
2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2868ページ ナイス数:332ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ トラウマの本が思ったよりも時間かかった、文字びっしりだったからしかたないか。 https://bookmeter.com/users/8542/summary/monthly/2025/10
関西は維新が強く、維新は、文化を敵視して、商業施設に変えようと、手ぐすねを引いている。この施設は国立ではあるが、自民党も、あまり文化や学問を大事にしないので、いろいろ苦境に立たされていると伝え聞く。 このような本が出ることは、文化や学問への敬意の表れでもあるので、『別冊太陽』は、末永く続いて欲しい。ところで、別冊では無い『太陽』ってどんな本なの。
大量虐殺は、レイシズムの行き着く先であり、最悪の政治的姿勢でもある。 殺人区画、殺人が許された区画。 人類の或いは雄の暴力性が解放された社会。 これは永井豪の暴力を主題とした作品群を思い起こさせるが、 『デビルマン』から『バイオレンス・ジャック』まで、一貫して暴力の果てには破滅が到来する。 『イヤハヤ南友』ではその後の世界の救いまで到達するものの、暴力は悪しき衝動である。
この本は、主に二十世紀の大量虐殺を振り返り、いかなるメカニズムが働いていたかを点検していく。 重要な論点が示されているので必読。 増刷で、せめて誤字脱字が直されることを願う。
密教から多数の概念をとりいれているため、密教の山岳修行との境目は正直わからない。 神道も混在してるようですが、時期的に神仏習合としてのそれであり、神道の影響は少ないようにも見える。 天狗の話は、話のついで程度なので、あまり期待しないほうが良い。
全体的に枚数が足りない。もう少し詳しく書いて欲しかった。 著者が、「雑」と記した表現が、非常にイメージしやすいので、もうちょっと全体的に雑でよかった。 この本がわかるように、いろいろ数学の本を読もう。
この手の本を読み慣れない人にもおすすめです。 ここに記されているのは、ロシアの、あるいはアメリカの話でもなく、世界的な新自由主義と帝国主義、家父長制への抗いの話だ。 よほど鈍感でもない限り、日本にも当てはまると気がつくだろう。 (当てはまらないと思う方は、本書をもう一度読み返し、キーワードを見つけて、検索すること。) プッシー・ライオットについての本が、ディスク・ユニオンから出ていたらしいが、現在入手困難。筑摩書房あたりから文庫版がでてほしい。 Let's start a riot この本は必読書。
神道という言葉も、渡来してきたもので、当初は、シンドウないしはジンドウと呼ばれていた。(ちなみに漢字変換一発で神道と出る) 中世に、唐の衰退や、元寇などで、神国理念が高まる中で、シントウと、読みを変えたらしい。 これから読む人もいると思うので、詳しくは書きませんが、そもそもの土俗的な祭祀、神祭りに対しての、権力の扱いなどは、国家神道以前から、神道は権力装置だったんだなと納得させてくれる。 しかし、本書を読んでも謎は残るので、そのほかの神道関連本も読まなくてはならない。
音楽聴いたり、本読んだり。映画や、アニメも好き。落語も好き。
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関西は維新が強く、維新は、文化を敵視して、商業施設に変えようと、手ぐすねを引いている。この施設は国立ではあるが、自民党も、あまり文化や学問を大事にしないので、いろいろ苦境に立たされていると伝え聞く。 このような本が出ることは、文化や学問への敬意の表れでもあるので、『別冊太陽』は、末永く続いて欲しい。ところで、別冊では無い『太陽』ってどんな本なの。