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2023年4月の読書メーターまとめ

まっさん
読んだ本
23
読んだページ
7130ページ
感想・レビュー
23
ナイス
926ナイス

2023年4月に読んだ本
23

2023年4月のお気に入り登録
1

  • カシオペア2

2023年4月のお気に入られ登録
1

  • カシオペア2

2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まっさん
★★☆ 拗らせた少年と癖が強すぎる少女達が織り成すほんわか青春劇第5弾。 これまでお兄様ラブとして描かれていた温水の妹・佳樹に焦点を当てたお話。時はバレンタインデー。温水以外の異性にチョコを送る疑惑が生まれた佳樹を相手に、兄としていても立ってもいられない温水の慌てふためく様子を楽しめる今巻。佳樹とその友達をメインに描く分、温水の周囲を固めるヒロインズの出番は少なめで、必然的に恋愛要素の進展も殆ど描かれませんでした。というか今作は本当にラブコメ作品なのかと疑うくらい恋愛模様が進展しませんね。そんな中殆ど→
まっさん
2023/04/03 03:49

出番がなかった志喜屋先輩の破壊力。前巻で一気にヒロインとしての立場を確立した彼女ですが、今巻でも一番魅力を発揮していたんじゃないでしょうか。個人的に血が繋がってようが土壇場で実は義妹でした的なご都合主義も気にならないタイプなので、志喜屋先輩対抗佳樹√に突入しないかなと思わされる読後感でした。

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2023年4月にナイスが最も多かったつぶやき

まっさん

2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3688ページ ナイス数:579ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/906624/summary/monthly/2023/3 ゲームばかりしてる割には読めたんじゃないでしょうか…来月は本気出します(n回目)

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2023年4月の感想・レビュー一覧
23

まっさん
ネタバレ★★★ ストーリーが好みだった事もあって最後まで楽しめました。 物語は八年前に出会った顔も覚えていない少女を探し続ける少年・計助が、ある日空中に浮かぶ機械造形に自身の行動が書き綴られていくという摩訶不思議な世界に迷い込んだ所から始まるお話でした。タイトルにもある通り30ページが経過する事で強制的にやり直しさせられるタイムリープ物で、八年間探し続けた少女が銃撃事件の被害者になってしまうというBADエンドを回避する為に計助が奔走するという、かなり斬新で目新しい設定を多く含んだ大作でした。確かに全体的に粗→
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まっさん
★★☆ 根っからのインドア少年が、周りの人達に恵まれながらキャンプの楽しみに目覚めていくお話第二弾。 物語はキャンプの楽しみを知った香月が、次のキャンプの為の計画を練り、それを実行するものでした。二つ年の離れた文香というヒロインこそ登場しますが、今作の焦点はあくまでキャンプに当てられており、ラブコメ要素や青春要素が付随的に見える程キャンプ描写に力が入っている所は特徴的ですね。個人的にキャンプ中の描写も良いですが、その道中の景色であったり、中継地点であった旭川での描写なども脳内想像する事で楽しむ事が出→
まっさん
2023/04/27 23:16

来ました。 ただ、やはりラノベにラブコメ要素を多く求める身としては少し物足りない所もあって、年の離れた現実から生まれる両者の葛藤や学校内でのエピソード、また文香が香月の家に遊びに来るエピソードなんかも割とあっさり目にしか描かれていないので、どうしても物足りなさは感じてしまったかなと思います。

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まっさん
★★★★ 面白かった! 物語は世界の一部分を支配するまで至った悪の組織・クリアードを壊滅させた世界。戦隊組織のグリーンとして活動する草間ミドリの元へ、ある日お隣さんとして倒したはずの悪の大首領と大幹部が引っ越してくる所から始まるお話でした。とにかく褐色銀髪巨乳ヒロインが出てくる時点で勝ち確だったのに、そんな彼女がヤンデレの気もあるなんて…個人的にこの一要因だけで今作に対する満足度はとてつもなく高いですね。 肝心のストーリーに関しても戦隊物のなかでも地味な立ち位置に置かれる事の多いミドリが、奇妙な出会い→
まっさん
2023/04/27 02:33

から縁を紡ぐ事となったアシェラーとタラタットと触れ合う事で少しずつ絆を育み、人類を支配する事が出来る力を有していた二人がスーパーのパートに勤しんだり団地の子ども達と遊ぶという、一見奇妙に見えながらもしっかりと人類の生活に基盤を置こうと努力する様子には好感を覚えました。また、ヒーロー物として数多の怪人と戦う描写も多く描かれ、バトルアクション物としてもまずまず楽しめましたね。ただ、こちらの要素に関してはストーリー上仕方の無い事だとしても同じような敵とばかり戦う事が多く、次巻以降はもう少し多様な怪人とのバトル→

まっさん
2023/04/27 02:33

シーンを見てみたいなと。 そして冒頭でも述べたヒロイン・アシェラーさんの魅力。キャラデザからぶっ刺さった彼女ですが、もうめちゃくちゃに可愛かったです。仕事が出来る有能部下かと思いきや恋愛面においてはクソ雑魚っぷりを見せるギャップ、一度気持ちを認めた後にはとことん相手に尽くし、自身の運命をも委ねる彼女の選択に更に惚れ直しました。 是非とも…是非とも2巻も読みたい作品です。

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まっさん
★★★ 面白かったです。 物語はとある事情から学校生活において必要以上の繋がりを欲しない少年・鍵坂君孝が、クラス委員を務め人望も厚い美少女・友利梓と日々軽口の応酬を繰り広げるお話でした。どんな人にも分け隔てなく優しくする梓が、唯一毒舌全開で喧嘩を吹っかける、そんな彼女がひっそりと呟く裏アカではデレにデレまくっている様子は可愛らしいの一言で、結局裏アカに本心を吐露する理由や鍵垢にしない理由なんかはふんわりした理由付けしかなくて少し説得力に欠けた感は否めませんが、それでも恋に純粋で不器用な彼女が好きな人と→
まっさん
2023/04/27 00:58

の距離感を詰めようと努力する様子をシンプルに楽しめるという意味では良作ですね。後半では何やら厨二感の強いバックグラウンドが明かされたりとリアリティには欠けますが、この手の雰囲気が好きな人には一定以上刺さると思います。 個人的にメインヒロインの梓より複雑な立場の千冬派だったりするので、次巻以降彼女と君孝がどのように関係を交わらせていくのかが今から楽しみです。

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まっさん
★★★☆ 良かったです。 物語は三人の元カノがいる青年・広季が、インフルエンサーとして活躍する元カノの一人・美優が他の二人の元カノである花音と千夏と配信チャンネルでユニットを組む事を知る所から始まるお話でした。 元カノが三人集まるという設定が割と好みで、それぞれがそれぞれの距離感で広季に未練を抱きながらも4人で活動するという、恋愛要素とコメディ要素のバランスが良い按配で描かれているなと思いました。また、各ヒロインが明確に差別化されていて、万人の趣味嗜好にマッチするような属性を備えている所も上手いなと。→
まっさん
2023/04/24 02:43

個人的に先輩ヒロインである千夏がもう少しヒロインレースに出張ってくれると尚嬉しかったですかね。 ただ、ストーリーだけに目を向けるとどうしても物足りなさを感じてしまう所がありました。特に終盤の山場にあたるとあるエピソードに関しては、「え、これで終わり?」と思ってしまう程あっさり終わってしまったので、山場的なドキドキ感も広季とヒロイン達との関係性に大きな影響を与えるものでもなかった所は残念ですね。

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まっさん
★★☆ この手の勘違いからすれ違う作品は好みなジャンルな事もあってまずまず楽しめましたね。 物語は人の良さから損な事ばかり経験した前世から一転、悪徳領主(見せかけ)の元に産まれた転生者・オウガが、やりたい放題する為に奔走するも、自身の思惑と周囲の評価にはすれ違いが発生していて…というものでした。 個人的にこの手の勘違い作品はハマる事が多く、もう少しコメディ色が強いと尚良かったのですが、それでも十分に楽しむ事が出来ました。ハーレムを作る為に学園一の美少女に声を掛けたつもりが唯一の平民である彼女からは想い→
まっさん
2023/04/22 04:47

寄せられ、武力を手にする為に追放された王国騎士団長を引き抜けば崇拝され、労働力を確保しようと市井の問題に介入すればあっという間に自身の崇拝者を生み出し…と本人は悪行を働いているつもりが尽く善行に移り代わっている構図は面白いの一言。終盤ではきちんとカタルシスを得る事も出来、爽快感も併せて感じられる良い作品でした。 ただ、現状ヒロインズの中で最もヒロインの立場では無いアリスが完全に推しキャラなので、どうにか彼女もハーレムに仲間入りする展開が来ないかなと次巻以降も期待して読もうと思います。

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まっさん
★★★★ スニーカー文庫の「お見合いしたくなかったので〜」の作者である桜木桜先生の新作。web版は未読でしたが、幼馴染との両片想い物としてはかなり刺さった良作でした。 物語は同じ病院で同じ日に産まれ、小中高と同じ学校へと進学し、家族ぐるみの仲でもある一颯と愛梨が、お互いを憎からず想い合いながらも素直になれずに探り合いを続けるお話でした。 幼馴染といえば負けヒロイン、そんな概念なんかクソ喰らえと言わんばかりに二人がイチャコラするお話で、作中の一文からハッピーエンドが約束されている作品という意味で非常に気→
まっさん
2023/04/22 02:16

持ち良く読み進める事が出来ましたね。主人公がハイスペでヒロインも美少女、どちらも鼻につかない程度の高スペックキャラである所も両者への共感性を強く持つ事が出来、感情移入がしやすい所もグッドでした。 ストーリーに関しては八章からなる構成で、それぞれの章が独立したような形となっており、且つ一つ一つのエピソードの濃さもきちんと仕上げられているので最初から最後まで楽しめました。 ただ、一つだけ懸念点があるとすればこの手の作品は途中から展開がワンパターン化して飽きがこないかという事。前述のお見合い作品に関しては個人→

まっさん
2023/04/22 02:17

的に似たような雰囲気を感じている所があるので、今作も同じ轍を踏まないようにして欲しいものです。

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まっさん
★★ う〜ん…正直いまいちハマらなかったかなぁ。 物語は大陸を巻き込んだ未曾有の大戦が終結し、英雄と称される盲目の剣聖・アデルが、大戦中に命を散らした主・ユーフィニアを救うために過去に舞い戻る所から始まるお話でした。タイムスリップする事で女性の身体へと転身し、元々有していた剣聖の力に加えて女性にしか発現しない聖女の力も獲得するという設定は面白く、またその聖女の力も神獣を召喚し使役する事が出来るという自分好みのもので満足出来ました。 ただ、肝心の召喚術は現状あまり活用されず、また剣聖として活躍した要因で→
まっさん
2023/04/21 20:44

ある「気」も一辺倒な使い方しか描かれず、ファンタジー作品という枠組みで見ると物足りなさを強く感じてしまったなと。 あまり好みではないTS作品ですが、主人公が別の男性キャラと良い雰囲気になるなんて事はなく、あくまで主君であるユーフィニアの為に尽力する事からそこまで苦手な印象は受けませんでしたし、ボスキャラと早い段階で衝突するなどストーリーの構成は斬新で惹かれるものがあったので、次巻以降も読んでいきたいと思います。

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まっさん
ネタバレ★★ web版未読。 物語は中学時代から付き合っていた最愛の彼女・莉愛との仲が停滞しているように感じていた少年・新世が、ある日彼女が浮気していた場面を目撃した事から学園一の美少女・怜奈と新たに恋人関係を結ぶというお話でした。全体的にラブコメジャンルのランキングでよく見かける雰囲気の作品で、個人的には普通に楽しめましたものの、この手の作品をwebで読み漁っている人には少し目新しさが足りないと思います。また、主人公やヒロインを含めて主要キャラ全員に作中の行動で疑問符を覚える部分があり、キャラクター達に対し→
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まっさん
ネタバレ★★★☆ 一巻から引き続き安定して無自覚俺TUEEEEな主人公・スズハ兄が、これまた無自覚に周囲からの評価を更に向上させ、着実に影響力を広めていくお話でした。俺TUEEEE作品の中でも詳細な戦闘描写が描かれる訳ではなく、本当にただただ最強の主人公が可愛い女の子に囲まれながら順風満帆に成り上がっていく作品なので、この手の緩さが好きな人には刺さる作品だと思います。今巻でも隣国・ウエンタス公国との講和やとある領地の反乱、伝説の美少女メイド暗殺者や彷徨える白髪吸血鬼との再戦など、エピソードの数は目白押しながら→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ ヤリチンヤリマンと噂されるカップル(尚どちらも童貞と処女)が、自身の秘密が相手にバレないようにてんやわんやするお話。甘々の両片想いジャンルは最近食傷気味でしたが、一見経験豊富そうに見える両者が尽くすれ違う様子は読んでいて楽しめましたし、他作品との良い差別化要素になっていたんじゃないかと。ストーリー自体も全体を通して優しい雰囲気で満ち溢れていますし、ラブコメが好きな人ならある程度は刺さると思います。また、個人的にサブタイトルで殆どハッピーエンドが確約されている所が読み進める上でのノンストレス要→
まっさん
2023/04/19 00:07

因で読みやすかったですね。

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まっさん
★★☆ ファンタジア大賞金賞受賞作。 物語は肯定候補として日々民の為に尽力し、周囲の人々からも尊敬を集めていた少年・ライアンが、自身のスポンサーであった賢人の殺害という冤罪によって魔術犯罪者の監獄・監獄学院に送られる所から始まるお話でした。人類と魔族の敵対心や魔力を持たない証である黒髪という特徴など、割と王道なファンタジー要素が盛り込まれており、逆に「監獄」というワードから想起されるようなダークな雰囲気はあまり感じられませんでした。 魔族を嫌悪するライアンと人類との共存を夢見る堕ちた魔王・ルナーラの二→
まっさん
2023/04/17 19:06

人が、お互いへの想いの大きさでより力を得るという設定も良かったですが、序盤であれだけ魔族を嫌悪していたライアンがルナーラに絆されていく早さは少し残念で、もう少し拗れた関係から絆を構築していく様子が描かれないと出来レース感を強く感じてしまったなと。また、推薦コメントにあるような「ファンタジア文庫の良き系譜を受け継ぐ」という部分は個人的に感じられませんでした。ライアンの境遇が英雄の血を受け継ぐ肯定候補で、魔力を持たないながらも様々な力を駆使して闘うという設定は王道主人公ながらも、大作と呼べるファンタジー作品→

まっさん
2023/04/17 19:06

に総じて抱くワクワク感を感じる事はなかった所が物足りなさを感じた理由の一つなんだと思います。

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まっさん
★ スニーカー大賞特別賞受賞作品。 読む前からこれは作中のテンションが合うか合わないかで満足度が大きく別れるだろうなと思っていましたが、物の見事に予感は的中。残念ながら合わない方で当たってしまいました。 物語は凄腕の暗殺者として日々任務に明け暮れる少年・猫丸が、とある任務で潜入した学校で不思議な言動の少女・紅音と邂逅する所から始まるお話でした。片や凄腕の暗殺者で相手を伝説の暗殺者と勘違いする少年と、片や正真正銘ただの中二病で相手を自分と同類と勘違いする少女のすれ違いを描くコメディ作品。紅音からの矢印→
まっさん
2023/04/15 04:15

は飛びまくっているも、猫丸側からは恋愛のれの字もないのであまりラブコメ感は感じられず、また作中で何度も描写される紅音の言動のキツさ。そもそもキャラクターがそういう設定である事は理解していますが、それを踏まえた上でも流石にこれだけ長く頻回に描写されると、作品に対してくどさを感じてしまい、また定期的に本文に彼女の言動が登場するせいで目が滑り、読み味がかなり悪かったなと。そこに加えて最初に述べたように作品のテンションがあまり刺さらなかった部分も影響し、個人的にあまり楽しめない作品でした。 ただ、そうした面倒く→

まっさん
2023/04/15 04:15

さい言動が多い紅音がふとした瞬間に漏らす素の様子だったり、終盤のとある挿絵で採用された演出だったりと、少なからず良かったなと思わされる要因も含まれる作品ではありました。

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まっさん
★★ お互いがお互いに片想いしていると勘違いしている親友二人が織り成す恋物語第二弾。個人的に今巻は前巻ほど印象に残らなかったかなというのが読了後の率直な感想でした。 物語は夏休み。体育祭でお互いの想いの一端に触れた陸と碧が、テスト明けのバイト先として選んだのは海の家。そこで出会うのは過去に陸が告白して玉砕していた美少女・東雲香乃で…というお話。この香乃という少女がまた良いキャラクターをしていて、キャラデザも良い上に陸と碧の複雑な関係性を瞬時に見抜き、両者を揶揄うポジションに落ち着いた上で碧にとって無視→
まっさん
2023/04/15 01:49

できない恋敵としての役割も果たす事で、ラブコメ作品にとってスパイスとなる山場になりつつ、今作の主題である親友同士のラブコメ作品というイメージを損なわない程度にしか目立たない彼女はぴったりのキャラクターだったなと。ただ、そもそも今作において彼女のような立ち位置が求められていたかというと個人的には微妙ではないかなとも思いました。これが巻数を重ねた後であれば良いですが、2巻でこの手のキャラクターを出してしまうと肝心のメインヒロインがやや空気気味になってしまい、今作でも碧の出番を喰う香乃の存在感の強さや碧と陸と→

まっさん
2023/04/15 01:49

の絡みもあまり見れないなどのデメリットもあったのかなと。スニーカー文庫のラブコメ作品は正直長く続くという印象がないので、ここはしっかりと両者の焦れったいやり取りを堪能したかったという不満も少なからずありました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★☆ すっごいなこの作品… 完結巻。お調子者で変わり者な葉と、過去と現在でそれぞれ彼に救われた少女達が織り成す恋物語第三弾。こんなにもどちらのヒロインが最後まで選ばれるのか分からないラブコメ作品は初めて読みました。 過去に不遇な家庭環境から一人孤立してしまったあいりと、現在進行形で彼に選ばれるように努力し続ける武田さん。両ヒロイン共にぽっちゃり体型で男子から敬遠されるような容姿からスタイリッシュで美少女に生まれ変わる作品の斬新さ、この部分だけで今作を最後まで読む事が出来て良かったなと思います。残念→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★☆ webの方で序盤の序盤だけ読んでいた作品ですが、これは本当に良かったですね。 物語は長年追い掛けてきたアイドルの熱愛疑惑が報道され、会社を休んでしまうほどのショックを受けた一介のサラリーマン・新木が、週刊誌に証拠として載せられているアイドルの熱愛疑惑相手が自分である事に気付く所から始まるお話でした。不思議な縁から交わる二人の関係。本来であれば決して重なる事のない二人が、少しずつ着実に距離を縮めていく様子が本当に良かったですね。長年応援している推しが再び芸能界に返り咲く事を望みながら、一度縁→
まっさん
2023/04/13 23:05

を結んでしまった事で推しへの情熱と一人の女性に対する恋心に板挟みになる新木。大舞台で歌って踊る夢を捨てきれないながらも、アイドルの宿命とも言えるネットでの心無い言葉に日々心を摩耗させてしまった山元。そんな二人が相手への想いと自分の気持ちから目を逸らしながら、それでも自身の気持ちを自覚する流れは素晴らしいの一言。両片想いラブコメは沢山あれど、この手の複雑な立場にある二人が歩み寄っていく作品はあまり見掛ける事がなかったので、その分読了後の満足感も大きかったです。 ほろ苦さと甘酸っぱさの両要素を味わえる今作で→

まっさん
2023/04/13 23:07

すが、文章の書き方なのか場面転換への持っていき方なのか、全体を通して若干読みにくさを覚える所だけは残念でした。これが今作の良さの一つかもしれませんが、ラノベにおけるラブコメ作品というよりは一般文芸作品における恋愛作品を読んでいるような印象を覚える作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ 物語は、世界中で異形の怪物であるD.O.Gによる猟奇的殺人事件が頻発する世界。D.O.Gが産まれる原因である特殊な細胞を持つ少女・夜子と、D.O.Gによって家族を皆殺しにされ、自身もD.O.Gとして夜子の傍でしか生き長らえる事が出来なくなった少年・サトルが、世界中を巡って人に仇なすD.O.Gを狩るお話でした。いわゆるダークファンタジーに分類されるであろう今作ですが、グロ寄りな描写が過剰に描かれないなど、そこまでカロリーを消費する事なく読む事が出来ました。ただ、その分この手のジャンルの割には血→
まっさん
2023/04/13 02:26

なまぐさのようなものが薄いので、本格的なダークファンタジー物を読みたい人には少し物足りないかもしれません。 主要キャラクターに関してもD.O.Gが産まれる原因となった自らの咎を背負い、非情で冷酷に敵を狩りながらもどこか少女めいた脆さを感じさせる夜子。そんな彼女を支える為にどこまでも付き従うサトルの二人を軸としたバディ物として十分に楽しめました。惜しむらくはストーリーの構成が少し安っぽく感じてしまったかなと。特に最初のエピソードの犯人の正体などは、開始数ページで想像がついてしまうようなありきたりなものであ→

まっさん
2023/04/13 02:27

り、まるでB級洋画の演出を見ているような印象を覚えましたね。それでも最後の最後で描かれたエピローグに関しては流石に予想外のものであり、この部分でその辺りの印象が少し改善されたので、スッキリとした読了感は良かったです。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ web版既読。やっぱりこの作者の作品は癖に刺さるなと再認識させられる作品でした。内容はタイトル通り、学校でも男子からの告白をバッサリと断る美人姉妹を助けた事で縁を結び、そん彼女たちが普通よりちょっぴり重い愛情を持っているというお話でした。 若干のお色気イベントや際どいイラストなどは描かれますが、直接的な描写は避けられている所もまた好印象。ぶっちゃけリアリティはあまり感じられず、どちらかというと妄想を描いた、良くも悪くもなろう作品感が強い作品なので、そちら方面の作品が好きな人には是非手に取って→
まっさん
2023/04/10 03:21

欲しい作品ですね。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★☆ 電撃小説大賞銀賞受賞作。 物語は17もの異種族が長きに渡る種族間戦争を終結させて10年の月日が流れた時代。全ての種族の人々が皆平等に暮らす街・ミイスにおいて、結婚相談所で見習いスタッフとして日々働く猫人族・アーニャが、一癖も二癖もある異なる種族の相談者に振り回されながらも、彼らの幸せを願って日々奔走するお話でした。 全体的にかなり読みやすく、良い意味ですらすらと読み進める事が出来ました。前半は癖の強い相談者とのドタバタ日常劇、後半では誰しもが歓迎している訳ではないミイスに巣食う悪意との対決と→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ 面白かった! 物語は大陸有数の大国である帝国との戦乱が王国の勝利で幕を閉じた世界。王国最強の騎士として数多の犠牲を払いながら国に貢献した英雄・アルティアは、あらぬ理由から反逆者として処刑され、大戦前の平穏な時代に逆行転生する。今世では親友達を失わない為、そして敵対しているにも関わらず瀕死の自分を治療し、終戦後に処刑されてしまった帝国皇女・ヴァルトルーネを救う為、王国の英雄として活躍した彼が帝国の門を叩く、というものでした。 やり直し物に分類される今作ですが、前世の知識を利用して何となく局面を→
まっさん
2023/04/06 02:58

打開していくのではなく、大戦前の不穏分子を摘み取っていく過程を丁寧に描いてくれた部分は好印象で、現状で物語に派手さはあまりないものの、本筋の下地を整えるプロローグ的な巻数だと考えれば物足りなさを感じる事もなく、またこの手の作品にありがちなチート系主人公ではなく、あくまで強いけれどそれはどこか泥臭い「騎士」としての強さに限定されている所も好みでしたね。アルティアとヴァルトルーネが両片想いしている、ボーイ・ミーツ・ガール物としての側面も良いアクセントとなっていますし、文章もとても読みやすかったです。 そんな→

まっさん
2023/04/06 02:59

今作ですが、強いて言うならば戦争を舞台とする作品の割には描写がやや物足りない所があるのかなとは思いました。特にこういった戦記物では作者の力量がもろに感じられるジャンルでもあるので、その手の作品を読み慣れている人には少しツッコミたい所もあるかもしれません。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★ ファンタジア文庫大賞金賞受賞作品。 うーん…決してつまらない訳ではなかったけど、これといって惹き込まれるものは感じなかったなというのが読了後よ率直な気持ちでした。今作では「不眠症」を題材にするという珍しい設定が取られていましたが、正直その物珍しさを超えるインパクトを覚えるイベントが最後までなかったかなと。結局主人公が抱える不眠症の結末や、ヒロインが抱えるとある問題への決着までの流れが流石に安直すぎるというか、ストーリーの上辺だけを見れば全然楽しめましたが、金賞受賞作品という肩書きから期待していた→
まっさん
2023/04/05 20:41

深みのようなものはあまり感じられず、少し残念でした。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★☆ いや〜、これは面白かったですね。 物語は限られた人に異能が発現する世界。世界で唯一異能を人に与える事が出来る教育機関・選英学園において、所有する異能や学園へ通う目的、真の実力すらも隠した最強の少年・悠人が、清廉潔白を体現したかのような優等生美少女・霞を影から補佐する事で学園を支配しようと目論むお話でした。厳しい校則に支配され、それらを上回る権力を有する教師の一言で簡単に退学させられ得る舞台設定。そこに加えて学園物の強みである多種多様なキャラクターの登場、特にこの手の学園物で見掛けがちなサブ→
まっさん
2023/04/05 02:29

キャラの扱いが雑であったり、主要キャラ以外はネームドレスキャラだったりするなんて事もなく、今巻だけでも多くのキャラが登場する事で今後の物語の風呂敷を如何様にも膨らませる事が出来る所は良かったです。ただ、主人公の性格・言動もまた癖が強いものである為、この辺りに関しては若干好みが別れてしまうのかなとも思いましたね。 他にも影から支配するという割に意外と実力の一端を披露してしまう悠人の選択だったり、表紙に描かれるヒロインが本当にヒロインなのかと聞きたくなる程ヒロインしていない所は気になりますが、それでも今後も→

まっさん
2023/04/05 02:29

どんどん読んでいきたくなるような、とても満足出来る面白い作品でした。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★☆ 拗らせた少年と癖が強すぎる少女達が織り成すほんわか青春劇第5弾。 これまでお兄様ラブとして描かれていた温水の妹・佳樹に焦点を当てたお話。時はバレンタインデー。温水以外の異性にチョコを送る疑惑が生まれた佳樹を相手に、兄としていても立ってもいられない温水の慌てふためく様子を楽しめる今巻。佳樹とその友達をメインに描く分、温水の周囲を固めるヒロインズの出番は少なめで、必然的に恋愛要素の進展も殆ど描かれませんでした。というか今作は本当にラブコメ作品なのかと疑うくらい恋愛模様が進展しませんね。そんな中殆ど→
まっさん
2023/04/03 03:49

出番がなかった志喜屋先輩の破壊力。前巻で一気にヒロインとしての立場を確立した彼女ですが、今巻でも一番魅力を発揮していたんじゃないでしょうか。個人的に血が繋がってようが土壇場で実は義妹でした的なご都合主義も気にならないタイプなので、志喜屋先輩対抗佳樹√に突入しないかなと思わされる読後感でした。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/29(2136日経過)
記録初日
2017/09/07(2492日経過)
読んだ本
1452冊(1日平均0.58冊)
読んだページ
453876ページ(1日平均182ページ)
感想・レビュー
1452件(投稿率100.0%)
本棚
386棚
性別
外部サイト
自己紹介

昔から色んな種類の小説を読んでいましたが、ここ2年程の間にアニメ→ライトノベルの順にハマってしまい今ではライトノベルの沼にどっぷり浸かってしまいました。

現状新刊だけで月に20冊程度購入していますが、月によって読むペースがまちまちなので積読本がどんどん溜まっていく一方です…今は基本的にライトノベルしか読んでいないので登録する本も100%ライトノベルになります。その中では異世界物も現代物も同じくらい読みますが、1対1の純愛作品よりハーレム作品の方が好みだったりします。

自分が読んでいるものと同じ作品や、ライトノベルをよく登録している方をこちらからお気に入り登録することがありますが、別に無理にお気に入り登録を返していただく必要はありません。逆にお気に入り登録してくれた方には基本的にお気に入り登録を返すようにしてますが、過度にタイムラインを圧迫する方・ライトノベルを全く登録していない方・ネタバレのフィルターを付けずにネタバレ感想を載せている方などの登録を外すことがあります。

読んだ作品の感想を載せる時に十段階で評価を付けていますが、作品の完成度等の意味合いではなくあくまで個人的な満足度の指標だと思ってください。ただ、基本的に良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪いというスタンスなので、合わなかった時は容赦なく合わなかったと言います。もし不快にさせてしまったら申し訳ないです。また、昔からの癖でタイムラインに出てくる感想には無差別にいいねを付けていますが、時に自分が低い評価を付けている作品の感想にもいいねを付けてしまいます。特に他意はないのですが不快に感じてしまったら申し訳ないです。

★★★★☆(9)〜★★★★★(10)…最初から最後までとても楽しめる。続刊すれば必ず買うレベル。
★★★☆(7)〜★★★★(8)…基本的に最後まで楽しめるものの少々物足りないところも…続刊すればほぼほぼ買うレベル。
★★☆(5)〜★★★(6)…可もなく不可もなくといったところ。続刊しても買うかどうかは微妙なレベル。
★☆(3)〜★★(4)…全体的に物足りず、続刊しても恐らく買わないレベル。
☆(1)〜★(2)…全くといっていいほど合わず、続刊してもほとんど確実に買わないレベル。

☆個人的好きなラノベシリーズランキング(2021/06/20時点)
・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
・りゅうおうのおしごと!
・公女殿下の家庭教師
・カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれている件
・Re:ゼロから始める異世界生活
・プロペラオペラ
・ようこそ実力至上主義の教室へ
・男女の友情は成立する?〜いや、しない!!〜
・理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?
・継母の連れ子が元カノだった

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