そんなみみっちい性根を気持ちよく粉砕してくれる本。もう笑うしかない。そりゃあ、読んだところで成瀬はおろか、島崎にだってなれそうにない。でも、だからこそ惹かれる。みんなそうなんじゃないの。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

むっちゅ

京都熱に浮かされ続け、今日は一日歩き回りました。梅がまさに見頃!いつまでも見つめていたかったです。

京都熱に浮かされ続け、今日は一日歩き回りました。梅がまさに見頃!いつまでも見つめていたかったです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
13

むっちゅ
40年前、大学で太平洋戦争についてのレポートを課せられた。「当時の人々だけでなく、今を生きる私にも『戦争責任』はある」と書いた。その思いは今も変わらない。にも関わらず、「歌ってきた」とは言えない。 少年少女たちは皆魅力的だが、アマーリエの描き方が白眉。歌えなかった彼女の苦悩こそ私にとって最も身近だし、昔も今も、多くの人にとってそうだろう。だが、私より遥かに若い作者が、エンタメとしてこの物語を伝えている事実に、歌う勇気を与えられる。
むっちゅ
2024/03/31 06:47

ただ愉快に、価値観を強制されずに生きたかっただけ。一緒に「遊びたかった」だけ。高邁な理想を追ったのではない、というところにかえって凄みを感じる。

が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
養蚕の起源にまつわる伝承。そもそも養蚕について、私に浅い知識しかないのだから、子どもらに実感できるはずもない。でも怪談えほんにハマった子は、こちらにもかなり惹かれるようで、しっかり見入っていた。福をもたらすおしらさまもいれば、ご利益ゼロ、報復だけはきっちりするおしらさまも、というのがおもしろかった。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
怪談えほんシリーズ、これにてコンプリート。これが一番難解。「なんでこれが妹?」「なんでこれがパパとママ?」子どもにきかれても、私にも分からない。分からないけど、ものすごく怖い。この家にいても、逃げ出しても、どっちみち絶望的だと感じる。いやもうほんと、勘弁してください……。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
冒頭、たんぽぽの綿毛をつかまえるてんとう虫と、「ぽっ」という擬態語がなんとも愛らしい。その後は繰り返しだけど、絵も、工夫された擬態語も、徐々に大きくなるフォントもいい。どういう結末かと思ったら…、◯◯は何よりも偉大ってことね。このあとはみんなで晩ごはんかな。やっぱり鈴木まもるさん大好き💕
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むっちゅ
この作者の世界にけっこう慣れ、シュールでナンボという感じでハードルを高くしちゃうけど、そこを軽々飛び越えてくれてうれしい。子どもたちはゲラゲラ笑うし、私もネイティブ発音を生かせるし😄過去キャラもチラッと登場してニヤリ。読んでから初めて意味が分かる表紙もいい。「おともだちできた?」に続けて読んだら、冒頭シチュエーションは同じなのに、あまりに両極端でめまいがした❗️
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むっちゅ
なんてことない、平穏なタイトル。文だっていたって平和。でも、この絵!ちょっとやり過ぎじゃないか、と思うほど。春の草花や蝶が余計に……。冒頭を読み聞かせるだけで、いち早く察した子がいた。さすが、このテの本が好きなだけある。私自身の臆病さをガマンして、いっぱい読み聞かせしてきた甲斐があった😅
がらくたどん
2024/03/20 10:46

春のお引越し風景が『とん ことり』だった時代が懐かしいような気もしますが、さすが恩田陸ですよね♪冒頭で察したお子さん、頼もしい読み手だな~( *´艸`)

むっちゅ
2024/03/20 13:59

がらくたどんさん、「とん ことり」懐かしいです!そうそう、あれも春でしたねー! 自らは読もうとしない子に、何とか本の楽しさを伝えようとしたこの1年でした。その子はこちらの方面に見事にハマり、うれしいやら、恐ろしいやら…😅

が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
10分間の自由読書中は、口を挟まないことにしている。読むのが少し苦手な子が、ほぼ絵だけ見てページをめくっていても、それはそれでアリ。でもその子がこれを手に取ったので、「これは、字をちゃんと読まなきゃおもしろくないよ」とのみ伝えた。がんばってちゃんと音読。ラストで、男の子の顔が「変わってるやん!」と言う。もう一度冒頭に戻って確認するよう促した。しっかり読み取り、作者の意図通りに騙されてくれた😄私もとても楽しめた。
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むっちゅ
怖い。自分の平和な日常とはかけ離れた、とんでもない人たちの話、と思いたいのにできなくて怖い。登場人物それぞれに呼応して、自分の中の闇や狂気が引きずり出されてしまう。それでいて、この上なくおもしろい。表にしか見えなかったカードがパタパタ裏返される。無関係としか思えなかったカードが重ねられる。その連続は快感だった。初Audible。自分にとっては活字本が最高、と信じていたのに、語りの文章と朗読がゾクゾクするほどマッチし、怖さもおもしろさもいや増した。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
先代猫たちを思い出す。白い子と黒い子が寄り添って丸くなってると、白いおもちとあんころもちに見えて笑ったものだった。そういう感じがとてもよく出ている。迫力ある絵がすばらしいし、言葉も少なくてシンプルなのに笑える。またひとり、すてきな作者に出会えた。
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むっちゅ
うどん県では少し昔まで、家庭でうどんを打つことは普通だったという。私が暮らし始めたころにはそうではなくなっていたし、クラスの子らも経験はないとのこと。だからこそ、自分たちで作るワクワクを味わえてよかった。「顔」やクッキー型に笑う。相互貸借のつもりで図書館にリクエストしたら、購入してくれた。土地柄、そうこなくっちゃあ❗️
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
つくづく思う。私って本当に人の目ばっかり気にしてるな。みんなが白い服を着ている中で一人だけ赤い服を着るなんて、金輪際できない。そのくせ密やかな自己顕示欲もあって、一見すると白みたいだけど実はほんのりピンク、だったら着てみたかったりして。そんなみみっちい性根を気持ちよく粉砕してくれる本。もう笑うしかない。そりゃあ、読んだところで成瀬はおろか、島崎にだってなれそうにない。でも、だからこそ惹かれる。みんなそうなんじゃないの。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
この人の絵本を読むのはまだ4冊目だけどね、もう読む前から「来るぞ、来るぞ」って身構えちゃうじゃない。で、その甲斐なく全く予想外のスケール、予想外の角度から「キターッ!!」読み聞かせで、後半の「すしん」「すしーん」をできる限り重々しく読んだら、子どもはちゃんと「ズシーン!」と言ってくれる。前3作以上にケタケタ笑っていた。図書館本は、通常はカバー折り返しをきっちり本体に留めてあるが、これに限っては折り返しをめくってその下も見られるようにしてあった。粋な計らいに感謝。
が「ナイス!」と言っています。
むっちゅ
表紙だけでかなり衝撃的。思わず開いてしまう。無表情で飄々と歩いていくニンジンジンと、大汗かいて必死に追うウサギたちの対比。ニンジンジンがすり抜けるたびに、子どもたちは大喜び。私は「基本いいやつ 白黒ウサギ」に爆笑。あんなに苦労したのに、他の人の安全のため、さらに苦労するとは!ニンジンジンには捕まってほしくないし、ウサギの執念も報われてほしいし😄
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/03/28(2266日経過)
記録初日
2018/01/06(2347日経過)
読んだ本
489冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
89384ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
433件(投稿率88.5%)
本棚
244棚
職業
教員
自己紹介

クラシック音楽と、ねこと、絵本が好きです。

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