
ジョゼ・サラマーゴの『見ること』、政府と市民の関係、権力の恐ろしさを鋭く描きながら、民主主義の脆さを突きつけられる作品ですね。「白の闇」で描かれた世界の不条理がそのまま延長され、「見ること」で結末に至る構成の重みも印象的です。読み終えるまでに時間がかかるのも納得の濃密さがあります。 ところで、読んでいて、あなたは眼科医の妻の存在や行動に特に共感したり印象を受けたりしましたか?
読書メーター登録から5年で読んだ本は400冊、登録前の5年間は600冊だった。これまで気の向くままに読んで来たが、近ごろはそれ以上に本と向き合っている。読書時間が増えているのに読む量は減っている。読書は理解と鑑賞の度合いだから、川の流れが急流から中流、やがて下流域へと移れば、流れの速さも川底の様も変わるのだろう。
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