読んでて、気持ちが優しく、ほっこりしてくる。登場人物が繋がってるのも、短いお話も、読みやすい。

久しぶりの寺地さん。寺地さんの登場人物は、どこかちょっと面倒くさいけどまっすぐな考え方をするなぁ。

町田さんの、死にまつわる物語は自分の気持ちが持ってかれる。ぎょらん程強烈に揺さぶられる事はなかったけど…、今回もまた、親しい人との別れ方に色々と想いを馳せてしまう。椅子をあけておく、この考え方に、なるほど～となる。 ライトに読めそうな装丁なのに、とてもライトには読めない内容。

読んでて、気持ちが優しく、ほっこりしてくる。登場人物が繋がってるのも、短いお話も、読みやすい。

今の社会問題をうまく反映されてる。鈴奈が仕事しかない夫に諦めていく感じがリアルで、何だか私まで居心地が悪くなる（笑） 誰が読んでも、心に引っかかるものがありそう。取りあえず、パートナーにもこの本をおすすめしておく。 読み応えあった!

祖父母の心中の真相が気になって、スイスイ読めた。母親があまり話したがらない理由に納得。 写真の芸術性は、さっぱり分からないけど、物語を楽しめた。

ミキさんとのカウンセリング場面を読み、カウンセラーって、めちゃくちゃ大変やん…と心底思うと同時に、関係を断ち切らずに、クライアントと向き合い続ける行動に感服。今の私には、シェアとナイショ、スッキリとモヤモヤが、生きていく上でのヒントになりそう。こういう本は、堅苦しい文章で敬遠してしまうんだけど、読みやすい文章で、心に留めて置きたい話が満載。 図書館本だけど、これは、手元に置いておきたい本。