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2024年9月の読書メーターまとめ

まっさん
読んだ本
19
読んだページ
6772ページ
感想・レビュー
19
ナイス
906ナイス

2024年9月に読んだ本
19

2024年9月のお気に入り登録
3

  • krihk_nori
  • べん
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2024年9月のお気に入られ登録
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2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まっさん
★★★★ 日本から転生し、冒険者として類まれなる才能を発揮しながらダンジョンを攻略するウォルカは、ある日絶体絶命の窮地に陥ってしまう。そんな瞬間に脳裏に過ぎるのは自身が前世で読んだダークファンタジー漫画の展開。彼らは序盤も序盤で全滅するモブキャラパーティの一員であった。このままでは自身はおろか共に研鑽を積んできた少女たちが尊厳を奪われて死んでいく。バッドエンドにはさせない、そんな強い気持ちで片目と片足を代償に何とか生還を果たしたウォルカ達一行。しかし、彼の気持ちとは裏腹に周りの少女達は彼に激重感情を抱→
まっさん
2024/09/09 19:50

ン達がある程度病んでいる事を察していながらも実際は想像の比じゃないレベルで闇堕ちしてしまっているという始末。三ヒロインはそれぞれ若干異なるベクトルで病んでしまっており、彼女達の中で主人公を奪い合うような展開はなさそうでとりあえず一安心しています。 キャラクターは属性の異なる三ヒロインに加えてもう一キャラがメインで登場しており、それぞれビジュアルや性格、ロールなんかも徹底して差別化されているので誰か一人は刺さるヒロインがいるんじゃないかなと。また、ウォルカを変に鈍感系主人公ではなくある程度彼女達の異変に気→

まっさん
2024/09/09 19:51

付ける感性を持たせているところも好印象でした。 ただ、これはあくまで個人的な好みの話なのですが、ヒロイン達の病み具合が思っていたよりまだ深くはなかった所は少し残念でした。確かにめちゃくちゃ病んではいますし、主人公に対して盲目的な親愛感情を抱いてはいますが少し思っていたものと違う、言語化が難しいのですが「病んデレ」と「ヤンデレ」は微妙に異なる存在だと思っていて今作は前者のタイプ。私の癖としては後者の方がより刺さるタイプなので、そこのギャップみたいなものを感じる瞬間は時折あったかなと思いました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

まっさん

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:27冊 読んだページ数:8406ページ ナイス数:1096ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/906624/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
19

まっさん
★★★★ 中華風RPGゲームの世界に転生した事に気付いた少年・黄天芳。彼は自身の義妹が後宮で王に見初められ傾国の悪女として名を馳せる事、そして自身が天下の大悪人として倒される悪役である事を思い出す。破滅を回避する為、まずは義妹を闇堕ちから救おうと家族の絆を紡ぎ、そして家族を救う為にこれまでしてこなかった武の努力に努める事に。それが彼の秘めた才能を開花させ、数々の美少女たちを味方につける未来へと繋がって… 面白かったです。 なろう小説を嗜みだした序盤も序盤にとある作品を読ませて頂いた作家さんが刊行する新→
まっさん
2024/09/30 04:18

しまったかなと。修行パートの具体的な描写が殆どないので、この辺りの技の脳内描写がちと難しかったです。 キャラクターは現状文句なしですね。やや鈍感のきらいがあるも致命的な程ではない無自覚無双系主人公に、闇堕ちルートを回避するばかりか心を開かせてくれた主人公に想いを寄せる義妹ヒロイン。彼らに優しい家族達にとある事情から男装しているも、これまた人たらしの才能を持つ主人公に絆されて想いを寄せる二番目ヒロインと基本的に善性のキャラクターが多い今作。無鉄砲なきらいがあって鼻につく王子なども登場しますが、きちんと痛い→

まっさん
2024/09/30 04:18

目にあってヘイト管理もばっちり行われます。そんな中でも特に刺さったのが義妹ヒロインである星怜ですね。この手の本来可哀想な未来を迎えるはずだったヒロインが主人公に救われて幸せの道を歩む展開が大好きな身として、このタイプのヒロインは好きにならざるを得ないものがありました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★ ぼっちだった俺に最近美人で清楚な呑み友達が出来た。彼女の名前は大学一可愛いと評判の天王寺朱日さん。名家のお嬢様である彼女は、日頃から完璧を追い求めて知的でクールな様子を見せている。でも俺だけは知っている。彼女はお酒を飲んだら直ぐに化けの皮が剥がれ、天真爛漫で底抜けに明るくちょっと大胆な姿を見せてくれる事を… 良かったです。 ストーリーはよくあるぼっち主人公と高嶺の花であるヒロインが、小さな縁から交流を深め、そしてお互いに好意を抱いていく話でした。所々に伏線が配置されているものの、基本的にこの→
まっさん
2024/09/27 03:01

一冊で綺麗に話が収まっている所が好印象で、出会いパートこそやや単調な印象を覚えましたが、それ以降は二人が仲を深めて距離を縮めていく様子が丁寧に描かれていました。終盤の山場なんかではちょっと無理やり感のある展開も描かれましたが、そこまで違和感を覚えるものではありませんでしたし、合間に登場するとあるキャラクターがしっかりと彼らの恋路の障壁になりつつ、程よい障壁具合且つヘイトキャラにはならない程度の存在感で、あくまで二人の関係の進展を楽しみに読んでいる身としてノイズにならない塩梅さが丁度良かったですね。ただ、→

まっさん
2024/09/27 03:02

彼らの馴れ初めは丁寧に描かれこそすれどどうしてもページ不足感は否めず、王道展開をなぞるような流れが続くので今作ならではの捻った展開等は描かれず、ストーリーに重きを置いて読むタイプの読者には若干物足りなさを覚える人もいるかもしれません。 キャラクターはヒロインの朱日が良かったですね。表では知的でクール、清楚系女子を体現したような彼女ですが、お酒を飲むとひとたび想い人に対してデレデレになってしまう様子。ありがちなキャラクター性とはいえ、やはりこの手のギャップは刺さるものがありました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★‪☆ ユズリハさんに誘われたぼくはなぜかサクラギ公爵本家の部外者厳禁の成人祭に参加する事に。偽りの家系図を創作し、是非にと頼みこまれて参加したその地で変な女の子の幽霊に懐かれ、果ては伝承に伝わる宝具を預かる事に!?そして今後の女性陣の祝いの為にとかつての縁を辿って空想上の絹糸を作る事に。それは彼女たちのドレス素材の為、女性陣たちがそれをほうっておくはずもなく… パッケージや終わり方、あとがきを見るにもしかしたら完結巻ですかね。 ストーリーはいつもの如く、お兄さんが無自覚に伝説級の偉業を成し遂げる→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★★‪☆俺の彼女を奪ったイケメン美少女・水嶋静乃。今日も今日とて俺の心を奪うべくデートに連れ回される日々。水族館にメイドカフェ、果ては映画館とデートスポットを網羅される日々を過ごす中、何故か元カノである江奈ちゃんも意味深な態度をとってきて… いや〜、甘々で良かったですね。 ストーリーは前巻から引き続き颯太と静乃の仮初の恋愛期間が続き、元カノである静乃への未練から颯太を引き剥がそうと静乃が猛アタックをかける話でした。メイドカフェでメイド姿を披露したり、水族館でザ・カップルらしいイベントをこなしたりと→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★★ 異なる種族が争いを続ける葡萄海。かつて魔王の配下として人族と争った頭部に猫耳を持つミーニャ族が支配するガトランド王国において、あらゆる種族が平和に共生する事が出来る未来を夢見る第二王子・トトは、人族から人質として送られた少女・アルテミシアと出会う。彼女と親交を深め、ゆくゆくは自身の理想とする世界を創る。しかし、ミーニャ族と人族の間には未だ根深い差別意識が潜んでいて… いや〜、めちゃめちゃ面白かったけど未だかつてない程にメンタルが削られるすごい作品でした。 ストーリーは、前半は平和を望むトト→
まっさん
2024/09/23 20:18

大きく変わると思いますが、やはり今作はガトランド王国のミーニャ族の視点から紡がれるお話。どうしてもそちらに偏った価値観を持って話を読むので、後半のとあるキャラクターが取る行動には驚きを通り越して怒りすら湧いてくる程の熱量を与えられましたね。いや〜、本当にキツかったです。 前述ではトトを中心にと書きましたが、今作はストーリーを通じてどのキャラクターも満遍なくピックアップされているのであまり主人公という存在が意識しにくい作りとなっています。そんな中で鍵を握るのはやはりルシファーになるのかなと。彼女がかつて倒→

まっさん
2024/09/23 20:18

された魔王その人であり、今後その力を振るう事が出来るなら、ここから逆転の目はあるのかもしれません。ただ、トトが掲げる種族に問わない平和な世界「白き国」への実現に至る道は想像もつきませんし、ここからミーニャ族側がどのような反転攻勢を仕掛けるのか。今から続きがとても気になります。 ただ、今作はメンタルのカロリー消費がとんでもない作品なので、私にはどうしても続けて読むには厳しいです。色々な意味でタイミングを見計らって続きを読んでいこうと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★‪☆ いつもの帰り道。昔起きたとある出来事から友達を作らず、毎日を無為に過ごす沓澤はクラス一の美人ギャルが自転車で横転しそうになっている所を助ける。これを切っ掛けに彼女に気に入られ、後にかつての知り合いだった事が発覚した彼らは、ゆっくりとしかし着実に距離を縮めることになって… ヒロインが可愛くてめちゃくちゃ良かったですね。 ストーリーは正直斬新な設定みたいなものはありませんでしたが、友達はいないながらも高スペックな男の子と見た目はギャル、中身は純情ガールな女の子が、かつての縁も味方して徐々に距→
まっさん
2024/09/23 02:25

公に興味を抱いて恋心を抱くパターンか、見た目とは裏腹に中身は純情ガールで誠実な主人公に惹かれるパターンが多い印象でしたが、今作のヒロインこと星架は後者寄りのヒロインではあるもののそこにメンヘラ要素が追加されており、しかもそのメンヘラ具合が創作物らしくないメンヘラっぽさというか、年頃の女の子が当たり前に持ち合わせる程度のメンヘラっぽさを感じて良かったですね。ただ、恋する乙女らしく小さな事で割とうじうじ悩んでしまう事も多く、この部分が人によってはちょっと面倒臭さみたいなものを感じるかもしれないなと思いました。

さっちゃん
2024/09/23 23:05

中々に熱い感想読んで納得しました。自分は時折出てくる変態行動が、逆にリアルなんじゃないかと思ってみたり・・・ただ、ペットボトルに口つけようとしたのはやべーwww

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★‪☆ めっちゃくちゃ良かった… 王道RPGの主人公・ルークに転生した僕。やり込んだ作品故に数多の美少女に囲まれるハーレム生活が待っている事、そして鬱展開が存在しない約束された英雄の道を歩む事を知るルークは、チュートリアルで本命ヒロインの幼馴染を守りきれずその命を散らしてしまう。ご都合主義が通用しない事に気付いた時には時すでに遅く、彼は後悔のどん底に突き落とされる事に。せめてもの贖罪にと本来のルークを演じストーリーを進める彼は、周囲の人から英雄と目される…しかし彼の心は未だ後悔の念に苛まれていて…→
まっさん
2024/09/21 03:16

サラマンダーの立ち位置は絶妙でした。良き相棒であり恐らくヒロイン候補の一人。しかし、自身が絆を結ぶ契約者の心の闇を解消出来ず、人知れず唯一の理解者になる決意を固める彼女の在り方は本当に好みの一言です。その分、終盤で描かれた精霊絡みのとある一幕はかなりショックなものだったので、なんとかここからその問題も解決される事を祈ります。 全体的にまだプロローグもプロローグ。精霊絡みのイベントばかりかと思いきや最後には敵の存在も明かされます。個人的にこの手の精霊との契約&ヒロイン入りイベントがかなり好きな身なので、な→

まっさん
2024/09/21 03:16

んとかここから挽回出来るルートに入ってくれる事を祈りつつ次巻を待ちたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★★★ 面白いけどえげつなーーーーーい!!!! 小学生からの幼馴染で初恋の相手でもある藤代瑠音。彼女は誰だって自然と目がいくほど美人で突き抜けるような明るさを備え持ち、そしてビッチである。常にセフレがいて男を選び放題、昨日も駅前でイケメンと路上キスをしている所を目撃した。学校の日陰者こと宮澤恆は、そんな瑠音に今告白されている。性に奔放な彼女からの告白。それはかつての恋心を再燃させる、そして彼の青春を濁った底なし沼に引きずり込むもので… うわぁ…これはめちゃくちゃ面白かったけど心へのダメージがとて→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★★ 千年間続く貴族たちの支配が崩れ、貴血因子と呼ばれる超常の能力を盾に絶対王政を築いた王国に革命が起き新たに共和国へと生まれ変わったこの地で、ライナスは今日も詐欺師として他人を演じ、人を騙して金を稼いでいた。ある日、彼は左眼に他人の心を見透かし精神に干渉出来る貴血因子を持つ少女・クロニカと出逢う。彼女によって全財産を奪われたライナスは、海へ向かいたいという彼女の旅に同行する事に。しかし、彼女は王国の生き残りである騎士団から狙われているようで… めっちゃくちゃ面白かったですね。 MF文庫新人賞最→
まっさん
2024/09/17 02:52

の手法もお見事の一言。ひとつだけ懸念点があるとすれば、主人公であるライナスは生粋の詐欺師である点。開幕から無垢な女性を騙していたり、ヒロインであるクロニカと出会ってからもその手腕を遺憾無く発揮していたりとしっかり悪人ムーブをこなす始末。主人公に潔癖性を求める読者にはやや相性の悪いストーリーかもしれないなと感じました。キャラクターは魅力的な人物が多く登場し、脇を固める準主役キャラだけでなく合間に少しだけ登場するネームドキャラもしっかりと活躍させてくれる展開。登場するキャラクターひとりひとりにここまで魅力を→

まっさん
2024/09/17 02:52

感じる作品はあまり記憶になかったなと。 正直新人賞に出張ってくるレベルの作品ではないと感じました。ストーリーもキャラクターも文句なしの今作。続きも楽しみに読んでいきたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★☆ 「ほうかごがかり 二森啓」。ある日、黒板に突然現れた意味不明な文字。誰かのイタズラかと特に気に掛ける事もなく帰路に着いた啓は、その日の夜に大きなチャイムの音と共に周囲を墓と亡霊に囲まれた暗闇の学校に喚ばれる。全国各地に存在する学校の七不思議。ここはそんな怪異の卵が産まれ落ち、そして虎視眈々と啓達選ばれた子供を糧に成長しようとしている世界。彼らはそんな怪異を観察、記録する為に喚ばれて… めちゃくちゃ面白かったけどめちゃくちゃ心がしんどくなるお話でした。 ストーリーはある日突然夜の学校に「ほう→
まっさん
2024/09/15 04:27

ぎた設定にするとクリア不可能の無理ゲーでしかないのでそこはご愛嬌という事で。ただ、ピックアップされるキャラクターの掘り下げをしっかりと行うので、感情移入しながら読む私のような読者はメンタルをクリティカルに傷付けられる恐れがあります。私は中盤のとある一文を読んで思わず手を止め、溜息をついてしまう程でした。またその演出が良い意味で憎いものであり、その一文が差し込まれる事でその後陰鬱な気持ちにさせられたまま話を読み進める事になります。これがじわじわと心を締め付けるような感覚にさせられ、ページを捲る手が止まりま→

まっさん
2024/09/15 04:27

せんでしたね。 今巻はかなり次巻に続く…的な終わり方でしたが、連続刊行を行う事で読者に続きが出るのかヤキモキさせる事もない手法にも好感が持てます。彼らが経験する絶望はまだほんの入り口。この先どんな結末を迎えるのか、楽しみに続きを読んでいこうと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ SSS級。かつて存在した大英雄が遺した最強の称号。幼い頃から英雄に憧れ、来る日も来る日も鍛錬を続けてきた青年・シオンは、英雄に比肩する実力を兼ね備えていた…というのは嘘で実際はC級程度の実力しか有さない平凡な魔術師だった。しかし、彼は他者に自身の実力をSSS級だと誤認させる事に快楽を見いだす異常者であり、学園内外でSSS級のように振る舞う事を日課としていた。その奇行は彼にとっても思いもよらない状況を作り出して… めちゃくちゃ良かったですね。 主人公が自身を強者と見せかけて場をやり過ごすタイプ→
まっさん
2024/09/12 04:11

なく他者に渡してしまうその胆力。そこに加えて本人は至極真面目に強者ムーブをこなしており、ある意味純粋な気持ちを持って夢を追い続ける様子。ここまで主人公に好感を覚える作品は珍しかったなと。 また、終盤のとある強敵との邂逅場面。やはりどうしても直接的なバトル描写は描かれませんが、何故か上手い事噛み合って窮地を脱する流れ。更に奇跡的に場を乗り切れそうになってもブレずに自身の快楽を優先して強者ムーブを続行してしまう彼のブレない姿は、最後まで面白さとほんの少しのカッコ良さを感じられて良かったです。 ただ、やはり実→

まっさん
2024/09/12 04:12

力的には大した事がない主人公なので、今後シリーズ物として展開していく上で広げられる風呂敷の大きさが限られてしまっている所が気がかりではあります。この状況を続けるといつか壁にぶち当たるでしょうし、逆に主人公に力を持たせてしまうと作品の根幹を崩してしまうし、今後作者がこの問題点をどのように乗り切るのか楽しみにしつつ、続きを待ちたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★☆ う〜ん…これは私にはあまり刺さらなかったですね。 異世界から現代に帰ってきた飛鳥は、失われた二年の月日が影響して周囲に上手く馴染めずにいた。彼と同じように異世界へと転生し、勇者と魔女として敵対していた少女・咲耶が隣人として共に学校へ通う中、時折彼女は窓から俺の部屋にやってくる。異世界で唯一の対決に敗北した彼女は今でもちょっかいをかけてきており、それを止める為に再度完膚なきまでに打ち倒す事を決めた飛鳥。そうした交流を育む中で二人は友人関係を築くも、お互いに相手には言えない秘密の事情があって…発売→
まっさん
2024/09/11 03:13

ていたものと異なる展開で残念さを覚えた所でしたね。また、両者の関係性を楽しみにしていたので二人程登場したサブキャラの面々が若干ノイズ気味に感じてしまったり、思っていたよりがっつり描かれる終盤のバトル展開に面食らったりと想定外の部分が多かったかなと。 キャラクターはラブコメ物として見ると主人公ヒロインどちらも強く刺さる要素はなかったものの、終盤で見せる咲耶の偏愛模様に関してはヤンデレの局地を見た気がして良かったです。これ絶対飛鳥への想いを我慢しなくなったらめちゃくちゃ独占欲拗らせてくっそめんどくさくなる→

まっさん
2024/09/11 03:13

タイプのヒロインですよ。めっちゃ好みです。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★★ 神の差配により罪を犯した者は身体の一部が変異・異形化される世界において、生まれながらに身体に異形の痕跡を持つ原罪種として罪人を捕える治安維持組織の一員として日々を過ごすヨシュアは、ある日幼子のカナンと共同生活を始める。彼女は罪を犯しても身体が変異せず、そんな彼女を巡って大きな野望が渦巻く…成長したカナンは王政打倒を掲げる革命軍に所属し、神の真実や世界の真理を知って… これは面白かったですね。 ストーリーは前半と後半で一人称視点で描かれるキャラクターが切り替わり、前半で原罪種として産まれた罪を→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★☆ 「死者と再会させてくれる美少女がいる。」巷で噂されるそんな都市伝説を聞き、そしてある日呆気なくその命を散らしてしまう人々。彼らの前に現れるのは天真爛漫に笑う天使の少女とぶっきらぼうに喋る悪魔の人形。彼らは肉体を失った魂の最期の願いを叶える協力をしてくれるという。想い人や肉親への別れ、終ぞ叶わなかった夢を体験する為、今日も一人の天使と悪魔は現世を移ろう… めっちゃくちゃ良かったです。 ストーリーは死してなお抱く未練を断ち切る為、肉体を失った魂をその身体に憑依させる事で笑顔でサヨナラを告げる手→
まっさん
2024/09/10 15:53

りを見ていて一人目の女の子の想いが一歩後ろに配置されたような感じがして少し複雑な気持ちを抱いてしまいました。 キャラクターはメインとなる二人よりそれぞれのエピソードに登場するキャラクターが印象に残っていて、決して叶わぬ恋を終わらせる前に逝ってしまった少女やお互いを心の拠り所としていたカップルの話、最後の言葉が心にもない事をぶちまけてしまった後悔を抱える少女にいつか叶えたかった夢を最期に叶えられた少女など、どれも強く印象に残る話ばかりでした。特に三番目のエピソードに強く胸を打たれ、思わず涙ぐんでしまう程感→

まっさん
2024/09/10 15:53

動させられましたね。 一冊の本に五人分のエピソードを盛り込むと聞くとそれぞれに対して掘り下げの甘さを心配するかもしれませんが、今作に関してはその心配は不要です。しっかりと感情移入させられ、しっかりと全ての話で感動させられます。続きが出るかは分かりませんが、続刊するなら絶対に追い続けたいシリーズの一つでした。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ 日本から転生し、冒険者として類まれなる才能を発揮しながらダンジョンを攻略するウォルカは、ある日絶体絶命の窮地に陥ってしまう。そんな瞬間に脳裏に過ぎるのは自身が前世で読んだダークファンタジー漫画の展開。彼らは序盤も序盤で全滅するモブキャラパーティの一員であった。このままでは自身はおろか共に研鑽を積んできた少女たちが尊厳を奪われて死んでいく。バッドエンドにはさせない、そんな強い気持ちで片目と片足を代償に何とか生還を果たしたウォルカ達一行。しかし、彼の気持ちとは裏腹に周りの少女達は彼に激重感情を抱→
まっさん
2024/09/09 19:50

ン達がある程度病んでいる事を察していながらも実際は想像の比じゃないレベルで闇堕ちしてしまっているという始末。三ヒロインはそれぞれ若干異なるベクトルで病んでしまっており、彼女達の中で主人公を奪い合うような展開はなさそうでとりあえず一安心しています。 キャラクターは属性の異なる三ヒロインに加えてもう一キャラがメインで登場しており、それぞれビジュアルや性格、ロールなんかも徹底して差別化されているので誰か一人は刺さるヒロインがいるんじゃないかなと。また、ウォルカを変に鈍感系主人公ではなくある程度彼女達の異変に気→

まっさん
2024/09/09 19:51

付ける感性を持たせているところも好印象でした。 ただ、これはあくまで個人的な好みの話なのですが、ヒロイン達の病み具合が思っていたよりまだ深くはなかった所は少し残念でした。確かにめちゃくちゃ病んではいますし、主人公に対して盲目的な親愛感情を抱いてはいますが少し思っていたものと違う、言語化が難しいのですが「病んデレ」と「ヤンデレ」は微妙に異なる存在だと思っていて今作は前者のタイプ。私の癖としては後者の方がより刺さるタイプなので、そこのギャップみたいなものを感じる瞬間は時折あったかなと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ 堅物で嫌われ者な生徒会長・慧吾と、スター俳優の両親を持ち、自身も類まれなる容姿と品行方正な立ち振る舞いから人気者である生徒会役員・千春。今日も両片想いな二人は距離を縮められずに悶々とした日々を過ごす。ある日、縁結びの神社で一対のお守りを買う事になった二人は、その日の夜に夢の中で出会う事に。二人は夢の中ではと自らの思いの丈を告げ、相手が想い人その人である事を知る。晴れて両想いの完成かと思いきや、何故か夢の中の記憶を覚えているのは慧吾だけのようで… 面白かったです。 ストーリーは堅物な生徒会長→
まっさん
2024/09/06 21:19

起きた出来事を思い出すという設定からツンの裏側に秘めるデレを思い出して羞恥するという、恥ずかしいは可愛いをマイルドに摂取出来る良作でした。 ストーリーは二人を夢の中で出会わせるお守りが終盤で空気気味になっておりちょっと勿体ないなと思っていた所、最後にきっちり伏線として回収していく手法は綺麗な着地を見る事が出来て良かったなと。また、「夢の中での邂逅」を出オチに使うのではなく最後までストーリーに絡めてきた所が好印象でした。 終盤で若干シリアス雰囲気を発揮する場面こそありますが、全体的に優しい雰囲気に包まれた→

まっさん
2024/09/06 21:19

今作。素直になれない関係性を持つラブコメが読みたい人は是非一読してほしいですね。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★★ 「アンロウ」と呼ばれる心を異能に変える能力者が跋扈する街・バルディウム。今日もまたアンロウによる凶悪な事件が発生し。現場に向かうのは一人の青年と彼を重い愛で縛り付ける4人の少女たち。それぞれが求めるものを満たしてくれる青年は、少女達にとってなくてはならない存在。これはそんな彼の口から語られるアンロウによる事件を綴ったお話。そして風変わりな少年が行き場を失った少女たちを愛し、愛されるお話… 面白かったです。 異種族ヒロインかなと思って手に取りましたが、実際は人間がアンロウという異能使いに変質→
まっさん
2024/09/05 01:17

で謎解き要素なんかは含まれません。どちらかというとタイプの異なる4人のヒロインとのイチャつきをそれぞれ楽しむ方向性が強く、冒頭で主人公が尋問されている場面に繋がる真相を明かされてもそこまで強い納得感を感じる事はありませんでした。 キャラクターは4ヒロインとも凄く魅力的な子ばかりで、ビジュアルも性格も丸っきり異なる4人の少女たちがそれぞれのやり方で一人の青年に恋慕する様はラブコメ厨の私にとってご褒美でしかありません。惜しむらくは前述の通り一人にそれ程ページ数が割かれていない為にラブコメ要素が満載かと言われ→

まっさん
2024/09/05 01:17

るとそうではないのですが、ただ全員が全員とてつもなく愛が重いヒロインなのでその点では大満足だったなと。 かなりプロローグ色が強い作品で主人公ヒロイン共にまだあまり掘り下げがされていない今作。今後はひとりひとりにフォーカスを当てた話を期待しつつ、続きを楽しみに待ちたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
まっさん
ネタバレ★★★★☆ 他者の影が纏うノイズに悩まされ、唯一の心の拠り所であった母の死を前に命を絶つ事を決めた一輝は、未来が視えると宣う元国民的女優・未幸に自殺を止められる。彼の悩みを解決すると宣言する彼女と奇妙な同居生活を送る事になった一輝は、過去の傷を癒し、未来へ向けての希望を思い起こさせる程心地よいものであった。ただ、一輝は知らなかった。何故未幸が彼の未来へと執着するのか… めちゃくちゃ良かったです。 電撃小説大賞銀賞受賞作。正直大賞作品という肩書きと帯に有名ボカロPの宣伝文句が書かれている以外にはそこまで→
が「ナイス!」と言っています。
まっさん
★★★☆ 前世でプレイした乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気づいたリリアナ。高熱の後に声を出せなくなった彼女は、権力争いの激しい公爵家の娘であり王太子の婚約者候補という複雑な立場から尽く命を狙われる事に。しかし、彼女には前世の知識がある。この世界では不可能と目される無詠唱魔法を扱い、魔物襲撃や人身売買組織の壊滅に尽力する。それらはひとえにやがて訪れる自身の破滅を回避する為のもので… うーん…新作にしては珍しい450ページ超えの大作。骨太な世界観や設定、キャラクターの相関図を有しながらもパッケージ→
まっさん
2024/09/01 20:18

の印象とは異なりかなりお堅い印象を受けました。魔物との戦いなんかも描かれますが、メインはどちらかというと彼女を狙う敵対勢力や不穏な影をチラつかせる謎の組織との水面下での闘争。ただ、現状それらの正体は判別していない為、どうしても下っ端との戦いなど激しい戦いは描かれず。また、権力争いを深く掘り下げるので政治的な駆け引きパートも描かれ、それらを多いページ数でみっちりと描く為にどうしても地味な印象は拭いきれなかったなと。 個人的にはこの手の駆け引きを軸にした闘争なんかは好みなのでそこまで問題なかったですが、王太→

まっさん
2024/09/01 20:18

子の婚約者候補辞退を目論む割に結構自身のを明かすリリアナの行動には疑問を感じました。結局彼女は何を為したいのか、そのビジョンがあまり明確に見えない部分は気になりました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/08/29(2366日経過)
記録初日
2017/09/07(2722日経過)
読んだ本
1613冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
504963ページ(1日平均185ページ)
感想・レビュー
1613件(投稿率100.0%)
本棚
454棚
性別
外部サイト
自己紹介

昔から色んな種類の小説を読んでいましたが、ここ2年程の間にアニメ→ライトノベルの順にハマってしまい今ではライトノベルの沼にどっぷり浸かってしまいました。

現状新刊だけで月に20冊程度購入していますが、月によって読むペースがまちまちなので積読本がどんどん溜まっていく一方です…今は基本的にライトノベルしか読んでいないので登録する本も100%ライトノベルになります。その中では異世界物も現代物も同じくらい読みますが、1対1の純愛作品よりハーレム作品の方が好みだったりします。

自分が読んでいるものと同じ作品や、ライトノベルをよく登録している方をこちらからお気に入り登録することがありますが、別に無理にお気に入り登録を返していただく必要はありません。逆にお気に入り登録してくれた方には基本的にお気に入り登録を返すようにしてますが、過度にタイムラインを圧迫する方・ライトノベルを全く登録していない方・ネタバレのフィルターを付けずにネタバレ感想を載せている方などの登録を外すことがあります。

読んだ作品の感想を載せる時に十段階で評価を付けていますが、作品の完成度等の意味合いではなくあくまで個人的な満足度の指標だと思ってください。ただ、基本的に良いと思ったものは良い、悪いと思ったものは悪いというスタンスなので、合わなかった時は容赦なく合わなかったと言います。もし不快にさせてしまったら申し訳ないです。また、昔からの癖でタイムラインに出てくる感想には無差別にいいねを付けていますが、時に自分が低い評価を付けている作品の感想にもいいねを付けてしまいます。特に他意はないのですが不快に感じてしまったら申し訳ないです。

★★★★☆(9)〜★★★★★(10)…最初から最後までとても楽しめる。続刊すれば必ず買うレベル。
★★★☆(7)〜★★★★(8)…基本的に最後まで楽しめるものの少々物足りないところも…続刊すればほぼほぼ買うレベル。
★★☆(5)〜★★★(6)…可もなく不可もなくといったところ。続刊しても買うかどうかは微妙なレベル。
★☆(3)〜★★(4)…全体的に物足りず、続刊しても恐らく買わないレベル。
☆(1)〜★(2)…全くといっていいほど合わず、続刊してもほとんど確実に買わないレベル。

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