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2024年4月の読書メーターまとめ

Y田
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感想・レビュー
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286ナイス

2024年4月に読んだ本
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2024年4月のお気に入られ登録
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  • ぶぶ ひこ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Y田
ネタバレ「死のう死のうと思って死ぬ機会を待っていた(略)35年間が苦しいか、又刀を腹へ突き立てた一刹那が苦しいか」 ●やっぱさ、、こころは…イイ。何も言うことないよまじでただ感じようそれでいいよもう。20年前に読んだ時はさ、メンタル弱いヒトたちだなと思ったんすよね。違うね。人って弱いんすよねほんとにね。過去の傷から逃れられなかったんだ。どうしても。先へ進む為に努力したけどダメだったんだ。それは遺書の終盤と1章から分かる。人の弱さ、人間の心を見せてくれたなって。もっと年取ってどう感じるのか。また読もうと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

Y田
ネタバレ「夫婦の問題とは、その夫婦に固有のもので、別の夫婦には当てはまらず、介入やコメントを受け付けない」 ●前情報無しで読んでいるのだが、何がテーマなのかここまででは分からない。一つ言えるのは「夫婦の関係性」だろうか。ポールの兄弟、父母、ブリュノのそれぞれの夫婦関係からは、それぞれ固有の問題が伺える。もう一つ、ポールの見る夢の描写が多いのが気になる。そこそこネガティブなやつですよね。何かの暗示?後半は恐らく大統領選など話が動いてくると思われるがどうくるか。下巻へ🤔
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Y田
生成AIの大まかな原理(とはいえ結構難しい😅)、仕事にどう生かされるか、創作について、法規制などの問題、といったテーマで総論として解説される。機械には再現し難いと言われていた「暗黙知」の部分がAIで再現出来るようになってきた今、「人間にしかできないこと」っていう概念が変わってきてるのがよく分かった。又、無断学習や著作権など、問題となっていることも知れて良かった。◆共感したのが、「国がどうこう、とか企業がどうすべきか、とかよりも自分がどうするか」という事。過渡期の今、変化を楽しんでいきたいですね😊
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Y田
【孤独感は喫煙と同じダメージ!?】 ●主にうつやパニック、不安などの精神疾患の起こる仕組みと原因、「孤独がもたらす影響」、「運動の効果」というテーマで「脳」について解説する。本書の論の根幹は「進化の視点、人類の誕生以来殆どの時間を過ごしてきた狩猟生活から脳の働きや精神疾患を考える」というもので分かりやすく説得力がある。脳と身体は現在もサバンナで肉食獣や飢え、感染症の危険に晒されていると認識していると。成程その前提で対処出来る事はあるかも。何かやれる気がしてきた。何かを!知らんけど!何か分かった気分なる!
Y田
2024/04/23 17:13

●「遺伝子に、ましてや進化なんかに支配されてたまるか!決めるのは私だ!」筆者がモチベを上げるときに使う言葉とのこと。それな!ってかんじすね🙂 ●ゴーストインザマシンという言葉(デカルト心身二元論的な前提)で脳と身体を分ける考え方を批判している。脳(心、精神)、身体は繋がってるってのをもっと今後意識したいと思う。

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Y田
ネタバレ「これだけ可愛い子が多い業界でその中でも特別に可愛いと言われる子が生まれるのは何故だろう」 ●2.5次元編は、なるほどそーゆーことか!って思う事が多かった。人気漫画のドラマ化、舞台化の中で「原作と違う」ってなるのは理由があるんだなって。媒体が変わると最適な表現方法が変わるってことか。考えてみればお客さんも、原作をガチ読み込んでる人から全く読んでない人までいるわけで、それふまえて脚本書かなかんもんな。んで更に原作者の意向。揉めるのがよく分かった😅 あとさ、若い人が成長してく話はすごいキュンとする。
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Y田
ネタバレ「夢は夢のままにしておきたくて太郎は戻ったのだ」 ●時代が変化しようとしていた明治の世、まだ「かくり世」が身近に存在していた。日本が近代化する為に、その「門」を閉じようと動く人々を描いたこのシリーズ。毎回大変興味深い。時代の変化の中、家や国家と自我の関係に苦しんだ森鴎外と浦島太郎(亀)を重ねるというのが素晴らしい。考えもせんかった、何でこんな事思いつくんだろっていうね。エリス(という儀来婆か)が蛇の様な外見ってのも象徴的なのか。コレはすごい好きなやつでした。
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Y田
ネタバレ「四次元立方体がこの三次元空間に侵入してきたら、いったいどんな風に見えるだろう?」 ●表題作『タンジェント』コレがまず圧倒的印象。「多次元」ってとりあえず何か惹かれます(笑) 。感覚的な認識が難しいもう一つの次元がどう見えるのか、わくわくして読めます😊 ◆SFっぽさも強い中に幻想的な世界が印象的な『スリープサイドストーリー』、色んな事の象徴の様に読みとれる子供の頃の記憶?奇妙な世界『白い馬に乗った子供』などが好き。どれもイイです😊
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Y田
都市、街のインフラ、社会システムが整っている社会にいると分からなくなるけど、それは必然ではないし、これまでのヒトの試行錯誤が詰まったものなんだなって。チャタルヒュユク、ポンペイ、アンコール、カホキア、これらの都市の変遷を読んですごく思う。◆印象に残ったのは、【繁栄→崩壊】という感じの文明のモデルは古い考え方(19c西洋的なそれ)であるという事である。都市は「生き物」、崩壊というより「変化」という認識の様だ。環境、文化、政治体制、色んなモノが絡み合って姿形を変え続ける人間社会に思いを馳せる。
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Y田
ネタバレ「観れる作品にする その為ならへたくそな演技もする」「役者にとって大事なのってコミュ力よ 私より演技が上手い子供は居て それでも私を使う意味 それが大事なんだって気付いた」 ●芸能関係の事は全く知らないから実際に"わざと下手に演じる"事があるのかは分からんけど、どんなに個人技が重要に見える分野でも人と人の関わりである以上「コミュ力」が重要だっていうロリ先輩の立ち回りは参考になる。それを無視しても周りがほっとかない唯一無二の大天才なら別かもだけども🤔 読んでみたらフツーにオモシロイす推しの子 😊
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Y田
ネタバレ「死のう死のうと思って死ぬ機会を待っていた(略)35年間が苦しいか、又刀を腹へ突き立てた一刹那が苦しいか」 ●やっぱさ、、こころは…イイ。何も言うことないよまじでただ感じようそれでいいよもう。20年前に読んだ時はさ、メンタル弱いヒトたちだなと思ったんすよね。違うね。人って弱いんすよねほんとにね。過去の傷から逃れられなかったんだ。どうしても。先へ進む為に努力したけどダメだったんだ。それは遺書の終盤と1章から分かる。人の弱さ、人間の心を見せてくれたなって。もっと年取ってどう感じるのか。また読もうと思う。
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Y田
ネタバレ「この世のすべてはプロデューサーの仕業なんだよ。(略)ぜんぶぜんぶ、影にプロデューサーがいるんだ!」 ●宇宙人の視点から人間を見ると、人間の常識は当たり前でも何でもなくて、ただそれぞれが勝手に信じている事、見たいと思っているモノを見ているに過ぎないと思うのかもしれない。「現実,真実」も、逆に「無、何も信じない事」も洗脳みたいなもので。この様な核となるテーマだけを言葉にすると普通なんだけど、、全っ然普通じゃない、期待通りの強烈なやつをぶっ込んできます👍 ポーポー丸ごと1ページは感動したがちゃ。
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Y田
ネタバレ● 『闘争領域〜』からのテーマに対して、これは一つの結論なのかなと感じる。大きく感じるのは、これまで殆ど唯一?の"救い"だった「性的快楽」すら無くなっている事。もはや頼みにするのは「過去」。時間は止まっており、心身共に死を待つのみ。全てここに極まれり、そんな感情がぐるぐる。今回、「愛、幸福」について多く語られるのも興味深い。ここまでは「結局性的快楽でしょ!」っていうとこに収束する印象だったので。解説でも言われてるけど、この後の作品で何が語られるのか大変気になる。更なる終着点はあるのか。
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Y田
ネタバレ「しかし今となっては、言葉は私たちの世界をばらばらにする一方です。」 ●物事には名前が付く事で差異が生まれ意味が生まれる。言葉の意味が変われば世界は変わる。その同情塔が「刑務所」だっていうのも象徴的だなと思う。「ホモ・ミゼラビリス」を提唱するいかにも左派有識者〜って感じの学者、でなければならない、〜べきだ、思っていると思う、といった言い回しをする、(おそらく意図的に)人間ぽくない造られた感じの主人公、等々、「言葉」をテーマに現代の一面を表していると感じる。なるほど、っていう感じ🤔
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Y田
ネタバレ「好きじゃ」「殺す」「のり君好きじゃ」「殺す」 ●これはね…何だろ…野生?っていうか、、本能で生きてるみたいな感じ。野生なんでヒトとは暮らせん、みたいな。こういう風に生きれたらいいとか言ってしまうと完全に綺麗事になる。いやここまでは流石にキツイ。とにかく強烈な印象を残す魅力を持ってる。好きです。◆七瀬さん。出た謎の女のヒト。謎のヒトを観察してる感じは紫のあの人を思い出す。最後まで七瀬さんの話が「真実」なのかは分からないが、それはもう重要ではないって思えてくるラスト。不思議な魅力がある作家さんだなと思う😊
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Y田
ネタバレ「わたしはただ世界を説明したいのです」 ●アーティストである主人公の生涯を追う事で現代社会の一つの形を見せられる。"資本主義の果ての所"というのが筆者の一つのテーマかと思うが、芸術と商業主義、という感じだろうか。今回、そんなえげつない表現はそこまでないと思うけど鋭い言い回しとユーモアはいつも通り全開。自分はこの位が好き。◆そして遂に本人出演。「有名な作家」とか言っちゃってるし。スゴイなホントこの人! しかも死んじゃってるし!困惑したんだけど😅…独自のユーモアって風に解釈してるけど… イイっすね。
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Y田
ネタバレ「おかしい。 これはのりたまじゃない。」 ● …いや…怖いなこの話。何〜かもやーっと引っかかる思いがずっと残る。いつもながらとても読みやすい文章、状況が浮かんでくる自然な日常、、の中で、「んん?これは…?」みたいな違和感、怖さ?みたいなのをぶっこんできます😮 すんごい自然、ナチュラルにアヒルを交換する父母、これまたそれを受け入れる主人公、そのアヒルも「赤ちゃん」にフツーにとって変わられるっていうね… この弟もね中々…何か、、何だろう😅 他2編もイイけど今回は断然あひる。すばらしいす。
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Y田
ネタバレ「あろうことか…祈ってしまった… ! 何も考えず… 神頼み…」 ●10数年ぶりにカイジを読んでいる。そうそうそうだった、思いついたとしても出来ん!っていうガチ捨て身でやるんだった。痛快さ、すばらしい👍 でもコレ出血で相当ヤバイと思うけど😨 ◆今回思ったのが、ゼロサム的世界観ていうか、社会は奪い合いであると。勝たなきゃダメなんだ!みたいなのを全面に出してくるなって。こういう作風っていえばそれだけだけど、調べるとこの作品90年代後半。バブル後の雰囲気がこういう感じだったのかなってふと思ったりする。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/22(2172日経過)
記録初日
2018/06/07(2156日経過)
読んだ本
1264冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
382881ページ(1日平均177ページ)
感想・レビュー
1263件(投稿率99.9%)
本棚
34棚
性別
自己紹介

読書家。
努力家。
めがね。若干乾燥肌。
どえりゃあジョーレンさん。

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