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2024年3月の読書メーターまとめ

皿倉山
読んだ本
12
読んだページ
4404ページ
感想・レビュー
12
ナイス
4451ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月のお気に入り登録
8

  • toshi
  • さくらっこ
  • YUUUUMI
  • 天然素材
  • クルミ
  • Nishiumi
  • たるる
  • yu.ボビー

2024年3月のお気に入られ登録
9

  • toshi
  • さくらっこ
  • YUUUUMI
  • 天然素材
  • クルミ
  • りんりん
  • Nishiumi
  • たるる
  • yu.ボビー

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

皿倉山
800ページ超の長編、疲れたけど飽きさせない作品でした。 殺人事件の被害者の息子の桐原亮司と容疑者の娘の西本雪穂、二人の関係は謎のままに事件は迷宮入り。 長い長い詰将棋のようにあちらこちらと引き回されたが、脇筋のお話はしっかりと主筋に絡んでいて、楽しく読めた。 こんな結末で良いのか、神は正義への責任を果たさないのか、魔女は闇夜に紛れてしまうのか。 西本雪穂は女王蜂で、彼女を守ろうとする亮司は只の働き蜂なのか。 老刑事・笹垣の謎解きは明快だが、確証はない。 全く理不尽な話である、だがとても面白い小説でした。
とろこ
2024/03/12 08:48

私も、以前、この小説を面白く読みました。その後、ドラマ版と映画版も観ました。ドラマ版が山田孝之さん&綾瀬はるかさん、映画版が堀北真希さん&高良健吾さんで、私は、個人的にはドラマ版が好きでした。

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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

皿倉山

2月も沢山のナイスありがとうございました。 3月もどうぞよろしくお願いします。 3月といえば卒業のシーズンで、卒業生には最後の春休みです。 そして『最後の春休み』と言えば松任谷由実です。 憧れを胸に秘めたまま、男の子と別れていく女の子の片思いが、切なく堪りません。 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数=13冊、 読んだページ数=3530ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/872663/summary/monthly/2024/2

2月も沢山のナイスありがとうございました。 3月もどうぞよろしくお願いします。 3月といえば卒業のシーズンで、卒業生には最後の春休みです。 そして『最後の春休み』と言えば松任谷由実です。 憧れを胸に秘めたまま、男の子と別れていく女の子の片思いが、切なく堪りません。
   2024年2月の読書メーター 読んだ本の数=13冊、 読んだページ数=3530ページ  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/872663/summary/monthly/2024/2
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2024年3月の感想・レビュー一覧
12

皿倉山
1話から3話までは連作の短編集で、4話は単独の短編です。 あたしを妾にしてくれと言う会津すみ子と、本妻もいないのに彼女を囲う事にした羽鳥誠一の奇妙な同棲が始まりです。 妾として旦那の世話はせず責任も覚悟もなく、ただ養われるだけのすみ子。 結婚届けは出したが、必然的に関係は破綻し、離婚し別居するが、いつの間にか元夫と同棲。 元妻の立場で元夫の秘書に嫉妬し、元夫の誠一もなぜかそんな彼女に寄り添う。 さらに好きな男が出来たからと出て行くが、すぐに出戻る。 この男女関係は理解不能で面白かったが、認めない。
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皿倉山
ミステリの主人公なので忙しさで大変なのは当然ですが、セリフの影から”少し休ませてよ”と声が聞こえそうです。 杉原爽香32歳の物語は、相変わらずの事件・揉め事・お仕事と休む暇がありません。 プロジェクトメンバーの寺山のトラブルに、爽香が目を賭けている荻原里美も絡んで大変です。 爽香の兄・充夫は最近は真面目に働いているが、代わりに妻の則子が浮気に走り、もう勝手にすればと思います。 そこに、兄・充夫の長女の綾香の妊娠が発覚、もう面倒みきれません。 家庭はみんなが平和で寛げる場所であって欲しいと思いつつ、次巻へ。
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皿倉山
ガリレオシリーズの第3作の「容疑者Xの献身」と第6作の「真夏の方程式」を読んでいたせいか、第1作の「探偵ガリレオ」は、科学的かつ論理的な謎解きが強調されていると感じました。 初めの方の章は、論理的な推理に偏り過ぎと感じましたが、第5章の「離脱る(ぬける)」は、人間臭さを感じさせる終わり方で、シリーズの面白さに期待が膨らみました。 ガリレオシリーズのミステリは、人間関係の悲哀や人生の理不尽を滲ませる作品と期待しています。 今後は発行順で読んで行くのが、とても楽しみです。
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皿倉山
重たい小説を読んだ後には、とてもお手頃な七つのお話です。 フランスの美味しい家庭料理の紹介と、殺人事件のないミステリなお話で、心が癒され気分が爽やかになります。 バスク地方で奥さんが買った黒サクランボのジャムを勝手に友達にあげた「オッソ・イラティをめぐる不和」の脇田さんも、誕生日の一日前にお祝いをしてくれた彼に無言の別れを告げた「ぬけがらのカスレ」の寺門さんも、愛する人とは腹を割って話をしてください。 誤解のまま別れてしまう人生は、辛いだけだと思います。 幸せな結末なお話に出会い、好日となりました。
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皿倉山
続編は面白くないという思い込みから、長い間避けていたが、なぜ早く読まなかったのかと後悔しきりです。 キース家から引き取った双子のデイヴィとドーラ、良い子の妹・ドーラと知りたがりの兄・デイヴィは、物語を愉快にしてくれました。 お隣に引っ越してきたハリソンさんの間違った独身騒動など、今回も愉しい登場人物満載で面白かった。 特に過去に許婚であった、ミス・ラヴェンダーとアーヴィング氏の再会はクライマックスにふさわしいロマンス溢れるお話でした。 ロマンス溢れる甘いお話も、たまにはいいものです。
皿倉山
2024/03/20 11:09

松本侑子さんの翻訳は、とても素晴らしいと思いました。 翻訳者の力量で、英語の比喩的表現が直訳的に成ったり解釈不能になったりすることがありますが、松本侑子氏の場合は、滑らかな日本語的記述になっていて、読みやすく細やかな情感が的確に伝わってくると感じました。 私にとっては最高の翻訳です。

いもっこいもこ
2024/03/20 16:42

誰が訳したって、今まで考えたことがなくて、アンを読む時に調べ村岡花子さんのを徐々に進めていますが、興味深いです。アンの世界、大好きです。

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皿倉山
メインのお話の筋が弱いせいか、脇筋のお話が多すぎるせいか、充実感が得られず不完全燃焼である。 伊賀の忍びの世界から追い出された風太郎は、組織に戻りたいと思うも結局叶えられず。 乱世が終わろうとし、不用な忍びは組織からお払い箱にされる様は、現代社会とて同じで悔しくも悲しいものである。 己一人でも最後まで生き延びることが、忍びの第一義であるなら、因心居士やねね様やひさご様に、風太郎はなぜそんなに肩入れするのか。 最後のクライマックスも、無駄話が多くて腰折れでした。
わらわら
2024/03/19 08:25

この本の単行本持ってます。ルイ・ヴィトンの表紙に魅せられて購入 厚くくて重くて読むのが大変だったかなぁ(*'▽')

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皿倉山
以前読んだ、『「地球温暖化」論に騙されるな!』(丸山茂徳:著)よりも専門性が高く、詳しくは理解できていないが、地球温暖化の原因を二酸化炭素に求めるのは無理がある、と言うのは理解できた。 温暖化の原因は、太陽活動の様々な影響による、との事は理解しました。 でも近年の地球の温暖化を、太陽活動で説明する事も不明の様です。 次の十年で地球の平均気温が下がっていることを期待したい。 氷河が溶けてグリーンランドが緑の大地になっていれば拍手喝采です。 でもその時には、我が町は海に沈んでいるかも。
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皿倉山
800ページ超の長編、疲れたけど飽きさせない作品でした。 殺人事件の被害者の息子の桐原亮司と容疑者の娘の西本雪穂、二人の関係は謎のままに事件は迷宮入り。 長い長い詰将棋のようにあちらこちらと引き回されたが、脇筋のお話はしっかりと主筋に絡んでいて、楽しく読めた。 こんな結末で良いのか、神は正義への責任を果たさないのか、魔女は闇夜に紛れてしまうのか。 西本雪穂は女王蜂で、彼女を守ろうとする亮司は只の働き蜂なのか。 老刑事・笹垣の謎解きは明快だが、確証はない。 全く理不尽な話である、だがとても面白い小説でした。
とろこ
2024/03/12 08:48

私も、以前、この小説を面白く読みました。その後、ドラマ版と映画版も観ました。ドラマ版が山田孝之さん&綾瀬はるかさん、映画版が堀北真希さん&高良健吾さんで、私は、個人的にはドラマ版が好きでした。

が「ナイス!」と言っています。
皿倉山
柚木草平シリーズを、1・2と読んできたのになぜかシリーズ10作目を読んでしまった。 主人公が柚木草平から娘の柚木加奈子になっている。 主人公・草平ではネタが尽きたのか。事の経緯はあとがきを読んで、納得できた。 主人公・加奈子ちゃんも中々に面白い。 事件の謎解きは、父・草平に下請けさせて、親友の柚子ちゃんとの嚙み合わない会話にイラつきつつ、柚子ちゃんのお兄ちゃんの翔児くんへの気持ちは恋之介でしょうか。 翔児くんへ、加奈子ちゃんの性格は、母親譲りだから食い殺されない様にお気を付けください。
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皿倉山
辛口感想で御免。 これは現実かと見誤らせてくれるのが小説だとすれば、このお話は小説風に作られた偽小説だと私は感じました。 引き籠りの鳥井真一の友人の坂木司は、世間の不幸を一身に背負いこみ、引きこもりは悪だと決めつけ過ぎです。 そんな坂木の語り口が、物語全体を暗くしていると感じる。 坂木の様な友人はただ鬱陶しいだけで、私はお断りしたい。 引き籠りである鳥井の横柄な物言いや不遜な態度にも違和感を感じます。 引きこもりの鳥井と彼を導く坂木の涙の成長物語との事だが、私には悲しくもなく、歯が浮きそうな気持ちでした。
が「ナイス!」と言っています。
皿倉山
他人の幸せを羨んだり妬んだりして生きることは、悲しく寂しい事です。 幼いころの貧しさが、お蓮さんの心根を捻じ曲げたのでしょうか。 お蓮さんの人生も、礼儀と節操を教えてくれる環境であれば、違ったものになっていただろうにと、悲しくなります。 藍染屋の染めちょう一家を殺めたのも、弁当屋の桃井一家を殺害したのも、仲睦まじく満ち足りた幸せな一家に嫉妬しての事でした。 襟足に銀杏のおしろい彫りをしたお蓮さんは、終いには自分の人生が面倒になったようです。 「子宝船」の未解決の謎もスッキリと致しました。
が「ナイス!」と言っています。
皿倉山
小市民シリーズの第四巻、小市民シリーズはこれで終わりなのか。 春・夏・秋と来て今回は、なぜ冬期限定でなかったのか。 堂島健吾はいつ新聞部に復帰したのか。 そうなんです時系列が捻じれています。 『秋期限定栗きんとん事件』では、事件が終われば受験勉強という時期だったのに、本作品はまだ1年生のままで、時系列的には春期と夏期の間の作品です。 それから本作品は、今まで以上にミステリー色が濃かったと、私は感じました。 小佐内ゆきさんの可愛らしさは今まで以上です。 お店でケーキに囲まれ歓喜のあまり悶絶してました。
ひらちゃん
2024/03/02 18:00

冬季限定が4月に出ますよ!

皿倉山
2024/03/02 21:21

ひらちゃん、情報ありがとう。 楽しみに待ちます。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/19(2171日経過)
記録初日
2015/01/07(3399日経過)
読んだ本
1243冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
366461ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
1161件(投稿率93.4%)
本棚
10棚
性別
血液型
O型
現住所
福岡県
自己紹介

はじめまして
最近は小説へ偏重しています。うれしく楽しい自己革新です。図書館で借りた本が基本です。

皆様の読書データを拝見し、未知の世界を知れて、読みたい本が増えてゆきます。感謝!

日本の歴史や日本文化的なものが好きでしたが、今は小説ばかりです。

感想やつぶやきが反社会的でなければ、「見ましたよ」程度で私はナイスをします。 たとえ意見が違っていても「そういう考えもあるよね」程度のナイスです。 だから私のナイスは、共感できても同意できるとは限りません。 先ずは相手の気持ちに寄り添いたい、そんな気持ちからのナイスです。

人見知りな性格のため、コメントへの返信は苦手です。できない場合は、ナイスにてお許しください。

感想は、簡単でも三行は書いて欲しい。でも感想を拝見するのは255文字までと決めておりますので、悪しからず。

無言でのお気に入りをお許しください。

※ 読書感想を書き上げ、読メに登録した日が、私の読み終わった日。
※ 音信不通は三か月が限度

                         2024.01.29 更新

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