2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3087ページ ナイス数:306ナイス 史実に基づいて韓国人の手で書かれたハルピンが一番重く、読みごたえが違った。面白かったのがサンカを暑かった「風の王国」五木寛之だった。 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/871535/summary/monthly/2024/9
リンキさん、コメントありがとうございます。煩わしい関係にある養父母、兄姉に対しても、3人目の子を産もうとしている妻に対してもニュートラルだと書いたのは漱石がロンドン留学中「あれやこれや」で手紙が書けなかったと言い訳する妻に「さりとて余りに愚かなることなり。よく考えてよく思うて口をきくべし。また事をなすべし。以来ちと気を付けるがよろしい」と感情露わな手紙を書いた漱石が、創作では感情を深い所へ織り込んでいると感じたものです。
ニュートラルとは、実際の妻などへの想いを抑え気味に表現されているということですかね。漱石は、精神の病も抱えていたようなので、その文脈からの評価かなと穿った見方をしてしまいました。ご教示いただいた点を踏まえ再読します。ありがとうございました。
読書メーター登録から5年で読んだ本は400冊、登録前の5年間は600冊だった。これまで気の向くままに読んで来たが、近ごろはそれ以上に本と向き合っている。読書時間が増えているのに読む量は減っている。読書は理解と鑑賞の度合いだから、川の流れが急流から中流、やがて下流域へと移れば、流れの速さも川底の様も変わるのだろう。
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