2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3688ページ ナイス数:579ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/906624/summary/monthly/2023/3 ゲームばかりしてる割には読めたんじゃないでしょうか…来月は本気出します(n回目)
来ました。 ただ、やはりラノベにラブコメ要素を多く求める身としては少し物足りない所もあって、年の離れた現実から生まれる両者の葛藤や学校内でのエピソード、また文香が香月の家に遊びに来るエピソードなんかも割とあっさり目にしか描かれていないので、どうしても物足りなさは感じてしまったかなと思います。
から縁を紡ぐ事となったアシェラーとタラタットと触れ合う事で少しずつ絆を育み、人類を支配する事が出来る力を有していた二人がスーパーのパートに勤しんだり団地の子ども達と遊ぶという、一見奇妙に見えながらもしっかりと人類の生活に基盤を置こうと努力する様子には好感を覚えました。また、ヒーロー物として数多の怪人と戦う描写も多く描かれ、バトルアクション物としてもまずまず楽しめましたね。ただ、こちらの要素に関してはストーリー上仕方の無い事だとしても同じような敵とばかり戦う事が多く、次巻以降はもう少し多様な怪人とのバトル→
シーンを見てみたいなと。 そして冒頭でも述べたヒロイン・アシェラーさんの魅力。キャラデザからぶっ刺さった彼女ですが、もうめちゃくちゃに可愛かったです。仕事が出来る有能部下かと思いきや恋愛面においてはクソ雑魚っぷりを見せるギャップ、一度気持ちを認めた後にはとことん相手に尽くし、自身の運命をも委ねる彼女の選択に更に惚れ直しました。 是非とも…是非とも2巻も読みたい作品です。
の距離感を詰めようと努力する様子をシンプルに楽しめるという意味では良作ですね。後半では何やら厨二感の強いバックグラウンドが明かされたりとリアリティには欠けますが、この手の雰囲気が好きな人には一定以上刺さると思います。 個人的にメインヒロインの梓より複雑な立場の千冬派だったりするので、次巻以降彼女と君孝がどのように関係を交わらせていくのかが今から楽しみです。
個人的に先輩ヒロインである千夏がもう少しヒロインレースに出張ってくれると尚嬉しかったですかね。 ただ、ストーリーだけに目を向けるとどうしても物足りなさを感じてしまう所がありました。特に終盤の山場にあたるとあるエピソードに関しては、「え、これで終わり?」と思ってしまう程あっさり終わってしまったので、山場的なドキドキ感も広季とヒロイン達との関係性に大きな影響を与えるものでもなかった所は残念ですね。
寄せられ、武力を手にする為に追放された王国騎士団長を引き抜けば崇拝され、労働力を確保しようと市井の問題に介入すればあっという間に自身の崇拝者を生み出し…と本人は悪行を働いているつもりが尽く善行に移り代わっている構図は面白いの一言。終盤ではきちんとカタルシスを得る事も出来、爽快感も併せて感じられる良い作品でした。 ただ、現状ヒロインズの中で最もヒロインの立場では無いアリスが完全に推しキャラなので、どうにか彼女もハーレムに仲間入りする展開が来ないかなと次巻以降も期待して読もうと思います。
持ち良く読み進める事が出来ましたね。主人公がハイスペでヒロインも美少女、どちらも鼻につかない程度の高スペックキャラである所も両者への共感性を強く持つ事が出来、感情移入がしやすい所もグッドでした。 ストーリーに関しては八章からなる構成で、それぞれの章が独立したような形となっており、且つ一つ一つのエピソードの濃さもきちんと仕上げられているので最初から最後まで楽しめました。 ただ、一つだけ懸念点があるとすればこの手の作品は途中から展開がワンパターン化して飽きがこないかという事。前述のお見合い作品に関しては個人→
ある「気」も一辺倒な使い方しか描かれず、ファンタジー作品という枠組みで見ると物足りなさを強く感じてしまったなと。 あまり好みではないTS作品ですが、主人公が別の男性キャラと良い雰囲気になるなんて事はなく、あくまで主君であるユーフィニアの為に尽力する事からそこまで苦手な印象は受けませんでしたし、ボスキャラと早い段階で衝突するなどストーリーの構成は斬新で惹かれるものがあったので、次巻以降も読んでいきたいと思います。
人が、お互いへの想いの大きさでより力を得るという設定も良かったですが、序盤であれだけ魔族を嫌悪していたライアンがルナーラに絆されていく早さは少し残念で、もう少し拗れた関係から絆を構築していく様子が描かれないと出来レース感を強く感じてしまったなと。また、推薦コメントにあるような「ファンタジア文庫の良き系譜を受け継ぐ」という部分は個人的に感じられませんでした。ライアンの境遇が英雄の血を受け継ぐ肯定候補で、魔力を持たないながらも様々な力を駆使して闘うという設定は王道主人公ながらも、大作と呼べるファンタジー作品→
は飛びまくっているも、猫丸側からは恋愛のれの字もないのであまりラブコメ感は感じられず、また作中で何度も描写される紅音の言動のキツさ。そもそもキャラクターがそういう設定である事は理解していますが、それを踏まえた上でも流石にこれだけ長く頻回に描写されると、作品に対してくどさを感じてしまい、また定期的に本文に彼女の言動が登場するせいで目が滑り、読み味がかなり悪かったなと。そこに加えて最初に述べたように作品のテンションがあまり刺さらなかった部分も影響し、個人的にあまり楽しめない作品でした。 ただ、そうした面倒く→
さい言動が多い紅音がふとした瞬間に漏らす素の様子だったり、終盤のとある挿絵で採用された演出だったりと、少なからず良かったなと思わされる要因も含まれる作品ではありました。
できない恋敵としての役割も果たす事で、ラブコメ作品にとってスパイスとなる山場になりつつ、今作の主題である親友同士のラブコメ作品というイメージを損なわない程度にしか目立たない彼女はぴったりのキャラクターだったなと。ただ、そもそも今作において彼女のような立ち位置が求められていたかというと個人的には微妙ではないかなとも思いました。これが巻数を重ねた後であれば良いですが、2巻でこの手のキャラクターを出してしまうと肝心のメインヒロインがやや空気気味になってしまい、今作でも碧の出番を喰う香乃の存在感の強さや碧と陸と→
の絡みもあまり見れないなどのデメリットもあったのかなと。スニーカー文庫のラブコメ作品は正直長く続くという印象がないので、ここはしっかりと両者の焦れったいやり取りを堪能したかったという不満も少なからずありました。
を結んでしまった事で推しへの情熱と一人の女性に対する恋心に板挟みになる新木。大舞台で歌って踊る夢を捨てきれないながらも、アイドルの宿命とも言えるネットでの心無い言葉に日々心を摩耗させてしまった山元。そんな二人が相手への想いと自分の気持ちから目を逸らしながら、それでも自身の気持ちを自覚する流れは素晴らしいの一言。両片想いラブコメは沢山あれど、この手の複雑な立場にある二人が歩み寄っていく作品はあまり見掛ける事がなかったので、その分読了後の満足感も大きかったです。 ほろ苦さと甘酸っぱさの両要素を味わえる今作で→
すが、文章の書き方なのか場面転換への持っていき方なのか、全体を通して若干読みにくさを覚える所だけは残念でした。これが今作の良さの一つかもしれませんが、ラノベにおけるラブコメ作品というよりは一般文芸作品における恋愛作品を読んでいるような印象を覚える作品でした。
なまぐさのようなものが薄いので、本格的なダークファンタジー物を読みたい人には少し物足りないかもしれません。 主要キャラクターに関してもD.O.Gが産まれる原因となった自らの咎を背負い、非情で冷酷に敵を狩りながらもどこか少女めいた脆さを感じさせる夜子。そんな彼女を支える為にどこまでも付き従うサトルの二人を軸としたバディ物として十分に楽しめました。惜しむらくはストーリーの構成が少し安っぽく感じてしまったかなと。特に最初のエピソードの犯人の正体などは、開始数ページで想像がついてしまうようなありきたりなものであ→
り、まるでB級洋画の演出を見ているような印象を覚えましたね。それでも最後の最後で描かれたエピローグに関しては流石に予想外のものであり、この部分でその辺りの印象が少し改善されたので、スッキリとした読了感は良かったです。
打開していくのではなく、大戦前の不穏分子を摘み取っていく過程を丁寧に描いてくれた部分は好印象で、現状で物語に派手さはあまりないものの、本筋の下地を整えるプロローグ的な巻数だと考えれば物足りなさを感じる事もなく、またこの手の作品にありがちなチート系主人公ではなく、あくまで強いけれどそれはどこか泥臭い「騎士」としての強さに限定されている所も好みでしたね。アルティアとヴァルトルーネが両片想いしている、ボーイ・ミーツ・ガール物としての側面も良いアクセントとなっていますし、文章もとても読みやすかったです。 そんな→
今作ですが、強いて言うならば戦争を舞台とする作品の割には描写がやや物足りない所があるのかなとは思いました。特にこういった戦記物では作者の力量がもろに感じられるジャンルでもあるので、その手の作品を読み慣れている人には少しツッコミたい所もあるかもしれません。
キャラの扱いが雑であったり、主要キャラ以外はネームドレスキャラだったりするなんて事もなく、今巻だけでも多くのキャラが登場する事で今後の物語の風呂敷を如何様にも膨らませる事が出来る所は良かったです。ただ、主人公の性格・言動もまた癖が強いものである為、この辺りに関しては若干好みが別れてしまうのかなとも思いましたね。 他にも影から支配するという割に意外と実力の一端を披露してしまう悠人の選択だったり、表紙に描かれるヒロインが本当にヒロインなのかと聞きたくなる程ヒロインしていない所は気になりますが、それでも今後も→
出番がなかった志喜屋先輩の破壊力。前巻で一気にヒロインとしての立場を確立した彼女ですが、今巻でも一番魅力を発揮していたんじゃないでしょうか。個人的に血が繋がってようが土壇場で実は義妹でした的なご都合主義も気にならないタイプなので、志喜屋先輩対抗佳樹√に突入しないかなと思わされる読後感でした。
昔から色んな種類の小説を読んでいましたが、ここ2年程の間にアニメ→ライトノベルの順にハマってしまい今ではライトノベルの沼にどっぷり浸かってしまいました。
現状新刊だけで月に20冊程度購入していますが、月によって読むペースがまちまちなので積読本がどんどん溜まっていく一方です…今は基本的にライトノベルしか読んでいないので登録する本も100%ライトノベルになります。その中では異世界物も現代物も同じくらい読みますが、1対1の純愛作品よりハーレム作品の方が好みだったりします。
自分が読んでいるものと同じ作品や、ライトノベルをよく登録している方をこちらからお気に入り登録することがありますが、別に無理にお気に入り登録を返していただく必要はありません。逆にお気に入り登録してくれた方には基本的にお気に入り登録を返すようにしてますが、過度にタイムラインを圧迫する方・ライトノベルを全く登録していない方・ネタバレのフィルターを付けずにネタバレ感想を載せている方などの登録を外すことがあります。
読んだ作品の感想を載せる時に十段階で評価を付けていますが、作品の完成度等の意味合いではなくあくまで個人的な満足度の指標だと思ってください。ただ、基本的に良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪いというスタンスなので、合わなかった時は容赦なく合わなかったと言います。もし不快にさせてしまったら申し訳ないです。また、昔からの癖でタイムラインに出てくる感想には無差別にいいねを付けていますが、時に自分が低い評価を付けている作品の感想にもいいねを付けてしまいます。特に他意はないのですが不快に感じてしまったら申し訳ないです。
★★★★☆(9)〜★★★★★(10)…最初から最後までとても楽しめる。続刊すれば必ず買うレベル。
★★★☆(7)〜★★★★(8)…基本的に最後まで楽しめるものの少々物足りないところも…続刊すればほぼほぼ買うレベル。
★★☆(5)〜★★★(6)…可もなく不可もなくといったところ。続刊しても買うかどうかは微妙なレベル。
★☆(3)〜★★(4)…全体的に物足りず、続刊しても恐らく買わないレベル。
☆(1)〜★(2)…全くといっていいほど合わず、続刊してもほとんど確実に買わないレベル。
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出番がなかった志喜屋先輩の破壊力。前巻で一気にヒロインとしての立場を確立した彼女ですが、今巻でも一番魅力を発揮していたんじゃないでしょうか。個人的に血が繋がってようが土壇場で実は義妹でした的なご都合主義も気にならないタイプなので、志喜屋先輩対抗佳樹√に突入しないかなと思わされる読後感でした。