読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ダイナマイトダディ❨DD❩
読んだ本
12
読んだページ
4111ページ
感想・レビュー
12
ナイス
565ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。図書館本。文庫を読んだけど、こちらで登録。ホラーで始まり、サスペンスな展開で進み、ミステリ的な結末に落ち着く。と思いきやのぞぞっ、で読了。この、ぞぞっ、の部分は文庫版あとがきによるところが大きい。一見良さげな家なのだけれど、間取りを見るとなんかおかしい。よくよく見てみると、かなり変。なんなんだこれは?分からないことが恐怖を生む。そして、その家で行われていた儀式(?)とその真実。うわー、こんなん知りたくなかったなー、でも気になるから一気に読んじゃったなー。最初から最後まで不穏な空気が拭えない一冊。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ダイナマイトダディ❨DD❩

話題作など色々読めた1か月だったかな。印象に残っているのは辻村さんの2作品とヒュナム洞。ヒュナム洞は文庫化したら購入したい。いつもナイス、コメントありがとうございます。2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3658ページ ナイス数:591ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/870086/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
12

ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。11/1のCOREDO落語会の予習として。一之輔さん(師匠と呼ばないでって言うから...)のまくら、先に第2弾を読んでいたので、遡りで。まだ笑点にも出る前の頃のお話みたいですね。機転が利くというのはこういう事なんだろうね。お題に対して、思いもよらない角度からまくらをぶっこんでくる。でも不思議と話は落ち着く(落語家だけに?オチつく)。そして、笑いとエロ(と言うか下ネタ?)に対する貪欲さは50/50くらいか。中山美穂も大谷翔平もびっくりだ。たとえ会話で行数を稼ごうとも、面白ければそれでいいのだ(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。初吉田作品。行きつけの書店でお薦め本になっていて、思わずジャケ買いした一冊。24篇のショートショート。タイトルの通り、月かコーヒーが(もしくはその両方が)物語の主役、脇役として登場する。物語はどれも、あれ?ここで終わり?という短さで、その先の展開をイメージする余白が印象深い。読むに連れてそんな展開に段々慣れてくるのだけれど、そこでまさかの続編が挟み込まれたりもする。寝しなに読む、そんな思いで作られたそうだれけど、ちょっとした隙間の時間や一息つきたい時にピッタリな優しい物語。やっぱり青はいいよね。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。しをんさんのエッセイは2冊目だけれど、相変わらずだな、おい! ぶっ飛びぶりもはじけ度合いもお変わりなく(笑)。思わず、どんなお姿の方なのかしらん、とググってしまうこと請け合いです。なれるものならお友だちになりたいが、いざ付き合ってみたらあまりの性格の違いに苛立ちそうだ…。ウォシュレットを擬人化してみたり、素人以下のタクシー運転手にぶち当たったり、その発想と引きの強さは並みではない。しかし、そんな中にハッとする一文があったりする訳ですよ。そりゃ、三浦しをんさんですから。だからやめられないのよね。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。一之輔師匠のお薦め。丸刈り、逃走、表現、体罰。高校野球を中心に、様々な角度から人権を考える入門書。今、高校野球を取り巻く環境は激動の変革期にある。昨年夏の甲子園、慶應義塾高校が優勝し、選手の髪型が話題になった。子ども基本法が制定され、子どもの権利が明確化、明文化された。それでも変わらない現実もある。丸刈りの学校の方が強かったり、絶対王政を敷く監督がいたり。じゃあ人権て一体何なのよ?それは自己決定権や表現の自由にある。子どもは保護の対象ではなく、権利を持った主体。そろそろ見方を変えねばならない。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。図書館本。文庫を読んだけど、こちらで登録。ホラーで始まり、サスペンスな展開で進み、ミステリ的な結末に落ち着く。と思いきやのぞぞっ、で読了。この、ぞぞっ、の部分は文庫版あとがきによるところが大きい。一見良さげな家なのだけれど、間取りを見るとなんかおかしい。よくよく見てみると、かなり変。なんなんだこれは?分からないことが恐怖を生む。そして、その家で行われていた儀式(?)とその真実。うわー、こんなん知りたくなかったなー、でも気になるから一気に読んじゃったなー。最初から最後まで不穏な空気が拭えない一冊。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。壮大なクロニクル第2弾。力は人を変えてしまうのか。虐げられた者は、得た力を使わずにはいられないのか。なんだか某国の銃社会を見ているよう。そう考えると、同じ人ながら民族間で争う姿は、ファンタジーでありながら実社会と何ら変わらない。それでも人が人を思い信じる力を、人の心を諦めない。そんなメッセージを受け取った。ヘクトルやユリア、トリスタンが築いた礎は一体何だったのか、望んだ未来がこれなのか、とも感じたけれど、テッサ達が残した爪痕、歩んだ足跡は確実に次世代に受け継がれる。そう確信せずにはいられない。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。読メ777冊目、節目のマハさん。村上たかしさんは「ナマケモノが見てた」が大好きだった。人間は狩りをしていた昔から、犬と共存してきたらしい。狩りの相手ではなく、狩りの相棒として。お互いがお互いを必要とし、協力して生きてきた。誰かに必要とされるというのは幸せなことだけれど、身近過ぎてそんな幸せに人は中々気付けない。でも、犬はちゃんと分かってるんだよね。犬にとっては手の届かない星も人の心も似たようなもの。だからこそ、愛されたら全力で愛を返す。おとうさんとハッピーの過ごした時間、それこそが幸せなのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。日経新聞の連載を中心とした、辻村さん2冊目のエッセイ集。出産後とのことで、出産やら育児やらお子さんのことやらも語られる。内面を掘り下げる作業も、その角度や深度が変わることで新たな一面が見られる。そして、どんなものに触れ合って生きてきたのか、自作品についてどんな感情を持っているのか、読者の知りたいに応えてくれているのが凄く嬉しい。何より、いつもはフィクションの中にいる作者が、ノンフィクションの側に出てきてくれるというのはとても贅沢なことだと思う。関わる一人一人を大切にしてくれていると感じられる一冊。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。亀有、千住、浅草。隅田川界隈に上野、外神田。秋本先生による下町散歩。町を紹介しつつ毎ページにこち亀の挿絵(主に扉絵)が入る。読んだ後も何回も挿絵に見入ってしまう。扉絵にも凝縮された物語があると知り、いくらでも見ていられる。思うと、日本は、古いものの中に新しいものを融合させるのが、ことまち作りに関してはヘタクソと言うか。取りあえず全部ぶち壊して新しくしちゃえみたいな…行きすぎた金儲け主義…?豊かになる、発展するのはいいことだろうけれど、何でもかんでも新しくしてしまうのは寂しいし、何か違う気がするな。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。かつては鎌倉御家人の三指に数えられるも、京に与し没落した河野家。当主となった六郎は、その復興に力を注ぐ。そこに現れし金髪碧眼の令那と高麗人、繁。六郎の真摯で誠実な人柄に2人は心を開いていく。そして訪れる強大な敵、元。元寇に立ち向かう河野家を始めとした御家人連合は、いかに日ノ本を守ったのか。ここで語られるのは人の心。いかな相手であっても、人と人は信じ分かり合える。相貌や出自、立場や民族、人種を超えて手を取り合うことができる。そんな人の強さや可能性に心が震える。405頁の六郎の台詞、海を破る者の真実ー。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。ハートウォームな癒しの物語と思いきや、小学生の憂が義父の流星を殴り殺すという、殺伐とした幕開け。幼い妹を連れ、憂は逃げる。目指すはドライブインまほろば、そして十年池。流星の双子の兄銀河は憂を追い、まほろばの店主、比奈子は2人を受け入れる。比奈子もまた、幼い娘を失くした辛い過去を持つ。物語で3人が亡くなるが(過去も含め)、それぞれ関係者はその死に縛られ、迷い、途方に暮れる。それでも生きてさえいれば、誰かのために生きられるなら、そこにはきっと光がある。負の連鎖とそこからの再生、そんな物語なのだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ダイナマイトダディ❨DD❩
ネタバレ初読。図書館本。壮大なファンタジークロニクルの幕開け。かつて訪れた愛すべき土地、レーエンデ。銀呪病のため呪われた地とされたレーエンデの未来のため、ヘクトル・シュライヴァは娘のユリアと共にかの地に向かう。そこに交易路建設のための案内人として現れた弓の名手、トリスタン・ドゥ・エルウィン。3人の物語は政治的な思惑や運命に翻弄され二転三転する。そんな3人に待ち受ける運命とは…。それは時に残酷で、訪れた者の真の姿を問う。強く、清らかに生きた者の魂は次世代へ受け継がれる。とにかく没入感が半端なく、一気読み必至の一冊。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/11(2393日経過)
記録初日
2017/11/06(2579日経過)
読んだ本
791冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
256529ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
791件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
神奈川県
自己紹介

基本、読書の記録用ですが、皆さまの感想なども参考にしつつ、視野を広げていきたいと思っています。ミステリ好きですが、色々読むようになりました。
原田マハさん大好き、村上春樹氏は心の故郷、ほむほむは心の友、ライガーは神。プロレス、ガンダムLOVE❤
読んだら必ず感想を書くこと (できる限り読後すぐのリアルタイムで)、感想は文字数制限内に収めることをマイルールとしています。

小さい頃はひとまねこざるが大好きでした。岩波のこどもの本シリーズがずらりと家にあったなぁ。その影響で本を読むことに目覚めたのかも。本だけは (漫画はダメ) 小遣いとは別に好きなだけ買ってよいと言われて育つ。

小学生時代に少年探偵団シリーズにはまり、📕を読み漁るようになる。その影響で、長いことミステリ中心の読書。中学時代は赤川次郎。高校時代に村上春樹氏に出会い衝撃を受ける❨初めて読んだ村上朝日堂ではまり、ほどなく発売されたノルウェイの森で完全にやられる❩。大学時代からしばらく海外ミステリにはまり、これでもかと読みまくる(キース・ピータースンの「幻の終わり」とピーター・ラヴゼイ「偽のデュー警部」、ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」、ホームズ、ポアロ、フロストシリーズあたりが特に好き。モース主任警部シリーズもいい)。チャンドラーの影響でハードボイルドに傾倒した時期も。

読書好きが高じて、大学時代は横浜の有隣堂でバイトをする。しかし書店初心者だったので、配属は参考書・辞書売場(笑)。しかし社割ですべての本が一割引。天国だった。買いまくった。文庫の色カバーはグレー一択 (番号で選ぶなんて邪道だと未だに思っている。笑)。最近は国内回帰、でも色々読みたいと思う気持ちは変わらない。

2024年3月、再び海外ミステリブームが訪れつつある。
2024年8月、辻村深月さんとの相性の良さは運命ではないかと勝手に感じ始める( ´艸`)

辻村深月、森絵都、森見登美彦、三浦しをん、小川糸、瀬尾まいこ、大宮エリー、角田光代、群ようこ、垣谷美雨、三上延、津村記久子、小林由香、益田ミリ、上橋菜穂子、今村翔吾など、読メで出会えた素敵な方々。敬称略。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう