三十数年前のメルボルンからずっと繋がって、あの人がこの人で、一番ビックリがリリアルのオーナー。ジャックの「エスキース」を見たい。

静かな小説。

三十数年前のメルボルンからずっと繋がって、あの人がこの人で、一番ビックリがリリアルのオーナー。ジャックの「エスキース」を見たい。

「デフ・ヴォイス」のシリーズや映画やテレビドラマで知った、ろう者やコーダの世界。初読みの作家だったけど出会えてよかった。

改題前のタイトルの方が良いのになあ。

お金や家政婦さんを与えたとしても、小中学生と3歳の子どもだけで生活させるなんてありなのか。血の繋がりのない3人がお互いを大切にしている様子や美味しそうなお惣菜がいい。

おそらく、この星で生きていくために必要なのは「月とコーヒー」ではなく「太陽とパン」の方なのでしょうが、この世から月とコーヒーがなくなってしまったら、なんと味気なくつまらないことでしょう。「アーノルドのいない夜」がお気に入り。

よかった。電気工事会社社長の話が1番好き。私を楽しませるのは私。

いい人たちばかり

いろんなおばあちゃんが出てくる。（すでにいなくなっているおばあちゃんも）。人生最後の断捨離をするときに、若い人が欲しいと言ってくれるものがあったら嬉しいだろうなあ。

句読点の使い方が独特すぎて最初とまどう。改行もなく別人の視点になり時も場所も変わる。奥付けで詩を書く人だと知ってからはそのリズムを楽しめた。「有形無形が身に迫る、地は雨に、目は涙に洗われ明るむ。雨は降って道に落ち、地に染み込めばもう、その水は雨とは呼ばれない。」

クソみたいな夫たちに何かバチが当たらないかと思う。

何にもわかっていない、と言われ家族にイライラされているおじさん。自分のことってそんなにわからないよ。出てくる喫茶店はみんなモデルがあるんだろうね。あんバタートーストが好き。

「グラスの底に残っている酒に…用心深くそっとなめた。」？「あれは、ただの部族民…」？85年前の作品が「こんな作品が書きたい」という目標であり続けるのはすごいことだ。