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2024年4月の読書メーターまとめ

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3452ページ
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2024年4月に読んだ本
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2024年4月のお気に入られ登録
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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夜、森の奥で、昔から伝わる木の話を紹介された気分。木も喜んでいるよう。闇夜に光るセンバルの木から始まり、鳥のような実のなるドゥーマルの木、創造主の宿る菩提樹などから、果実の誕生、リスの夢など慣習や民話に近いような話まで幅広く紹介されるため、夜の木の世界に飲み込まれてしまう。南インドのどこかには、きっとこんな木たちが、ひっそりとでも生き生きと暮らしているんだろうな。アートという水脈が、インドと世界を結び付けているというのも不思議。ビジネスとかアートとかには、そんな力もあるんだと、改めて本を見て感じた。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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プーチン独裁は続くのか●先月は少な目。読みたかった落合論は思ったよりも人情があったし、タイムリー?な大谷本は二刀流に苦労していることがわかり改めて偉大さを理解。ホッパーの世界への違和感やサボテン世界の異様さ。マインドフルネス再読も学びが多かった。●2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2385ページ ナイス数:380ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/889409/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
11

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虫、大学、医師、キリスト教、パキスタン、赴任、と自分の興味と資質とその時の選択で、気が付けばアフガニスタンにいたという。ハンセン氏病の治療などを行っている中で、戦争や干ばつがあり、飢餓難民が増えていくのを見て、必要なのは水源となり、河川工事を仕切るようになる。現地の人が自分で作り自分で治せるように、最新の工事でなく、昔からの工法を研究。日本での明治以前の今も機能する河川工事を見て学び、アフガニスタンで応用していく。部族村世界の魑魅魍魎の駆け引きと大国の戦火の中、PJを進める力。優秀さとその偉業に感嘆
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2024/04/27 11:34

「天、共に在り」というのは、中村さんが胸に抱いていた言葉だったんですね。そういうビジョンを持つことができる人が一定数いるんだろうな、と改めて感じた。

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京都に行くのだが、なるべくマイナーなところに行こうと思い参考に。12人の通人による京都旅紹介。アーティストや切り絵作家からコラムニスト、書店店主まで様々な人の行き先を知ることができる。意外にみんな中華に行っているなぁ、とか紹介されているけどこんな店入りにくいなぁ、とかほんと色々。京樽のカップが気になったり、唐紙が気になったり、藍染めが気になったり。カフェはどこも素敵だ。とはいえ、結構お店がなくなっているようで、逆に新しい店もできているから街をぶらつくだけでも面白いのだろうなと思う。恵文社に行ってみよう。
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ちょっと笑っているようなオレンジ色の魚。縦にならぶ海藻とタツノオトシゴ。網目模様の明るいオレンジ色の蛸。海底に横たわって海や小山を抱く蛇。印象的な色とシンプルな形、細かい線模様などで描かれている。手すきの紙にシルクスクリーンで印刷されているハンドメイドの本。フォークロア的な懐かしさと鮮やかな色の取り合わせが楽しい。インド東部で女性たちがお祝いの時に描くミティラー画を習い、その画材やモチーフを使いながら自分の描きたいものを描くジャーさん。ハンドメイドだと一品感があり、なぜか思いも強くなり大切にしたくなる。
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小さいころ動物小説でお世話になった戸川幸夫のマタギルポ。昭和20~30年ごろの秋田や岩手に実在したマタギたち。雪崩が起きるから豆はふもとでも炒らないとか、忌語をしゃべったら雪で禊をするとか色々大変。他の猟師から「俺たちはマタギみたいにめんどくさいことはしない」ともいわれるぐらい。でも科学的知識がない中で、しきたりとしての知恵の伝承が必要だったのだろう。卓越した技術と日本では珍しい猟生活の記録が面白い。よく考えたら熊追い猟とか怖いし奇妙な猟だ。矢口高雄が描いたマタギ像から一歩踏み込んだ実像がわかった。
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まさに読み解き方。『どこかで長くはぐくまれた組織文化は容易にはなくなりません』『家族でおきることは、会社でも、国家でもおきる』『日本人は…安定を好むので、安定が失われそうになると、不安になって一気に改革にむかう』古文書を読み込んでそこにある事実と現在の問題を関連付けることで、原因を浮かび上がらせる。終身雇用は戦国時代から始まった歴史の浅いけど連綿と続いている考え方。そこに一家という家族システムが会社にも適用され日本企業ができあがる。しかし変わるときは一気に変わる。過去からの補助線が見えると読み解ける。
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2024/04/21 07:54

最後の章で再読に気づく。読み解き方が自分に全然根付いていないけど、また学べたw

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小学5年生で「100室あるマンションを建てる」と願い猛烈な人生が始まる。製材を始め、一人で工夫をして家を建てる技術を身に着ける。頼み込んで借金をして建売住宅を作って売る。これを激しく繰り返す。事情があって13歳の娘さんと一緒になり、さらに強力な二人三脚。ホームレスの経験し、稼いでも贅沢はせず、あくまで目標達成のために突き進み、ついに創意工夫の集大成の手作りマンションを建設に。「正解」とか考える前に動く姿が動物的。宗教の話も嘘か本当かは問題でなく、信じて行動するかどうか。現実を生きるとはこういうことか。
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ネタバレ疑似平衡がくずれ、バケネズミが人類を襲う。ミュータントに襲われつつも、呪力の反撃が始まるが、秘密兵器の業魔が登場。愧死機構のため攻撃できない人間たちは、次々と殺されていく。起死回生の秘密兵器を探しに1000年前に滅んだ魔都東京に向かう。その一行を追うバケネズミ。異生物ファンタジーが加速。業魔の謎解きが世界を救うカギとなる●呪力という究極の力を得た人類の1000年後が描かれていた。強力すぎる力は、自分たちをも滅ぼしかねず、自分たち自身も異形の者に変えていく。呪力に歪む世界が、科学で歪む世界と重なる。
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ネタバレ異生物ファンタジーなのかと思いつつ話は進む。●仲間の瞬の様子がおかしい。主人公の好きな瞬が、呪力を暴走させた「業魔」になってしまい、街も瞬もなくなってしまう。その記憶も消されて呪力の勉強は続く。やがて呪力の習得が遅れていた守が消されることを恐れて、街を脱出。それを追っていくうちに、またバケネズミたちと遭遇しその発展に驚く●不穏な中巻。自分たちが成長するにつれ世界の謎に近づき、バケネズミの発展に不気味な現実の不安が増してくる。万能な呪力があればなんでもOK的な世界観は、奇妙な偏りの疑似平衡のようも思えてくる
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ネタバレ【感想】SF、冒険、ミステリー、ホラーと盛りだくさん。貴志祐介の最高傑作(大森望談)というだけあって、全3巻楽しめました。世界観が現在と似ているけど、なんかちょっと違う。超能力は使えるけど、世界は進歩してないし、ちょっと暗い。●12歳の主人公が、他の子と同じように呪力を使えるようなると、小学校を卒業して全人学級へ。呪力を鍛えるために色々な課題に挑戦。夏休みにはキャンプを行うが、前時代の遺物の図書館で禁断の知識にふれてしまう。その帰りにバケネズミ同士の争いに巻き込まれる。●突然の呪力や異生物の出現に驚く。
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ネタバレ忙しいので何も考えずに読める本が読みたくなって。まさにこれ。上海高級中華青龍飯店を中心に繰り広げられる、恩田陸的ドタバタ劇。前回ドミノからのキャラも再出演。上海での拡大を目指す冷凍すしデリバリの元走り屋店長。またも出ましたゾンビホラーを撮影隊。キャラ濃いめのOL三人娘、動物園脱走を試みる野生パンダ。盗難骨とう品の裏オークションを巡る警察と盗難団。借金まみれの現代アート作家と凄腕料理人と不思議な顔をした風水師。低いところに水が集まるように登場人物が集まり始め、いったい何が起こるのか。ワクワクして読みました
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夜、森の奥で、昔から伝わる木の話を紹介された気分。木も喜んでいるよう。闇夜に光るセンバルの木から始まり、鳥のような実のなるドゥーマルの木、創造主の宿る菩提樹などから、果実の誕生、リスの夢など慣習や民話に近いような話まで幅広く紹介されるため、夜の木の世界に飲み込まれてしまう。南インドのどこかには、きっとこんな木たちが、ひっそりとでも生き生きと暮らしているんだろうな。アートという水脈が、インドと世界を結び付けているというのも不思議。ビジネスとかアートとかには、そんな力もあるんだと、改めて本を見て感じた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/07/09(2138日経過)
記録初日
2016/07/27(2850日経過)
読んだ本
1243冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
271284ページ(1日平均95ページ)
感想・レビュー
1243件(投稿率100.0%)
本棚
14棚
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