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2024年9月の読書メーターまとめ

芳樹
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感想・レビュー
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ナイス
1383ナイス

2024年9月に読んだ本
21

2024年9月のお気に入り登録
1

  • 六畳のえる

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • 緑色のしゃりん

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

芳樹
「わたしとあなたが恋をしないと、世界は終わる」そんな惹句に惹かれて手に取り大正解。超潔癖男子・鉱と残念天才美少女・翠のボーイ・ミーツ・ガール物語。二人の性格のギャップと翠のオンオフのギャップがとても楽しい。タイムパラドックスものとありますが、過去を変えて未来を守るようなものではなく、確定した未来を守るために現在において「正しい道を選んでいく」という展開で、総じて優しい物語でした。守るべき「世界」が何かが明らかになった瞬間はとても心が温かくなりました。読了感も爽やかで、実に素敵な青春SF恋物語だと思います。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

芳樹

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:38冊 読んだページ数:12423ページ ナイス数:2119ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/922609/summary/monthly/2024/8 ナイスやコメントを下さった皆さま、どうもありがとうございました。夏期休暇を挟んだので結構読めた8月でした。そのうち半分くらいは『ソードアート・オンライン』シリーズの再読でしたが…。今月もどうぞよろしくお願い致します。

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2024年9月の感想・レビュー一覧
21

芳樹
大学生の志野伊織(童貞)が標題通りの願いを父親に告げたら、才色兼備の同級生・天道つかさ(男性経験百人弱)が婚約者になったという破天荒なラブコメがついに完結。つかさの変えられない過去を、現在の人間関係改善と将来のあり方へ向けて総括したという感じの今回ですね。それによって彼女が抱える問題が全て解決する訳ではなく、これからの二人が周囲にどういう姿を見せていくかにかかっているのだ、というところにフィクションながらリアリティを感じますね。伊織とつかさ二人の未来が幸せに満ちていますように。次回作も楽しみにしています。
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芳樹
突然、面識のない相手から「私は鏑木美春。キミの未来のお嫁さんさ!」と言われ、「私はね、人生二周目なんだ」と告白され、さらに部活への入部届という体で婚姻届にサインを迫られる。これはかなりホラーな出来事で、迫ってくる彼女の正気を疑うのが普通ではないでしょうか。でもこの主人公・日宮友樹は、美春の異常さを認識しながらも、彼女の言動を真摯に受け止める。そんな器の大きいところが、美春が惹かれる彼の魅力なのだろうなと思います。作品全体の序章といった今回なので、今後物語がどう展開されていくのか。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレウェブ版の人気投票「クソガキ総選挙」四連勝という圧倒的人気を誇る眞昼についに焦点が当たります。朝華の勇への想いを聞いたり夜這いするのを目撃したり、さらに実業団からスカウト話もあって、「勇とずっと一緒にいたい」という眞昼が葛藤の末に一つの決断をする今回で、ボーイッシュのサバサバ系に見えた眞昼の”純情乙女”な本質が浮き彫りにされましたね。しかもその方向性が斜め上というのが実におもしろい。朝→昼ときたら次は夜。ヒロインレースに未参加の未夜がどう動くかが、この複雑な関係を変えていくことでしょう。続きが楽しみです。
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芳樹
ネタバレ【BW】これまでのお話は全てパレッティア王国が舞台で、アニスやユフィ、そして彼女たちを取り巻く人物たちに焦点を当てた成長物語であったり、「魔法革命」をはじめとする内政に関するエピソードがメインであり、総じて「閉じた世界」の物語と感じていました。今回、隣国・アーイレン帝国からアニスらに対してコンタクトがあったことで、アニスとユフィらの世界が広がったなと思いました。今後、アニスの目指すことが王国以外の国に受け入れてもらえるのか。彼女たちの魔法革命の行く末が大いに気になります。続編も楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ宮沢賢治の作品を愛する高校生男子の遠谷幸文のクラスに、東京からギャルの渋沢美鐘が転校してくることから始まる、岩手県の高校を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール物語です。幸文が美鐘に『銀河鉄道の夜』の本を貸すことによって始まる二人の交流を切っ掛けに、「ほんとうのさいわい」とは何かを二人で考えながら、美鐘が抱える問題に幸文が向き合っていく展開がとても素敵だと思いました。二人のこれからが気になる期待の新シリーズです。実に良き青春作品でした。
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芳樹
ネタバレ【BW】昇級したゴブリンスレイヤーが、今度は道中でで会った謎めく森人の女剣士とともにゴブリン退治へ向かう今回。前回に引き続き今回も一党を組むことになって、これまでソロだったゴブリンスレイヤーが、新たな気づきを得て、効果的にゴブリンを退治するために創意工夫していく。一方で今回は苦い結末もあって、今回語られた全てが本編で描かれる彼の頼もしさに繋がると思うと感慨深い。今後の展開が楽しみです。
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芳樹
【BW】昇級試験に臨むゴブリンスレイヤーが、都のギルドからきた査察官である男装の麗人と一党を組んでゴブリンの巣穴に潜る今回。これまでずっとソロだった彼がベテラン査察官と共に挑むことで、これまでにない考え方に触れてまた一歩成長する。そんな今の彼に繋がる姿が見られて何よりです。一方、彼とは異なる視点として、外伝レギュラーのノーヴィス・ファイターら一党が挑むクエストでは、この四方世界に関連する展開が進んでこちらもワクワクしますね。続きが楽しみです。
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芳樹
標題からすると何となく入間節で語られる「ファニーなラブコメ」なのだろうな、という印象を受けたのですが、全くそんなことはなく、とても詩的な(入間節ではあるが)美しい文章で綴られる恋愛小説でした。夫がいる女教師と教え子の女子高生に惹かれていくという点で背徳感はありますが、"不純"ではなく純愛物語と思いました。入間百合作品の中でも本作はかなりセクシャルな表現がありますが、全く直接的文言を使うことなく、これだけ官能的な物語を紡ぐことができる入間氏の表現技法の巧みさには唸るしかありません。続編を心待ちにしています。
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芳樹
ネタバレ「ままごとだから」は免罪符になるのか?関係する皆が心にモヤモヤを抱えていたら、そのうち破綻するのは必然といえるのではないか。特に前半は心の内が語られるようになった黄純と、遠縁の演劇部の先輩・奈白に翻弄されながら、深紅への複雑な思いを募らせる蒼一朗と一緒になって感情を揺り動かされた感じがしました。そし深紅の心情が明らかになる後半では、彼女の抱える色々と矛楯した気持ちに戦慄さえ覚えてしまいます。すれ違っている蒼一朗と深紅の気持ちは一つになることが出来るのか。続きを楽しみにしています。
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芳樹
ネタバレ前回、達也暗殺しようとするロシアンマフィアを撃退したと思ったら、今度は対抗心を燃やすイタリアンマフィアがやって来た。直接的暗殺は難しいと悟った彼らは、七草子女を利用としようとするが…という今回。何というか亜夜子と文弥たちが強すぎて、誰が来ても最早危機的状況になることはないというのが今後のストーリー展開のネックでしょうか…。そんな絶対的安心感のもとに、キャラものとして楽しむのが良いのかな。ナッツチームにクセのありそうな新メンバーもやってきたことだし、彼らが今後どんな人間関係を構築していくのかが楽しみです。
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芳樹
【BW】恋人になる前となった後の希墨とヨルカの物語。文庫未収録作品と書き下ろしをまとめた短編集でした。希墨がヨルカに一目惚れしてから、第一巻の冒頭に至るまでの様子が綴られる「エピソード0」では、希墨の「善性」に触れていくことで頑なだったヨルカの心情が変わっていき、「俺なんて」という希墨もヨルカ戸の交流を通じて成長していく姿に、大いに感激させられました。出会ってからずっと一途に想い合う二人たちが、いつまでも幸せでいますように。
芳樹
2024/09/16 18:16

【追記・備忘録】Bookwalkerにて読了。リンク:https://bookwalker.jp/ded0f908a4-07e2-4113-a4b7-76a671c6b016/

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芳樹
【BW】完結したシリーズの番外編第5巻。今回は克樹と麻友の新婚夫婦が、標題のようなプレイに興じるエピソードを含めた、7編の作品からなる短編集でした。麻友がどんどん積極的になっていって、あれやこれやのプレイに巻に挑戦する彼女は実に勤勉と言えるでしょう。相変わらず仲の良い二人の未来が幸せで満ちあふれんことを祈るばかり。
芳樹
2024/09/13 14:46

【追記・備忘録】Bookwalkerにて読了。リンク: https://bookwalker.jp/de381cc415-20f2-4b9d-87c8-ee9edc8ade45/

芳樹
2024/09/13 14:47

【追記】もはや(現時点で)自分以外に登録者はいない作品だけれど、いつまで続けられるのか。ちょっと心配になってしまうな…。

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芳樹
『枕投げ部』という一風変わった部活に青春を賭ける高校生たちの物語で、これまたライトノベルでしか読むことができない痛快な作品でした。枕投げを高校対抗の競技にして、コメディタッチのスポ根ラブコメに昇華させる六畳先生の手腕はお見事というしかありません。対抗戦で飛び出す敵味方の必殺技に中二病チックな技名があるのも、作品を盛り上げる重要なガジェットの一つであり、そのネーミングセンスが光っていたなと思います。ここで終わっても綺麗に纏まった感じがしますが、競技と恋のこの先の展開を見てみたい。続きがあれば嬉しい限りです。
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芳樹
「わたしとあなたが恋をしないと、世界は終わる」そんな惹句に惹かれて手に取り大正解。超潔癖男子・鉱と残念天才美少女・翠のボーイ・ミーツ・ガール物語。二人の性格のギャップと翠のオンオフのギャップがとても楽しい。タイムパラドックスものとありますが、過去を変えて未来を守るようなものではなく、確定した未来を守るために現在において「正しい道を選んでいく」という展開で、総じて優しい物語でした。守るべき「世界」が何かが明らかになった瞬間はとても心が温かくなりました。読了感も爽やかで、実に素敵な青春SF恋物語だと思います。
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芳樹
ネタバレリョーコこと守凪了子の視点で語られるゼーガペインSTAのスピンオフ作品とのことですが、これはSTAの設定を盛り込んだ、独自の物語ではないかと思いました。オルタモーダのツクルナやハルの役割もSTAと異なるし、本編とはちょっとずれた別宇宙のお話かと思わざるを得ません。でも過程はともあれ、今回の主題のように語られる「早く生まれておいで。世界は光でいっぱいだよ!」に結びつく展開に感無量です。あと、途中で挟まれるチホ先輩とアマネ先輩の突然の百合妊娠展開には驚愕させられました。本作の進行に必要不可欠ではありますが…。
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芳樹
『〜夜に、目に見えない恋をした。』2冊でも思いましたが、作者の志馬さんは新人とは思えないくらい文章が巧みですね。しんみりとした場面でも疾走感があるというか、引き込まれる文章をお書きになる。今作でも、あらすじに「出生時の取り違え」「相手が推し」「推しはすでに他界」というネガティブなキーワードが溢れますが、作品全体を通じて「お涙頂戴」になることなく、主人公のアサの明るさを前面に出すことで、温かい家族の物語へと昇華させている表現の巧緻さは見事と言うしかない。とても素敵な作品でした。次回作も楽しみにしています。
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芳樹
【BW】続編は出ないのだろうと思っていたけど、電子専売で完結させてくれてとても嬉しい。前回ラストに誠也と結衣がキスしているところを、誠也の恋人である亜梨沙が目にするという衝撃的シーンのその後から始まる今回で、誠也と結衣の「仕事」をついに知るけれど、彼らを否定せず正面から向きあい、理解して関係を深めようと勤める亜梨沙の姿勢が心に響きました。総じて、心に欠損を抱えた少年少女が心の交流を通じて少しずつ成長していく青春物語で、苦い場面もたくさんありましたが清々しい結末に辿り着けて何よりだと思いました。これは傑作。
芳樹
2024/09/06 21:15

【追記・備忘録】Bookwalkerで読了。リンク先はこちら→https://bookwalker.jp/ded71fafb7-4988-410f-9419-6ac536e0083c/

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芳樹
ネタバレ先週封切りになった映画のノベライズ版。映画にとても感激したので、こちらも手に取りましたが、大正解。トツ子、きみ、ルイがあの瞬間どう考えていたのか、触れられなかった彼らの心情と、残っていた設定上の謎がはっきりして、映画の解像度がぐっと上がりました。もちろん小説としての完成度も高く、むしろこの小説が映画の原作では?とさえ感じてしまいますね。最後に映画では語られなかった三人のその後にも言及されていて、離れていてもちゃんと繋がっていることに心を打たれました。青春物語の新たな名作と思います。
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芳樹
ネタバレ初恋の人・花房渚に告白して振られてしまった主人公の雨宮結叶の前に現れた、渚に瓜二つの彼女の妹・海望が「私がお姉ちゃんへの想いを、忘れさせてあげます」と、告げることから始まる三角関係の恋物語。同著者の百合作品「うばわれ」とは打って変わったヒリヒリとした雰囲気に、感情が大いに揺さぶられました。今回は海望に焦点を当てて三人の関係をスタートさせる導入部という感じなので、次回は渚が結叶を振った真意を含め、渚を深く掘り下げて物語の奥行きを広げてもらえたら嬉しく思います。続編が気になる期待の新シリーズです。
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芳樹
ネタバレ『一番』の存在と『特別』な存在。わかばにとって小牧はどちらなのか。中学からの友人たちの後押しが二人の意識を動かす今回、物語が『転』を迎えたと感じました。わかばは小牧への本当の気持ちを自覚し、小牧は被っていた仮面を外してわかばへの激情を露わにする。二人が互いに正面から向き合うことができたのは、『一番』と『特別』のそれぞれの意味を、自分の気持ちを抑えてまで示した茉凜の貢献が大きかったですね。二人の関係が大きく変わりそうな結末に、続編への期待がいやが上にも高まるのです。第4巻刊行を首を長くしてお待ちしています。
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芳樹
SAO時代や新生ALOにおいて、本編の陰で起こっていた出来事に焦点を当てた、アニメのBlu-ray&DVD特典4編からなる短編集。どのエピソードも、リアス世界だけでなくヴァーチャル世界においても、人と人とのつながりがいかに大切であるかが示されていて、どのお話もグッときましたね。特に最後の絶剣・ユウキたちがギルド《スリーピング・ナイツ》を結成するきっかけになったエピソードは、元気なユウキにまた会えただけでなく、彼女の姉・ランの人となりを知ることが出来て大変嬉しく思います。とても素敵な短編集でした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/11(2263日経過)
記録初日
2018/06/25(2371日経過)
読んだ本
2394冊(1日平均1.01冊)
読んだページ
733355ページ(1日平均309ページ)
感想・レビュー
2325件(投稿率97.1%)
本棚
24棚
職業
専門職
自己紹介

関東在住の道産子です。

読書といえば本をパラパラめくる昔からのスタイルが好きですが、電子書籍も読んでいます。学術書から純文学、大衆文学、ライトノベル、ポルノまで気になった本は何でも読みますが、ここ数年はライトノベルのラブコメが中心になっています。

このサイトには読了した小説を登録しています。レヴューでは備忘録を兼ねたあらすじを書くとともに、作品の楽しいところ、良いところ、気になったところを挙げていく方針です。どんなに酷評されている作品でも楽しめるので、我ながらお得な性質と思っています。

コメント冒頭に、
・何も記載が無ければ紙の書籍
・【BW】ならBookwalker
・【K】ならKindle
・【読放】ならBookwalkerの読み放題
・【電子】ならBookwalkerまたはKindle
で読了したことを備忘録として記しています。

読了した『マンガ』の登録・感想はこちら(https://bookmeter.com/users/1180200)。

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