1月はアンコールワットにゆかりの本を読み、そしてアンコールワットとその周辺を旅してきました。写真は三島由紀夫が戯曲「癩王のテラス」を書くインスピレーションを得たと言われるアンコールトムの観世音菩薩像群です。 2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3281ページ ナイス数:299ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/876755/summary/monthly/2024/1
池田満州夫は1934年満州国奉天(現瀋陽)の生まれ。その1年後に小澤征爾は同じ奉天で生まれている。池田満州夫と小澤征爾は幼い頃奉天で接触があったのだろうか…と小澤征爾の訃報に接してふと思った。
「豊饒の海」は数十年ぶりの再読。前回読んだときはバンコク駐在中で、チャオプラヤ川(作中ではメナム川)越しの暁の寺を目の前にして読んで感動した記憶がある。だが、今回読んでみると三島のバンコクの風景の描写が日本の風景を描いたときの繊細さに比べて一段落ちるように感じた。三島にとっては日本の風景ほどにはバンコクの風景は心を動かさなかったのかとふと思った。
毎月3000ページ、10冊、そのうち1冊は英語の本を含むことを目安としています。それより多過ぎもせず少な過ぎもせずというのが消化不良を起こさず、空腹感も覚えない私の読書ペースです。毎月ゆるいテーマを決めてそれに沿って、或いはそこから派生した本を選んで読みたいと思っています。読メに参加してから読んだ本は全部感想を書いています。趣味はクラシック音楽(聴くのもやるのも)、ひとり旅、写真、美術館・博物館めぐり、競馬、友達との飲食、そして読書。時間が足りません。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます