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2025年11月の読書メーターまとめ

若
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2025年11月に読んだ本
15

2025年11月のお気に入り登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

若
「昭和天皇実録」2014年宮内庁公表、「百武三郎日記」、「拝謁記」(宮内庁長官を務めた田島道治による、焼却されず2023年刊行される)。近年の立て続けの公開で昭和がやっと歴史になり研究が進む。張作霖爆殺事件や開戦について何度も悔恨や反省の弁。自分だけが悪いのではなく軍も政府も国民も米国も皆わるい。戦後も大元帥としての自分が抜けない、政治や外交に口を出そうとする天皇を押しとどめる場面(田島)など。皇統の維持…
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

若

家族が病気でなければ、こんなに本を読むことはなかったと思うと…。みなさまに感謝いたします。お身体お大事になさってください。 2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:4887ページ ナイス数:414ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/931156/summary/monthly/2025/10

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2025年11月の感想・レビュー一覧
10

若
耳に心地よくない提言も多く、私には判断できないが以下概要だけ。(積極財政に対して?)。潮目が変わっているのに既得権益に固執している(チキンゲーム、財政錯覚)。MMT、ヘリコプター・マネー、シムズ理論を奇策と。破綻回避、財政再建の方策として5つ①ワイズスペンディング(規模ありきでなく中身を精査、より付加価値を生み出す支出に)②産業の新陳代謝、雇用の流動化③抜本的な税制改革④セーフティネットの構築⑤規律回復のための財政ルール。昨今の議論は近視眼的で損得勘定よりもっと俯瞰的に。未来へつなぐ財政民主主義。
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若
ファシズムとは何かはっきりわからないまま読了。「真正の定義」にこだわるのでななく歴史研究の基本的立ち位置に戻る。宣伝(オルグ)や模倣、反発など相互の影響、要素が複雑に絡み合う。ルーマニア(鉄衛団・奇妙な儀式)。フランス火の十字団(疑似軍隊的)から国民戦線(現代の極右=戦間期ファシズムではない)。現在の極右を生んだ状況はイタリアファシズムやナチズムが台頭したときと異なるが連続する。定義できないならどうやって見抜くか。道義と学問研究を混同しない、など。
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若
ネタバレフランスの推理作家、絵もフランスの方。訳者湯川順夫氏(戦争ホーキの会という女性グループ)。どうしての答えがないのはいいけど、深くもなく皮肉もなく物足りない感あり。人間なんて自分のことしか考えない(考えられない状況)だから。平和時から幸せは相互なのだと草の根から。国家という仕組み。
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若
2017年。『人間の条件』の新たな解読と今日の政治危機にアーレントの思想を位置づけ直す。シモーヌ・ヴェイユとの相違(労働について)宗教以外の救いがありうるかの模索は隠れた主題。マルクスの労働観批判。全体主義の可能性をもつ西欧政治思想との対決、古代ギリシアから近代までの伝統に立ち返って掘り起こす。現代科学技術の発展への楽観を批判、原爆登場後の質的変化、核兵器、核エネルギー、原発事故(デュピュイむしろ善意から)。経済と政治の癒着、孤独な大衆、私的所有(自分らしさのためのプライヴァシー)の喪失。他者との共存。
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若
ネタバレ米ソ仏英分割統治下のウィーン。アンナの偽造のパスポートのくだりが映画よりわかりやすい。ハンガリー人の設定が映画ではチェコ人。「ルネサンスと鳩時計」はアドリブ。ソ連に密告したがイギリスの警察にこづきまわされるより送還せいぜい一年強制労働のほうがマシ、アンナが口を割らないように(惚れている)ロロの助けを借りられるというようなことを言っている。ひとりよがり正義感の探偵ごっこと英警察の捜査で秘密は暴かれるが小説のハッピーエンドより映画の方がよい。強者の勝手とツィターのコミカルな哀愁がマッチした傑作だと思っている。
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若
アンシュルス(オーストリア併合)。オーストリア第一共和国(キリスト教社会党、社会民主党、大ドイツ党)ドルフスがナチ一揆で暗殺され、本書の主人公シュシュニク(カトリック保守)が首相に。ベルクホークでの会談でヒトラーの圧力、ヒリヒリとした展開シュシュニクの疲弊。かつて弾圧した社会民主党(併合に反対で一致)に接近も、国民投票の実施は挫折。ヒトラーのウィーン入城は歓喜で迎えられる。ユダヤ人迫害。途中ヒトラー若き日の挫折のウィーン、芸術家や文化人の話が差し込まれ小説のような構成。非常によかったです。おすすめ。
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若
父(1804-1849)息子(1825-1916)。ウィーン子、ユダヤの血も少し。1814年ウィーン会議メッテルニヒ体制(保守反動)、1848年ウィーン三月革命、1857年フランツ・ヨーゼフ勅令で都市改造、城壁の撤去と環状道路(リングシュトラーセ)建設、歌劇場など。ポチョムキン都市(見かけ立派で実は貧相)自由を与えるようでじつは市民を取り締まる(バリケード、市街戦の余地なし)、1873年ウィーン万博、建設ラッシュと株価暴落。対外的にもハプスブルク帝国落日で市民は現実に目をそらすかのように豪華なワルツを。
若
2025/11/08 12:33

「J.シュトラウスⅡ世」ではなく「息子ヨハン」としている。たしかにどちらかというと「ジュニア」が正解かも。愛されているけど私はとくに…でもウィーンについて知ることができて面白かったです。

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若
家畜形態学。羊膜類(爬虫類、鳥類、哺乳類。×両生類。 陸上動物で背骨と乾かない卵)。恐竜の話など。家畜について…狩猟は失敗もあり獲物は生存のチャンス、フェアプレーの感情に対し、家畜は日常的に殺すので肉食の罪の観念が生じる。家畜の定義はあいまいで、人間との関係が複雑。なるべく単純になるように人間側で注意する必要。家畜は思いやりのあるやさしい動物たちではなく、機会さえあれば自由な野生に帰ることができる立派な生物。クマについてはほんの数ページだった。著者(Dr.玉手)がオオカミに出くわしたお話し。
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若
宗教学。陰謀論の主張自体は無価値だが、「なぜ」を問う事に価値がある。1980年代以降発展、経済のグローバル化が活性化、経済が政治に代わって世界の支配的パワーとなった時代。政治的保守主義と結びつきやすい。アメリカ、内には反連邦主義(州権主義)外にはモンロー主義。自由と独立に反する不当な干渉。何者かに動かされていると仮定することで自己の正しさが保たれる。自らに対する疑いがない。…2012年なので現在はもっと進化・複雑化しているのかも。現状なんてダイナミクスの結果でしかないような気がするけれど。
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若
「昭和天皇実録」2014年宮内庁公表、「百武三郎日記」、「拝謁記」(宮内庁長官を務めた田島道治による、焼却されず2023年刊行される)。近年の立て続けの公開で昭和がやっと歴史になり研究が進む。張作霖爆殺事件や開戦について何度も悔恨や反省の弁。自分だけが悪いのではなく軍も政府も国民も米国も皆わるい。戦後も大元帥としての自分が抜けない、政治や外交に口を出そうとする天皇を押しとどめる場面(田島)など。皇統の維持…
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/03(2593日経過)
記録初日
2018/11/06(2590日経過)
読んだ本
1930冊(1日平均0.75冊)
読んだページ
504026ページ(1日平均194ページ)
感想・レビュー
344件(投稿率17.8%)
本棚
0棚
自己紹介

よろしくお願いします。

あまり読むのが得意ではないので、読んだらまとめる!の作業をしています。

興味の範囲を広げたくこちらを利用しています。

あまり面白いことは書けませんが、みなさんの感想を読むのを楽しみにしています。

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