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2024年4月の読書メーターまとめ

ほし
読んだ本
3
読んだページ
842ページ
感想・レビュー
3
ナイス
37ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほし
千葉雅也さんによる芸術論の本。本書では、何のためなのかという意味や目的を離れ、そのもの=「リズム」でものごとを把握することが提示されます。リズムとは凸凹であり、そこには0→1の落差による「ビート」と、複雑に絡み合う「うねり」がある。このような見方を主軸に、絵画や映画、食事などを分解していきます。自分に固有の偶然性を肯定したうえで、その中での反復と差異によるリズムで制作することを提示する千葉さんの話には開放感があり、本書を読むとなにかを作ってみよう、見てみようという気持ちになります。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

ほし
所謂Z世代と呼ばれる若者たちに焦点をあて、その行動や言動はどのような社会的起因によるものかが述べられる一冊。不安と終わりなき成長への渇望、そこに取り入るビジネスにより消費者化される若者たち。理由なく何かを信じることが難しい時代の中で、友人関係を繊細にコントロールしながら、まるで経営者のようにパフォーマンスを気にする若者たちの姿は、今の社会をいち早く鏡のように写し出しているにすぎないと筆者は語ります。ライトな文体で読みやすく、それでいて色々と考えさせられる一冊です。
が「ナイス!」と言っています。
ほし
業務で人事評価をすることになったため、基本的な知識を得ておきたく読んだ一冊。期待通りの内容で、いま読んでよかったと思えました。人事評価においては目標設定が大いに重要であり、その際にはSMARTのフレームワークの視点から、目標を定量的・具体的な内容へ落とし込むことが肝要であるとしています。評価面談の際の流れや、その際に注意すべきポイントも記載されており、大変参考になりました。はじめて人事評価をすることになった人、また人事評価に悩んでいる人にお勧めの一冊です。
が「ナイス!」と言っています。
ほし
千葉雅也さんによる芸術論の本。本書では、何のためなのかという意味や目的を離れ、そのもの=「リズム」でものごとを把握することが提示されます。リズムとは凸凹であり、そこには0→1の落差による「ビート」と、複雑に絡み合う「うねり」がある。このような見方を主軸に、絵画や映画、食事などを分解していきます。自分に固有の偶然性を肯定したうえで、その中での反復と差異によるリズムで制作することを提示する千葉さんの話には開放感があり、本書を読むとなにかを作ってみよう、見てみようという気持ちになります。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/16(2026日経過)
記録初日
2018/06/30(2134日経過)
読んだ本
291冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
79396ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
241件(投稿率82.8%)
本棚
9棚
性別
年齢
35歳
血液型
O型
現住所
岐阜県
自己紹介

岐阜に住む、9歳の息子と6歳の娘を持つ二児の父です。

読む本は、人文・社会科学、ビジネス、育児・教育、エッセイなど、その時の興味にフィットした本を気ままに読んでいます。
日々の生活の隙間を縫うようにして読書をしているので、あまり読むペースは速くはないですが、ちまちまと楽しい読書が出来ればと思っています。

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