読書メーター KADOKAWA Group

2024年9月の読書メーターまとめ

booklight
読んだ本
14
読んだページ
2823ページ
感想・レビュー
14
ナイス
577ナイス

9/19/49/79/109/139/169/199/229/259/28285546286009286472286935287398287861288324ページ数131013121314131613181320132213241326冊数読書ページ数読書冊数
9/19/49/79/109/139/169/199/229/259/2850429505185060750696507855087450963ナイス数ナイス数

2024年9月に読んだ本
14

2024年9月のお気に入り登録
1

  • haruka

2024年9月のお気に入られ登録
3

  • はやたろう
  • haruka
  • 大きなわたぶとん

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

booklight
ネタバレイラスト集のように色々なものが描きこまれ、ある一人の生誕から最後までが描かれている。絵のどの部分をとっても、junaidaの世界観があふれるように盛り込まれ、浸ることができる。junaidaの登場人物全員大集合、という感じもあり、好きな人にはたまらないのでは。最後までめくると大きな一枚のポスターになり、驚く。絵に対する創意工夫に、junaidaの絵に対する愛を感じる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

booklight

ロシア領にも進軍。戦争だからか・・・●『企業の天才』『ユニクロ』と企業書を面白く読む。まだまだありそう。一番の衝撃は『インド先住民アートの村へ』土着アートと民藝が繋がって色々と面白味を感じる。『観察』では自由な瞑想への発言にちょっと幅が広がったかも●2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:4300ページ ナイス数:690ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/889409/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
14

booklight
縄文大好きウェブライターによる縄文紹介。縄文時代が1万年以上、弥生以降現代までが2-3000年とすると、縄文文化は実はメジャーな時代。1日4時間働けばいいので、その余暇の一部が土器に。だから火炎式土器などができるんだと納得。稲作は必要なかったのだけど、寒冷化に伴い進んだとか、アイヌには縄文文化が深く残っているのでは、とか諏訪地方にも残っているなど興味深い。諏訪大社上社の御頭祭とか恐ろしすぎるし、黒曜石のおかげで諏訪地方が非常に盛り上がって稲作が遅れた話など、土地や文化に残った縄文が感じられて面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
ネタバレネパールで王族の殺人事件に遭遇したフリーライターが、自分のまわりの小さな謎を含めて解き明かしていく。王族の殺人事件という大仕掛けと、ゲストハウスの奇妙な人々、そしてジャーナリストの葛藤が織り込まれて物語が進む。さすが米澤さん、興味をそらさずに、丁寧に登場人物の心情をくみ取り、それぞれの話題を盛り込まれ、どんどん読んでしまう。しかし、ジャーナリストの取材することで取材先を助けられない、さらい不幸にしてしまう問題は、ちょっと重かったかな。消化しきれていない。着地地点を予定調和にしないようにはしていたけど。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
『目的地を探してはいけない』という言葉が響いた。人は本来、多様なモチベーションを持っているが、社会の規格化が進むと、規格化された(報酬や地位などの)成功(目的地)が賞賛され、それ以外は評価されない。さらに成功しても自分のモチベーションにそぐわない可能性もある。だから自分のモチベーションに気づこう。モチベーションは、小さく幾つもあるもの。それらを組み合わせれば、充足度の高い自分の道が見つかる。ただし、目的地はわからない。道も自分で進んでいく必要がある。社会規格にそぐわない人は、もっと自分のことを知ろう。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の絵が実物大以上でみられる、つまり実際の展覧会より大きくみることができるのは、非常に興味深い。光琳の燕子花図屏風の輪郭が意外とかすれていたり、紅白梅図屏風の光琳波が魔術的。包一の夏秋草図屏風の銀屏風の目に鮮やかな緑、秋草鶉図の黒い月の謎と、精緻に描かれた鶉、其一の夏秋渓流図屏風の蝉や鮮やかな清流の青、水辺家鴨図屏風のリアルな家鴨の絵姿など、ずっと見ていてしまう。この4人の絵をアップでじっくり見られるのは、また全体を見る楽しみとはまた別に楽しみ。何度も楽しめる。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
うーん、自由だ。ターラー・ブックスのギーター・ヴァルフが、ゴンド民族に伝わる創世記をまとめ、ゴンド・アートの第一人者のバッジュ・シャームが絵をつけ、さらにギーターー・ヴァルフがコメントをつける。人々の間に伝承しているゴンド民族の物語を、こういう形にして、世に問う形にしてしまうのは、アートディレクターとしての力もあるのだろうか。型にはまらない力を感じるなぁ。なんといっても絵がいいなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
ネタバレイラスト集のように色々なものが描きこまれ、ある一人の生誕から最後までが描かれている。絵のどの部分をとっても、junaidaの世界観があふれるように盛り込まれ、浸ることができる。junaidaの登場人物全員大集合、という感じもあり、好きな人にはたまらないのでは。最後までめくると大きな一枚のポスターになり、驚く。絵に対する創意工夫に、junaidaの絵に対する愛を感じる。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
どの仕事も楽しそう、と鈴木のりたけさんが思っているのが伝わってくる。細かく色々と描くことで、そこからすることがリアルに想像できて楽しいのだろう。単に図鑑にしないで、ちょっとずつ物語がつながっているのも面白さの一つ。 そうやって色々な面白さを積み重ねているから、52刷りもいっているんだな。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
1977年に文藝春秋に書いたものを2006年書籍化。沢木耕太郎の最初期の作品。本人曰く、雑誌掲載後書籍化をせずに『一瞬の夏』の仕事を選び、以後スポーツ系の仕事選ぶようになったとのこと。スポーツ系では独特の対象への迫り方「シーン」の求め方に沢木耕太郎らしさがでている。その手法がすでに使われてはいるがどこか物足りないものを感じた。池田、田村、下村の三人で「所得倍増」を作り出した、という視点はいいが、池田を扱ったにしては物足りない。1977年であれば、まだ色々とオンタイムで得られる情報もあり、事情も違うかな。
booklight
2024/09/15 08:38

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%8B%87%E4%BA%BA ウィキペディアが充実していて驚いた。

が「ナイス!」と言っています。
booklight
3500年前、インドにアーリア人がやってくる前にいた先住民を「アディヴァシー」と呼び、ヒンズー教以前の文化が今も残っている。そのアディヴァシーの絵を求めて蔵前さんがインドの奥地まで歩き回る。『インド先住民アートの村へ』で絵は堪能したのでその前後はどんな感じと思ったらいつもの蔵前さんだった。てくてくいつもの調子でどこまでも行く様子は変わっていない。ほんと、こういうバックパック旅行が好きなんだな。田舎のインドの人も親切なのがいい。こっちから読んでいたら絵のよさに気づかなかったかもと不思議な気持ちになる。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
いつものスマナサーラ氏の語り口で、上座仏教のことを語る。網羅的概要的、というよりもポイントだけわかりやすく話す感じ。ここでは慈悲の瞑想についても明晰に語られている。つまり人は一人では生きていけない。自分の幸せのためには、身近な人にも幸せになってほしいし、さらに関わりのある人にも幸せになってほしいし、さらに関わりのない人にも幸せになってほしいし、と自分の幸せのために幸せを祈る範囲が広がるのは当然のこと。そこまで考えて納得すると慈悲の言葉も納得しやすい。自分の心をありのままにみて納得するのも仏教らしい。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
ネタバレ馬だけが住む無人島が北海道にある。その背景と木村伊兵衛賞受賞カメラマンが印象的な写真でユルリ島を紹介する。写真のおかげでまるでロストワールドのような島にも思えるが、実情は北海道ならでは。かつで農耕馬や軍馬が必要だった頃、根室は馬の生産地として賑わっていた。また昆布漁が盛んになり昆布を干す岸がないなか、島が開拓され昆布を荷揚げするため馬が利用されたり、馬の放牧もおこなわれた。しかし農耕馬や軍馬の需要もなくなり、岸も増えて、やがて島に住む必要はなくなり、みんなで相談の上メスだけ残して馬だけが住む島となった。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
親しみやすい文章で、結構高度なことが書かれているので、最初は読むのに時間がかかったが、慣れてきてからは楽しかった。鹿が神様の金華山という宮城県の島では、大半の植物が刺や毒を持ち、アザミなどの植物の刺も他の地域と比べて大きいとか、赤い実は鳥向けで多くの鳥に食べてもらうため、まずかったり毒があったりするとか。畔に咲く曼殊沙華は、毒でネズミやモグラが畔を壊すのを防ぎ、困窮時には根を洗って毒を出せば食用になるとか、百日紅の幹は蔦が絡まないようにすべすべしているとか、知っていることも他の知識と統合できて面白い。
booklight
2024/09/08 07:56

ご指摘ありがとうございます!訂正させていただきます。

モリー
2024/09/08 08:14

子どもの頃に一度だけ金華山に行った事があるのですが、再び行く時には、鹿だけでなく、植物にも注目したいと思います。ご紹介ありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
booklight
ネタバレ日本に避難するまでの日記。ある日突然戦争が起こった時に、子供を外国に避難させることができるだろうか。子供が好きで買った太宰治の初版本の売り手、という小さな伝手を頼りに引受人になってもらい、直行便のある隣国のポーランドに向かう。日本で何が確約されているわけでもないのに。空港でコロナにかかって飛行機に乗れずお金もなく絶望したときに、偶然会ったTVスタッフに助けてもらうかどうかの判断や「もうこれ以上ここにいられない」といってウクライナに帰ってしまう母親とそれに納得する子供に、ローカルなリアリティを感じた。
が「ナイス!」と言っています。
booklight
三代続く日本画家の上村淳之のエッセイ。父、松篁と同じく花鳥画を得意とした淳之。父の建てた唳禽荘にアトリエを構え1600羽、261種を飼う。鳥と親しくしないと鳥の絵は描けないと言って鳥を飼う。そこまでやるのか、とも思うし、それはそれで楽しそうに飼っているのはうらやましい。繁殖家の一面も持つほど。鳥と心をかよわせてこそ、鳥に自分の想いを託せる。こういった感性こそ日本的情緒という。西洋画は観察で、観察ではあくまで対象となり、思いは託せない。一般に古い西洋画は意味を持たせるが情緒はない。画家らしい分析に目から鱗。
booklight
2024/09/07 09:16

『対象の鳥と本当に心をかよわせ、その生態をよく知り、その生きざまを見ながら、思いをその鳥に託して描くために、身辺にいつも鳥が居てくれ、常に会話ができて、一緒に悲しみ、苦しみ、喜んで生活し初めて、「私の花鳥画」というものが出来るのではないかと思っている』 鳥は自分の一部なんだな。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/07/09(2457日経過)
記録初日
2016/07/27(3169日経過)
読んだ本
1368冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
296903ページ(1日平均93ページ)
感想・レビュー
1368件(投稿率100.0%)
本棚
15棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう