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2024年10月の読書メーターまとめ

モモ
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11
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感想・レビュー
11
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554ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モモ
ネタバレなんとなく複雑な読後感。浮気をして家族の悪者になった父親。家に盗まれたご神体があり、また父親が盗んだと家族は大騒ぎになり…。謎ときと、真実が分かってからの流れが何とも言えない。結局、母からの虐待で育った母親の「家族は絶対に守らなくてはならないもの」といった心情から解放してあげるためなのか。ご神体騒動はいらなかった気もするが、事故で怪我をしなくて良かったというべきか。やはり複雑な読後感。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

モモ

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2024年10月の感想・レビュー一覧
11

モモ
ネタバレ卒業式に突如始まったデスゲーム。クラスでいじめがあるのに、見て見ぬふりをしていた報復なのか。二人一組になっていき、余った人が死んでいく…。極限状態で明らかになっていく人間関係。親友だと思っていても、相手はそう思っていなかったり様々だ。だが、たまに本当に相手を思いやっている友だち同士もいて、死んでいく姿に理不尽さが増す。ただのイヤミスではなく、自分が相手をどう思っているか冷静に考えていく様子がけっこういい。たまに救いようもない子もいるが、死に様はその子の行いによったもの。最後の章はちょっといらない気がした。
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モモ
ネタバレしっかり怖い一冊。外国の怖い話もあって良かった。ブラジルの少年が描いた同時多発テロを思わせる絵。そして自分の死を描いたような絵が何とも言えない。鏡に自分の姿が映らないパリのアパルトマン。だから皆、鏡を外していたのか?美容室にある首だけのマネキンの表情が変わる。かつてその場所に刑場があり、首切り場だったことが分かったオチが怖い。ドイツの中世犯罪博物館で見た処刑された人たちの残像が怖い。その後に剣で誰かを殺したくなる感情もまた怖い。怪談にしては珍しくオチが分かって良かった。丸山雅也さんの本をまた読んでみたい。
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モモ
ネタバレ2018年1月11日、新潟県内で大雪のため立往生した電車内での恋の話。実際に起きた立往生。座ることもできずに大勢の人たちが列車で一晩を過ごすことになった。そんななか、まっすぐな気持ちの千春は、ずっと思い続けている静時に隣の車両からメッセージを送り続ける。しかし、静時は親友であり、恩人の博人が千春を好きなことを知っているので、拒み続ける…。静時も千春を好きそうなのでよいが、好きではなかったらストーカー案件かなと感じる。ずっと文句を言っていたサラリーマン山下のその後が少し気になった。清い恋のお話でした。
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モモ
「超」怖い話。なぜだか、全く内容が頭に入ってこない。私にとって、読んではいけない本なのだろうか?
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ネタバレ松本清張『鬼畜』愛人との3人の子どもを引き取るも、自分に似ていないことで出自を疑い、3人の子どもを遺棄する。鬼畜というタイトルがふさわしい。宮部みゆき『不文律』インタビューだけで明らかになっていく真相が怖い。小池真理子『花ざかりの家』「この家に嫁いだ女は、みな、頭が変になりよる」うすうす感じる、この家の違和感。理由が分かると怖気だつ。新津きよみ『おばあちゃんの家』最後が勧善懲悪。矢樹純『裂けた繭』引きこもりの誠司。父は家を出て、母は誠司の言葉をちゃんと聞かない。それ故起こる悲劇。読み応えのある一冊でした。
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モモ
ネタバレ土曜日夕方5時からはじまる悩める14歳のためのラジオ。悩み相談を受けるのは俳優の皆吉黛生とミュージシャンの八十色類。二人はどんな相談にも軽く答えず、真剣に向き合い、悩みを解決するべく話を続ける。友だちがうらやましい子。妹へ複雑な気持ちを抱える子。自分のことしか考えない大人に腹を立てる子。まだまだこれからの子たちだ。今は悩むが、大人になれば、きっと大人になって良かったと思える日がくる!と伝えてくれるのがいい。また色々な車が紹介されている。フィアットのムルティプラが個性的でかっこいい。中高生におすすめの一冊。
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モモ
ネタバレ興味深い一冊。スウェーデンのストリンドベリの予言。1918年に発表された作品に『ヒロシマ』という地名が出てくる。当時は知られていなかったはずの日本の地名が不吉な地名として出てくるのが、何とも言えない。神経科医の話で「レビー小体型認知症」に罹ると子どもの幻覚を見ることが多いという話が驚き。例えば、顔のない女が二人、家の中をうろついているのが見えたりするらしいが、実際に自分が体験したら、病気ではなく怪奇現象だと思うに違いない。東中野商店街の白装束の二人は霊ではなく、生きている人だったりして。また続編希望です。
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モモ
岩井さんらしい、ひんやりと怖い怪談話。でも、なんだか死者よりも生きている人の方が怖い。また再読しても楽しめそうな一冊でした。
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モモ
ネタバレ良かった。5歳の真人が少し目を離したすきに樹海の神森で行方不明になる。1週間後に見つかるも、どうやって生き延びたのか?真人が樹海の中で出会う様々な訳ありの人たち。人を殺してしまい、樹海に埋めたい美那。炎上を恐れるユーチューバー拓馬。ヤクザに追われる谷島。樹海で死のうとしていた中学教師の畠山。発達障がいがある真人と出会うべくして出会い、真人に力を与えていく。最後のもう一人は意外な相手。谷島の最後が悲しい。ネットで人を中傷する浅ましい人を成敗していくのもいい。読み終えるのが惜しく感じるほど、ひきこまれた一冊。
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モモ
ネタバレなんとなく複雑な読後感。浮気をして家族の悪者になった父親。家に盗まれたご神体があり、また父親が盗んだと家族は大騒ぎになり…。謎ときと、真実が分かってからの流れが何とも言えない。結局、母からの虐待で育った母親の「家族は絶対に守らなくてはならないもの」といった心情から解放してあげるためなのか。ご神体騒動はいらなかった気もするが、事故で怪我をしなくて良かったというべきか。やはり複雑な読後感。
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モモ
テレビ局が舞台。不倫で大阪から東京へ異動となったアナウンサーの邑子。また大阪に戻ったが、不倫相手は病気で亡くなり、その幽霊が資料室に出るという…。全く忖度しない新人の雪乃と一緒に成仏するように働きかけ、また一歩踏み出す様子がいい。ADの晴一は初めてディレクターの仕事をする。芸人の阪神大震災がらみの話が泣けた。誰しもが色々な悩みをかかえつつ、仕事に邁進していく様子が良かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/06(2244日経過)
記録初日
2018/04/14(2419日経過)
読んだ本
1341冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
340930ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
1307件(投稿率97.5%)
本棚
25棚
性別
自己紹介

こんにちは。仕事の関係で児童書も読んでます。本の感想は自分の言葉で思うまま書くようにしています。もっと上手く書けるようになりたい今日この頃です。
2023年2月まで百年文庫読了強化期間中です←読み終わりました(*^-^*)

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