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ずんさんの感想・レビュー

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ずん
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短編6編。各々の話の関係性はなく、テーマとしてはカップルがキーになっている感じ。情事にふけっているカップルなのだが、その関係性は平和なように見えていても何らかのきっかけにより趣を変え、見えていなかった別の面があらわになる。その面が見えてきたときにどんな結末が起こるのか。
0255文字
ずん
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シリーズ4作目。武本と潮崎警視との関係性も色々変わってきている中、また二人が相まみえることで事件は発生していく。今回の事件は死体が燃やされているのだが、検視の結果、燃やされる時には死亡しており、かつ、長時間冷凍されているという謎な展開。調査によってそこから明らかになる動機と犯人は切ないものがある。
0255文字
ずん
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同じ市を舞台に4人の作家が描くアンソロジー。殺人事件ではありながらも、バラバラ殺人や切ない展開の殺人、連続殺人、不慮の殺人等々全く展開が異なっているため、個性が際立っていて一つ一つを楽しめました。また、ある作品にはその前に書かれていた事件がちらっと出てきていたりと連続性も感じられるのも楽しい。
0255文字
ずん
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後半になって色々と解決に至る発見もあり、徐々に真実が見極められそうになってくる。だが、やはり中村青司作の館と言えば、今回もそういうものがないと解決できなさそうなのだが、どこにそれがあるのかに興味を惹かれる。最終的な謎もさすがの展開だったのと、エピローグですら色々と興味を持たせる展開なので楽しく読めた。
0255文字
ずん
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奇面館。自分の部屋以外では仮面をつけておくようにという、奇怪ながらもまだ許容できる展開であったのに、殺人が発生。かつ、仮面をかぶせられ、鍵もなくなってしまい人としての同一性を失われてしまった結果、殺された人物が本当にその人なのか。入れ替わったりしていないのか。という全員入れ替わり可能説を前提に進めていくのが興味深い。
0255文字
ずん
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冤罪をテーマとした作品。叔父を殺害した容疑で逮捕された日高英之は、執拗な取り調べにより自白を強要され、それを軸に裁判に向かうことになる。一旦起訴されて裁判にかけられた場合の打開の難しさ。冤罪のような不条理な展開が、周りにどれだけ被害を与えるのか。を考えさせられる作品だった。
0255文字
ずん
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完全犯罪請負人(死亡寸前で幽体化)と、その事件の直後に発生した両親を殺された音葉とがタッグを組み犯人に完全犯罪で復讐を遂げようというストーリー。なのだが、犯人の正体が半分くらいでわかり対決もその段階で解決。この展開で残りどうするの?と思ったら、そこからの多重展開とすさまじい展開でした。ここまで重ねられるストーリーテリングは素晴らしい。
0255文字
ずん
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Brother編。なるほど。こちらの作品を読むと、一つの事件でも問題とするポイントが異なり、そちらにフォーカスを当てるとまた違った真実が明かされていく。こういう展開は各々のストーリーでは書かれていない、けど、知っているとその言い回しはもう一方のその関係性から出てくるセリフよね。という感じで普段とは違った感じでも楽しませてくれる。
0255文字
ずん
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ぎんなみ商店街で発生する謎に関わることになった三姉妹。次女の都久音の視点で話は進んでいくが、日常的なミステリなので謎はそこまで深くない。だからこそ謎は程よい感じに解決していくのだけども、その影に何らかの意思が見え隠れする。この意思はいったい何なのか。多分、Brother編と合わせて読むことで見えてくるものがあるのだと思う。
0255文字
ずん
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子供の問題に頭を抱えながらも参加した同窓会をきっかけに、その問題の解決の目途が立つかと思えば事件が発生し、そこから明かされる裏の顔。さらに連鎖するかの如く発生する事件。それらを経験して明かされる真実。その人にとっての教祖というのはどういう流れで発生するのか。ということを考えさせてくれる。
0255文字

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/11/24(5904日経過)
記録初日
2008/11/16(5912日経過)
読んだ本
2069冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
776400ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
1851件(投稿率89.5%)
本棚
13棚
性別
職業
IT関係
現住所
埼玉県
自己紹介

基本、文庫版・購入派ですが、
色々と読んでます。

※このごろ図書館も少し利用し始めました。

最近は、このサイトで他の人の感想を元に
新たな触手を伸ばすことも・・・。

つぶやきに写真をつけていることもありますが、
つぶやきの内容と写真とは
関連性がないことがほとんどです。

ご注意ください。

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