この作品をどれだけ待ち侘びたか。メフィストでの連載開始から長かった……。物語はのっけから猟奇的な死体が登場するけれど、ミステリ部分はあくまで雰囲気作りでしかない（と勝手に思っている）。結論を言うと、今回は理瀬がアーサーと顔馴染みになるためのお話ということでよろしいのだろうか。次が出るのかわからないけど、2人がまた出会う日を楽しみにしてます。もう少し理瀬のダークな部分が見たかったなーとは思いました。でもやっぱりこのシリーズ（北見隆氏の挿画も含めて）好き。

帯には〈インク三部作〉とある。「第一部、完」というよりは、がっつり次回へ続いて終わる。早く続きが読みたいです。

この作品をどれだけ待ち侘びたか。メフィストでの連載開始から長かった……。物語はのっけから猟奇的な死体が登場するけれど、ミステリ部分はあくまで雰囲気作りでしかない（と勝手に思っている）。結論を言うと、今回は理瀬がアーサーと顔馴染みになるためのお話ということでよろしいのだろうか。次が出るのかわからないけど、2人がまた出会う日を楽しみにしてます。もう少し理瀬のダークな部分が見たかったなーとは思いました。でもやっぱりこのシリーズ（北見隆氏の挿画も含めて）好き。

ひとりアンソロジーという趣向がもうおもしろい。これだけいろいろなペンネームを使い、しかもそれを公表している著者だからこそできる企画か。中身ももちろんおもしろいです。乙一名義の作品は久しぶりに読んだなぁ。